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天日干しを始めて2週間、不細工ながら何とかそれなりに干し上がった。

この2週間、家族旅行やパン教室なども行った。

この話も絡めて書いてみたいと思う。


干しブドウは食用にするかもしれなかったので種を取りながらの作業となった。

果汁が無くなれば、出来上がりなのだが、種を取り出す時、果肉や果汁も出てしまってペッタンコな皮だけの干しブドウになったものが多かった。


酵母に魅せられたパン屋-干しブドウ

果肉がムッチリと残っているのが理想なのだが・・・・。

程遠い出来である。

味も凄い。

ヤッパリ酸っぱい。

生の時より少しだけ、本当に僅かだが甘味もある気もするが、誰に食べてもらっても好評ではない。


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旅行明けにパン教室を行った。

チョッときついかな?と思っていたのだが、とても充実したパン教室となった。

今回、工房では初めての親子パン教室となった。

小学校の家庭科教室での多人数のパン教室は何度も行っていのだが、何となく気が張る・・・・。

しかし、子供達の素直な言葉と表情に安堵すること毎々。

パン作りを通して共感できた嬉しさは、今までに無かった充実感だ。

子供は社会の緩衝材と接着剤ではないだろうか。


酵母に魅せられたパン屋-パン教室1

酵母に魅せられたパン屋-パン教室2

親子若しくは家族でのパン教室は良いかもしれない。

大人ばかりだと間が持たないことがあったし。

私自身が目的をハッキリさせた方がいいような気がする。

とても参考となるパン教室になった。


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家族旅行は岐阜の付知町と下呂へ行った。

長男が来年中学生になると家族揃って出かけることも難しくなると思い、

『節目』

かなと思い出掛けた。


目的は、川遊びと美術館に行くことだったが、それ以外の感動や刺激を得ることが出来た。

北陸の里山より大きく、緑も深く、川も雄大で清らかだ。

その間に人々が暮らしている。

山の恵みが暮らしを支え、またそれを大切にしてきたことが山容に表れているようである。

キャンプ場でバンガローを借りたのだが晩飯の火起こしをしている時に寝転がって空を見上げていると、とにかく高い。

川の奥には山々がありキャンプ場の樹々も枝打ちがしっかりされているので、空に真っ直ぐ向かっているようで、一層そう見えるのかもしれない。

空の高さにまず、感動した。

熊谷守一も、こんな空を見ていたのだろうか。


家族旅行の話つづく




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見栄張って花壇や建物脇の土の処を

『農園、農園』

と言っているのだが、この秋もう少し広い農園を提供してもらえる事になった。


今、店の前の農園はブルーベリーとイチゴのみで小麦を播くまで一休みとなる。


酵母に魅せられたパン屋-農園1

酵母に魅せられたパン屋-農園2

建物脇や裏はすっかりイチゴが根付いて広がっている。

あとは山ぶどうと柿が2本。

ここにもミミズの姿が見られるようになってきた。


金沢湯涌地区に住んでいる、鉄人Wさんが畑をやっていて、その空いているスペースを使わせてもらえることになった。

Wさんは

『有機肥料や草の生えない土』

の営業をしている。

温厚な人柄ながら、情が深く熱い。

スポーツ万能でトライアスロン、マラソン大会にも数多く参加している。


『Wさんは体力があって凄いですね』

と言うと


『体力は付けるもんだ』

とさらりと言われる。


私は畑も勿論したいが、Wさんと関わりを持てることに、とても魅力を感じている。

『こんな風になれたらなぁ』

と思ってしまう。


『畑は草ぼうぼうやし(だし)草刈してから、土を起こして、有機肥料やもみをいれてやりゃいいわ。雑草も土や肥料になるやろ(だろう)』

とWさんは言う。


自分が作ったものの美味しさにWさん自身も驚き、その成長や変化が楽しみだと言っていた。


2・3坪の広さだと言うが私にとっては広大な農地に思えてならない。



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少量になりそうだが枝豆(大豆)酵母のパン作りにチャレンジする。


収穫した枝豆のさやから豆を取り出す。

筋がある。

月型のさやの外側からは割りにくい。

内側だと割り易い。

筋に添って縦開きにして豆をひとつひとつ出してゆく。


70gにするために約6本の枝豆が必要だった。


おろし金ですりおろそうとしたのだが、歯に食い込んでロスになりそうなので、ボールに入れてめん棒の先で潰す。

意外と生でも柔らかい。

簡単にペースト状になった。


それに、ほぼ同量の小麦粉(国産)と水80cc、砂糖。

枝豆の2%程度の粗塩ひとつまみ。

以上を入れてしゃもじでかき混ぜる。

お好み焼きの種ぐらいの感じが良い。


これを2日間、時々かき混ぜて発酵を促してゆく。


匂いは、さわやかな青臭さ。

しゃもじですくって落す。

『ボタボタ』

と言う感じ。


酵母に魅せられたパン屋-大豆酵母1

半日過ぎると繋がりがもう少し出始める。

ゲル状と言えばよいのだろうか。

しゃもじですくって落すと、千切れながら、もったり落ちてゆく。

夜は20℃位で一晩休ませる。


2日目

匂いはさして変化は無いが、まとまりは更に強くなっている。

まるで自然薯みたいである。

時々かき混ぜながら、時間を流してゆく。


酵母に魅せられたパン屋-大豆酵母2

15℃位で一晩休ませる。


3日目

全量で1Kg位なので手捏ねでする。

小麦(国産)500g

粗塩8g

てんさい糖15g

水250cc強

全粒粉は使っていない。

入れない方が素材を生かすと思うからだ。


指で全体を馴染ませてから手で生地を中に押し込むように捏ねる。

私はボールの中で捏ねるだけである。

素朴なパンは必要以上捏ねなくていいと思う。

ボールの中で生地がまとまり手に生地がベタベタくっつかなければ良しである。


酵母に魅せられたパン屋-大豆酵母3

3時間発酵させてガス抜きをして30分後分割。

20分程休ませ成型。

最終発酵ホイロへと続く。


今回の成型は

『フォンデュ』

にした。

『双子』

という意味で、なまこ型に成型してから中央部分をめん棒でグイグイ潰して唇のような型にする。

生地にもめん棒にも多めに粉を付けた方がやり易い。


酵母に魅せられたパン屋-大豆酵母5

大豆の双葉をイメージした。

ハートのようなお尻のような可愛いパンになった!


酵母に魅せられたパン屋-大豆酵母6

酵母に魅せられたパン屋-大豆酵母7



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