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銀行からの融資を検討するとき、決算書で注意することは?

4月20日

銀行からの融資を検討するとき、決算書で注意することは?】
ノンバンクの不動融資やビジネスローンでも大事ですが、銀行(信金、信組含む)からのプロパー融資を検討するとき、何よりも大切なのは決算書の内容です。

銀行からの融資を検討する際、決算書で特に注意すべき点は、銀行が融資の判断において重視するポイントを意識して作成・提示することです。

主な注意点は以下の通りです。

1. 安定性と成長性を示す
・継続的な黒字と利益の安定
銀行は、企業の返済能力を最も重視します。

そのため、過去数期にわたり安定して利益を計上していること、そしてその利益が増加傾向にあることが望ましいです。

単年度の黒字だけでなく、継続性が重要です。

・売上高の推移と成長性
売上高が安定的に推移しているか、あるいは成長しているかを示しましょう。

もし減少傾向にある場合は、その理由と今後の回復見込みを明確に説明できるように準備しておく必要があります。

・粗利率の維持
売上高に対する売上原価の割合である粗利率が、同業他社と比較して遜色なく、かつ安定していることが重要です。


2. 財務の健全性を示す
・自己資本比率の高さ
自己資本は、返済義務のない資金であり、企業の財務基盤の安定性を示す重要な指標です。

一般的に、自己資本比率が高いほど財務健全性が高いと評価されます。

・流動比率の適切性
流動資産(1年以内に現金化できる資産)と流動負債(1年以内に返済が必要な負債)の比率である流動比率は、短期的な支払い能力を示す指標です。

一般的に120%以上が目安とされます。 

・債務超過の回避
債務超過(負債が資産を上回る状態)は、財務状況が極めて危険であることを示すため、融資を受けることは非常に困難になります。

後でも触れますが、資産でも、例えば長期間滞留している在庫、貸付金や未収入金で数字が数年間動いていない場合。
あるいは数年にわたり増えている場合は資産と見なされない場合があります。

このようなとき、決算書上は債務超過でなくても、実質的に債務超過と判断される場合があります。

・不良資産の削減
回収見込みのない売掛金や、長期間滞留している在庫などは、資産の健全性を損なう要因となります。

これらの不良資産を適切に処理しておくことが重要です。

・役員借入金の状況
役員からの借入金は、資本とみなされる場合もありますが、金融機関によっては負債とみなす場合があります。

状況によっては、資本への振り替えなどを検討する必要があるかもしれません。


3. 透明性と正確性:
・正確な数値の記載
誤りや虚偽のない、事実に基づいた数値を記載することは当然です。

・勘定科目の内訳の明確化
主要な勘定科目については、その内訳を明確に示せるようにしておきましょう。

例えば、売掛金であれば取引先ごとの残高、借入金であれば金融機関ごとの残高などを把握しておくことが重要です。

・注記の充実
会計方針の変更や重要な偶発事象など、財務諸表だけでは伝わりにくい情報を注記として開示することで、透明性が高まります。

・税務申告との一致
当たり前ですが、決算書の数値と税務申告の内容に矛盾がないように注意してください。


4. その他
・現預金の残高
手元資金が潤沢であることは、短期的な支払い能力を示す上でプラス評価となります。

・借入金の状況
既存の借入金の残高や返済状況も審査の対象となります。

・担保の有無と状況
不動産などの担保を提供できる場合は、融資の条件が有利になる可能性があります。

銀行は、以上の要素を総合的に判断し、企業の返済能力と将来性を評価します。

決算書を作成する際には、これらのポイントを意識し、自社の強みや改善点を明確に示すことが重要です。

また、必要に応じて、銀行の担当者に決算書の内容を丁寧に説明できるように準備しておきましょう。

そして、代表者が決算書の内容につき不案内なケースがありますが、銀行から見ると明確にマイナスポイントなので、代表者が決算書の内容について把握し説明できることは大切です。

 

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10億円以上の不動産融資は時間がかかる

 

 

4月19日

ノンバンクの不動産融資はだいたい最低でも2~3週間は見ておく必要があります。   

 

先日も相談がありましたが、ノンバンクの不動産融資で10億円を超えると通常よりもさらにかなり時間がかかります。

 

その理由はノンバンクにより多少違いますが、ほとんどのケースで、

・役員会の決済が必要

・銀行の承認が必要

と言うように、いずれも時間がかかることが要因となります。

 

10億円を超えるノンバンクの融資は最低でも1ヶ月、できれば2ヶ月は見ておく必要があります。

 

毎月20日を過ぎると月末までに資金調達を希望される案件の相談が多くきますが、10億円超えではない融資も10日間で融資を受けるのは難しくファクタリングのような感覚でご利用にはなれません。

 

10億円の融資ともなると、今日は19日ですから、月末までに10億円以上の融資と言うご希望には添えないとご認識戴きたいと思います。

これからですと、この時期は連休があるので5月末まででもギリギリです。

 

不動産融資はまれに、数千万円から3億円以内の場合、不動産評価を外部委託しないノンバンクで、不動産評価も権利関係も借主の状況も問題がないとき、 1週間程度で融資が完了することがないわけではありませんが、それは稀なケースで普通は2~3週間はかかるとご理解下さい。

 

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復習 今後中小企業に研究していただきたい銀行に依存しない資金調達

 

月18日

中小企業の資金繰りが良くなる銀行依存しないファイナンスサービスとして、近

年注目されているのは以下の様なものです。

何度かこの趣旨の投稿はいていますが、復習の意味でご確認ください

1. ファクタリング 
・概要
企業が保有する売掛金をファクタリング会社に譲渡(売却)することで、期日前に現金化するサービスです。

・期待される効果
(即座の資金調達)
銀行融資のように審査に時間がかからず、比較的短期間でまとまった額の資金を調達できます。

(担保・保証人不要)
売掛金の譲渡となるため、不動産担保や経営者の個人保証は原則不要です。

2社間ファクタリングの場合は、売掛先から売掛金の入金はいったん利用者の口座に送金されるので、すでに譲渡した売掛入金はすでに他人物なので、即時ファクタリング会社に送金する必要があります。
その送金を入金があったら直ちに行うことを利用会社の代表者の連帯保証をとることはあります。

(オフバランス化)
売掛金が譲渡されるため、貸借対照表からオフバランス化でき、財務指標の改善につながる可能性があります。 

・種類
(買取型)
ファクタリング会社が売掛金を買い取るため、売掛金回収リスクはファクタリング会社が負います。

(保証型)
ファクタリング会社が売掛金の回収を保証するもので、資金調達というよりはリスクヘッジの意味合いが強いです。

(償還請求権の有無)
買取型の中でも、売掛先が倒産した場合などに遡って代金の支払いを請求できる「ウィズリコース(償還請求権あり)」と、請求できない「ノンリコース(償還請求権なし)」があります。
ノンリコースの方が手数料は高くなります。


2. 動産担保融資(ABL: Asset Based Lending)
・概要
商品在庫、売掛金、機械設備などの動産を担保として融資を受ける方法です。

・期待される効果
(担保の多様化)
不動産以外の資産を有効活用できます。

(成長資金の調達)
在庫や売掛金の増加に合わせて融資額が増える可能性があり、事業拡大の資金調達に適しています。

(注意点)
担保となる動産の評価や管理が重要になります。
 

3. 証券化
・概要
企業の持つ売掛金や貸付債権などを裏付けとして、新たな有価証券を発行し、投資家から資金を調達する方法です。

・期待される効果
《大規模な資金調達)
複数の債権をまとめて証券化することで、まとまっあり)
銀行融資以外の資金調達手段を確保できます。

(注意点)
専門的な知識や手続きが必要となり、中小企業にはハードルが高い場合があります。

ただし、日本政策金融公庫などが中小企業向けの証券化支援スキームを提供している場合があります。


4. クラウドファンディング
・概要
インターネットを通じて、多くの人から少額ずつ資金を調達する方法です。

・期待される効果
広範な資金調達
個人投資家など、多様な資金提供者から資金を集められます。

・マーケティング効果
プロジェクトの告知やファン作りにもつながります。

・種類
(購入型〕
資金提供者に対して、商品やサービス、権利などをリターンとして提供します。

(投資型)
資金提供者に対して、株式や分配金などの金銭的なリターンを提供します。

(寄付型)
社会的な意義のあるプロジェクトなどに対して、寄付を募ります。


5. ベンチャーキャピタル(VC)
エンジェル投資家からの出資

・概要
将来性の高いベンチャー企業や中小企業に対して、VCやエンジェル投資家が出資を行うものです。

・期待される効果
(リスクマネーの供給)
返済義務のない資金を調達できます。

(経営ノウハウの提供)
出資者からの経営支援を受けられる場合があります。

・注意点
株式の一部を譲渡するため、経営権の希薄化につながる可能性があります。


6. 補助金・助成金
・概要
国や地方自治体などが、特定の政策目標に合致する中小企業に対して資金を交付する制度です。

・期待される効果
返済不要の資金
原則として返済の必要がないため、資金繰りの改善に大きく貢献します。

・注意点
申請要件が厳しく、採択されるとは限りません。また、後払いとなる場合が多いです。


7. オンラインレンディング
・概要
インターネット上で融資の申し込みから審査、実行までを行うサービスです。

・期待される効果
迅速な資金調達
銀行融資に比べて手続きが簡略化されており、比較的早く融資を受けられる可能性があります。

・注意点
金利が銀行融資よりも高めに設定されている場合があります。


これらの銀行に依存しないファイナンスサービスは、それぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。
中小企業は、自社の状況や資金調達の目的に合わせて、最適なサービスを選択することが重要です。

また、複数の資金調達手段を組み合わせることも有効な場合があります。

 

 

 

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