フィリピン語学学校の授業に関し、注意事項は下記の3点です。
① 講師との相性
② 授業中のおしゃべり
③ 予習・復習
今回は、二点目の「授業中のおしゃべり」について検討していきます。
①「講師との相性」についてはこちら
通常、語学学校のマンツーマン授業は ‟SMALL TALK(何気ないおしゃべり)” から始まります。
講師は「週末何をしたか」「昨日の夜はどのように過ごしたか」「今日は雨が降りそう」などの小話から話題を引き出し英会話に発展させます。
「昨日、映画を見た」と答えた場合、講師は「何を見たか」、「どのようなストーリーだったか」、「何が最も印象的か」など質問するでしょう。その後、講師自身の映画に関するコメント、例えば「最近見た映画は…」「あの女優は…」などが付け加えられます。
この‟SMALL TALK”はウォーミングアップとしての役割があり、普通は5分以内に終え、本題の学習内容に入っていくのが典型的な授業パターンです。
しかし、‟SMALL TALK”が‟BIG TALK”になってします場合があります。
BIG TALKに発展する一つ目の理由はフィリピン人の国民性です。
フィリピン人の性格はフレンドリーで社交的です。つまり「おしゃべり大好き」なのです。軽く講師に質問しただけで、自分が思っている倍以上の内容を話すケースが多分にあります。
二番目の理由は、レッスンプランが緩やかだということです。
フィリピン人講師は日本の学校教師ほど厳密な授業計画に基づいて教えているわけではありません。
このため、本来の学習内容ではなく「おしゃべり」が授業のメインとなってしまう事例が報告されるのです。
確かに、英語でのチャッティングはスピーキング力アップに貢献するのですが、それに終始しては根本的な英語力の向上は期待できません。
なぜなら、‟SMALL TALK”の時は、講師は基本的に表現や文法の修正をしないからです。
語学学校は、「語彙やセンテンスの訂正」といった講師からの「フィードバック」を受けられることが最大のメリットです。
チャッティングだけなら、バーでお酒を飲みながらやる方が楽しくできるでしょう。
SMALL TALKの時間が長くならないように、自分から授業内容の話をしたり、「さぁ、今日の内容を始めましょう」とダイレクトに提案するのがよいでしょう。
次回は「③予習・復習」について検討していきます。
フィリピン留学と言えばセブ・・・だけではありません。
日本と同じくらい治安がよく、虫が少なく、一年中クーラーなしで過ごせる快適な環境のバギオでの語学留学の人気が高まりつつあります。
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