ブログにきていただき

ありがとうございます。

 

あなたが本来の自分とつながって、

あなたの夢が叶い、周りの人と調和で

満たされた毎日を送れるよう

サポートしている自己ヒーリング・

コーチのナオカです。

 

 

今日は七夕ですね^^*

 

 

最近、恋はしてますか?

 

 

わたしがツインレイと呼ばれる人と

出会って、

今年の8月で10年になります。

 

 

それが、

今わたしが携わっている

自己ヒーリング・コーチという

職業を選んだきっかけになっていて

 

 

感覚的なことや感情的なこと

目に見えないことが多いという点で、

どう表現すればいいのか難しいなーと

ずっと感じていたのですが、

 

 

このブログを読んでくださっている方の中で

 

ツインレイの片割れに出会われた方、

恋愛で苦しい思いをされている方

婚外恋愛で誰にも悩みを相談できない方

 

もいらっしゃるかなと思うので

 

 

わたしのしてきた軌跡を、ここで

いったんストーリーとして

まとめてみようと思います。

 

 

連載形式にしますので、

よかったらおつき合いください^^

 

 

 

第1話:「出会い」

 

〜ここまでのあらすじ〜

 

フランス人の元夫と離婚し、その後

マッチングアプリで知り合った

現地フランス人と3年ほど、同棲したり、

離れて自分のアパートに戻ったり、を

繰り返したあと、

 

この関係はこれ以上もうどこにも

辿り着けない、と確信し、

キープしてあった自分のアパートに

猫を連れて戻ったあとの話です。

 

 

 

 

10年前の夏のある日。 

彼と出会った。

 

わたしの住むアパートは

ヴェルサイユ宮殿のすぐ横で、

開け放された窓からは、宮殿の正面駐車場と

馬に乗ったルイ14世の銅像が見えた。

 

 

家の近くのバーで待ちあわせをした。

そこは、かわいらしい雑貨店や、

小規模のレストランが並び、

観光客向けにお土産さんもあり、

雰囲気のいい小さな通りだった。

 

 

わたしの指定したバーのテラス席に、

ネットですでに見たことのある顔、

白いフォーマルなドレスシャツに、

きちっとしたジャケット

 

今にもネクタイをしめそうな、シックで、

どうもその場になじんでいない彼をみとめた。 

 

 

「なに飲む?」

彼はペリエ。 

 

「じゃ、わたしもペリエ。

他のもの、頼まないの?」

 

彼は、所狭しと並んだ横のテーブルや

道を通り過ぎる人の多さになのか

落ち着かないように見えた。

 

 

「ちゃんとしたもの食べたい」

 

 

写真で見たままの顔。

いいとか悪いとかじゃなくて、アジア人。

 

 

 「もとはどこの国?」

と聞くと、

 

「中国」

 

 

中国っていうよりも、顔のかたちは

なんだか韓国人みたいに見える。 

ホームベース型でえらが張っている。

 

ここフランスでは、アジア人は少数民族。

日本人はおろか、アジア人に

出くわす自体、頻繁にはない。

 

わたしが珍しそうにじろじろと

彼の顔を覗きこむと、

彼は居心地悪そうにした。

 

 

 

少し話すと、彼はおもむろに、

 

「そうだ。お腹すいてない?」

と聞いた。

 

 

それは夕方の7時ごろだったと思う。

パリは緯度が高く、

真夏は、夜9時を過ぎてもまだ外は明るい。

日の入りは22時ごろ。

 

 

「んー、ちょっとかな」

 

そう言うと、

 

彼は携帯をとりだし、

どこかに電話して番号を聞いたみたい。 

 

その後、また電話をかけ、

 

「よかったね。バカンス時で。

予約とれた。 行こう」

 

立ち上がり、その通りの裏にある

路上駐車の並んだ小さな通りに

彼はわたしを連れていった。 

 

黒いBMW。 

 

「どうぞ」

 

彼は助手席のドアを開けた。 

 

ちりひとつ落ちてない車内。 

 

この人は、どんな人なの? 

 

 

そのまま車は、

バカンスどきで空いた道路を走り、

あっというまにシャンゼリゼに着いた。 

 

駐車スペースを難なくみつけ、

シャンゼリゼ大通りに出ると、

そこは凱旋門のすぐ横だった。 

 

 

彼がエスコートしたレストランは地下にあった。

誰でも知っている、フランス1、2を争う

シェフのレストラン。 

 

こんなとこ、来たことない。

 

でも肩肘をはった感じではなく、

店内はモダンだった。

 

 

給仕に着いていく。

カウンター。高いスツールに座ると、

真っ黒な店内のなかで、目の前に

赤く輝くオープンキッチンが広がっていた。 

 

 

腰を落ちつけると、彼は

さっきまで見せなかった

くつろいだ表情で笑顔を見せた。

 

 

大きなグラスのシャンパンで乾杯。 

 

 

今まで飲んだシャンパーニュの中で一番おいしい。

気泡が細かくて、口に含むとはじめ、

泡がやさしく口の中で溶ける。 

 

メニューの説明をしてもらい、前菜、

そしてメインは彼にならいステーキにした。 

 

 

「僕は結婚してるからね」

 

彼は左手の薬指をみせた。

 

薄い金色の指輪がはまっていた。 

 

「だから、楽しむため」

 

 結婚、、してる? 

 

 

「妻とは別居してる。妻は香港で仕事。

来年、パリに移住してくる予定」

 

びっくりすることの連続で、馴染めず、

 

しかも、奥さんがいた? 

 

 

わたしは動揺していた。 

 

 

 

料理のおいしかったこと。 

素材。ソース。塩加減。すべてが完璧だった。

 

 

びっくりするポイントも。

盛りつけ。お皿のきれいさ。 

 

 

どんなふうに、何人でお皿をつくって

いくのか、

美しいキッチンを目の前で見ながら、

デザートまで食べて、

 

いつもなら渋滞しているはずの

バカンス時の空いた道路を

スイスイ走りながら、

わたしのアパートの前に着いたのは

午後10時過ぎだった。 

 

 

路肩に車を停めると、彼は、

 

「帰る?」と聞いた。 

 

 

帰る。

 

 

彼はわたしをじっと見て、言葉を発さずに

するりとわたしを引き寄せた。 

 

そして、わたしの唇に唇をつけた。 

 

彼の匂いがした。

 

懐かしい、と思った。 

 

 

「じゃあね」

 

わたしは車を降りた。

 

 

 

どうして出会ったんだろう?

結婚しているのなら。 

 

夜、なぜだか涙が溢れてきた。

 

それなら、どうして今、出会ったの?

 

 

〜次回に続く

 

 

 

 

 

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