銀行の貸し渋りの本当の理由 続編 | 思うように資金調達ができない方へ

銀行の貸し渋りの本当の理由 続編

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2月22日

1月15日に「銀行が積極的にリスクを取ろうとしない理由を妄想する」 と言う記事を書きました。

その中で銀行が、中小企業の融資に対してリスクをまったく取ろうとしない本当の理由は、

サブプライムローン関連の金融派生商品だけではなく、

このローンも含めたCDOとか、さらにCDSというとんでもなくやばい金融派生商品への投資によって、

リスクを取ろうにも取れないのではないかと書いたのですが、

まあ私の妄想であれば良いのですが、最近ますます当たっているのではないかと思ってきました。


とにもかくにも一番やばいのはCDSという金融派生商品、いわゆるデリバティブ商品です。


とっくにご存知のことかも知れませんが念のためにどんな商品かについて案内します。

簡単で分かりやすい説明がなかなかなく、いろんなサイトを探してみると、

為替王 と言うブログの説明が一番読んだ中で分かりやすかったので紹介しますね。

 


ひとことで言うと、CDSとは保険です。

簡単な例を挙げますと、たとえば、花子さんがA社の社債を保有していたとします。A社が破綻すれば、社債は紙くずになってしまいます。そのリスクをヘッジする“保険”として、花子さんは太郎くんとCDS取引をします。花子さんはCDS契約に基づき、保証料を支払えば、万が一の際に、太郎くんに損失を補填してもらうことができます。

そうすると、なんだか太郎くんが割に合わないような気がしますがそうでもありません。A社が大企業ならば、そう簡単に破綻することなんてありませんから、太郎くんはA社が破綻しない限り、花子さんが支払ってくれる保証料がまる儲けです。通常、CDSは元本が数億円、数十億円単位で、仮に元本10億円だと保証料は1%で1千万円になります。

実際に、このように花子さんや太郎くんに相当する金融機関等市場参加者のニーズがあって誕生した金融商品ですからCDSそのものが悪いわけではありません。しかし近年は、A社の社債を保有しているわけでもなくA社に融資しているわけでもなく、つまりリスクヘッジのニーズや裏付けがないところで、投機目的でCDS取引に参加する投資家(金融機関)による取引も相当程度膨らんでいたと推測されています。

その結果、通常の経済状態なら問題なかったはずが、リーマン破綻など想像を超えるような金融危機が訪れたため、契約したリスクに応じられない負の連鎖が拡大してしまいました。しかも、CDS取引は、金融機関(投資家)同士が個別に契約するため全体像を把握しにくく、市場参加者も疑心暗鬼になっているというわけです。

つまり、「金融不安」「信用不安」という言葉に象徴されるように、実際にCDSにより金融機関が抱えた損失や実体経済のダメージ以上に、心理的な不安や不透明さが株価下落など金融市場の変動を増幅させた面もあり、金融市場が安定化に向かうには、その全体像が見えてくることが望まれています。

 

特に問題なのは赤字の部分で、

強欲な金融資本主義のおかげで、

その市場規模が全世界で6000兆円とも言われる規模に拡大していることと、

この商品の性格上、一社が破綻してCDSの購入者が社債の償還を肩代わりできなくなって破綻すると、

今度はこの会社のCDSを買っている会社も肩代わりができず破綻するといった、

負の連鎖が世界中をかけ巡るところがマジでやばい商品だと言えます。

最近何かの本で読みましたが、アメリカの有名な投資家であるウォーレン・バフェットは、

このCDSと言う商品を、金融大量破壊兵器と呼んでいて、早い時期から警鐘を鳴らしていたそうです。


つまり今のように実体経済が悪くなってくると、すべての会社の破綻リスクは大きくなり、

1社でも大きな会社の破綻があると、場合によっては破綻がドミノ倒しのように起こるところに、

大きな不安があるわけです。

 

また当然ながら、破綻が起きなければCDSの場合は儲かる商品です。

でも、関係がないと思っている会社の破綻が、連鎖して、連鎖して、

所有するCDSの対象の会社の破綻を起こす懸念が一番問題で、

今日、大儲けしてくれるCDSが1日で核爆弾に早変わりする懸念があるところがやばいところで、

記事の中でも書いてあるように、CDSは個別契約なので、

誰がどんなCDSを持っているかなど全体像が分かりにくいから、

まさにいつ破裂するか分からない時限爆弾を持っているような状況に、

CDSに投資した企業はなっているわけです。

この投資額が自社で十分埋め合わせられる額であれば問題ありませんが、

巨額で肩代わりができないとなると破綻することになってしまいます。

そして良く言われることですが、例のリーマンを救わないでAIGを救ったのは、

AIGのCDSの保有額が40兆円もあったからで、

AIGの破綻は連鎖破綻を呼び、大変な影響が世界中に及ぶからだったと言われています。


このように今のような経済状況になると極めて危険なCDSですが、

日本の銀行ももちろん所有していますし、

特に地銀は横並び意識もあって、そのリスクなど良く理解しないまま、

積極的に投資したとCDSを販売した当事者からも聞いているし、

さらには融資先の企業がCDSが原因で破綻を起こす懸念も大いにあることなので、

本当に大げさかもしれませんが1日でメガバンクなど有力行が破綻することも十分にあり得るのが、

今の状況ではないかと思うのです。

 

こうして少し事態を悪く考えてみると、今の銀行の貸し渋りも良く理解できますし、

新聞記事にも時々書かれている銀行経営者が今の資本増強は買い増しのためではなく、

自行の安全のためだと言う記事も納得できることだと思うのです。

本当に日本の金融機関が痛んでいないと言うのなら、この発言は可笑しすぎます。

そうではなく。銀行が置かれている環境は間違いなく薄氷の上にいるような状況にあるようで、

銀行の中小企業に対する貸し渋りや信用保証協会の保証なしでは貸せない状況も、

このCDSなどの金融派生商品に対する投資が大きな原因かもしれないと思っています。


金融庁だってもちろんこの状況はよく把握していて、

まさか金融派生商品の投資の失敗懸念のため、

銀行にもしかの時は資本注入すると言えないので、

中小企業の資金繰りのためと世間受けする話しにすり替えて、

いつでも資本注入できるように準備しているのかもしれないと、

妄想と言うよりも確信といったほうが近いニュアンスで疑念を抱いています。
    

少し話が飛びますが、この連鎖破綻の懸念があるCDSを考えると、

アメリカの自動車のBIG3の処理はオバマ政権にとって頭が痛いでしょうね。

ブッシュ政権ではその処理について結論を出さずオバマ政権に先送りした形になっていますが、

CDSの正確を考えると、もし破綻させれば世界中に連鎖破綻を及ぼす懸念大ですし、

といって時代遅れで商品力のない自動車を作り続けるわけにも行かず、

どのような処理をするのか、対岸の火事ではなく、真剣に注目しています。

シティーグループもやばそうですが、

マジでこのBIG3だけは毎日赤字を垂れ流しているから放置できず、

この処理の仕方で、ホントに世界恐慌になる懸念もあるので要注意です。

 

次回はこの種の話の時に必ず出てくるレバレッジについて書きたいと思いますが、

さらにアメリカの投資は必ずレバレッジを効かせているので、

損失額はさらに、さらに巨大になるから・・・・・・・

私なんかには想像できない状況が起きるかもしれないと言う認識を持っています。

こんな状況なのに、4月から金融緩和されるとか、

不動産価格もその内また上がるなんて言った世迷いごとを言っている人もいますが、

私はアホかと思っていつも聞いています。

まあ、私がアホになれば良いんですが・・・・・・

 

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