ドイツを代表する観光地!ガイドブックにも載ってるし、大抵のツアーはここを通り「フュッセン」向かう
「ローテンブルク」正式名は「Rothenburg ob der Tauber」ローテンブルク・オブ・デア・タウバー
(タウバー川の上のローテンブルク)という意味です。
なんでそんな呼び方?って言うと、ドイツにはローテンブルクという名の街がもう1つあるからです。
「Rotenburg an der Fulda」ローテンブルク・アン・デア・フルダ(フルダ川の近くのローテンブルク)
ちゃんと区別してるんですね。
フランクフルトも正式名は「Frankfurt am Main」フランクフルト・アム・マイン(マイン川の近くのフランクフルト)
ポーランドとの国境に「Frankfurt an der Oder」フランクフルト・アン・デア・オーデル(オーデル川の近くのフランクフルト)
なんですよ。
日本にも、同じ名前の町がたくさんあるけれど、同じ呼び方のままですよね。
たとえば、群馬の草津と滋賀の草津。
同じ漢字で読み方も一緒。距離が離れているから前後の話の流れでわかりますが、なんか関係があるかと
思ってしまいます。ドイツ風に言うなら温泉の草津、琵琶湖の草津って感じでしょうかね(^-^)
特に、街歩きについても必要ないと思われますが、一応行っときますか?w
ツアーバスで来られる方が多いから、駅からの道だけ。
駅は城壁の外にあります。城壁内の旧市街までは徒歩15分くらいです。
まず、駅を背にして、前の道を左に歩きます。途中、交差するアンスバッハ通りを右に曲がり
まっすぐ行くと入口のレーダー門が見えてきます。
旧市街の中はどこを見ても「中世のおとぎの世界」で、さほど広くもないので、可愛らしい家屋を見ながら
路地をブラブラするのは楽しいと思います。
じゃ、ちょっとブラブラ。
マルクト広場はツアー客も多いし見どころが集まっているので混雑しています。まあ、仕方ないことですが。
私達は、クリスマス時期に行ったので名物の「シュネーバル」(スノーボール)というお菓子が
普段よりもたくさん売っていました。
写真でみると、そんなに大きくないように見えますが直径10cmはありそう。
細長ーい生地をぐるぐるに丸めて油で揚げています。
とりあえず、かぶりつきましたが、これが固いwチョコレートでコーティングしてあるともっと固いw
仕方ないので、手で少しずつかいて食べました。1つでお腹は満腹。味はまあまあでしたw
マルクト広場から、左に曲がって少し進むと、人形とおもちゃ博物館や中世犯罪博物館などがあります。
その先にはプレーンラインが見えます。
ですが、真っすぐ進みブルク門から城壁の外へ。先ほどまでの混雑がウソのようです。
ここは、ブルク公園でタウバー川沿いにはタウバーリビエラという遊歩道があります。
遊歩道を歩いていくと、左側にローテンブルクの街並みが山の上の方に見えます。
もう少し進むと、右側にドッペル橋(二重橋)が見えます。この辺りの景色はのんびりとしていてなごみます。
坂道を上りコボルツェラー門から城壁内に戻ります。
有名な街なので特筆もないですが、ロマンティック街道のハイライトとして、街の雰囲気は申し分ないし
施設も整い、木組みの家屋もあり、個性的な博物館、教会にはリーメンシュナイダー傑作の「聖血の祭壇」
と、見どころもたくさんで楽しめます。
初めてドイツを訪れるには「最適な街」といった感じでしょうか。