Bigmama Words -5ページ目

もっと積極的に

 一週間ぶりにあった娘に「もっと積極的に社会と関りを持って」と言われてしまった。そういえば去年の暮れから三月にかけて、会社の決算や確定申告などの事務作業に追われ、数字とにらめっこをする毎日が続いて、終わったら映画を見に行こう、孫娘の卒業祝いに小さなアルバムを作ってあげようなどと、あれこれ考えていたのに、コロナウイルスの感染者が日ごとに増え、そのニュースに一憂しているうちに、首都圏の外出禁止の要請が出たりして、何もかも頭から吹っ飛んでしまった。

 とにかくパニックにならずに普通に過ごそうとしていても、このところテレビも新聞もネットもコロナに関するニュースが圧倒的に多いのだから、どうしても思考がそちらのほうに引っ張られてしまう。こんな時こそちゃんとしなければと思いつつ、つい首うなだれて下を向いてしまう状態だっただけに、娘の一言はちょっとこたえた。

 思えば退職して十数年、連れ合いが定年になってからも数年が過ぎた。どんどん社会とのかかわりが薄くなっていくのを、否応もなく意識せざるを得ない日々が続いているから、一週間に一度訪ねて来てくれる娘と孫の存在は大きいし、きついことを言ってくれることに感謝しなければと、あらためて考えてしまった。

 

朝寝をしました

  昨日の夜中、久しぶりに頭が痛くて夜中に目を覚ましました。このところ会社の仕事で根を詰めすぎたせいでしょうか。持病の肩こりがひどく、それがとうとう頭にまできたようです。そういえば母も若い頃から頭痛もちでした。体質が似たのか、私も娘も頭痛もちで、年に何回か、ひどい頭痛に悩まされます。病院で脳の検査をしてもらったこともあるのですが、別段異常はないとのことで、とにかく対症療法で頭痛がひどい時は痛み止めを服用して寝るしかありません。というわけで今日は朝食後洗濯を済ませて、朝寝と決め込みました。おかげですっきりしたとまではいきませんが、昼頃起きて母に昼食を用意し、これからまたひと仕事です。

とうとう・・・

 今日で公私ともに後期高齢者の仲間入りです。というのは実際に私が生まれた日と戸籍上の誕生日が違っているからです。原因は敗戦後の混乱にあるらしいのですが、詳しく詮索したことはないので、はっきりした理由はわかりません。でもまあたいした問題ではないので、私自身は二つの誕生日があるのを面白いと思って、長年生きてきました。というわけで戸籍上の誕生日である今日、国の健康保険制度によって後期高齢者と認定されたわけです。

 75歳。ちょっと考えてしまいますね。

 この二三年、身長は縮み、物忘れはひどくなり、今までできていたことがだんだんできなくなり、それなりに老いを自覚していたのですが、後期高齢者とはっきり区切られてみると、いやでも残り時間を意識せざるを得ません。

 これから何ができるのか?

 少し立ち止まって、考えてみようと思います。