さあ、今日から三連休![]()
今夜のsalsonは8時から。
<海藻による炭素固定>
先日World Newsで流れていた海藻による炭素固定について、webで調べてみた。
https://www.aist.go.jp/aist_j/magazine/20240626-2.html
面積当たりのCO2の吸収速度は、森林生態系に比べて5~10倍も高いとか! ただし、森林等のグリーンカーボンと異なる点として、海草や海藻は短期間で枯れてしまう。それゆえ、さらに深海保存や不溶化など一手間かかる。しかし、その他に可能性の高いものとして食用化、飼料化に可能性があるみたいだ。
https://www.mitsui.com/mgssi/ja/report/detail/__icsFiles/afieldfile/2023/10/17/2310m_nozaki.pdf
世界でも有数な広い海洋領土を持つ日本、海には日本の未来がかかっている。海上風力発電、潮力発電、そして海藻養殖での脱炭素と漁業を組み合わせて食用、飼料化のダブル、トリプルメリット。知恵を出せ!
<もう1つの眉唾解釈>
昨日、文句をつけた恣意的解釈に別の解釈が可能なことに気がついた。即ち、植民地化効果。
西暦1500年時点で高い技術レベルを持っていた国家(図の右端)も、持続的に発展した国もあれば、衰退した国もある。
また西暦1500年時点で技術レベルが低かった国(図左端)は、その後の大航海時代で海外に進出した高い技術レベルを持っていた国により植民地化され搾取されたので、発展が抑制された。サブサハラのアフリカや多くの東南アジア諸国、ラテンアメリカ諸国はそれに当たるだろう。
このように考えると、逆L字型分布は説明可能。但しこれはあくまで「対案」として謂わば無理やりこしらえた仮説。
そもそも1500年という極めて恣意的な時点を取り出して議論するのは馬鹿げている。1500年時点で外から移住してきた人々の技術レベルで現在(2005年)の所得が決められるという奇妙な理屈など眉唾もの。
素人が傲慢飛ばしました〜![]()
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『日本はなぜ世界から取り残されたのか』
副題:世界のエリートが考える衰退の理由。
サム・田淵著、PHP新書1393、2024年初版。
衝撃的な、しかし現実をそのまま題名にした本。著者が欧米、アジア、日本のエリートへのアンケートから構成されている。
1日で一気に半分ほど読めるほど分かりやすく書かれている。半分は納得出来る内容だが、全てではない。何故なら納得出来る部分は昔からそうだったわけで、昔はたとえそうした問題があったとしても「Japan as No1」の時代も築けたのだ。衰退が始まったのは、もっと本質的で重要な問題が別にあるというのが私の見方。さて、どうだろう?
冒頭で著者は日本人には『社会の本質的な変化を望まない「ジャパニズム」が、まさに現在の日本の停滞をもたらしている元凶だと思う』とする。p71
ここは同意できる。これまでの成功体験でうまくいったのに、何故変えなければならないの?という意識。
しかし、私に言わせれば、たまたまそれで成功したわけで、それが成功の原因ではない。状況が変われば却って足を引っ張る原因になったということ。
アメリカのリーダーについて著者は、日本は台形型だがアメリカはピラミッド型。上に行くほど優秀だし、努力するとする。p75
それはそうだが、アメリカは移民の国で世界中から優秀な人材を集める国力(特に財力)がある。日本の場合は国民からしか頂点に上っていけないので、そもそも分母が違うと言いたい。逆にアメリカは日本では想像できないほど底辺がいるということ。分断化された社会だ。一方、日本は「一億層中流」と呼ばれたこともあるほど。
日本人が「英会話ができない」のが最大の弱点というのは同意できる。p78
そもそも英語を教える中高の教師で英会話が堪能という人はあまりいない。それと重要なのは、会話と英語は別物だということ。読めたり書けたりしてもコミュニケーションができないと恐ろしく不利。
それともう1つ同意できる点として「失敗を恐れてチャレンジしない」点。著者は
<ファーストペンギン> になる事を提言する。p85
これはリベンジを許す、サポート環境が十分に備わっていないことがあるように思う。そして失敗を繰り返しながらも成功を掴むためにはある程度の時間を与える余裕も必要。
第1章の最後に著者はマレーシアの元首相マハティール氏との対談の内容を書いているが、マハティール氏は、
『中国は世界侵略はしない、国境を維持しようとしている国』と評価していることを紹介しつつ、著者はその意見には反対している。p93
これについて、マハティール氏は歴史的中国の傾向を語ったものだと感じる。実際、漢民族の王朝で真に侵略的だった国はないように思う。元や清はもとより、あの唐ですら厳密には漢族の王朝とは言えない。実際中国の王朝の半分は異民族。その中でも漢族の王朝は国境を守ることに終始したように感じる。勿論、大陸国家なのでその守るべき国境は微妙に動くことはあった。そしてそのメンタリティーを示すのが長城だと理解している。
とはいえ、これはこれまでの漢民族の王朝の傾向であり、今の中国がどうかは、未来がどうなるかは判らない。
