フィリピン語学学校の授業に関し、注意すべきことが三点ありました。
① 講師との相性
② 授業中のおしゃべり
③ 予習・復習
本日は、最後の「予習・復習」についてお伝えします。
※前回までの記事は↓こちら
フィリピンの語学学校では一日に5コマ前後のマンツーマンクラス(多いところでは8コマ以上)が行われています。
1対1のプライベートレッスンで「アウトプット量を増やすこと」がフィリピン留学の醍醐味です。
しかし、ここに大きな注意点があります。一日5コマ前後あるマンツーマンの授業内容をしっかり消化できるかどうかです。
実際、「消化不良」を口にする学生さんが少なくありません。
英語力上達の鍵は、「INPUT(学習内容を理解し記憶すること)」と「OUTPUT(使うこと)」の反復にあります。
語学学校の授業はOUTPUTがメインです。学生のOUTPUTに対して講師が文法説明や英文修正などフィードバックを与える形で授業は進行します。
ですが、授業中だけで全てを覚えることは大変困難です。
そのため、授業で学んだことをしっかりとインプットし直す(復習)必要があります。
単語の暗記に始まり、文法の確認、リスニングプラクティス、発音練習、会話練習など、OUTPUTとして使えるレベルまでINPUTを強化しなければなりません。
私の経験上、一日のマンツーマン授業で学習した英語表現を使える状態まで消化するには、授業時間と同じくらい、もしくはそれ以上の自習時間を要するように思います。
加えて、自習には予習の時間も必要となります。授業の準備にも時間をかけなければいけません。
しかし、この「予習+復習」の自習の充実が英語力を確実に伸ばしていくのです。
事実、留学しなくても英語がペラペラな日本人がいることから、自学こそが英語をマスターするために必要なことだと言えるでしょう。
最も効率的で賢いフィリピン語学学校での学習法は、語学学校をあくまで英語の「OUTPUTの練習と修正」の場と位置づけ、その後の自習を充実させることです。
これに気付いている学生さんの中には、授業を1、2コマ辞退し、自習時間の確保に充てている方もいらっしゃいます。
学校選択の際に、「自習時間をしっかり確保し授業を消化するためには、コマ数が少し多過ぎないか」確認してもらいたいと思います。
フィリピン留学と言えばセブ・・・だけではありません。
日本と同じくらい治安がよく、虫が少なく、一年中クーラーなしで過ごせる快適な環境のバギオでの語学留学の人気が高まりつつあります。
日本と同じくらい治安がよく、虫が少なく、一年中クーラーなしで過ごせる快適な環境のバギオでの語学留学の人気が高まりつつあります。