いろは四十八文字 おさらい(1) | きるろいの快刀乱麻を断つ

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主に近世日本と落語ネタを綴っていくことを目標にして開設。最近は食いもん系が多いです。2024年はちょっと慎重に動きます(`_´)ゞ

『きるろいの古文書入門』 第七回


今更ですが、いろは四十八文字のおさらいをしておきましょう。画像の「い」から始まって仮名の下にある字が元になった漢字のくずしです。以前述べたように対応する元の字(これを字母といいます)は、

一種類とは限りません。

※この図表に載ってないものもあります。
【い〜と】
では、図表の右から順に。

「い」→「以」

「ろ」→「呂」

「は」→「波」
         →「者」   ※すでに学習済み口笛
この図表にはありませんが、「波」が平仮名の元で、片仮名は漢数字「八」が元になっています。

「に」→「仁」
    →「尓」

「ほ」→「本」  ✳︎にみえますね ^ ^ ;;
         →「保」
「本」が片仮名の「ホ」
「保」が平仮名の「ほ」に変化

「へ」→「遍」

「と」→「止」
         →「登」  →すでに学習済み口笛

【ち〜を】
「ち」→「知」

「り」→「里」
✳︎現代語は平仮名・片仮名ともに、
「利」の字の(つくり)から転化

「ぬ」→「奴」

「る」→「留」 →すでに学習済み口笛
         →「流」
✳︎他に「類」「塁」のくずしもあります。
画像の一覧には示されていない字については別の機会に紹介したいと思います。

「を」→「遠」
         →「越」 ※→すでに学習済み口笛



今回はここまでにしましょう(-.-)y-., o O