《blender勉強室》 物理シミュレーション(4)・爆発とフォースフィールドの基礎 | ごく普通の技術系サラリーマンの一生

ごく普通の技術系サラリーマンの一生

成功体験なんか役に立たない。
定年退職を迎えた普通のサラリーマンの一生を振り返り、会社生活の裏側と本質を書き綴ります。

動画に使用予定のオブジェクトを試しに粉砕して見る。


オブジェクトは私の街を飛び回る予定のX-wingである。

ウイングの一部を中心に粉砕し、全体をバラバラにする感じだ。

ウイング部分を別オブジェクトにし、前回と同様の手順で細分化する。
その後X-wing全体に対し粉砕を適用する。
(「オブジェクト」「リジッドボディ」「アクティブからコピー」)

 

 

フレームバーを動かし、粉砕の状態を確認する。

 

 

良い感じで粉砕出来たが、その場で全方向に部品が飛び散るのには違和感がある。
飛びながら爆発すれば当然部品は後ろに飛び散るだろう。

と言う事でフォースフィールドの風を配置して見る。
「追加」「フォースフィールド」「風」をクリックする。

 

 

サイズと向きを調整し、風を送りたい方向に矢印を向ける。

 

 

「設定」の中の「強さ」で風量を調節する。

※強さを変えると丸が広がって行くのでイメージが掴める。

 

 

粉砕状態を確認しながら「強さ」を調節する。
サンプルではオブジェクトを大きく作りすぎたので「風量」がめちゃめちゃ大きくなったが、実際はもう少し少なくて済む。
あくまで物理シミュレーションなので、オブジェクトの重量設定による影響も考慮する。

 

で、完成形した物がこれ。

 

 

良い感じに後ろに飛び散った。

(勿論好みに応じていくらでも調整できる)

これに炎や煙を加える事で、よりリアルな爆発・粉砕を構成出来る物と考える。

「フォースフィールド」には他にも様々な設定があるが、風が一番使いやすそうなので、入門には良いのかもしれない。
他の効果にについては、徐々に纏めて行こうと思う。

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

以下私が勉強に使用している参考本です。