なぜ目指す?ユニクロの年商5兆円 | 思うように資金調達ができない方へ

なぜ目指す?ユニクロの年商5兆円

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7月24日

ユニクロの快進撃が続いています。依然は安かろう悪かろうの域を出ない会社でしたが、今は商品もなかなか良く、以前も書きましたが、メンズEXのような雑誌にもタートルネックのシャツが取り上げられるなど、今の快進撃がただ安いからと言ったことでは決してないことが伺えます。

いまやセオリーも子会社だし、今年の秋冬物からファッションデザイナー Ms. Jil Sander (以下、ジル・サンダー氏)との取り組みによるコレクションコレクションを発表するなど、これからますますブランドイメージを上げながら発展していくと思います。

でも、今日の日経を見ていて、どうしても疑問に思う記事がありました。


ユニクロ、大手百貨店に一斉出店 まず西武百や高島屋新宿店

 衣料品専門店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、大手百貨店に一斉に出店する。今秋をめどに横浜市内の西武百貨店に開業するのに続き、高島屋の新宿店(東京・渋谷)に年明けにも出店する。高島屋の店は最大級の都心店となる可能性もある。大丸と松坂屋を傘下に置くJ・フロントリテイリングとも交渉している。好立地の百貨店で成長を加速したいファストリと、販売立て直しを急ぐ百貨店との思惑が一致した格好で、消費不振を背景に主役交代が進む小売業の姿を反映している。

 ファーストリテイリングはここ2、3年都心部の百貨店を主要な出店先と位置づけ、積極的に働きかけてきたが、百貨店側は海外ブランドなど高額品が品ぞろえの中心で、消極的だった。だが昨年秋からの世界的な不況で百貨店売上高が大幅に低下したほか、消費者の低価格志向が進んだことから、集客の目玉になるユニクロの誘致に前向きになってきた。

 

一見この記事は、安売りの衣料品が百貨店を席巻したようなことで、すごいことのように見えますが、ユニクロ、百貨店双方にとって、安易かつ将来性のない決断だと感じます。

百貨店にとっての話はまた別の機会にしたいと思いますが、ユニクロに限って感じたことを書くと、そんなにどこに行ってもユニクロがあるような状況は、ユニクロにとって本当にあるべき姿なのか、ここ部分に大きな疑問を感じます。

日常に使用する衣料専門店としてファッション性も品質も高い商品を提供することで大きく伸びてきたユニクロですが、セブンイレブンみたいなコンビニエンスストアじゃあるまいし、そんなに同じ地域のあっちこっちに同じ品揃えの店舗を構えて、今の効率的な経営が続けられるとは思えないのですが、いかが思われますか?

この会社の創業者は確かに素晴らしい経営者だと思います。

でも唯一つ、この経営者で疑問なのが、何が何でも売上規模を1兆円を目指すと魘されるがごとき目標を持っていることです。

確かに、良いものをより安く提供すると言う同社のDNAをさらに発展しようとするのなら、規模の利益を追求する気持ちも分からないではありません。

でも、最終的にエンドユーザーの顧客が、今のユニクロに対するブランド観を維持しつつ、気持ちよく買ってくれないと、ただ闇雲に店舗数、売り場面積を増やすことは、オーバーストア現象を引き起こし、顧客にとって鼻につくようになるのではないかと思うのですがいかがですか?

 

もちろんユニクロの創業者は超有能な経営者だから、企業価値を規模拡大にだけに求めているのではないと思いますが、店舗の現場を考えた時、顧客にとって、ちょうど良い在庫数や回転数、つまりいつ行っても商品が有り余っている状況でもなく、欠品しているわけでもない状況、つまり適正な在庫感や新鮮さを顧客が感じないと急速に購買意欲が落ちるのは世の常で、この辺りが私には、ただ闇雲に規模の利益を追求する同社の姿が理解できません。

確かに、ユニクロのホームページに掲載されている世界のアパレル企業のランキングを見ると、次のような状況で、決して規模の利益追求が無謀なことだとは思いませんが、ただユニクロは上位の会社と違って、売上に占める割合が一国、日本に偏っていて、海外での売上拡大なら良いのですが、これ以上日本での売上を急激に上げることが適正なことなのかどうか非常に疑問に思います。



ギャップ



アメリカ



2008年1月



17,237



▲1.0

インディテックス(ZARA) スペイン 2008年1月 15,175 15.1
H&M スウェーデン 2007年11月 13,421 14.5
リミテッド アメリカ 2008年1月 11,082 ▲5.0
ネクスト イギリス 2008年1月 6,662 1.4
ファーストリテイリング(ユニクロ) 日本 2008年8月 5,864 11.7
ポロ ラルフローレン アメリカ 2008年3月 5,336 13.6
リズ・クレイボーン アメリカ 2007年12月 5,005 ▲1.4
エスプリ 香港 2008年6月 4,512 8.7
アバクロンビー&フィッチ アメリカ 2008年1月 4,100 13.0
ベネトン イタリア 2007年12月 3,354 9.1


ついでに、やはり同社のホームページに掲載の日本の流通・アパレル企業の時価総額ランキングも見ていただきたいのですが、確かにすごいですよね。



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でも、このランキングで2位に入っているのは、決して売上規模が大きいからでないことは、ご承知の通りです。売上高と同時に利益額、利益率、商品回転数が正常で、かつ財務内容も良いからで、言い換えれば非常に企業としてバランスが取れているところに同社の株価が高くなっている原因があると思うのです。

ただ、ユニクロの2020年の売上目標が5兆円とも新聞の今日の記事には書かれていて、この5兆円と言う数字と、複数の百貨店にまとめて出店する記事を見て、正直この会社の将来を超不安視する感想を私は持ちました。

ユニクロの今後の課題は如何に世界中で日本と同様のブランドを確立するかにかかっていて、これなしに闇雲に、熱病に魘されるがごとく安易に百貨店への出店を続け日本国内での売上を増やすような戦略を取り続けるのなら、この会社の未来は買えないなと言う感想を強く持ちました。

 

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