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12月9日

一昨日の日経の社説ですが、まともな内容だったので紹介します。

ややもすると日経の社説に限らず社説はもっともなことが書いてあるようで、

ムカつく内容が本当に多いですよね。

 

例えば消費税論議の社説を読むと、

必ずまずは消費税増税は避けられないと言う前提で書かれたあったり、

インド洋の給油活動でも、私が変かも知れないけれど、

世界貢献とアメリカ貢献がごちゃごちゃになっていて、

さも大したことのない給油活動をことさら重要な政治課題風に書いてあったりして、

読むといつもムカついています。

 

でも今日紹介する社説は、官僚主導の政治の省益拡大への懸念が書かれてあり、

麻生内閣が官僚政治改革に弱腰と見るや出てきた官僚たちの暴走を指摘したもので、

非常にまともです。


理由がわからない金融庁の代引き規制(12/7)

 無用の規制によって消費者の便利さが損なわれ、それが経済活動の萎縮をもたらすような、あしき事例は少なくない。金融庁が新たな法整備によって商品代金や公共料金の支払い手段を規制対象に加えようとしていることも、その典型だろう。

 電話やインターネットで注文した商品を宅配便業者に届けてもらったときに、代金を宅配便業者を介して売り主に渡す代金引換サービス(代引きサービス)は、買う側にとってとても便利な支払い手段だ。

 電気、ガスや携帯電話などの公共料金、また一部の税金や年金保険料をコンビニエンスストアなどのレジで払う収納代行も、消費者にはありがたいサービスだ。銀行窓口で払うときのように書類への記入手続きなどがいらず、待たされる時間が格段に短い。何より24時間、365日いつでも払える。

 これらのサービスは宅配便やコンビニ業界が顧客サービスの目玉として創意工夫をこらして育ててきた。

 インターネット通販の拡大を考えると、代引きサービスの利用者は今後ますます増えるだろう。収納代行も公共料金だけでなく、国や地方自治体の税金の徴収を民間に委ねる流れは広がる一方だ。

 そんな便利なサービスを規制対象にしようとしているのはなぜか。意図がはっきりしない面もあるが、金融庁が金融審議会の部会に出した資料などによると、(1)消費者保護の仕組みが十分でない(2)宅配便業者やコンビニ業者の経営が破綻するリスクがある(3)反社会勢力などによる不正資金の洗浄行為つまりマネーロンダリングに悪用される心配がある――の3点を問題にしているようだ。

 いずれの論点も杞憂(きゆう)だろう。代引きは宅配業者が商品を購入者に渡すのと同時に行われるので、消費者が払い損になることはあり得ない。また委託元、つまり商品の販売者は大半が企業であり、代行業者に経営破綻のリスクがあるか否かを見極める力を持つとみるのが自然だ。マネーロンダリングの心配にいたっては理解に苦しむと言わざるを得ない。規制するための理由を無理に探しているのではないか

 もちろん、代金や料金の回収を代行する企業側も一段の努力がいる。代理でお金を受け取ったことを示す領収証を消費者に渡すサービスをさらに徹底するなどだ。

 よもやと思うが、法規制によってこれらの業界に目を光らせ、あわよくば官僚の天下り先を広げられるという下心を金融庁が抱いているとすれば、とんでもないことである

 

読まれた感想はどうですか?

私はこのような動きがあること自体、知りませんでした。

今のように最悪な経済環境の中、消費者の利便性をなくして消費を阻害することを、

省益拡大のためなら平気で画策する官僚がいること自体最悪で、

こんな動きを止められない内閣なんか消えちまえと思います。

 

功罪分かれる内閣ではありましたが、

小泉さんが首相の時なら、規制緩和という政治課題を掲げている中、

政治課題と逆行する話は、声さえ上げることはできなかったはずで、

麻生首相の力のなさの現われと私は思います。

ご存知のように、世界経済が混乱し、あのトヨタやキャノンなどでさえ、

減産に転じて収益も悪化している今、

国内の経済の活性化を図って、内需拡大にもって行きたいところで、

経済対策を最重要課題に考えていたはずの麻生政権。

こんな中、内需の重要な要因である国内消費に氷水をぶっ掛けるような消費税増税や、

国民の利便性を奪うことで消費を阻害するような今回の規制など、

解散総選挙を先延ばしてまで、国内の経済対策を重視すると言う内閣の話とは、

まったく整合性の取れない話で、ものすごく首相のリーダーシップのなさを感じてしまいます。

漢字が読めないとかマンガ愛好家であるとかなんかはどうでも良い事ですが、

リーダーシップのなさは大問題です。

 

リーダーシップのなさから、

自民党内部や解散総選挙の先延ばしに大反対の公明党からも造反されて、

末期状態の麻生政権ですが、

こんな官僚のくだらない画策は弱い政権だからこそ出てくるのであり、

弱い政権は国民にとっても大迷惑なので、一日も早く退陣して欲しいと思います。

 

何度も書いていますが、

世界経済の大混乱の中、まずは経済対策が重要で、

適確な対策を打つのなら、解散総選挙の延期はやむ得ないと思い、

つい最近まで支持していた麻生内閣でしたが、

定額給付金の実施が年末に間に合わせられないことや、

第二次補正の先送りや、

金融強化法における農林中金&JAバンクの闇に切り込めないことが分かり、

結局、経済対策もできなきゃ政治改革もできない、

解散総選挙も決断できないでは、存在価値はなく、

1秒でも早く退陣して欲しいと思うようになりました。

 

はっきり行って、安倍・福田内閣と2代続けて頼りない首相が続き、

おまけに麻生首相も頼りないとあっては、自民党への不支持が強くなるのはあたり前で、

ここまで来ると、国民にとっては大迷惑も良いところで、

政権交代を強く志向するのは当然ではないでしょうか。

もういい加減、この社説のように、

くだらない規制を省益拡大のために考える官僚を容認するような党はなくなるべきと思います。

本当に辟易、あほらしくてやってられないと思いませんか・・・・・

   


 

 




 

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