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12月12日

今日打ち合わせで行った司法書士法人の話によると、
動産取引の件数が前月対比半分くらいに落ち込み景気が悪いとのこと。

9月のリーマンショック以降も、

新聞などで言われている以上に動いていた不動産ですが、

確かにここに来て、急に動かなくなってきたという話をよく聞きますが、

不動産取引には欠かせない司法書士の話だけに説得力があります。

 

それに、新聞を読んでもテレビを観ていても、

企業の工場や事業所の閉鎖、リストラ、内定取り消し、破綻、売上や利益の激減など、

本当に不景気な話ばかりで、

これでは、消費者も消費を控えるのはあたり前だから、

企業の売上が落ちて業績が更に悪化し、また更なるリストラや・・・というように、

まさに負のスパイラルに入った観があります。

 

そんな中、予想していましたが、アメリカのBIG3の救済法案がNGになりました。

後は金融危機対策のための公的資金枠の活用が検討されるようですが、

GMとクライスラー2社については、マジでやばくなってきたように感じます。

この結果円高は進み90円を割り込んだし、日本の株価も大幅続落しました。


とにかく、底が抜け落ちるような調整局面が来るのではないかと、

消費者も投資家も、確たる確証はないけれど、

体感的、心理的に、予想以上にやばくなるんじゃないかと感じているのだと思います。

 

弊社と親しくする、東証1部の事業会社の関連不動産会社の部長が以前言っていたのですが、

この東証一部の企業グループを一代で築き上げた、

有名なカリスマ経営者は、今年の初夏の頃から、

今回のサブプライムローン問題からことを発した世界的な経済危機は、

今までにはなかった、

地面が一気に崩落するような局面になるような気がしてならないと言っていたそうで、

不動産投資には慎重にするように言われていたそうです。

 

やはり一代で大企業を起こした人は良い勘をしていて、

この人の言うことが現実的になってきつつあるように感じます。

 

こんな中、今回のBIG3救済法案の廃案でGM、クライスラー2社の破綻につながれば、

リーマンショックがあり、金融安定化法案否決され、

このことが一気に世界的な経済収縮のきっかけになったのと同じように、

更なる調整局面のきっかけにもつながるような気がしてなりません。

今日の記事を再確認ください。


米上院でビッグスリー(自動車大手3社)救済法案が事実上廃案となり、米政府と議会は12日、ゼネラル・モーターズ(GM)などの経営破たん回避に向け、新たな支援策の検討に入った。ホワイトハウスは同日、ペリーノ大統領報道官の声明として、破たん回避へ金融危機対策のために用意されている7000億ドル(約63兆円)の公的資金枠の活用を検討する意向を表明した。

 米メディアによると、連邦準備制度理事会(FRB)による緊急融資を期待する声もある。

 GMとクライスラーは、公的支援がなければ年内に資金繰りが行き詰まり、破たんする恐れがある。米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請する検討もしており、両社の救済に向けた動きは最終局面。ブッシュ大統領の決断に委ねられることになった。

 ペリーノ報道官は声明で「金融危機対策の公的資金を含めて、ほかの選択肢を検討する」とした上で、「(破たんにより)米国経済をさらに弱め不安定にさせるのは無責任だ」と強調した。

 上院民主党トップのリード院内総務は11日の法案不成立を受けて、年内の議会は「終わった」と述べ、法案修正協議の断念を表明。「大統領が(金融対策の)資金活用を検討することを期待している」と訴えた。

 

時々書いていますように私にはアメリカ人の親戚がいて、

彼等から逐次その時々のアメリカ国内の状況を聞く機会があります。

もちろんカリフォルニア州に住む彼等の本当に限られた情報ですから、

彼等の情報=アメリカ全体の情報ではもちろんありませんが、

それでも報道では感じ取れないリアルな状況を感じることができます。

 

一昨日の話では、リーマンショックを重大事と思っていなかった私の親戚も、

最近の景気の悪さは本当に実感しているようで、

どこまで悪くなるか予想ができないと言っています。

自動車がないと生活できないアメリカなのに、

できるだけ自動車を利用しないように生活防衛が始まっていて、

4ドル(多分1ガロン)くらいまで高くなっていたガソリンが1ドル台になっても、

燃費の悪い車には乗りたがらず、義兄が乗るGMのキャデラックの四駆などは、

1年分のガソリンがタダでついていても買う人は少なくて、

トヨタのプリウスは2年待ちの状況とのこと。

さらに何人かでグループを組んで相乗りで通勤することも始まっているようです。

消費についても、コストコやウォルマートでは買うけれど、

高級百貨店で買う人の数は激減していて、

グッチやコーチなどは3割引じゃなく7割引の店もあるようで、

お正月に来日する時に、何か買っていこうかと言われたぐらい安売りをしているようです。

 

アメリカ人の義兄の話だと、彼は第二次世界大戦の頃の記憶が子供ながらあって、

戦争中でも一般人の生活は普段と変わらないものだったようです。

ですから、彼の記憶の中で、今のアメリカみたいにやばい状況は、

今までに一度も経験したことがないと言っていて、

これは多分多くのアメリカ人が感じていることでしょうから、

義兄の話から考えると、まだまだアメリカの経済は下落していくように感じます。

 

サブプライムローンだけではなくプライムローンもやばくなっていくし、

カードローンや自動車ローンはもちろん、

企業へのローンだって、これだけ経済がおかしくなると、

当然ながらデフォルトが増えるから、ある意味やばいのはこれからが本番なのかなと思ってしまいます。



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一方日本はどうかと言えば、日本は輸出立国のようですが、

実は輸出に対する依存度は2割ぐらいで、先進諸国の中でも低い方で、

アメリカ市場や中国市場がおかしくなっても、実態は我々が感じているより、

本当は影響がないのかもしれません。

でも、ここぞとばかり輸出依存型の企業については、

経営者がここぞとばかり、リストラやコスト削減に動くので、

これは当然のことではありますが、

企業経営者はある意味横並び意識と言うか、

こんな時にリストラやコスト削減を考えない経営は放漫経営と批判される懸念を感じて、

必要がない企業まで、過剰な調整を考えるから、

実体経済以上に経営者も給与所得者も、そして消費者としても景況感が悪くなり、

これが負のスパイラルになっていくように思います。

だから、こんな時は、経済はものすごく情緒的なことで動くから、

景気の良い話や国民が安心するような政策をぶち上げられると良いのですが、

今の麻生政権と言うよりは、自民党政権自体が消費期限が過ぎていて、

政治力がなくなっているから、強いリーダーシップで、国民を安心させるような政策ができないから、

気をつけないと、実態以上に悪い状況になってしまう懸念があるように感じます。

 

こんな時に、わざわざ消費税の増税時期を明記するといった頭のおかしい政治家もいるから、

本当に私は日本の最大のリスクは政治リスクだということを再認識してしまいます。

英国のように、消費税を減税する国とは対照的で、日本の政治家にはがっかりさせられます。

こんな時、膨大な無駄な歳出を大幅削減して、3年後に増税じゃなく、

3年間は消費税半減とか、3年後の政治改革断行後は消費税撤廃位の政策が打てれば、

ずいぶん違った状況を産むと思います。

でもこんな大胆な政策のできる政治家は見当たらないから、夢物語ですが・・・・

 

麻生太郎首相は12日、首相官邸で記者会見し、雇用情勢の悪化や景気後退に対応するための緊急対策の取りまとめを発表した。予期せぬ経済情勢の悪化に備えて政府の裁量で使える1兆円規模の「経済緊急対応予備費」を新設。事業規模は10月に発表した追加経済対策との重複分を含め約23兆円となる。首相は積極的な財政出動を掲げる一方で、景気回復を条件に2011年度に消費税を引き上げる意向を表明した。

 対策の名称は「生活防衛のための緊急対策」。10月末の金融危機向けの追加経済対策(約27兆円)を補強する対策となり、重複分の約6兆円を除けば総額44兆円程度の事業規模となる。


景気対策のための財政出動を良いながら、消費税の引き上げを言うセンスは、

私には分かりません。

中和して効果が出ないと思いますが、いかがでしょうか?

これは、国民に対してよりも、明らかに財務官僚や財政タカ派に配慮した、

財政出動をする代わりにバーターで消費税増税を担保させられているのが明白で、

麻生首相の政治力のなさが露呈し、この首相も消費期限切れと思わざるを得ません。

 

与謝野経財相、消費税上げ時期明示目指す

 与謝野馨経済財政担当相は12日の閣議後の記者会見で、与党税制協議会が税制改正大綱で消費税の増税時期の明示を見送ったことについて「与党と政府の立場が異なることは十分にあり得る」と述べた。政府が年末にまとめる税制改革の「中期プログラム」が「与党税調の文書と同一になる保証はどこにもない」と語り、時期の明示を目指す考えを示した。

 鳩山邦夫総務相は「政府と与党が一体である必要は全くないと思う」と指摘。河村建夫官房長官は「景気状況を見極めたうえで3年後に消費税だというのが首相の認識だ」と強調した。税制改正では与党の決定を政府が追認するのが通例。政府内には「与党の大綱を覆すのは難しい」との見方が強いが、経財相らの発言は波紋を広げそうだ。


もう少しまともな政治家と思っていましたが、獅子身中の虫かもしれないですね。

この人、マジで財政になると言うことが変だと私は思います。

けっこう支持していたのですが、ここまで来ると、その本音は何なのかと不思議な気持ちを覚えます。

 


 

 




 

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