予想通りに否定的 & 『オランダ公立図書館の挑戦』5 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=svq8CaeWyqU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=8

HSK3~4#6~#8 背了四十分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=TyTYVTb6Uks

王陽のほぼ毎日中国語#99,十四分钟。

 

https://www.youtube.com/watch?v=FBeN3NtKQZs

『まる見え中国部』383 看了十分钟TORO频道。最后的题材很兴趣!

 

https://www.youtube.com/watch?v=93VZUEQE5xk

【完全版1~1200】HSK5,1h31min~1h50mi,x2,背了一个小时单词,

 

https://www.youtube.com/watch?v=64TmJ2lBb5g

ねんねん频道,六分钟频道。

 

https://www.youtube.com/watch?v=-RnHgpOV8do&list=PLX5jhIuWaM7gkN2-iTCRDLqf-XqXbhCcf&index=96

【青島日美】中級93~96 学了十九分钟讲座。一共两个小时二十九分钟。

 

运动;一堂Salsa课(予定)

 

 

 

<街角経済学>

昨日ATMから現金を久しぶりに引き出した。前回の使用をスマホのWallet+で確認すると、10月13日とのこと。2ヶ月半ぶり。

 

最近はキャッシュレスが進んで現金を使うのは限られているが、それでも一部のお店や特に面倒なのが駐車場。しかもここではコインが必要。駐車場だけで月10回以上、何とかキャッシュレス化ならないものか?

 

現金を保管する必要もないし、1時間単位でなく、分単位での課金も可能になるので人気が出るはず。それでなくともコロナ後、人出は減って激安駐車場ですら空きが多い。競争に優位に立てるはずだが? そんなアイデアはでないのかな〜?

 

…ま、理由はハッキリしていますけどね! どれだけのキャッシュフローがあるか税務署に知られたくないから、つまり脱税のため! 

 

造幣局が足し算、引き算がちゃんとできると仮定すると、1世帯あたり平均で200万円以上がタンスか屋根裏に隠されているはず。皆さんのご家庭にはどれだけ現金がありますか? 私は下ろしたばかりの万札があるだけですが、、、

 

日本はGDPの18%以上が現金で流通している《世界一の脱税大国》。

 

 

 

<予想通りに否定的>

以下のメールを出した。

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この内容は図書館と直接関連する社会教育課に出しています。検討して頂けると幸いです。

 

先日、『オランダ公立図書館の挑戦』吉田右子著、新評社、2018年。という本を読み。その中でオランダでは図書館でデジタル機器の使用をサポートする仕組みがあることを知りました。

 

オランダは移民・難民が多く、リテラシーの低い4万5千人に対する語学教育のほか、スマホなどの使い方を教える仕組みがあるらしいです。

 

日本もスマホに不慣れな高齢者が多く、デジタル化に足かせとなっています。スマホ教室が町主催で行われていることは知っていますが、やはり機会も動員数も少なく、高齢化が進んだところでは町の行財政運営の上でも今後大きな問題になると思われます。

 

それで、できればオランダのように図書館で常時サポートするような体制がとれないものかと思います。

 

実はボランティアで自治公民館で「高齢者のスマホ学習会」を細々続けていますが、集まるのはリタイヤした素人の高齢者。それでも毎回新たな発見があります。無くしたスマホの探し方や遠隔操作、パソコン資料をスマホから覗いたり、前回はスマホで動画の編集すら出来ることを発見しました。専門家でなくても知恵を出し合えばそれなりのことができそうです。

 

特に希望するのは、デジタルネイティブの高校・大学生にボランティアを募り、こうした仕組みに参加してもらえれば最高かと思います。

 

私は現在公民館で細々続けていますが、iPhone使用経験しかなくAndroid系スマホは学ぶ側です。できれば両方の使い手が集まれるような仕組みがあればと思います。

 

 

 

それに対する返事は以下の通り。予想通りに否定的

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日頃より、町立図書館をご利用いただきありがとうございます。

 

現状としまして、町立図書館では、電子図書館(電子書籍)の活用も推進しており、イベント時におためし体験としてパソコンでの操作方法を体験していただいています。社会教育課としても、ご存じの通りデジタル社会に対応すべく、スマホ講座を開催し多くの方に参加していただいているところです。

 

高齢化社会が進む中、いただいたご意見は素晴らしく日本も考えていかなければならないことかもしれませんが、無料が原則である日本の公共図書館と、有料会員であることがオランダ図書館の基本であることの違いなどオランダの取組のように公共図書館で常時デジタル機器のサポートができる体制については、現状では難しいものがございます。

 

先進的なご意見をいただきありがとうございました。今後もより充実した図書館サービスに取り組んでまいりますので、ご理解・ご支援を賜りますようお願いいたします。

 

 

それに対するお礼の返事は以下の通り。

 

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早速の返信ありがとうございます。

確かに会員制のオランダと同一には考えられない面がありますが、そのオランダとて会費からの収入は1割、後は税金からと言う事実もあります。また著作権を持つ作家の損失を補償する公共貸与権を考えると、そもそも図書館の本を無償で貸し出す現在の仕組みには個人的には疑問を感じます。公共の博物館や美術館は有料ですからね。

いずれにせよ、早々の返信ありがとうございました。

 

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有料・無料とはあまり関係ない。オランダでも9割は税金から出している。オランダでは図書館がプロテスタント、カソリック系の会員制図書室の歴史的背景がある。 「無料」を理由にするのは言い訳のように聞こえるが?  言い過ぎか??

 

 

 

それはともかく、公民館へのWifi導入の提案も最初は「やんわりと断られた」。でも1年後には全ての公民館に入っている。クラウド予約システムもパスワード解錠システムも最初のうちは住民から色々懸念の声が上がったが、今では当然のことのように全員が利用している。1年後にはどう変わるかわからない。 

 

あくまでこれは「布石」。さて、次の戦略は? 新たな知恵を絞らなければ、、、

 

 

 

 

『オランダ公立図書館の挑戦』5

ある図書館のサービス対象者は19万5千人(内会員は3分の1)、休館日はなくコレクション数は31万点でコンピューターが80台設置されている。p164

 

オランダではニューカマー=移民の為にデジタル教育を提供しているようだ。これは難民申請中の人でも図書館を使えるようにしていることがある。そうしないと様々な手続きに困難を抱えるから。p174 

 

デンマークでは健康保険証カードで図書館利用が可能だが、難民申請時は「難民申請者であることを証明する文書」でカードを発行しているらしい。p219

 

ところが、こうした流れに深刻な影響を与えた事件が起こった。それはこの本の最後に書かれていたことだが、2015年にコペンハーゲンで起こったテロ事件だ。p222 これでデンマークの「開かれた」図書館は方向転換を迫られたとか。これについての詳細な記載はこの本にはない。今後の課題ということだろう。

 

また書籍も分類番号で書架に置かれる本と、分類上異なるが同時に使われる可能性のある本を集めて置く、書店式配架方を併用している。p167 さらに図書館はいくつかのブースにわかれ、会話可能な場所、会話厳禁の場所、カフェも併設されているらしい。p172 これは図書館が様々な教育を担っている以上当然のことだろう。またセキュリティー装置(Book Detection System)と利用カード(健康保険証カード)でのセルフサービスで利用な延長時間もある。p207 日本のマイナンバーカードのようなもの。

 

八章にはオランダ以外の北部ヨーロッパの図書館紹介もある。デンマークでは行政手続がデジタル化されているのでIT-Caféと呼ばれる支援システムがあるらしい。p211 

 

コペンハーゲンの図書館では100を超えるコンピューター講座が開催され、そのいくつかは高齢者同士が教えあい学び合う形式」だそうだ! p216

 

これは正に高齢化の進む日本でも必要な仕組み! 地元でも高齢者世帯が多く、そばにデジタル技能を教えてもらえる機会が少ない。公民館で細々「高齢者の為のスマホ相互学習会」を立ち上げたのもそれが理由だが、高齢者自身がそうした必要性を感じていない現実がある。日本は「高齢者に優しい」と言えば聞こえは良いが、これが日本が取り残される原因になっている。いつもいうことだが、

 

誰一人取り残さない=皆んな一緒に取り残される』こと!