もはや政権末期の麻生政権
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よろしくお願いいたします。
12月1日
麻生政権が政権末期の状況になってきました。
まずは日経の世論調査の記事をどうぞ。
内閣支持率31%に急落 日経世論調査
日本経済新聞社とテレビ東京が11月28―30日に共同で実施した世論調査で、麻生内閣の支持率は31%となり、10月末の前回調査に比べて17ポイント低下した。不支持率は19ポイント上昇し62%となり、初めて支持と不支持が逆転した。追加経済対策の裏付けとなる2008年度第2次補正予算案の提出先送りについては「支持しない」が56%で「支持する」の28%を引き離した。
政党支持率は自民党が前回から2ポイント低下し39%、民主が1ポイント低下し30%となり両党ともほぼ横ばいだった。自民支持率は6月以来、民主を上回っている。
この間も書いたように世界の経済大混乱の中、
経済対策を最優先する必要があるという一点で、解散総選挙の先延ばしも仕方がないと思われ、
この部分の政策を適確に打っていると言うことで、なんとか支持されていたのに、
民主党の反対を感じるや、簡単に第二次補正予算案を先延ばししたことで、
一気に政局よりは政策を優先と主張していた麻生首相の化けの皮がはがれ、
支持率が大幅に低下してしまったようですね。
良い悪いは別にして、郵政民営化法案が参院で否決されたとき、
解散総選挙に打って出た小泉元首相とは大違いで、
首相としての覚悟と迫力とリーダーシップの違いを見せ付ける結果となりました。
確かに麻生政権がおかれている状況と当時の小泉政権の状況とは大きく違うから、
麻生首相が最優先課題とする経済対策のスピーディーな展開を邪魔する民主党に対して、
参院で否決されたり、年末に間に合わないような抵抗にあったとき、
一気に経済対策の内容や是非を争点に解散総選挙に打って出ることが難しかったのは分かりますが、
ここまで支持率が落ちて政権の継続に疑義が出るようなことになるのなら、
思い切っても良かったんじゃないかと思います。
こんなことになるのなら、就任後すぐ開かれた国会での冒頭解散が、
麻生首相にしても自民党にしても公明党にしても、多分一番良かったみたいで、
リーマンショックなどの経済混乱によって、先送りもやむなしと言う世論に乗っかり、
政権を長く担当したいと言うスケベ根性が出てしまったことが、
麻生さんにとっても自民党や公明党にとっても最悪の事態になってきたようです。
ここに来て麻生さんも、福田さん同様、政権に長くいたいと言うスケベ根性を国民に見透かされ、
一挙に政権末期を迎えるようなことになったのはマジで痛いでしょうね。
政権末期の状況を表すような記事もいっぱい出てきていて、例えば次のような記事があります。
民主党の小沢一郎代表が麻生太郎首相が次期通常国会中に退陣した場合、自民、公明両党も視野に入れた与野党参加の「超大連立」政権構想を漏らしていることが30日、分かった。結成後は早期の衆院解散・総選挙に踏み切る「選挙管理内閣」だが、首相の支持率低下を踏まえて与党を揺さぶる狙いとみられる。
小沢氏が首相と党首討論をした28日夜、都内での鳩山由紀夫幹事長、新党日本の田中康夫代表との会合で明らかにした。出席者によると、小沢氏は「麻生内閣はもたない。通常国会の途中で投げ出すかもしれない」と指摘。退陣した場合は「全党を入れた内閣になるかもしれない。『超大連立』だ」と語った。
この記事は野党の見解の記事だからまだしも、次の記事などまさに政権内部や自民党やも、
麻生首相の力が落ちているのが分かります。
麻生太郎首相は1日夜、首相公邸で自民党の細田博之幹事長や石原伸晃、林幹雄両幹事長代理らと夕食をともにしながら懇談した。出席者からは「首相は個性が出ていない」「言いたいことをどんどん言った方がいい」など、首相の存在感の薄さを懸念する声が相次いだ。連夜のホテルのバー通いを念頭に「早く家に帰った方がいい」との意見も出た。
河村建夫官房長官は1日午前の記者会見で、日本経済新聞社などの報道各社の世論調査で内閣支持率が急落したことについて「麻生太郎首相の発言などの影響もなしとは言えない。経済への国民の不安や不満もある」との見方を示した。そのうえで「今年度第2次補正予算や来年度予算に向けて着実にやっていくことでまた評価は違ってくる」と語った。
政権内部の女房役のあの頼りなさげな官房長官からも、
内閣支持率急落は首相の発言の影響もあるとか言われたり、
自民党の側近からも早く家に帰った方が良いなんて、
相当馬鹿にされていないと言われないようなことを言われたりで、
こんな記事を見てしまうと、誰が見たって、麻生首相のリーダーシップどころか、
そろそろ終わりが近いんじゃないかと言う雰囲気を感じてしまいます。
当ブログは、資金調達の話を中心に書いているブログなので、
どうしても、多くの方々の資金調達と言う観点でモノを見てしまいますが、
この問題でも、適確で迅速な経済対策が打たれるかどうかはとても重要で、
この一点で私も解散総選挙の先延ばしは仕方ないと言う意見を持ち、
この部分において、麻生首相も、特に中川財務・金融担当大臣には期待していました。
でも第二次補正の先送りを見てマジでがっかりしましたね。
それまでは、首相のバー通いも言葉の読み違いについても、
瑣末なことで批判するなと言う気持ちになっていましたが、
その後の数々の不明発言もそうですが、
麻生首相の政治力や指導力のなさを感じると一気に不支持の気持ちが増幅されるもので、
正直なところ一気に支持する気持ちはなくなってしまいました。
多分多くの人がこのように感じたことが、内閣支持率急降下になったのだと思います。
その一方で、日本国内でも景況感は確実に落ちてきていて、
このような時こそ、強い政治力を持つ政権が期待されますが、
今の自民党と公明党の連立じゃ、とても期待できず、
政治の混迷は避けることができない状況になってきたように感じます。
本当は民主党への政権交代しか打開の道はないと思うのですが、
民主党もなんか頼りなく、特に新しい衆議院議員の候補者の顔ぶれを見ると、
なんか自民党と変わらないような気もして、
実現び時間がかかるでしょうが、政治の大きな再編でもないと収まらないように感じます。
弊社にも毎日続々と資金繰りに窮した会社の相談が来ていまして、
本当に今のままだと、大変なことになるような予感を感じているところです。
最後になりますが、アメリカも政権交代の時期を迎えて先行きさっぱり分からないですね。
私は今一番注目しているのは、自動車のビッグ3への支援がどうなるかで、
すんなり支援策が出るかと思っていたら、難しくなってきたように思います。
何よりも金融機関への支援と違って、ビッグ3の場合は、
恒常的赤字の構造的な問題が解決されないと、
いくら次期オバマ政権誕生の大きな力となった自動車産業の労働組合へ考慮したとしても、
現状のままのビッグ3に公的資金を入れることはかなり無理があるようで、
3社とも破綻する懸念があり、このような事態になった時の、
トヨタや本田など日本の自動車産業への風当たりがどのようになるか分からず、
日本にとって大きなリスク要因になりうるように感じます。
この問題についても、もちろん現政権に期待するしかないわけですが、
この点でも、今の政権じゃ大丈夫かと疑問を大きな懸念を持ってしまいます。
この問題でも先行きどのようになるか分からなくなってきましたが、
本当に一日も早く安定した政権ができないと、マジやばくなってきたと思います。
これだけ短期政権が続くと、まともな政治なんてできる訳がないから、
日本の最大のリスクは政治と言う状況が、さらに明白になってきたように思います。
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