【本】 「代議士秘書 永田町、笑っちゃうけどホントの話」 by飯島勲
せっかく読んでも、忘れてしまうので。
今回の本は、「代議士秘書 永田町、笑っちゃうけどホントの話」 by飯島勲
おすすめ度
☆☆☆☆
政治家って信用ならんと思っている人にとったら、痛快に読み進められる本。
まぁ、結構、デフォルメしてあるので、鵜呑みにすると危険だが、読み物としては、面白かった。
一度、選挙戦のお手伝いをしたことがあったので、選挙戦について書かれていた部分は、かなり興味深かった。
私の手伝った先生は、初めての選挙戦だったので、記述ほど厳しくはなかったが、裏ではこういう所にまで、頭を働かせていたのかと思うと、奥が深いなと感じた。
学生でも議員インターンシップなどがあるが、一度、やっておけば良かったなと本を読んで思った。
この本のすごいところは、内容もさることながら、政権の中枢にいる議員の秘書が書いたことにある。
初版は2001年3月に発行されている。2001年の4月末に小泉政権が誕生したことを考えれば、よくこのタイミングで本を出したなと思う。
さすがにペンネームで初版は出したみたいだが、それでも爆弾になりかねない内容のことを平気で書いているので、この本の扱いは永田町でどうだったか興味深い。
海千山千の政治家の中で、30年も秘書をやってきだだけあるなというのを感じさせる本だった。
最近も、総裁選で小池氏を総裁に担ぎ出そうとするなど、小泉首相退任後も、政治の世界で存在感を示している。
この本の前に読んだ、「小泉官邸秘録」も面白かった。小泉首相政権の足跡が見うけられる内容となっている。
おすすめ度
☆☆☆☆☆
- 飯島 勲
- 小泉官邸秘録
判定と審判!!
柔道の世界選手権の最終日で金メダルが3つと、お家芸の面目躍如となった。
谷が金メダルを獲得し、無差別級の男女代表の棟田、塚田がアベック優勝と、
最後はいい締めくくりとなった。
今大会は、日本の男子のエース級の鈴木、井上が共に2回戦で敗れる波乱があった。
審判の微妙な判定が勝負を分けただけに、後味の悪いものとなってしまった。
ただ、柔道のような身体的接触があり、一発で勝負が決まってしまう競技にとって、
微妙な判定はつきものだろう。
こうした判定が起こる度に審判のレベルをもっと高くしろといった論調が起こるのだが、
これは、いたちごっこになる。
テレビで全て映されてしまうので、多くの人々がそのシーンを目撃してしまう。
そこには色々な主観が入り、肩入れしている選手の事情もあり、
論争が巻き起こる。
結局、微妙な判定で勝負が決まった選手は、不運という言葉と共に、
報道され、その後、陽が当たるまで、忘れ去られてしまう。
当事者は、4年にも及ぶ苦しい練習に耐えて、そのステージに上がるのだから、
やりきれないだろう。
人生に運、不運はつきもの。
これを糧に、這い上がれるか、沈むかでその選手の真価が問われる気がする。
人間が介在するものに、絶対に正しいものはない。
運は自分で掴むもの。
不運な時は、自分の努力が足りなかったと思える選手は強い。
でも、現実は、檜舞台に上がるチャンスを不運で逸したと思う後悔の念が
強いんじゃないだろうか。
第2回楽天イーグルス夏休み観戦感想文コンクール!!
スポーツを観戦してもらい、感想文を書く。
野球観戦を、教育の一環にもしてしまおうという狙いは、きれいだ。
大リーグなんかでは結構、やられている。
けれど、言うは易しでやるのは結構、難しい。
イーグルスは5400通以上も集まったそうだ。
5400人といえば20人1クラスと考えて、270クラス分ある。
仙台の小学校が何クラス構成かわからないが、
1学年3クラスとすると、15以上の学校が丸々、
動いた計算になる。
まぁ、実際の応募は多岐に渡っているから、そんな計算はどうでも
いいのだが、日本でいったい何チームがイーグルスと同水準の
夏休みの観戦感想文を集められるだろうか。
ただ、子供にチケットを配ればいいわけでないのは、自明の理である。
教育委員会を巻き込み、なおかつ学校訪問などの地道な努力を続けて、
積み上げられる数字だろう。
子供がこれをきっかけにイーグルスファンになれば、球場にもリピートしてくれる。
そして、このコンクールが有名になれば、段々、書いて当たり前になってくる。
夏休みの読書感想文が、スポーツ観戦感想文に変われば、本当にすごい。
30年後、イーグルスを長年応援しているおっちゃんが、子供にこのコンクールで
俺はMVPをとったんだぞと自慢していたらいいなと思った。
http://www.rakuteneagles.jp/news/eagles/_kansobun2007prize.php
カポエイラ!!
ブラジル旅行から帰ってきた友達と一緒に、カポエイラを見に行ってきた。
友達曰く、今回、来日したメンバーは精鋭揃いだったらしい。
初めてのカポエイラがそんなメンバーって、かなり幸せだ。
実際、ショーが始まると、人間ってこんな体の動きができるのってぐらい、すごいパフォーマンスだった。
しかも、むちゃくちゃカッコいい。
絶対、喧嘩したら勝たれへんってゴツイ人たちが目の前で、飛んだり、跳ねたりと
目にも止まらない速さで動いていく。
楽器と観客の手拍子で、場を盛り上がり、常に心地いい空間。
ショーを見ると、少しだれる時間があったりするものだが、そんな時間なんて、全くなかった。
「パラナウェー~、パラナウェー~♪」と口ずさんでいるメロディーが頭から当分、離れそうにない。
観客を入れて、カポエイラをやる時間もあり、とてもアットホームな感じだった。
小さな子供も、参加したりして、愛くるしい姿でキックしたりと愛らしい時間もあり、
ショーマンシップに満ち溢れていた。
最後は、楽器隊とサンバのお姉さんが乱入して、会場はダンス会場に。
サンバも初めて見たが、お姉さんがパンストを履いてて、少しショックだったのはご愛嬌。
最初から最後まで楽しませるという面では、本当に素晴らしかった。
手拍子や歌を歌うという観客も参加できる要素ってショーにおいて、かなり重要な気がする。
また、見に行こう!!
↓↓↓
今回のショー
http://jp.bantus.org/2007/08/23/bantus-festa-live/
↓↓↓
「youtube」で見つけた画像
http://jp.youtube.com/watch?v=51q1VB_dDik
久々の更新!!イチロー200安打!!
まさにプロフェッショナルだ。
イチロー7年連続200安打
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/headlines/20070904-00000021-spnavi_ot-base.html
7年も連続で200安打を打っているのは、大リーグの歴史を紐解いても、二人だけ。
本当にすごい。記録もすごいが、7年間、大きなケガをしていないのもすごい。
今日、見ていた、「NHKのプロフェッショナル」って番組で、
靴作りの匠が、プロフェッショナルとは、「人から期待された以上のパフォーマンスを
して、信頼を得ることだ」と言っていた。
イチローに求められるものは、日本人野球選手では最も要求の高いものだろう。
たとえ3割ちょうど打っても、おそらく多くの人は、今年のイチローは不振だった
と思うだろう。
野球で3割打つのが、いかに難しいかということは、おいといて。
期待を上回るパフォーマンスをすれば、次の期待は、その期待値より上になる。
それを継続して達成するのが、いかに難しいかは、世の中を見渡せばわかるだろう。
しかも、イチローへの期待は、野球選手の中でもトップクラスなのだ。
そして、来年もイチローは大きな期待を背負って打席に立つ。
期待値を上回るパフォーマンスを見せて、信頼を得る。
これって全てに通じる。
今自分は、そのパフォーマンスを見せるためのプロセスにいる。
毎日、必死に考え、行動して、ジタバタしながら、前に進む。
信頼を得るって簡単なようで難しい。
久々にブログを更新する。
継続をすることが大切だとわかっていても、実行にうつすのは難しい。
週に2日は更新しようと決める。
中身がない、忙しい、時間がないというのは、ただの言い訳。
継続する。2日は必達で。
エジプトサッカー観戦記!!
2月下旬、エジプトのカイロにいた。
そこは、本当に不思議なところだった。
道路を走る車は車線を気にせず、走っている。
横断歩道は機能しておらず、歩行者は大通りでも平気で道路を渡る。
日本のようにピカピカの車なんて走っていない。
大抵はバンパーが凹んでいたりする。
追突されたのか、後ろが凹んでいる車もチラホラ。
乗ったタクシーのミラーが、走行中、他の車にぶつかって運転手が窓から文句を言う姿も見た。
ただ、何より不思議だったのはアラビア語。
右から書く。
これだけで、混乱しそうなのに、なおかつミミズみたいな文字。
ストリート名からバスの数字、レストランのメニューまで、あらゆるものがアラビア語。
想像や連想すらできない世界。
当たり前といえば、当たり前なのだが、日本人にとっては??の連続。
さて、アラビア語で最も困ったのが、サッカーの情報を仕入れるときだった。
私が情報を仕入れるのは、ウェブか現地の新聞。
それを見れば、大抵の場合、時間と対戦相手がわかる。
しかし、エジプトは違った。
私が見ようと思っていたのは、エジプトで一番強いアルアハリ。
クラブワールドカップにも一昨年出場していたチーム。
日本にいる時に、公式ウェブサイトに行くと、なんとアラビア語の文字が。
他の言語は対応していない。
まぁ、エジプト人以外ほとんどサイトを訪れないだろうから、英語すら必要ないのだろう。
しかも、アラビア数字のため、いつどこと試合をするかほとんど解読不可能。
なんとか英語でアルアハリの試合日程を探し出し、2月1日にあることを発見。
しかし、現地に行ってから宿のおっちゃんに聞くと、2月2日とのこと。
新聞を見せられ説明されるが、全くわからない。
ここは信じるしかない。
2月2日の18時と教えられ、その時刻にスタジアムへ。
カイロ市内からタクシーに乗って20分。
10ポンド(約200円)払って、降りる。
しかし、スタジアムが近づくも人気があまりない。
不安になって警官に聞くと、19時からとのこと。
なんとかスタジアムにたどり着き、ゴール裏のチケット代の10ポンド(約200円)を払い、スタジアムの中へ。
不思議な現象が目の前に広がっていた。
客は2割ぐらい。
しかも照明がついていない。
試合1時間前に照明がともっていないなんて、考えられない。
そして、オーロラビジョンを見るとサッカーの試合がやっている。
時折、アルアハリのサポーターから歓声が上がる。
もしかして、パブリックビューイングに来たのでは。
そんな不安が頭をよぎる。チケット代の値段とこの観客の少なさ。
とりあえず、横のおじさんに「いつから試合が始まるのか」と聞いていみる。
しかし、会話にならない。ジェスチャーも通じない。
そんな時、後ろから助け舟が。
「試合は19時半からだよ」
これで少し疑問が解けた。
試合開始1時間前に来ていたのだ。
オーロラビジョンで流れていた映像はどうやら2位のチームとのこと。
照明も試合開始30分前につき、無事サッカーのできる環境に。
スタジアムに入って、サッカーを観るのに、こんなに不安になったことはなかった。
アルアハリの選手はおろか対戦相手のチーム名すらわからない試合は、アルアハリの一方的なペースで進んでいった。
1点、2点、3点と点を追加していくアルアハリ。
正直言って力の差がありすぎて、あまりおもしろくなかった。
そして、誰も選手を知らない状況で見るサッカーは草サッカーを観ているようだった。
エジプトのサッカーはゴール裏が熱狂的なのではなく、バックスタンドが熱狂的だった。
ゴール裏=熱狂的という私の中の常識も崩れていった。
あと、スタジアムをぐるっと囲んだ警官たちが試合中、試合のほうを向いて、ずっと座っているのには驚いた。
誰を警戒しているのかわからない様子。
最終的に、観客は4割ぐらいに増えていた。
ただ、アルアハリのホーム、カイロスタジアムは10万人収容なので、4万人ぐらいはいた計算。
4万でも満員になっていない分、雰囲気はあまり出ていいない。
少しキャパが大きすぎるのではと感じた。
やっぱり不思議なところだった。
払ったお金は200円。
「まぁいっか」となる金額。
しかし、1日間、カイロに余計にいた関係で、最終的にルクソールから飛行機で帰ってくるという離れ業をしなければならなくなってしまった。
ちなみにルクロールーカイロ間は、バスなら1200円ぐらい。電車は1000円ぐらい。飛行機は9000円ぐらい。
けど、またアラビア語圏でサッカーを観たいと思った。
イレギュラーな出来事は旅行の楽しみだから。。。
いつか、中東でサッカーを観よう。
トルコサッカー観戦記!!
大学最後の休みを利用して1月下旬から2月中旬まで、トルコとエジプトを旅行してきました。
スポーツのことを書くブログと標榜しているので、トルコでのサッカー観戦について書こうと思います。
トルコサッカーと言えば、どんなイメージを皆さんはお持ちでしょうか??
私は「熱狂的すぎる」というイメージが強いです。
実際、たまにサポーターの暴動が起きたりするぐらい熱狂的です。
また、トルコは日本サッカーと、まぁまぁ関係が深いところです。
稲本選手が今季からガラタサライでプレーしていて、ニュースで取り上げられたりもします。
2006年ワールドカップの時に日本代表監督だったジーコが現在、フェネルバチェで指揮をとっています。
そして、2004年に鳴り物入りでヴィッセル神戸に加入したイルハンもトルコ人です。
ちなみに、イルハンは、ヴィッセル神戸に9億円で加入し、3試合だけ出場して、ケガのため退団しました。在籍期間は、わずか半年ほど。ただ、当時は、Jリーグの話題を独占していました。女性ファンが多く、日本で写真集を出していたなど、サッカーとは関係のない部分で注目を浴びていたことが原因でしたが。。
私が知り合ったトルコ人は、「イルハンはトルコでは2年ぐらいしか活躍していない。けど、日本では大金を稼いだ」と言っていました。
今回、トルコで観戦したのは、ベジクタシュvsマニサスポルという試合でした。
ベジクタシュはイルハンの元所属クラブです。
トルコサッカーについて簡単に説明しておくと、ガラタサライ、フェネルバチェ、ベジクタシュの3チームが実力、人気で他のクラブを圧倒しています。しかも、3チームともイスタンブールにあるため、ダービーの試合はトルコリーグで最も見所の多い試合となります。
本当は、ガラタサライの試合を見に行く予定でしたが、試合日の2,3日前にトルコサッカー協会から無観客試合というアナウンスが出されて観戦できなくなりました。原因は、ガラタサライのサポーターが対戦相手のホームで騒ぎを起こしたからというものでした。そのため、急遽、予定を変更してベジクタシュの試合を見にいくことにしました。
チケットは当日券を購入。その日は雪が降りそうだったので、屋根付きの席を頼むと、ゴール裏をすすめられ、少し怖いと思うも、一番安かったので、その席を購入しました。チケットの値段は日本円で、1800円ほど。バック席は3200円ほどでした。
スタジアムはサッカー専用で3万2千人収容で、サッカーを観るにはちょうどいいぐらいのサイズです。あまりに大きすぎると、いまいち雰囲気が出ません。
キックオフ2時間前ぐらいから、ベジクタシュのユニホームを着たサポーターがスタジアムまでの通りに続々と駆けつけてきます。歌を歌ったり、おしゃべりをしたりと思い思いのスタイルでスタジアムへの道のりを進んでいきます。
こういう場面に出くわすと、サッカーを観にきたという実感が沸いてきます。
普通、こういう場面ではビールが登場するのですが、トルコは一応イスラム国家なので、ビールを手にしている人は他の国に比べて少ないです。ただ、アルコールがないのに、暴れたりするんだと思うと、他の国より熱狂的なんじゃないかと思ったりもします。
スタジアムに着くと、カバンのチェックからボディチェックと念入りに危険物がないか調べられます。入場前と入場後と2回もボディチェックを受けたのは、初めてでした。
ゴール裏ということもあり、熱狂的なサポーターが集まっています。
チケットを確認していると、トルコ人に声をかけられ、一緒に観ることになりました。
話しをしていくと、彼の名前はイズマイルで警官だということがわかりました。全く英語が喋れない彼との会話は基本的にはジェスチャーとフィーリングで行いました。けれど、同じサッカーを観ているので、なんとなく意味がわかったりします。
しかも警官なので、何か変なことに巻き込まれたときも、大丈夫という変な安心感がありました。
全く選手を知らないで来たのですが、彼のおかげで、ブラジル人トリオが注目だということがわかりました。
見よう見まねで、応援歌を口ずさんでると、日本人が珍しいのか、結構、声を掛けてくれたりします。
一応、その場ではベジクタシュのファンということにして、会話を楽しみます。
試合が始まると、ゴール裏どころかバックスタンドも総立ちです。むしろ、ゴール裏よりバックの方が熱狂的だったりします。
スタジアムは8割ぐらい埋まっています。
試合は3位対4位対決ということもあり、中身の濃い試合になりました。
序盤はマニサスポルに左サイドをたびたび崩され、危ないシーンが続きました。
しかし、24分にカウンターからブラジル人フォワードのノブレが点を決めてベジクタシュが先制。
その後、一進一退の攻防が続くも、42分に再びノブレが決めて、ベジクタシュが追加点。
スタジアムはノブレ、ノブレの大合唱。
後半53分に、マニサスポルが一点返すも、76分に再びノブレが決めて、ベジクタシュが勝利を決定付ける。
ノブレのハットトリックでスタジアムはお祭り騒ぎ。やはりホームのチームが点を入れると盛り上がる。私も一緒に馬鹿騒ぎ。
試合はそのまま終わり、3-1でフェネルバチェが勝利をおさめました。
トルコはテクニック重視のサッカーという勝手なイメージがあったが、結構、フィジカル的なサッカーを展開していました。サッカーのスピード感はJリーグと変わらない感じがしたが、寄せの早さやフィジカルはトルコの方が上でした。
ハーフタイムにイズマイルにチャイをおごってもらったり、試合後はトルコサポーターになぜか手袋をもらうなど、貴重な体験ができました。
トルコサッカーは想像していた通り、サポーターが熱狂的でスタジアムの雰囲気もかなり良かったです。
トルコサッカーはまた観に行きたいと思います。
最後に小耳にはさんだ話です。
トルコ語がわからないので、推測ですが、おそらくこんな感じでした。
子供:「何で日本人が応援しにきているの??」
親:「イルハンが日本に行ってたからだろ!!」
イルハンは関係ないって心の中で叫んでいました。
※次回はエジプトサッカー観戦について書きたいと思います。
参考資料
ベジクタシュのHP
http://www.bjk.com.tr/en/haberler.php?h_no=1234
イルハン写真集
「バスケ祭」とレッドブル!!
だいぶ、古い話しになるが、12月16日に「バスケ祭vol.4」というオールナイトのイベントに行ってきた。
バスケにダンスに、レゲェなどのライブという盛りだくさんのイベント。場所もゼップ大阪でかなり本格的。
バスケを見にきた人が、それをきっかけにダンスや音楽を好きになる。
ダンスやライブを見にきた人が、バスケを好きになる。
そんな素敵な仕掛けがあったイベントだった。
ともすれば、バスケやダンス、ライブの間に区切りができてしまう危険性もあるが、演出側が上手かったので、ほとんど会場のテンションにぶれがなかった。プログラム作りから場内演出まで、かなり綿密に詰めたんだろうなぁ。
広報戦略さえ上手く行えば、かなり需要があるように感じた。
「また、行きたい」、心底そう思えたイベントだった。
話は変わるが、そのイベントにレッドブルが協賛してた。
レッドブルといえば、「レッドブル、翼がはえたら」のCMでおなじみの会社だ。
同社は飲料メーカーで、レッドブルというドリンクを扱っている。スタミナドリンクでは、世界一の販売量を誇っている。
味はオロナミンCみたいで、栄養ドリンクに近い。
ヨーロッパではおなじみの商品だが、日本では、2006年4月から日本で販売を開始したため、あまり浸透していない。
そんな同社が、試合後に「レッドブル」をサンプルとして配っていた。
しかも、必ずフタをあけて渡される。
これは日本に参入した同社が、まずは味を認知してもらうためにとった戦略だろう。
普段、スタジアムやイベントに行ってもらうサンプルはほとんど見ないまま、使わないままで終わる場合も多い。
スポンサーとして、ただ単に配布するのではなく、目的に沿った配布の仕方も考えなければならない。
オールナイト明けでレッドブルは正直、きつかったが、サンプル配布の見方が少し変わるきっかけとなった。
スポンサーからすれば、サンプルの機会なんてそれほど重要視していないだろうが、こうした細かい所を詰められれば、ちょっとした売りになると思った。
参考資料
「バスケ祭」:http://www.baskematsuri.com/pc/html.new/EVENT%20page.html
ヴィッセルカレッジのHP完成!!
2006年、一年間かけて活動してきたヴィッセルカレッジの公式ホームページがついに完成した。
実際、ホームページを作るのは、素材集めなど結構大変で、一年間の活動を振り返るいい機会にもなった。
http://www.vissel-kobe.co.jp/college/index.html
公式ホームページとして、ヴィッセル神戸のオフィシャルサイトにもバナーが貼ってある。
グーグルで「ヴィッセルカレッジ」と検索すれば、トップページに出る。しかし、画面が少し違う。なぜか、「vissel college」と英語で打つと、トップページにきれいに出る。グーグルのアルゴリズムはどうなっているのだろう。
ヴィッセルカレッジはヴィッセル神戸が大学生に向けて4月から開校したスポーツビジネスカレッジである。
スポーツと教育を融合させた比較的新しいモデルだ。
同じ関西の京都パープルサンガがいち早くこのモデルを作っているが、他のプロスポーツ球団には見られない。
スポーツビジネスの現場を学べたり、スポーツイベントの企画やスタジアムでの新聞発行をしたりと大学では学べない内容が特色だ。
スポーツビジネスは権利ビジネスである。
チケットや放映権、スポンサーシップなど全てスポーツから派生する権利を取り扱っている。
その権利をうまくマネジメント化していけるかが鍵になる。
スポーツと教育は、同じソフトサービスを扱う業界同士、連携しやすい。
コーチングはスポーツが発祥だし、組織論などでスポーツの事例が扱われるのも、上記の理由からだろう。
また、近年はスポーツチームと大学が提携することも多い。
ヴィッセル神戸と神戸学院大学や親和女子大学。
京都パープルサンガと立命館大学。
湘南ベルマーレと産能大学。
スポーツチームは大学のブランディング向上に一役買ったり、知的財産の提供や選手稼動のイベントなどを行う。
大学側は、対価としてスポンサー費を払う。
ここ最近では、スポーツを冠にした学部の新設も目立つ。
スポーツというソフトなイメージは学生に受け入れられやすいという側面があるのだろう。
これは、大学全入時代を迎えた大学が入学者数を増やそうという戦略の一環として採用しているのだろう。
この傾向はある程度続くだろう。
さらに、スポーツ業界は今の就職市場とは真逆で買い手市場だ。
そもそも求人が少ないため、この傾向はずっと続く。
楽天イーグルスには、初年度7000人の応募があった。
また、京都パープルサンガが社会人や学生向けに開いた「アドバンスカレッジ」には約50名が参加したという。
スポーツチームに就職したい人は大勢いる。
このようなことから、スポーツチームが持つ知的財産はもっと活用できると思う。
チームマネジメントから財務戦略やイベント運営などを教育的観点から活用すれば優良な資産となりうる。
また、学術的な分野も比較的新しいため、スポーツチームが持つ情報は希少価値がある。
教育資産として売るという発想を持てば、新たな収入源になる。
スポーツと教育という分野にはこれからも注目していきたい。
ビザカードvsマスターカード!!
ビザカードとマスターカードがFIFAのスポンサーをめぐって法廷闘争まで繰り広げている。
事の発端は、今年4月にビザカードが2007年から14年のFIFAの公式パートナーになったと発表したことによる。
これに対し、過去16年間スポンサーだったマスターカードが猛反発。
FIFAがマスターカードに保証した「将来のW杯スポンサー契約で優先権を持つ」という条件に違反するとして訴えを起こした。
米連邦地裁は7日、マスターカード側の訴えを全面的に支持する判決を下した。
なぜ、こうしたスポンサーの権利をめぐった裁判が起きるのだろうか。
その理由は、FIFAのスポンサー構造にある。
FIFAのスポンサーは、公式パートナー、ワールドカップスポンサー、FIFAの主催大会開催国のスポンサーの三つに分けられている。
中でも公式パートナーは各業界1社の計6社しかなれない最上位のスポンサーである。たとえば07年から14年までの8年間で330億円の契約を結んだソニーは、デジタルライフジャンルの企業として権利を行使する。
FIFAのスポンサー政策は、業界や業種のスポンサーを1社に限定することでスポンサーメリットを最大化している。1社に絞ることで、競合他社の広告機会を奪うという側面もある。これは買い手市場だから成り立つといえる。ワールドカップは60億人のべ300億人が観戦する世界最大のイベント。しかも、観戦する国と地域は全世界に及ぶ。
グローバル企業にとって、ここまでリーチのある媒体はオリンピック以外にない。そのことが巨額のスポンサーシップ契約を可能にしているのだろう。
ビザカードとマスターカードは従来、オリンピックとワールドカップですみわけが成されてきた。それだけにビザカードがFIFAとスポンサー契約を結んだのは、マスターカードにとって看過できない問題だったのだろう。
クレジットカードは他社とそれほど差別化できない。そのような商品を扱う企業にとって、マーケティング戦略は非常に重要になる。顧客を誘導するためにスポーツイベントへのスポンサードは、重要な鍵を握る。
法廷闘争はまだまだ続きそうだが、マスターカードが敗れれば、ビザカードがオリンピックとワールドカップのスポンサー権利を持つことになり、影響は計り知れないだろう。