『図解中国経済』5 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<昨夜のサルソン>

人は多かったわけではないが、初めて見る人が沢山集まった。多分、イベントで生徒さんと先生のパフォーマンスがあったので、普段ここに来ないサルサ仲間が沢山集まったのだろう。そんなわけで初めての人5人と踊った。1人は初心者だが、あとは皆さんお上手。やはり福岡は大きい街ですね。

 

あと、ある女性の誕生日で皆さん行列を作って交代で踊ります。何十人も並んでいたので流石に遠慮したが、これだけ人数が多いと大変だと思っていたら、1曲で終了しました。それはそうですね。全員となると数曲連続で踊らないといけないので大変。

 

激安駐車場も今夜は満車状態。良きこと良きこと。早く元の状態に、昔の繁華街に戻ってもらいたい。

 

 

 

 

『図解中国経済』5

業種別の不良債権は鉱業、製造業、卸小売業で大きく、不動産は少ない。鉱業、製造業は過剰生産能力を抱える構造的なもので、卸小売業はネット通販の伸びが原因。それと不動産の少なさは意外だった。p201

 

中国は不動産市場の動向が経済に大きな影響を与えることはよく言われるが、数字をみるとそれほど連動しているわけではなさそう。2008年のリーマンショックはそれが明確だが、2015年のチャイナショックではそれほどでもない。p206

 

これも意外だが、政府のテコ入れの影響があるのかも?

 

さて、この不動産だが、中国は住宅バブルなのかとの問いに対しては、住宅価格が年収の何倍かを見るのが1つ目安。国際的には4〜6倍に対し、中国は平均で7.4倍。但し、これが北京18倍、上海14倍、海南13倍程度で確かにバブルだが地方差が大きい。p209 これは1990年代の東京の15.8倍に相当する。p210

 

日本はバブル崩壊の10年前に住宅主要所得層がピークアウトしていた、中国はまさに今がそう。但し、その頃の都市化は日本では80%だったのに対し、中国の都市化率はまだ60%。その面での余裕はありそう。p212

 

グラフで見るとこの調子で都市化が進むと、80%程度になるのは2030年頃? この時代は人口動静もオーナスに入る2035年直前。ここらが危ない時代。

 

中国は個人投資家が取引の8割を占めるので変動幅が大きい。p217、p221

 

貿易摩擦のところでは中国の税率が高い点が指摘される。それでも10%でインドや韓国は14%で意外と高い。韓国は農産物の関税が57%と極端に高く、それ以外は7%程度。日本や米国は4%程度。p237  但し、米国の貿易赤字の5割は中国からなおで今後も色々な意味で摩擦は続く(日本はドイツ並みの8%程度)メキシコが9%と多いのは隣国で特殊事情があるから問題にはならないだろう。

 

19回党大会で「全活動に対する党の领导の堅持」を挙げた。こうした経済統制、情報統制は新しい成長モデルの障害となる恐れがあると著者は述べているが、実際アリババなどへの圧力となっている。p260

 

さあ、どう転ぶか? お手並み拝見としよう。