今日は忙しい & 『経済成長の起源』13 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=xQkgOdLcP-E&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=1

HSK4~1 #12~#1 背了三十九分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=hdQ4cqtevvw
中国まる見え情報局、十九分钟。关于中国医疗制度

 

https://www.youtube.com/watch?v=HF8sjkdJy98

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル。做三十三分钟作文和听写。

一共一个小时三十一分钟。

 

本日は午前中から予定が入っているので、ここまで。

 

これといって運動はしてないのだが、天神界隈で移動しただけ。

 

运动;爬山散步4.9km, 7839步, 1楼(计划)

 

 

 

<今朝のWorld Newsより>

イギリスBBC:違法移民の送還問題。

シンガポールCAN:シガポールの新内閣のメンバーはインターナショナル、華人、イスラム系、インド系。 中国特別国債発行>地方債救済

韓国KBS:韓国で今月下旬、日韓中会談準備<注目

中国上海:菲との紛争南シナ海域で救援演習、菲が最近になり約束を破ったという立場。 

中国香港TVB:英国で香港スパイ逮捕報道。

タイMCOT:新興宗教ラーマセンター問題。

オーストラリアABC:インドネシアの洪水(土石流)。 違法移民問題。 中国、オーストラリアでのスパイ工作活動。

インドNDTV:政党間での抗争激化。 

ドイツZDF:ロシアの東北部攻勢でウクライナ劣勢。 ロシア国防相交代からウクライナ戦争の長期化予想される。 ロシアからのサイバー攻撃増える。 ミャンマー内戦。 

カタール、アルジャジーラ:ハマスの10月のテロを「争い」と表現。 

 

世界中で違法移民問題、世界情勢の不安定化によるものか?

 

スパイ問題もこのところ急浮上、いずれも世界の「再分断」を表すもの。

 

 

 

 

<なんかこんなのが最近多いな〜>

中国の不動産市場崩壊しているからね。バブル崩壊の経験を何度も中国人に話したが、当時(最近で5年前まで)は全く気にしていない感じだった。でも、バブル崩壊て、こんなものだよね。

 

 

 

 

『経済成長の起源』を読み終わった。これも本物の「お薦めの1冊」として間違いない。様々な経済史仮説をわかりやすく紹介されている点、これまで読んできた多くの「お薦めの1冊」も簡潔に紹介されている。

 

ただ1つ残念なのは、最後の章で、なぜ様々な好条件を持っていたはずの中国が最初に産業革命を成し遂げられられなかったのか? 更にまた、直近数十年の間に急激に経済を拡大し、今や世界第二の経済大国になれたのか? という問いに十分に答えられていないように感じた。

 

それにしてもすざましい経済成長ガーンびっくり

 

また、素人が傲慢を噛ませます(汗)キョロキョロキョロキョロ

 

ま、それはともかく、こらからもまだ暫く纏めの記述は続く予定。

 

 

『経済成長の起源』13

7章からはそれぞれの国、地方別にそれらの違いが議論される。最初は「最初に豊かになった北西ヨーロッパ」。

 

著者は「制度」が重要な因子だと考えているようだ。それと「文化」、およびそれらの相互作用。p233

 

意外なことに北西ヨーロッパでは地理的分断がプラスに作用したともいう。具体的にはアルプス山脈とピレネー山脈。

 

一方、中国はステップでユーラシア大陸とつながっている。後者では大草原の遊牧民族から常に脅威を受けてきたという。p237

 

ヨーロッパの分断は(中国と異なり)統治者、教会、貴族の間で支配権が分離し、ひ弱な支配者は常に譲歩を求められたと。これが将来の経済成長を呼び込む上で重要な前提条件だと唱える説があるらしい。p239 つまり、ビザンツやイスラム、中国と異なり政体が多核的だったので権力の源泉を複数持てた。これはあのフランシス・フクヤマ等の仮説らしい。p240

 

う〜ん、なかなか判りにくい説だ。後付けのような気もする。 統一された国家は市場規模の意味でも有利なはずだが、やはり社会科学は仮説の検証の為の実験が出来ないので説得力がないですね。理系の傲慢?ニヤリてへぺろ

 

また、北西ヨーロッパでは人口学的変化も重要だとする。即ち、黒死病後、労働力の不足がアングロサクソン的核家族において晩婚化による人口の増加がゆるやがだったためマルサスの唱えた「人口圧力」が弱まったとする。p246

 

それと有力な説として「新大陸発見」とそれに伴う交易による富の急増が挙げられる。しかし、それなら何故、最も恩恵を受けたスペインはその後衰退したのかという矛盾がある。

 

実際、新大陸から止めどなくヨーロッパ、スペインに流れ込んだ貴金属はそれまで経験したこともないインフレを引き起こしたとされる。p247 しかも富は限られた支配層=スペイン王家、ハプスブルグ家に集中し、これがレントシーキングを増幅させ、逆に権力者の制限することができなくなった点に衰退の原因を上げる研究者も多い。p250