単細胞外交 & 『日本人の成り立ち』12 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=xer8C_poG98&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=10

HSK4 #8~#10背了三十八分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=I16uLRpqZIM

中国まる見え情報局,三十分钟。

医療費52/300=17%、关于“现在中国银行系统”

 

https://www.youtube.com/watch?v=ddVVPcJlLho

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル。0~41min,做一个小时作文和听写。

 

https://www.youtube.com/watch?v=XGE-TKXCcMM

えっちゃん先生の中国語講座,看了十六分钟频道。

 

https://www.youtube.com/watch?v=_HTW8HU9LmY&list=PLZI8vVTxzS7k7jbSknCDOssrgqGpd3BCS

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル。2h22min~3h1min 做四十分钟听写。一共三个小时四分钟

 

アンカリング成功!

 

运动:爬山散步 4km,5678步,2楼(计划)

 

 

 

 

<今朝のWorld Newsから>

イギリスBBC:刑務所の過密

シンガポールCAN:中国、NATOの中国ロシア支援批判を反批判。/

ドイツZDF:米国F16>ドイツに2500km射程のミサイル供与(ベルリン〜モスクア間1500km)/携帯以外の通信機器で华为製品2026年より使用不可。/今後、サブサハラでの人口3倍増加vsイタリアの少子高齢化。

韓国KBS:中国、完全自動運転を武漢公道で開始。百度関与。

中国CCTV:中国、ソロモン諸島会談。

中国上海:百度自動運転タクシー>来年開始か? 中国の価格の2割安

中国香港TVB:NATO32+α諸国(日、韓、オーストラリア、NL、ウクライナ)

ベトナムVTV:ベトナム、ラオス会談。/農業、漁業加工での労働力不足

オーストラリアABC:インドネシアでの違法採掘所での土砂崩れで多数死者。/

 

安い中国のタクシー代金よりさらに2割安い自動運転タクシーの出現、ライド・シェアーに反対している場合か!目を覚ませ!!

新冷戦時代開始。

ベトナムでも労働力不足始まる>お安い日本へ来るベトナム人は低下する

 

 

 

 

<日本外交>

このところ世界のニュースはNATO関係が多い。これに日韓も首相や大統領が準参加国みたいな感じでノコノコ出かけている。こうした動きに凄い不安を感じる。

 

ロシアはソ連崩壊後、曲がりなりにも民主国家。プーチンにはプーチンの論理があり大義がある。そしてそれを支持するロシア国民も多い。

 

勿論、日本は日米同盟があるので米国とは緊密な関係、協力が必要だが、それとは別にロシアとのパイプを繋いでおくことは非常に大切。流石に閣僚の訪問は無理にしても一国会議員が個人の形で、しかも岸田さんとの秘密協議の上でロシアを非公式に訪問するべきだと思う。

 

何か言われても『彼は政府の人間ではない!』と一言言えば済むこと。簡単じゃん! 単細胞外交と思うがどうだろう? 

 

そもそも日米近代史を考えれば別の側面も見えてくるはずだが、敗戦外交から1歩も抜け出していない。

 

 

 

 

 

 

それに対し、モディー首相の動きを見ると、双方に働きかける能力と胆力を持つ。流石に未来の大国を目指す国の首相。

 

 

 

 

<大雨警報発令中>

木曜は大雨警報が出ていて気温も低くクーラーをつけずに扇風機だけで過ごした。

 

 

いつもは日が暮れて散歩(徘徊ともいう)に出かけるが、足元が悪いし雨の影響が気になったので七時前に外出する。団地の西の端から井野川まで下る。高度差40m。

 

 

 

階段を下る。この階段の横に団地の西北部の雨水を集めて調整池に流す水路がある。階段の右がそれ。

 

 

みたところそれほどでもない。本当に大雨の時は濁流になって滝状態。調整池も余裕。

 

 

 

いつもはチョロチョロ流れる程度の井野川もそれなりに増水している。

 

 

 

川沿いの散歩路に皆んなから餌をもらう、猫さまが雨宿りしている。彼らは野良でなく飼い猫さま。最近、野良を見なくなった。宇美猫プロジェクトの成果。そういえば子猫も見なくなったなね。

 

 

 

 

 

河原まで降りられる階段がある場所。河原は水で覆われ路が水没状態。

 

 

こんな雨の日は事故も多い。どうやら軽が普通乗用車の脇腹に突っ込んだよう。幸いけが人はいなそうだ。

 

 

田んぼにはイネが元気に伸びている。前回この道を通った時はまだまばらな状態だった。

 

 

第二の調整池の西側の谷部分。ここらが土石流の心配があるといった場所。

 

 

今回はその調整池には訪れず。もともと立ち入り禁止で大雨の日。事故ったら洒落にならない。さしずめ「徘徊老人、調整池で白骨化して発見される」の見出しが出そう(汗)

 

以上で徘徊終了。3.2km、4341歩、10階分の高度差でした。

 

その後は酒とバラの日々爆笑 バチャータものにしないと⁉️

 

 

 

 

 

今週のサルソンは八時から爆笑ラブ照れチュー

 

 

 

 

 

<恣意的な、あまりに恣意的な>

今読んでいる本、『移民は世界をどう変えてきた』には少しイライラする。それは資料の集め方が、あまりにも恣意的に感じることだ。例えば、現時点での各国の所得が、1500年時点での移民調整後の技術スコア(=その国に移民で入ってきた人々のレベル)で予測できるとしたもの。p72 図3.1

 

 

私の目からすれば、これを1つのバラツキとするよりも、2つの集団のバラツキとすれば(下の図の2つの赤で囲った集団に分ける)何の関係性もないと判断できる。 つまりかって技術スコアの高い国も現在の所得は高値から低い国まで様々。また現在所得の低い国も過去の技術スコアは様々で1500年時点でのスコアとは何の関係もないと私なら結論する。ちゃんと統計処理したのかしら?と疑うほど。

 

それより何より、1500年とするのがあまりにも恣意的、これを1400年段階(コロンブスのアメリカ大陸発見前)とすれば、移民調整後の技術スコアは全く変わる。アメリカは左にシフトする。

 

また、素人が傲慢噛ませましたガーンてへぺろてへぺろ

 

普段なら、ここらでこんな本は放り投げるところだが、もう少し様子を見たい。何故なら移民の問題は今や非常に重要な世界の問題になっているから。

 

 

 

 

『日本人の成り立ち』12

渡来人の波は4つあったと著者は言う。

1)弥生初期:水耕稲作導入期

2)4〜5世紀:応神、仁徳期。ヤマト政権誕生期

3)5世紀後半〜6世紀初頭:半島情勢混乱期

4)7世紀後半:百済、高句麗滅亡期

 

ところで古墳人の骨の状態は木棺や横穴の中で埋葬され空気に晒されるので悪いらしい。むしろ土中に埋葬されたり、甕棺で密封された方がいいらしい。p251

 

ここから最も重要なデーターが紹介される。これを知りたいがために借りた理由。即ち、渡来人の規模。著者はコンピューターシュミレーションで「人口増加モデル」を検討した。

 

これまでの研究から、縄文人の人口は、遺跡の分析から中期26万人、後期16万人、晩期7万5千人。人口が減ったのは寒冷化によるとされる。p272

 

一方、弥生時代は60万人、古墳時代は540万人と、何と千年間で72倍にも増加している。この年増加率は0.4%以上で、世界の初期農耕民の増加率平均の0.04%に比べて極めて大きい。最大イギリスでも0.1%らしい。p272、p278

 

これに渡来民の列島への到来を考えると、これは説明できると考え幾つかのパラメーターを変えてシュミレーションした。

 

まず、弥生初期人口7万5千人〜16万人。千年後の7世紀の人口を539万人。また、人口増加率を0.2~0.4%と変えて調べてみると。

 

<縄文系1人に対し渡来系は8.6〜0.3人>

 

の結果が出た。それを274ページの表11-1に示す。

 

最小の縄文系1人に対し0.3人でも膨大な渡来人の数になる。まして縄文系より8.6倍近くも渡来系が多いなど、想像も出来ないほどだびっくりびっくりびっくり

 

その他、興味ある記述として奴国は倭人伝によれば2万戸で邪馬台国は7万戸。1戸あたりの家族数を四人としても8万、28万人となる。これは相当な都市化が進んでいて縄文系とは考えにくい。つまり渡来人系の国だとする。p281

 

著者は最後の「あとがき」で、一部の人の唱える日本人を「特殊な集団」と捉えたり、「単一民族説」に警告を出している。これは人類進化のダイナミズムの視点が欠如しているのみならず。ナチズムにも発展する危険性を指摘する。p298〜299

 

実に同感‼️

 

以上、40年も前の本だが、実に興味深く、間違いなく『お薦めの1冊』としていい本。