『インド外交の流儀』を優先的に読み始める。1枚の図表もない、一番苦手なタイプの本。それでも初日に50ページ読めたのは上出来?
何しろ知らない単語が次々に出てきて注釈なしでは読めない内容。例えば、パーニーパット症候群(Panipat syndrome)だとか、ディープ・ステイト(deep state)。全て政治学用語です。
<Salson>
昨夜はいつもより2時間遅い9時からスタート。雰囲気がいつもと違うように感じたのはやはり時間帯の違いでしょうか? 初めての人、三人目標達成。皆さんお上手でした。
時々、スマホをテーブルに置いたまま席を立つ人が多い。日本だから盗難にあわないのでしょうね。海外ではNG。
<呪いシリーズ>
いつもの「現金の呪い」ではない。ここでは「ハンコの呪い」。ちーさんのblogを見ていたら、パスポートにハンコがないせいで運転免許が更新できず、ワザワザ空港まで行って大変だったとか。ありそうな話だ。
そもそもマイナンバー制度がスタートする以前、国民背番号制と悪口を叩かれポシャった「住基ネット」時代から、《個人中心》な制度を構築すべきだと図まで作成して批判したものだ。
住基ネットであれ、マイナンバーであれ、それを基軸として資産や年金、保険、免許、税金、パスポート等、様々なデーターをブロックチェーンなどの改竄不可の暗号で介して結びつければ納税や社会保障も全て簡単になる話。また脱税、汚職の腐敗に対しても強力な抑止力になる。日本の官僚や政治家にこうしたグランドデザインがないのに本当に驚き、嘆くばかり。
かつて官僚は優秀な人間が行くところだったが、今ではそれほど優秀な人は高級官僚にはならないと聞く。因みに現在の日本の官僚制度を「将棋盤」で表現した人がいた。権力の中枢付近は文系で固め、周りを理系が、歩兵は文系。中央にサイエンスリテラシーのない文系が占めていれば当然のことか? ま、満更暴論でもないと思う。
https://twitter.com/bunkei_or_rikei/status/387937422551838720
追加情報:
調べてみた。
<地球タクシー>
土曜の朝は「アムステルダムを走る2023」。
https://www.nhk.jp/p/ts/YXZNQMZVRM/episode/te/Z9WPN6V7KR/
一人の男性ドライバーが語る。67歳が定年でもう直ぐだが、悩みは定年後の住宅だとか。《移民が急増》し住宅市場が高騰しているらしい。ベルギーとともに多文化主義の国だったと思う。180か国の人が住むという。一人の女性タクシードライバーが語る、
『かつて1,600万だった人口が移民の増大で現在では1,800万人。その国民には1,800万の違った考え、価値観がある』
もう一人のドライバーは移民2世で価値観の違いに戸惑うという、特に生まれてくる子供達との間に。
昨日も話題にしたが、オランダで極右が第1党になった。その第一の政策はモスラム移民の禁止だとか。オランダにも試練の時期が来ているのかもしれない。試練の時代を迎えるのは日本だけではないということ。
因みにタクシー料金は世界1高い。初乗り3.6ユーロ、1キロごとに2.65ユーロ!
そういえばオランダには一度も行ったことがない。すぐ近くのドイツ、エッセンには隔年で何度も行ったのに、いつもフランスしか目になかった、惜しいことをした。
最近気がついたが、この番組も外国の街を観るのが目的ではく、それぞれの街に住む人の人生を観るのが目的だと。
…昔の夢の1つが定年になったらヨーロッパ横断、リバークルーズだった。オランダ、アムステルダムからライン川をさかのぼり、ドナウ川へ移り東に下りブルガリア・ルーマニアへ。(黒海にはデルタ湿地帯で出られないらしい)その後、色々なことが起こり、夢のままで終わりそうだ。
『大学的 福岡・太宰府ガイド』2
水城跡:
ここも何度も訪れた場所。自宅から太宰府図書館へ行く途中に位置する。水城は全長1.2km、周辺部と中央部で高度差が20mあるので水を貯めるのに何箇所か堰が必要。水は中央を流れる御笠川からとる。水道管はヒノキ材で大人も背を屈めば通られる大きさだったことがわかっている。ここはもともと湿地帯なので青葉を敷き詰めた版築法。これは中国(朝鮮)由来の技術だが、水分が抜ける効果を期待できる方法。p039
大野城跡:
四王寺山中に作られ谷部を城壁が取り囲むので内側はすり鉢状。p040
因みに自宅のある団地の名前は、昔の「炭焼き」からこの四王寺にあやかり「四王寺坂」団地と改名した。これは宇美町側から大野城のこの谷部に通じる道があるから。
場内には多くの、50棟ほどの倉庫があったようで礎石を持つ高床式で穀物倉庫だったと考えられている、事実炭化籾が発掘されている。p044
観世音寺:
一塔一金堂形式で別名「観世音寺形式」とも呼ばれる。p051 同様なものに陸奥観世音寺があり、東の蝦夷、西の隼人から守る鎮護国家の寺院という性格を持つとこの著者は言う。p061
ま、「なんとでも言える世界」![]()
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因みにこの寺の落慶法要はかの玄昉によって行われ、その日に彼は変死した(暗殺されたというのが定説)。p064
彼のお墓は観世音寺の近くに民家の横に見立たなく建てられている。余程、地元の人でないと知らないので観光客もいない。
https://dazaifu-bunka.or.jp/info/legend/detail/5
梅花の宴:
梅は唐よりもたらされ、日本では「花」に特化して品種改良された。中国では「実」。ここらは桜と同じ。植物生理学的にはどちらも花をつけ過ぎ。
今では全国に普及しているが、万葉集時代は梅の花が愛でられるのは太宰府と奈良の都だけだったとか。p072





