ごく普通の技術系サラリーマンの一生

ごく普通の技術系サラリーマンの一生

成功体験なんか役に立たない。
定年退職を迎えた普通のサラリーマンの一生を振り返り、会社生活の裏側と本質を書き綴ります。

今まで電気設計用のCADはAltiumDesignerを使用していました。

 

元々会社としては図研のCRシリーズ(PWB等)を使用していたのですが、かなりお高いのと、小規模な開発に向かない事などから、私が私の為にAltiumDesignerを購入した物なのですが、私が退社する事になり使用する人が居なくなったので、私が正式に譲り受けた物でした。

ただ、さすがに使い続けるのは色んな意味で問題がある為、この機会にCADを別の物にしようと考え、無料のKiCADに移行する事に決めました。

 

 

データは一旦AltiumDesignerで設計したデータをインポートし、そのデータとKiCADのサンプルデータを見比べながら覚える事にしました。

 

 

当初、無料のCADなど使い物にならないだろうと思っており、存在は知っていましたが使う事を躊躇っていました。

今回意を決し、実際に使って見ての感想・・・

とても良く出来ていると思いました。

KiCADには、回路図エディター、PCBエディター、部品エディター、ガーバーデータビューワ等、必要な物が全て含まれていました。

これだけの機能で無料とはとても信じられません。

一通り必要な機能を確認して見ましたが、必要な機能とコマンドは殆ど実装されています。

自動配線は外部プラグインが必要の様ですが、私は基本的に自動配線は使用しないので問題ありません。

 

気になった点としては、ベタパターンの作り方に若干癖がある事で、同一面に複数の異なるネットのベタパターン(ゾーン)を配置すると上手くクリアランス設定が反映されない事と、直角のランドは直角に逃げて欲しいのですが、等距離で逃げる為Rが付いてしまう事。

またデフォルトでは昔のOrCADの様に左上が原点になっている事、ただこちらは設定の変更で切り替える事が出来ます。

 

まだ最終的なガーバーデータを含む製造データの出力と基板製作は行っていないので、現在設計を行っている基板データが完成したら、安価な基板製造メーカーを探し、お試し発注をして見たいと思っています。

 

全てが上手く行ったら、今後私の工房の標準パターンにして行きたいと考えている所です。

 

 

 

安物買いの銭失いと言うことわざがあるが、私も本気でそう思っている。
ただし、高ければ必ず良いと言う訳でもなく、高くてもゴミの様な物は沢山ある。
この辺りのギリギリの点を見極めるのが好きである。

見極めるパターンとしては、最初そこそこ安価な物を購入し徹底的に使い込み、弱点や本来必要な機能を見極める。
その後改めてそれらの技能を満たしたギリギリの物を再度購入すると言う物である。
勿論最初の見立てで満足出来ればそれでいい。
大概は買い直しで結局高くついているのが実態である(^^;
一見無駄な買い物をしているように感じるが、何も考えず最初から高い物を購入するよりずっと安心していられる。

と言う事で、先日まで3Dプリンタの性能追及に時間をかけていたので、備忘録として記録しておきたい。

 

◆プリンターの評価
品名:Anycubic製 Kobra2

 

 

安価で高性能だと言う評判もあり数年前に購入し暫く使用し続けている。

エンクロージャーが無い構造とベルト駆動、プラットフォームの中央のみ支持と言う事で、なんとなくメカ構造上の限界は見えていた。またエンクロージャーが無いとABSフィラメントの印刷に著しく不利でもある。

ベルト駆動ではあるが、X軸とY軸は容易にテンションの調整が可能なのでさほど問題は無いが、Z軸のベルトテンションは調整が出来ない。少しテンションが甘いのだが、取りあえずZ軸の問題はなさそうなので一旦置いておく。

今までは比較的大きな物を作っていたのであまり問題にしていなかったが、本格的に精密な物を作ろうとした際、様々な問題が見えて来た。(ちなみにフィラメントはPLA+をメインで使う事に決めた為、PLA+での調整に特化している)

 

プリンタのデータを作成するのはスライサソフトだが、これがソフト毎にかなり癖、と言うか違いがある。

多くのスライサソフトを軽く触って感触をつかみ、次の2本に絞り込んだ。

 

■Anycubic Slicer Next

Anycubicの純正ソフトなので最もいい結果が出そうだが、実際に使用して見ると直角に移動した際の全ての角にふくらみが生じる。これは加減速のレベルとフィラメントのフロー率が合っていない事により発生する。

 

 

 

Kobra2ではKlipperと言う内部補正が優秀で、初心者が何も考えなくてもそこそこ使えるが、細かく制御しようと思うと一筋縄ではいかない。ソフトの設定をあれこれ調整して見たが、結果的にギブアップしてしまった。

 

■UltiMaker Cura

有名なスライサソフトで、様々なソフトのベースになっている。

Anycubic Slicerに比べると角がとてもシャープに印刷される。この結果からもパラメータさえ詰めれば綺麗に印刷できる実力はあ

ると考え時間をかけて設定を試みた。

 

 

Curaの唯一の欠点は直性の終点近くでリンギングが発生する事で、これを消す方向で設定を詰めて見た。

 

 

結果的にこちらも駄目。

G-Codeのヘッダが色々と関係している様で、最終的にはAnycubic Slicerで出力されたG-CodeをCuraでインポートし、そこに若干の修正を加える事でかなり満足の行くコードを出力する事が出来るようになった。

(何処がどのように影響をおよぼしたのかは結局解らずじまいだった)

 

積層痕はやはり残るので、最終的に売り物とするには表面の仕上がりに満足できず、結局はサンディングと塗装は必須の様だ。

 

 

取りあえず、購入すると1個1000円以上するケースをカスタム仕様でガンガン作れる様になったので、暫くKobra2を使い続けて見ようと思っている。

定年退職となりました。

 

予定通り4月末から有給消化に入り、6月20日付けで定年退職となりました。

最後の賞与も満額受け取りました。

 

今後の会社勤めの予定は今の所ありません。

 

定年退職後にやる事が結構ありましたので、備忘録として書き留めておきます。

 

 

◆年金請求書の提出

65歳になる約3カ月前に「年金請求書」の申請書が入った緑の封書が日本年金機構から届きます。

この書類を提出しない限り年金は支給されません。

申請出来るのは65歳の3日前からで、申請の確認から実際の支給迄約2カ月かかります。

場合によっては更に時間がかかる事もある。

 

私も65歳になったと同時に申請を試みましたが、年金事務所の予約が一杯で約2カ月先まで埋まっていました。

さすがに待っていられないので、インターネットで電子申請を行いました。

すっかり安心し、約1カ月後に状況確認を行った際、申請3日後に差し戻しになっていた事に気がつきました。

コメントで、「本件は電子申請で対応出来ない為、近くの年金事務所に行って欲しい」と書いてありました。

さすがに今更2カ月は待てない為、近所の年金事務所に出向き、何時までも待ってるから今日中に対応して欲しいとお願いし何とか再申請を行ってきました。

差し戻しの原因は、前の会社から転職した際の転職月の処理に間違いがあったようです。

結局再申請で1カ月遅れ、更に今回の修正処理に1カ月必要と言われ、8月からの支給は絶望的になり、早くても10月からの支給開始となるそうです。

申請予約は極力窓口で、申請は早めに予約、申請状況はまめに確認しましょう。

 

◆高年齢求職者給付金の申請

65歳前に退職した際は失業保険ですが、65歳を過ぎた場合は高年齢求職者給付金が支給されます。

対象は働く意志のある人ですが、基本的に雇用保険の払い戻しの様なイメージでほぼ問題無くもらう事が出来ます。

 

◆健康保険の継続と見直し

通常会社勤めを終了すると国民健康保険に切り替わりますが、前年度の収入がベースになるので割高になります。そこで最長2年間会社の保険を継続する事が出来ます。

その手続きは会社によって異なると思いますが、ほとんどが自分で対応する必要があります。

 

◆団体割引の継続と見直し

労働組合経由での保険加入や、会社相手の各種保険の団体割引等、通常退職と共に切り替える必要がありますが、OB会等の独自組織に引き継ぐ事で団体割引を継続する事が出来る場合もあります。

この手続きも会社によって異なると思いますが、ほとんどが自分で対応する必要があります。

 

 

私は退職後は好きな物作りをして行きたいと考え、下記工房を立ち上げました。

 

 

 

退職手続きが終わらないと本腰が入らないので、早めに全ての処理が終わり年金が支給され始める事を期待しています。