一冊のピアノ教本を進めていくと、すぐに好きになれる曲もあれば、なかなかのれない曲もありますね。
こんにちは、美音♪みねピアノスクール 白井晴美です。
こちらのブログをたずねて頂きまして、ありがとうございます。
12月にはいり、近隣の学校ではインフルエンザが流行しているようです。
コロナ流行が少しおさまってきたかと思っていたところに、次々と感染症が続き、
レッスン室のこまめな消毒や換気は、今もなお、日々の習慣となっています。
さて、ピアノのお話となります
当然の事ながら、
「好きだなあ!」
という曲は、弾いていて楽しいですね。
それに、何より、
自分のよい所が表現できるので、
練習もやる気が出てきて、
さらにまわりの人から、ほめてもらう事もあったりと、
やっぱり、うれしいですよね
うんうん。
しかし、
一冊のテキストの中には、
時々、なんだか好きになれない、
ちょっとやる気が出ない、
といった曲が、どうしても巡ってきます。
そんな時、生徒さんの反応は様々です(笑)
「う〜ん、この曲はちょっとなあ、、
先生、他の曲は?」
私は、やはり本人の気持ちを優先することが多いかな。
もちろん、番号順に進むテキストもありますが、
曲集になると、確かに選ぶ楽しさもあり、
生徒さんにきいて、弾いてみたい曲から始めていく事が多いです。
何より、生徒さん本人に、
「弾いてみたい!」と思う曲があること、
その気持ちを先生に伝えられることも
本当にうれしい☆☆
ただ、時々出会う、あまり気乗りがしない曲は、
学んでいく途中ならなおさら、
次第に避けては通れない、大事な要素を含んだ曲もあったりしますよね。
なんだか、人間関係の課題にも似ています(笑)
遊ぶ時は、気の合うお友達しか付き合わないけれど、
授業中、名簿番号順に振り分けられたグループの中に、普段はほとんど話さない人がいて、
授業中だけは、一緒に何かをまとめて発表しなくてはならなくなった、とか……
そんなとき
「グループ変えてほしい!」と、先生に言いますか?
多分、多くのお子さんは、ちゃんと譲り合って、勉強すると思います。
そして、やってみた結果、
普段はほとんど話すことがなかった、そのお友だちに、
ふと、
「今までは、○○だと思っていたけど、違っていたな。」
「○さんには、こんなすてきなところがあったのか!」
と、印象が変わることもありませんか?
なので、
タイミングを見て、いわゆる短所を補うような曲もやってみると、
そこには、新たな発見💡があり、
少し、辛抱強く練習してみたことで、
ぐんぐんステップアップすることも、
大有り!なんです。
やりたいことが、すぐに手に入らなくても、
その、少し気乗りがしなかったことを、
まず、取り掛かってみると、
あらあら不思議☆☆☆
なんだか、演奏が変わって、力がついてくる!
(^O^☆♪
うれしいことに、自分の好きな曲が、
さらにうまく弾けるようになってくる。
全ての場合には、当てはまらないかもしれませんが、
「進歩したい。」
「少しでも上手になりたい。」
こんな気持ちが芽生えてきた時には、
少し苦手かな、と感じる練習も、
一歩一歩、できるようになると、
次なる世界の扉か、開きそうですよ!
当教室にご縁のあった方々が、
明るい気持ちで、前進できる力がついてきますよう、
心より願っています♡