正月プロジェクト & 『中国拘束2279日』 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<機器変更>

今日は正月休み最終日。正月休みのプロジェクトとしてスマホの機器変更のために情報収集を考え3カ所で色々調べる予定だったが、量販店2店で立ち話程度で情報を得た程度。メインとなるドコモは2日までお休みと殿様商売。今日ようやく開店なので相談に行く予定。更に週末Salsonで天神に出かけるので、最後にアップルセンターで情報を得た上で今月中に新機種(多分iPhone15Plus)に変更予定。今回はeSIMに関する情報を確認する事が最大注目点。

 

今の所、安全のためにドコモで購入を考えている。7から15機種へのSIM差し替えは間隔が開きすぎてリスクがあるとの情報を量販店で得た。番号、キャリアーは同じでもSIMも新しいものに変えたほうがいいとのこと。

 

今やスマホは生活の一部と言ってもいい。今までスマホの機種変更をしたことがないので不安もある。最大の不安はデーターを完全に転送できるか。一応、2台のスマホのデーターは2台のPCに毎週間隔くらいでバックアップを取る習慣をしているが。

 

世の中には頻繁にスマホを替える若者もいるようだが、今年辰年で72歳となった老人には大変です。

 

 

 

 

<能登半島地震の地殻変動データー>

https://www.gsi.go.jp/common/000253944.pdf

 

国土地理院のHPに早速アクセス、情報を入手。上下1m、西方向に1m前後の移動。

 

素人判断だが、太平洋プレートに押された北米プレートがユーラシアプレートを潜りこませ、これが反発した? あるいは断層が生じた?

 

もっと専門家の意見を聞きたい! こんな話は少しもマスコミでも発表されない。

 

追記:

上の記事を書いた後で、最新データーが国土地理院のHPに加えられた。4mの隆起のあった場所もあるよう。意外と震源地から離れた場所で移動が大きい。

 

 

 

 

 

<フェイクニュース>

ホリエモンは既成のマスコミを批判し、今ではSNSで大抵の情報が入手出来るからマスコミに騙されることはない、情報操作されることはないという。

 

私は彼の意見は「半分正しく、半分間違っている」と考える。 確かにこれまでのマスコミには多くの問題がある。特にそれは何処とは言わぬが某専制国家の官製マスコミを見れば一目瞭然だが、日本の大手のマスコミ(含むNHK)にも注意深く観察すれば意識的、無意識的な情報操作があることに気づかされる。

 

しかしSNSは更に酷い。背景はマスコミの場合と同様だが、それ以外に構造的な弱点もある。それはこの手のネットワークの持つ偏向構造と増幅作用だ。

 

Googleの検索エンジンがそれまでの検索エンジンよりもより正確に、かつ効果的に能力を上げて他の検索エンジンを圧倒した理由に、Googleのシステムが沢山のリンク(SNSだとフォロアー)を持つサイトに「高い評点」を付けるのではなく、沢山のリンクを持つ人気サイトの多くに接続する核の方に「高い評点をつける」アルゴリズムを取ったことによる。以下にそれを自分なりに図示してみた。

 

沢山のフォロアーを持つSNS人気サイトはその分、偏向や集まるフォロアーによる内部増幅のリスクが高まる。故意あるいは無意識のフェイク情報が拡散されやすく、かつ異常に情報が変形させられる理由もここにある。「悪いネットワーク」とされたもの。

 

 

これは昨日のMDさんのコメントに関連して考えたこと。

 

 

 

 

 

 

<誓約の碑>

元旦の朝、日の出を拝むべく近所の貴船神社に行った帰り、最近築かれたばかりの記念碑が散歩道路の上にあることを発見した。

 

時々「夜の徘徊」で通るが、道路のかなり上の方なので気がつかなかった。階段を上がりよく見ると「誓約の碑」の文字の上に「日中平和友好不再戦」の文字も。

 

 

この近くに昔の大谷炭鉱の鉱口跡がある。webで調べてみるとつい最近の建設のよう。

 

終戦間際に中国人労働者352人がこの炭坑に強制連行され、わずか終戦までの1年の間に87人が亡くなった。死亡率25%。脱走事件も4件起き、うち2名が死亡。恐らく殺害されたのだろう。

 

 

 

こうした「負の歴史」、負い目があることを十分自覚する必要がある。ドイツのユダヤ人に対する負い目に比べ、日本は無自覚。

 

明るいうちの散歩はそれまで気が付かない事を色々発見させてくれた。これは追加の発見。見事に雑草に覆われた空家。

 

 

 

 

 

『クレプトクラシー』はまだ半分も終わっていない状況だが、基礎的知識がないので読む進めるのは大変。ちょっと気分転換に借りてきた本も並行して読む。

 

 

『中国拘束2279日』

副題:スパイにされた親中派日本人の記録

鈴木英司著、毎日新聞社出版、2023年初版。

 

新刊書コーナーにあった本で、このところ中身の濃い本に連続して挑戦しているので気分転換にいいと思い借りたもの。簡単に読める本だが、色々、参考になる点や情報があった。

 

日中友好事業の「民間植林事業」にも国家安全部の監視の目があったことを逮捕後、著者は知る。事業のボランティアとして参加していた人物が治安機関員であることに気がついた。p27 また日本での中国研究もこの組織の監視対象になる。p62 

 

こんなことではアカデミックな世界の人間も安心して訪中とかできないね。ビジネスマンも同様だろう、外資が逃げていくのも当然。

 

居住監視はほとんど拘束状態だが「逮捕」の規定には入らず、勿論弁護人とかの接触も不可。p69 また否認してもサインがあれば罪状を認めたことになるらしい。p94 故にサインは不可。日本の公安調査庁は中国ではスパイ組織とされていると著者は語る。p67、p70

 

これについてはちょっと迂闊では?と感じる。私のような素人でも公安調査庁はスパイ組織ではないにしても、その手の関連組織であることは薄々知っている。だから著者が公安の関係者と何人も知り合いであることは当然リスクを抱えたことになるはず。

 

以前、軍事基地に足を踏み入れ逮捕された人物が不法だと述べていたが、日本でも沖縄で米軍基地に入り射殺された農婦がいることをご存知ないようだ。アメリカでも同様、カルフォルニアのリバモアの研究施設のゲート前に「Deadly Force Authorized」という看板を見て、慌てて立ち去った記憶がある。ちょっと危機管理意識の欠如があるのでは?

 

直接の嫌疑がかかったのは、中国の外交官との北朝鮮に関する会話内容だが、どうも盗聴されていた可能性があるようだ。(その外交官2名も処分の対象だとか)つまり、外交官か既に調査の著者自身が調査対象になっていたのだろう。p91 もし著者が完全な冤罪だとすれば、会話の相手の外交官2名のその後の経過が知りたいところ。p78

 

中国では起訴されたら無罪はありえないとか。p84

その中国人外交官の話として、日本の公安調査庁の中に大物のスパイがいるとも。p89

 

著者は最近中国は変化したという、それは経済大国になり自信を深めたからなのか?というが、p122

 

私個人的には逆、焦りではないかと思う。中国は今後四半世紀もしないうちに巨大な人口オーナスがやってくる。少子高齢化は日本の比ではなく、しかも「未富先老」の未来だ。大国だけに彼らの抱える高齢者の数は既に今の時点で日本の人口よりも多いが、さらにそれが倍増する未来だ。しかも社会保障は極めて不十分。

 

その時に戦々恐々とし、国内の治安維持と締め付けに傾いているからだと考えるが、どうだろう?