消費者金融の新聞記事
3月3日
最近頻度も少なくなり、扱い方も小さくなった消費者金融の記事ですが、
今日はそんな中、記事があったので、久々に取り上げたいと思います。
武富士:有人店舗2割弱の91店舗、5月末までに閉鎖へ 消費者金融大手の武富士は3日、約520ある有人店舗の2割弱に当たる91店を5月末までに閉鎖する方針を固めた。同社は昨年4月以降、自動契約機を置いた無人店舗113店の閉鎖を柱とするリストラ策を進めてきたが、グレーゾーン金利を廃止する改正貸金業規制法の成立で業績の悪化が避けられないとみて、追加リストラが必要と判断した。 ただ、店舗閉鎖に伴う人員整理については「社員数は既に適正規模に絞っている」(当社)として実施を見送る方針で、閉鎖店舗の社員は存続する周辺店に振り分ける。 消費者金融業界はアイフルやアコム、「ディック」の名で展開する米シティグループ系のCFJが相次ぎリストラ策を打ち出すなど、生き残りをかけた合理化が急速に進んでいる。
消費者金融業界のリストラの記事ですが、
記事の中にもあるように、アイフルやアコムも既にリストラ案を出し、
特にアメリカのシティーグループのリストラ案は非常にドラスティックで、
以前もこのことについて記事を書きました。
以前の記事では、日本の消費者金融市場に魅力がなくなったから徹底すると書いたかもしれませんが、
最近は少し違った感想を持つようになっています。
今までの消費者金融の業界は、明らかに過剰与信による貸し過ぎや、
高金利と不法取立ての問題など、
この業界は、ブッシュ大統領ではありませんが、
ならず者の業界であり、本来の消費者のための消費者金融とは程遠い状態にあったと思います。
過剰与信による貸付競争をしていた訳ですから、
まともに審査をして、適正な貸付をすれば、当然売上は落ち、
一見市場規模は小さくなるように見えるかもしれませんが、
逆に適正な審査で、リーズナブルな金利で、消費者のニーズに合ったサービスをすれば、
逆に優良な顧客を取り込める可能性が出てきて、
単純計算で市場が小さくなるとは言えないと思うのです。
むしろ消費者金融の市場は正常化すれば、非常に魅力ある市場となり、
住宅ローンと消費者ローンを両輪の輪として経営していく姿は、
私なんかには、非常に魅力的に感じるのですが、いかがですか?
このように考えれば、過去のよろしくないイメージを引きずって事業を継続するよりは、
ドラスティックな対応で、いったん全面退却をして、
生まれ変わったイメージで、正常な形の消費者金融事業に再参入した方が、
市場に歓迎されやすいのは明白で、
私はシティーグループは明らかにこの戦略を持っているような気がします。
この辺りからは、私の勝手な妄想ですが、想像でイメージを膨らませると、
悪いイメージが残りにくい、大手にならない形で日本の消費者金融事業のノウハウを構築し、
他の日本の大手消費者金融各社などに、バブルとも思えるくらい事業規模を膨らませるだけ膨らませておいて、
正常でなかった状況に胡坐をかいて量的な競争に没頭していた業界を、
この問題点をつく貸金規制法の改正で、一気にこの業界をパンクさせてしまい、一気にこの業界を独占する。
こんなシナリオがあっても不思議ではないと思うのは私だけでしょうか。
散々このブログでも批判した、三井住友銀行のプロミスの商品を販売する、
銀行店舗内のブースもなくなる方向になったという記事を以前読みましたが、
消費者金融の業界はこれから、
外資の資本がいっぱい入ったメガバンク+ロックフェラーの総本山とも言えるシティーなどで独占する。
このような状況になって行くような気がしてなりません。
こう考えると、一時この問題に対して頓珍漢で興味がなかった安倍総理が、
一気に貸金規制法を骨抜きじゃない形で決着したのも理解できますし、
社会的な注目が高まる中、
叩かれるのが明らかな、ほとんど思考回路が変になったのではないかと思えるような、
違法取立てや情報開示拒否や情報のねつ造などを、
わざとかと思うくらい引き起こした消費者金融の馬鹿社員の存在なども、
合理的に理解できます。
脇の甘い消費者金融各社は、スパイではありませんが、
不法行為をわざと演じられて、致命的なイメージダウンを図られてのではないでしょうか。
また、三井住友や三菱東京UFJなどが、この業界に密着して業界のノウハウを勉強したり、
銀行各社が批判を承知で積極的に貸し込んできたことも理解できます。
あとは日本郵政だって、
三井住友の個人顧客取り込みを積極意的に推進し、そのビジネスモデルを作った、
西川義文元三井住友銀行頭取が代表者に就任するのも、
こんな流れの一つだと私は思っています。
この銀行と某外資との、ただならぬ関係を考えると・・・・、納得ですし、
日本郵政が、まず融資は住宅ローン辺りから参入すると聞いて、なるほどと・・・・。
皆様のご存知の通り、
現在各銀行は、住宅ローンと言う、最も事故率の低い商品に力を入れていますが、
この審査を良く考えてみると、
物件の評価よりも、むしろ借り手の属性が問題でにされています。
もし、個人情報が取りやすい消費者金融の顧客情報が利用できれば、
この情報は顧客開拓においても審査の精度を高めるためにも、
とてもその価値は大きく、
もうお役ごめんになった、消費者金融各社の財務内容を徹底的に毀損させて、
メガバンクや外資等が、これからどんどんM&Aなどによって吸収していき、
個人顧客情報や個人に対するサービスを独占できれば、
これはかなり割の良いビジネスになると思うのです。
このような流れに批判的な方もいると思いますが、
ある意味、私はこのような流れを歓迎しています。
今までの日本の金融業界って、あまりにも消費者に対して、
横暴で、非礼で、非近代的であったと思います。
もちろん、本の読みすぎな私は、
この流れが将来的にヤバイことにつながる懸念があるということも、
嘘か本当かは別にて、情報としては理解していますが、
でも、あまりにも消費者のメリットが少なかった、金融業界が、
ある人たちのよこしまな計画の過渡期の一状況であるとしても、
少しでも、まともな姿になるのなら、良いんじゃないかと思うのです。
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資金調達を考える時 担保力と与信
3月2日
資金調達が可能となるポイントは、
①与信
②担保力(不動産など物の価値・ソフトの価値・キャッシュフローなど)
③第三者保証
プラス
④将来性
であると先日のブログでも書きました。
今日はもう少しこのことを別の角度から、具体的に説明したいと思います。
分かりやすくするために、③や④とは無関係なシンプルなケースでお話しいたします。
たとえばあなたの会社が東京の一等地の不動産物件を購入するとし、
土地、建物を含めて20億円の取得資金が必要だとします。
もちろん、20億円全額、自己資金で持っていれば、苦労はしませんが、
自己資金は2億円くらいは出せるとして、残額の18億円と仲介手数料6千万円+諸費用で、
約19億円の調達が必要だとします。
まずは調達コストの低い銀行に相談に行くのが普通ですが、
でも、多くの場合、このくらいの金額になると、
投資は過大投資の懸念があるということで、NGとなる可能性が高いものです。
不動産会社の仕入れのための不動産取得であればまだしも、
投資の場合、20億近い資金を銀行から調達できる会社は相当な会社で、
その数は限られています。
ここで大抵の場合選択するのがノンバンクの不動産担保融資です。
何度も書いていますが、不動産担保ローン専門の会社の場合は、
会社の業績や属性よりも、物件の評価重視で融資をするので、
銀行に断られた場合、その利用価値は大きいのです。
まあ、ノンバンクの事務手数料や高い金利は別にして、
何が何でも物件を購入したいので、ノンバンクに相談したところ、
20億の取得自体、その収益から見て高すぎ、
最高で15億円程度の融資なら可能となったとします。
※実際、現在は売り手市場で、売主が強気であることが多く、このような実例はよくあります。
その結果、新たにしなければならない資金調達19億円から15億円を引いた、
4億円となります。
この4億円をどうするかと言うことですが、
他のノンバンクに打診して、15億円以上の融資をしてくれるかどうかを打診するのも一つの選択肢です。
でも、先ほど水色の字で書いたコメントのように、
ともかく東京23区の一等地の物件の場合は売り手市場で、
その収益還元から算出される価格よりも相当高いケースが多く、
他のノンバンクにあたっても、ほとんどの場合、同じ程度の評価しか出ないことが多いのが現状です。
では、この部分の調達を、どのように考えれば良いかということになるのですが、
実はこの部分は、与信による調達か、知り合いの会社や個人からの調達で考えなければならないのです。
つまり、購入する物件の担保力以外の要因による調達が必要となりますので、
知り合いから調達するか、
与信=会社の信用力を背景とした無担保による調達で考えなければならなくなる訳です。
非常に簡単明瞭なことなのですが、
この部分の理解がいまいち、ないことが多く、
以前の買い手市場の時の売主の弱気な売却価格なら、物件の担保力のみで購入できましたが、
売り手市場の現在は、自己資金ゼロ、与信ゼロの不動産、それも優良不動産お購入は、
非常に難しくなっています。
いずれにしても、担保と与信の関係が、
実際の調達時、どのようなことなのかについて、ご理解いただけたでしょうか?
もちろん、このような時、現在の会社で購入するのではなく、
ノンリコースローンで購入したり、ファンドを構築して購入する方法があるのはご存知の通りです。
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日本振興銀行は少し変では・・・?
3月1日
今日から3月。
今年はかなり前から春めいているから、
今更春だと言う感じではありませんが、
今日なんかは暖かくて、本当に春になったなという感じの日でした。
ところで、この間何回か書いた日本振興銀行ですが、
私の知り合いからちょっと面白い話を聞きました。
この彼はこの銀行から融資を受けているのですが、
約定では返済日が毎月29日になっているそうです。
ところが昨日は2月28日。
それに今年はうるう年ではないから29日がなく、
今日の朝一番で送金したらしいのですが、
さっそく銀行から連絡があって、1日分の遅延損害金を支払えと言ってきたそうです。
うーん、これは判断しにくいのですが、
普通はこのようなケースは3月1日、つまり今日の返済で問題がないんじゃないですかね。
この彼は元々都銀で支店長も経験した人物なので、
過去の経験から意固地になって、絶対に遅延損害金が発生するのはおかしいと、
金額にして91円ほどの遅延損害金の支払いの件で、
今日は一日副店長や、店長。
あるいは本部の法務の行員とすったもんだしたそうです。
またこの彼がムカついているのは、
1回目の返済日から、朝一番、「今日は返済日です」と毎回かかってくることです。
普通の銀行は確かに、恒常的に返済が滞らなければ、
朝から今日は返済日なんて電話はかかってこないものです。
ノンバンクでも遅れて初めてかかってくるのではないでしょうか?
まあ、忘れないように親切をしているつもりかもしれませんが、
私もこの件に関しては、まったく顧客のことを信用していない風で、
何か嫌な感じを持ってしまいますね。
最近この銀行と話がでると、
必ず言われるのが、あれは銀行なの?ってことです。
融資額50万円、金利は年利15%で1年返済、
なんてことが多いので、良い会社が利用することはまずありません。
まあ、もともと銀行と商工ローンの間を埋めるのがこの銀行の役目と言って、
できた銀行から良いのでしょうが、
こんな状況では、魅力がなく、他の銀行で借りれない顧客しか利用しないようになっていて、
弊社のような立場でも、最近はこの銀行を紹介することをしなくなりました。
こんなことから、店舗数も増えたし、東京以外にも関西に3店舗あるのですが、
現在の状況を見ると、本当に儲かる体質の銀行になっていくのか、
他人事ながら、今後の経営を心配してしまいます。
スタートした頃は、かなり注目されたものですが、
最近は、まったく存在感がなくなったといっても過言ではありません。
もうちょっと、資本増強するなりして、資金を潤沢にして、
それなりの顧客の利用を拡大していかないと、
この銀行の将来は???????????と思いました。
そして少し驚いたのは、他行よりは少し金利が高いものの、
この銀行にも預金する人がいるのだから、世の中っていろんな方がいるんですね。
うーん・・・?????? ![]()
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