易姓革命の国のメンタリティー? & 『テンセント』12 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.duolingo.com/learn
エメラルドリーグ+30XP,55989XP,学了九分钟汉语。

 

https://www.youtube.com/watch?v=svq8CaeWyqU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=8

HSK3~4 #6~8 背了四十分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=hZKKmVZcyd4&t=22326s

Eko 6h12min~7h2min, 听写五十一分钟。一共一个小时四十分钟。

 

今日は勉強意欲ゼロ。憂鬱な気分でいろいろなことが頭を駆け巡る、これが安倍氏をめぐる事件が原因だとしたら意外。そんなわけで、午後から気分転換に遊び倒そう! というわけで今日は早めのUP

 

 

 

 

<複製資料>

日本のワクチン接種システムは日本初のクラウドシステムだと聞いたが、驚くべきことに役所はクラウドが何かを全く理解していないと問題にしたことがある。

https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12727921462.html

 

その時に使った手書きの図をここで複製しておこう。これはHedefさんとAK氏のblogへの書き込みでクラウド概念図が今後も使えると思ったから(笑)

https://ameblo.jp/kpgmq674/entry-12752565941.html

https://ameblo.jp/xuzhoumeso/entry-12752920769.html

 

クラウド概念図

 

 

 

<暴力革命を是とする国のメンタリティー?>

このところWeChatのチャンネルでは安倍氏暗殺に関わる様々な動画が投稿されている。その殆どが事件を喝采するもの。こうした動画に対する中国人からの厳しい批判、あるいはTencentによる削除が行われないのは何故だろう?

 

私も安倍氏は大嫌いな人物だったが、亡くなられたことは実に無念で民主主義に対する許しがたい暴挙だと感じ、非常にショックを受けた。

 

現実がどうであれ、選挙で政権を代えることを建前とする日本。それに対し王朝時代の伝統を引き継ぐ共産党独裁政権の国。そういえば伝統的に易姓革命の国。暴力での革命を是とする国。そのメンタリティーの違いか?

 

但し、この攻撃性は内に向かえば、時の政権を武力で倒す力となる。それを一番感じているのは当の政権であるはず。

 

 

 

 

WeChatの動画より

 

 

 

 

『テンセント』12

ところが面白いことに、こうした機能はユーザーリサーチから誕生したかとの質問に対しては、『自分で体験した結果』だとの答えが返ってきたとか。p384  つまり、アプリ開発者自身のユーザー体験が元になっている。ここらはジョブズと通じるところ。

 

ユーザーオリエンティドでは同じようなものが彼方此方で生まれるが、開発者が「こうあって欲しい」というところから画期的イノヴェーションが生まれる。あのジョブズの「人差し指効果」だ。

「消費者のニーズから商品を作り出したのではなく、消費者のニーズを作り出した」 

一度、(スマホの)「指めくり」を覚えた消費者は(ガラ携)の「指運動」には戻れない。ガラ携でもemailは出せるし、ネット接続もできる。でも今更ガラ携には戻れない。それは「指めくり」なるニーズを消費者が見出したから。

https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5078/trackback

 

つまり、『自身が「最も小うるさいユーザー」にならなければならない』p390

 

13章は「転機」として後に3Q大戦と呼ばれるテンセントの危機が語られる。これまでの中国のI T企業はどこも同じだがコピーと独占(閉鎖形)が特徴。特にテンセントのように巨大なユーザー層を持つ企業ではその資産を利用してアプリケイションはどこかの会社のコピーで作り、それをユーザーに配布し先に進むイノベーターを潰しにかかる戦略をとる。

 

<以下は私の理解だが>

またこれに国が介入して、外資を排斥するので簡単に中国企業がトップになる。そうしてアマゾンもGoogleもFacebookも追い出され、アリババと百度とテンセントが後釜に座る。アップルはファブレスメーカー=仮想ハードメーカーなので(純粋なI T企業ではない)追い出されていないないが、現在ではコピーメーカーからの価格競争に負けて最近中国ではシェアーが低くなっている。

 

中国企業の囲い込みは2010年頃に進んだと著者はいう。p400 そうなると今度は国内でのコピーメーカー同士の戦いとなる。その中でもテンセントに最大の脅威を感じさせたのが「3Q大戦」という360とQ Qの戦い。360はテンセントのQ Qはユーザーの個人情報を抜き取るとしてセキュリティー上の問題を取り上げ大々的にアピールした。中国で個人情報云々というのは少しそぐわない感じがあるが、とにかくこの問題提起はユーザーに反テンセント感情を引き起こした。結局ことは法的闘争に発展し、判決は2013年に高給人民法院で、2014年に最高法院で最終的にテンセント勝利に終わったが、世論からは反発を受けた。

 

この戦いは著者によれば、『中国インターネット史上の大きな戦役』だとする。そしてこれを契機にテンセントは対外的態度を変えたという。p443 

 

それを象徴する马の言葉として、以下のメールを著者は挙げる。

 

『私たちは何が正しいかを常に考えてきました。しかしこれから、何が賛同を得られるかをもっと考えなければなりません』p449

 

それまでのテンセントは大量にユーザーを確保して、他社の先発を「パクリ」その上で先行者を潰す戦略をとったが、これはテンセントに限らず、殆ど全ての中国I T企業の成功への手本でもあった。p459

 

以降テンセントはオープン化に舵を切る。