魔がさす & 『地域の考古学』3 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=RBvTiSELGqs&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=6

HSK2~3#4~#6 背了三十八分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Ex3fguRmuu4&list=PLPJh8_1ABGf9eBUxC_itlmyW20n88n09q&index=4

中国まる見え情報局。4 十三分钟频道。

 

https://www.youtube.com/watch?v=i74goV-cpv0

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル,1h31min~end 做四十七分钟听写。

 

https://www.youtube.com/watch?v=pLnWonFi0Uk

OrientalDS オリエンタルDS看了三十四分钟的频道。

 

https://www.youtube.com/watch?v=bEd4jCUBtcY

毎日中国語のかね,学习三十七分钟汉语文法。

 

https://www.youtube.com/watch?v=93VZUEQE5xk

【完全版1~1200】HSK5,45.4min~55.2min, x2, 背了半小时单词。一共三个小时十九分钟。

 

アンカリングかろうじて効く。

 

运动:一堂Salsa课(计划)

 

 

 

 

<今朝のWorld Newsより>

シンガポールCNA:中国=全人代で軍事費7%増大決定。13年から10年で2倍に。1170万人大卒。失業率は5.2%。DX化は拍車をかける?

韓国KBS:奨学金返済が困難な若者増大10万2千人。1,000万円の借金の例が紹介される。

中国、上海:1200万の雇用創出=大卒の数。1兆元の長期国債予定>景気浮揚。

カタール、アルジャジーラ:ガザ停戦に動き?

ドイツZDF:年金は現役時代の48%

 

中国中央テレビは全人代について詳しく報じるが政府の報告を繰り返すだけ、シンガポール報道との対比が興味深い。上海の報道には踏み込んだ内容も。

 

失業率と奨学金返済に関する問題の背景に、中国も韓国も学歴社会の一方で、それに社会仕組みとのミスマッチいうのがあるように感じる。

 

 

 

 

<3ヶ月ぶり>

去年年末からサバの野良猫が訪問しなくなったが、4ヶ月ぶりくらいにやってきた。

 

丸々と太っていて、何処かで「家の子」として過ごしていることが分かる。久しぶりだが、それでもしっかり私を覚えていたようで以前通り、目の前でひっくり返り腹を見せる。久しぶりで撫で回すが警戒心はない。きっと優しくされているのだろう。「ちゃんとシェルターに戻りなさい」と諭してバイバイした。

 

 

 

 

<魔がさす>

昔から日本古代史には近づかないつもりいたが、たまたま考古学関係の本を読み続けたこともあり、つい魔が差して邪馬台国関連本を読み始めた。案の定、長くは続かず小一時間もしないうちに放り出すことになった。

 

この手の本、「それって貴方の単なる印象でしょう?」というのが確認されたところ。考古学までで踏み止まるべきでした笑い泣きショボーン

 

 

 

『地域の考古学』3

日本についての記載は、漢書地理志で19文字、後漢書東夷伝で600字、魏志倭人伝で1988字。p153

 

著者は中国のこれらの書物に描かれている内容は当時の中国の「概念」で書かれたものなので郡国制に基づき理解すべきという。つまり、「国」という記載は、それぞれの地方の首長に内部のことは任せ、名目的な支配権をとるだけだと。p155

 

魏志倭人伝の「渡海」は外洋で「水行」は沿岸航路(河川も含む?)と、この著者らは解釈している。p167

 

4世紀末に、それまでの縄文土器、弥生土器、土師器とは異なる須恵器が生まれた。これは朝鮮伝来だとする。それ以前の土器が日本のもの。p181 

 

日本での鉄生産は6世紀くらいから、それ以前は朝鮮から原料としての「鉄てい」で輸入されたが、考古学的証拠から卑弥呼の時代には普及していた。  

 

しかもこの出雲の鉄は砂鉄精錬。一方、新羅のそれは鉄鉱石。百済では砂鉄からの精錬が4世紀後半から行われた可能性があるとも。p208 

 

出雲には新羅系の神様や新羅系の瓦が多い、p201 

 

渤海国については、中国と朝鮮の研究者で捉え方が違い、前者は少数民族(まつかつ族)が作った地方国家、朝鮮では高句麗の遺民が作ったとする。p211

 

ここらは政治が絡んでくるのでしょうね(笑)

 

福岡の山城や水城は百済様式で下に枝や木の葉を敷いた工法。p222  これは水はけを良くするのか?

 

百済の滅亡(白村江AD663)を契機に亡命渡来人が大勢列島にやってきて能登でもオンドル形式の住宅が4世紀から見つかるとか。

 

巨大古墳の世紀である5世紀は非常に技術革新が進んだ世紀だという。文献的にも『倭の五王』の時代で国際交流も盛ん。この時期、倭は百済、(伽耶)南朝グループに属し、方や高句麗、新羅、北朝と大きく南北に分かれた時代だという。p244

 

逆に言えば「空白の4世紀」というのは、列島が戦乱の時期だってことではないか? それが曲りなりに統一され、安定化したことから外に目を向け外国の勢力とも繋がる余裕が出た?

 

ここで面白いことが書かれていた。それは陶器でも胎土分析で微量元素の組成からつくられた場所=土器の原料となる土の位置を特定できるということだ。p256

 

金属器でもこの微量元素の組成というのは加速器を使って微量でも出来るようになったと聞いているので是非、どんどん進めてもらいたいところ。

 

 

今後の課題として>

「隅三角持ち送り式天井」というのが能登半島とかで見つかっているらしい。これは高句麗形式だとも。p262  

 

これなども、昨日の「ちーさん」のコメントと関連あるかもしれない。どうでしょう?

http://avantdoublier.blogspot.com/2008/11/blog-post_05.html

 

原始的と言えばそうだが、天井を石材で囲むには単純な方法。

 

以上で終了。