被災高齢者、温泉に無料招待

おはようございます！来週9月25日（日）は君津市議会議員選挙の投票日です。被災地宮城県の温泉がオープン再開。イベントがスタートしていますね。どんどん盛り上がって欲しいです

　宮城県南三陸町の２次避難所、南三陸ホテル観洋が、東日本大震災後に休止した温泉の営業を再開した。町内の仮設住宅を巡回してホテルに送迎する「観洋ぐるりんバス」の運行も始め、９月末まで６５歳以上の被災者を無料で日帰り入浴に招待している。

　ホテルは震災により水や電気などのライフラインが寸断されたが、町の２次避難所として多い時で約６００人の被災者を受け入れた。現在は仮設住宅への移転が進み、工事の遅れで入居できない１０人強の被災者が残るのみ。３日に約半年ぶりに温泉の営業を再開した。

　バスは仮設住宅に移った高齢者が部屋にこもりっきりになることを防ぐために企画したという。町内の１０地点の仮設住宅を回って、ホテルへの送迎を行う。おかみの阿部憲子さん（４９）は「仮設住宅に移り、友人の居場所が分からなくなった被災者が温泉やバスで再会して世間話に花を咲かせている」と話す。

　温泉の営業は１１時から２１時まで。料金は大人５００円、子供２５０円、９月末まで６５歳以上は無料になる。バスは予約制。８時から１７時まで、電話０９０・６５５３・１９４８で申し込みを受け付けている。【水戸健一】

毎日新聞　2011年9月7日　東京朝刊

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