極めて象徴的な最後! | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

あまりに印象的だったので特別にアップ。

 

『テンセント』を読み上げた。間違いなくこれも「お薦めの1冊」だ。

 

その最後に、非常に象徴的な文章が書かれていた。それは、

 

『いつかテンセントがもっと大きな試練にぶつかったら、そこから新しい1日が始まるのかもしれない』という創始者の一人の言葉だ。その言葉に対し、著者は

 

『何も言い返さないまま、(エレベーターの)扉がゆっくりとしまった』p570

 

まさに最後の、最後の1行。そしてその言葉が現在現実のものとなっている。即ち、中国政府がテンセントを含む中国のIT企業、BATに対し政府の規制の力を強めている。

 

世の中は何かと表面に出るアリババAが話題になるが(これは同じ名前の马さんの存在があるからだろう)、私個人的にはテンセントTの方が遥かに存在価値は大きいと考えている。

 

アリババは所詮、初期のアマゾンと同様、流通とコマース範囲。百度Bも初期のGoogleの検索機能程度。しかしテンセントTは違う。社会のインフラであり個人の体の一部とまでなっている。それは人が眠っている間も傍のスマホが所有者の睡眠状態と位置情報を記録し続けているからだ。拡張現実とも言える。

 

このテンセントが社会のプラットホーム化して通信、教育、メディア、医療、コマースのみならず、今では金融、さらには公益事業にすらその裾野を伸ばしている。これは既に《国家の代わりになる存在》だ。だからこそ、それに気がついたからこそ、現在中央政府は強力な規制をかけようと躍起になっているのだ!!