『きるろいの古文書入門』 第七回
今更ですが、いろは四十八文字のおさらいをしておきましょう。画像の「い」から始まって仮名の下にある字が元になった漢字のくずしです。以前述べたように対応する元の字(これを字母といいます)は、
一種類とは限りません。
※この図表に載ってないものもあります。
では、図表の右から順に。
「い」→「以」
「ろ」→「呂」
「は」→「波」
→「者」 ※すでに学習済み
この図表にはありませんが、「波」が平仮名の元で、片仮名は漢数字「八」が元になっています。
「に」→「仁」
→「尓」
「ほ」→「本」 ✳︎不にみえますね ^ ^ ;;
→「保」
「本」が片仮名の「ホ」
「保」が平仮名の「ほ」に変化
「へ」→「遍」
「と」→「止」
→「登」 →すでに学習済み
【ち〜を】
「ち」→「知」
「り」→「里」
✳︎現代語は平仮名・片仮名ともに、
「利」の字の旁(つくり)から転化
「ぬ」→「奴」
「る」→「留」 →すでに学習済み
→「流」
✳︎他に「類」「塁」のくずしもあります。
画像の一覧には示されていない字については別の機会に紹介したいと思います。
「を」→「遠」
→「越」 ※→すでに学習済み
今回はここまでにしましょう(-.-)y-., o O