オンライン診療 & 『最悪の予感』6 | Hiroshiのブログ

Hiroshiのブログ

今後不定期投稿となります

<また病院を替える>

昨日ワクチン接種で近所の病院、去年まで通っていた総合病院に行く。この大病院を去年止めたのは当初、呼吸器科が有るにも関わらず、コロナ患者を受け入れなかったからだが。その後、2類指定だと受けられる病院に制限がある、具体的には都道府県知事が指定する病院である必要があった事が判った。

 

つまり、先の私の意見は誤解、間違いがあったということ。それで新年度になったことで、近所の病院にまた復帰しようかと考えている。

 

それでワクチン接種でその病院に行ったついでに、予約を入れようと窓口に行くと、予約の必要はないとか。但し、患者さんが多いので待ち時間が長いかもしれないと言われた。

 

日本ではコロナ後もオンライン診療が全然進んでいない。米国では38倍に増えたのに何故だろう? やはりオンラインをやりたくない理由があるはずだ。医療村の利権が絡んでいると疑うのは思い込みか? 日本の医療界に不信感が強い者の僻みだと聞き流しくだされ(汗)

 

「ねえねさん」や、「真珠の涙さん」から医者に捻挫を診てもらうようにアドバイスを受けたが、不信感は根深い。医者ではないが、長い事医学部内部で働き、医療界の《金儲け主義》を見てきたので、なかなか信頼できないのは仕方ない?

 

オンライン診療の普及に向けて一住民で何か出来る事はないか? 此処は知恵の出しどころ!

 

ところで、6回目のワクチン接種はいつものように流れ作業的に1人、1分で進む。看護師さんも受ける人も慣れていますね(笑)

 

 

 

 

<当たり前だろう?!>

75歳上の医療保険料を引き上げるとの事。

https://news.yahoo.co.jp/articles/484fba09116685c9b777f5e6c058ba08b74fbd59

 

社会保障制度の仕組みを考えれば当然の事だろう! 何を文句を言っているのか?! 今の日本の制度は現役世代が高齢者を支える仕組み。昔は10人以上で、お神輿形式で支えていたのが将来は肩車方式になる。

 

これ以上若い世代に負担をかけるわけにはいかない。当然だろう! かくいう私も年金生活者だが、そのくらいの覚悟はある!!

 

 

 

 

『最悪の予感』6

学校でのソーシャルディスタンスが様々な反論を引き起こした。中心人物であるカーターはこれに対し数字を持って反論した。例えば、

(1)子供達が学校に行かない週末には実際には犯罪は低下している。少年犯罪のピークは平日の午後3時。

(2)学校が閉鎖されたら給食に頼る貧困家庭は280万人。彼らにフードスタンプを配ればよい等。

 

しかし、メリットよりもデメリットの方が大きいという声には中々勝てなかったという。p147 

 

それはそうだろう、世の中は「数字でナンボ」の精神からは程遠いのが現実なのは実感するところ。しかしこれが劇的に変化するシーンを著者は描いている。それは会議の聴衆である、公衆衛生の専門家に対して、カーターに同意していたマーティーが質問する場面だ。

 

『1918年のようなパンデミックが起こった時、ご自身のお子さんを学校に行かせたい方は何人言いますか?』

 

誰も手を上げなかった。感染の危険を冒してまで学校に行かなければならないのは給食が必要な貧しい家庭の子供だから、この瞬間専門家は『正義の戦士として考えるのをやめ、親の立場になったのだ』と。p150

 

ここらがこの著者の作家としての力を感じるところであり、『世紀の空売り』以来、彼のファンになった理由でもある。劇的なシーンを上手く描写する。

 

2006年にようやく《ソーシャル・ディスタンス》という言葉が政策に反映されるきっかけになったとか。p150

 

しかし、そうした政権の変化もある日突然変わることがある。それを象徴する出来事が以下のような話。

 

ブッシュ世間からオバマ政権になった途端、デスクに3台あったパソコン、トップシークレット用、シークレット用、ノーマル用のハードディスクが全て交換されたとか。p156

 

これがアメリカのシステムの問題点でもある。政権党が変わることで人も含めて全てが変わる。それにしても機密によって3段階の区別があるとは驚いた!

 

もっとも、人員の一部はその後のオバマ政権でも残っていたし、オバマ大統領から報告を求められる状況も続いていたが、それが完全に変わるのはトランプ政権になってからだとか。

 

次の事件は2009年の新型インフルエンザ(豚インフル)だ。この時、オバマ政権からは助言を求められた。p160

 

これは記憶にある。当時カナダ、カルガリーで開かれた学会に出るため色々な対策を求められた。下の写真は画像処理でマスクをかけているようにしているが、実際空港まではマスク着用だった。会場では、、、 誰もマスクをしている人は日本人以外いなかった。勿論私はすぐ外しましたが(汗)

 

この時、メキシコはアメリカのパンデミック戦略をそのまま採用し、後の分析で効果があったことが明らかになったが、本家の米国はそれができなかった(任意とした)p164

 

難しいのは感染症のデーターは先週の状況。悪いとわかった時にはもう手遅れだとか。p173