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あなたが本来の自分とつながって、

あなたの夢が叶い、周りの人と調和で

満たされた毎日を送れるよう

サポートしている自己ヒーリング・コーチのナオカです。

 

週末は海に行ってきました♪

日暮れ時から行って、サーファーの方たちが

波乗りを終えて帰っていく様子を見ながら

持っていった花火を楽しんでいたら

あっという間に暗くなり

 

空には細〜い三日月が見えました^^

 

フランスから帰ってきて、

日本でちゃんと海辺に行くのは初めて。

 

海は、どこで見てもいっしょなはず

 

太平洋のこの海は、フランスまでつながっているし

世界の陸地とつながっているんだな〜って

当たり前のことなんだけど

そんなふうに感じていました。

 

 

 

20年近くフランスに住んで、

 

わたしが住み始めた、2004年のパリでは

街で出会うフランス人、スーパーの店員さんや

例えば住宅保険の窓口の人、

滞在許可証を発行する県庁の担当の人、

フランス語の語学学校の教師まで

 

英語を話す人が少ない!

 

いっしょにフランスに渡ったフランス人の

旦那とわたしは日本で知り合い、

いっしょにいるうちに

どんどん旦那の日本語が上達して

 

はじめは英語でしゃべっていたけど、

旦那が日本語を話すようになり、

家では日本語で会話をしてたんですね。

 

わたしは20代の時から

ヨーロッパにすごく関心があり

 

外資の会社でアメリカ人と仕事をしたり

海外旅行に行ったり、シェアハウスに住んで

世界各地の友だちができたり、の中で

英語でのコミュニケーションは問題がなく

 

しかし、それがパリでは生かせなかった!

 

伝わらないことのもどかしさ。

英語しゃべってるのに相手はポカンとしているわけです。

 

今では、パリでも英語話す人は多くなりました。

 

でもあの頃は、そうではなく

 

「フランス人と対等になるためには、

自分の意思を伝えるには

フランス語を話せるようになるしかない!」

 

それが、わたしのフランスでの第一目標に

なったと思います。

 

 

その頃は、

店で洋服を見ていたら、店員さんが、

 

「ノンノン!その服はこっちにあるから!」

 

畳まれているプルオーバーを広げて

どんな形が見ていたのですが、

店員さんは、すでにハンガーにかかっている

同じ商品を指差しました。

 

その時の態度は、

 

嫌そうで

全く愛想もなく

 

「これは、わたしがアジア人だから下に見られているんだ」

 

と傷ついた。

 

 

「人種差別された〜〜〜!」

と家で騒いでいると

 

白人・緑の目のフランス人夫が

 

「それは人種差別じゃない!

それだったら僕だってフランス人に人種差別されてる!

 

と。

 

これは、しばらくパリに住んで

慣れてきてからは、この夫の意味がよくわかります。

 

「人種差別された」

とわたしが取ったのは、

アジア人は人種差別されるだろう、という先入観があったから。

 

フランス人はただ単に、そういう接し方が普通

というだけのことだったんです。

 

20年フランスにいて、だんだんと感じたのは

 

差別されるのは、アジア人種ではなく

フランスでもっと人口の多い、

軽犯罪と悪いことをするアラブ人の人たち。

 

アジア人は、

フランスにおける人口が少ない上に

地理的にもフランスから遠いので

過去歴史を見ても、近隣の国とあったような諍いはない。

 

これは、日本を見てもわかりますが、

中国や韓国、ロシアや地理的に近い国とは

国境や資源の問題など比較的バチバチになりやすい。

 

フランスから見ると、

アジアはそれがないんですよね。

 

フランスでは公には差別は禁止されてますが

フランス人の話を聞いていて、

いちばん嫌われている移民はアラブ人。

 

アジア人はいい意味でも

遠いし、あまり知らないし

悪い意味でも、日本は特に気にされていない

アジアの中の一国

そういう感じでした。

 

 

これはあくまでわたしの経験と体感になりますが

そこに変化があらわれた。

 

それが、2011年の東日本大震災のあとあたり、

からだと思います。

 

あの時、わたしは、離婚したあとに出会った

黒い目、黒い眉、マットな肌色をした

フランス人の彼の家に住んでいたのですが

 

夜中に起こされ、

テレビを見ると、あの津波の画面でいっぱいでした。

 

 

周りのフランス人みんなに

 

日本はだいじょうぶ?

日本大変でしょ?

家族はだいじょうぶ?

 

と心配され、

 

あんなことが起きても、

避難所の配給の列にきちんと並んでいる日本人の姿

我先に、と、自分だけのことを考えるのではなく

みんなのことを考え、和を重んじる姿

 

それがフランス人に大きな衝撃をもたらした。

 

「日本はすごいね!」

「フランス人だったら、我先にと一人で外国に逃げる」

「僕だったらああはできない」

 

そういう声を、周りからたくさん聞きました。

 

わたしも、離れたところから

日本の様子を見ていて、

日本って素晴らしいな、って感じていました。

 

これを今書いていても、

涙が出てきたほど。

 

 

フランスは、個人主義が強い国。

集団よりも、企業よりも

個人が尊重される社会です。

 

わかりにくいですよね?

 

例を挙げると、

 

例えば、フランス人の態度。

笑顔もないし、態度が大きいし、

店では、お客様が偉い、という観念はない。

 

物を買うお客は、

それを売る人がいるから、手に入れられるわけですよね?

 

その意味で

買う人も売る人も、対等なわけです。

 

どんな仕事をしてても

どんな容姿でも

自分に価値がある、ということを知っている。

 

それが、堂々とした物怖じしない態度につながります。

 

 

また、いい意味でもよくない意味にも

なるかと思いますが、

 

大事なのは個人なので

人が何してようが、自由。

 

どんな服装をしていても

どんな振る舞いをしていても

干渉されない。

 

これで

いちばんわかりやすい例が

ゲイの人たち。

 

日本や韓国からきたゲイの人たちが

嬉しそうに、体をくねくねさせながら

街を闊歩していたり

 

男同志、腕を組んで歩いていたりするのを見かけます。

 

道端で男同士でキスしているのを見たこともあります。

 

 

 

わたしが住んでいて感じた

集団よりも、個人が大切されると何がいいか?

という点は

 

・人の目を気にしないので自分らしくいられる

・人に合わせなくていいので正直

・集団ではなく、自分がいいと思うものを大事にできる

 

要は、

ありのままの自分でいられる

 

そういう点では、

 

「こんなことしたら、こう思われるんじゃないかな?」

 

という発想が湧かないし、

そこまで他人を気にしない・干渉しない人たちなので

 

住んでいて、本当にラクでしたね。

 

人からも、何も言われないし、

自分も、いろんな人がいて、いい、と

 

びっくりすることは山ほどありましたけどね。笑

 

 

正直でいる分、

フランスは感情豊かな人が多く、

 

例えば、

「男だから泣いてはいけない」みたいな観念もない。

 

男も泣いていいし、

わたしは実際に、喧嘩したときや

感動したり悲しい時に、

彼氏が何度も泣くのを目にしました。

 

 

集団より個人が大事という認識な分、

何か大きなことが発生した時に

まとまりが悪い、ということもあります。

 

フランスは、自然災害がない。

地震も、台風も、ない。

 

自然災害がない代わりに、

人災があります。

 

テロの危険は常にある。

 

わたしも、一度巻き込まれそうになったこともあります。

 

そういう時に、

集団ではなく、個人が大事にされる文化だと

 

「集団よりも自分が大事」

 

これがそれぞれの中に基盤としてあるので

 

みなが、勝手に思い思いの行動をするし、

規則に従わないので、なかなか大変。

 

 

コロナの時は、日本は自主規制をやってましたが

フランスはすぐに「外出禁止令」が出ました。

 

破ったら、罰金。

 

禁止にしないと、自主規制では、誰も従わないからです。

 

このへんは、語ったら

恐らく何日夜明かししても語りきれないと思うので

今日はこのへんにしておきます。

 

 

東日本大震災の時に

日本人の姿勢は、世界に衝撃を与えた。

 

あの出来事が、日本という国、その在り方を

世界に知らしめる出来事になった。

 

 

そして、わたしの体感では、

それぐらいの時から、だんだんと

 

「日本はいいよね」

 

「日本に一回行きたいと思ってるんだけど、高くて」

 

そういうことをフランス人から言われるようになり

 

「そんなことないよー!今はそんなに高くなくなってきてるよ」

(円とユーロの換算で)

 

そう言ったりしていた。

 

日本は、アニメや漫画がすごく人気があるので

若い人で

 

「日本語勉強してます」

「日本に一回行きたい」

 

という人が多かった。

 

そのうち、

 

「最近日本語を勉強してるんだよ」

 

というのを、

わたしよりさらに年上のフランス人から

聞くようになり

 

アニメとか漫画関係ないのに、

こんな上の人まで??

 

と思うようになりました。

 

「日本人の精神性は素晴らしい」

 

と。

 

そういえば余談で

コロナ禍の時、フランスは、若者向けに文化活動支援として

300ユーロほどを国が資金を負担するプログラムがありました。

 

高校生から18歳以上の若者80万人を対象に

アートイベントや映画のチケット、書籍や

画材、楽器やダンスレッスンの受講料、

テレビ局のサブスクなども購入の対象になったのですが、

 

フランス人の若者が買ったのは、なんと

進撃の巨人の漫画

 

美術館などが半年以上閉鎖される、なとの状況下で

政府的には税金の徴収も目的にあったのでは?と思われますが、

 

圧倒的に進撃の巨人の売り上げが多かった

ということで

税金、著作権で日本に流れてしまったのでは?

これも、すごいことですよね。

 

 

そうですね、あと、10数年ぐらい前から

だんだんとスーパーの中に「寿司コーナー」が増え

今では、ほとんどのスーパーに常設されるように。

 

回転はしないけど

そこでお寿司を食べられる寿司バーのようなものも

あちこちで見かけるようになりました。

 

 

また、以前は、

日本と中国をごっちゃにしている

フランス人も多かったと思うのですが、

 

「日本と中国は違うよね!」

 

という言葉も聞くように。

 

わたしたち日本人から見れば

当たり前田のクラッカーのことを

遠く離れたフランス人も認識し出したり。

 

前は、

フランス人と話してて、日本人だと言ってるのに

なぜか中国の話ばかりされる、とか

そういうのも普通にあったのに。

 

 

そうこうしているうちに

 

「日本に行ってきたよ!

素晴らしかった!」

 

という声を聞くようになりました。

 

 

地理も文化も遠く離れた日本に行って

自分の中にない、何かを感じたい

 

それって、

ずっと日本に住んでいる人が

「フランスに行きたい!」

と思う感覚といっしょなんじゃないかな?

 

こういうふうに考えると

インターネットができて、実際の身体は離れていても

世界が近くなったと感じられるように

 

世界は近くなって、

精神性のところで

より欠けているところ、真逆のところ

お互いのいい面を吸収して

よりよくなろう

 

それはイコール、

 

自分がもっと今より自分らしくいられるように

 

そういう欲求なのかもしれない、

と思ったりします。

 

まぁ、こんなふうに、

フランスにいて、日本への印象が

変わってきたなぁ、と思う変遷とともに

 

わたしも、もう一度日本にしっかり住んでみたい

そう思うような日本の文化、

 

わたしの場合は、

スピリチュアルを学ぶ上では、どうしても

日本が圧倒的に感じていたこと

 

日本人の歌に感銘を受けたり

オンラインのゲーム上で、いっしょに

活動する日本人のあり方だったり

 

だんだんと実際に住んでいるフランスよりも

日本のほうが自分の中で大きくなってきて

 

それで、実際に、18年住んだフランスから

再び日本に腰を落ちつけて移住する

という選択に至ったんだと思います。

 

 

こういうふうに見ていくと

 

わたしたち日本人が、

 

「ここが足りない」

「もっと、こうだったらいいのに」

 

と思うところが、

フランスから見ると素晴らしかったり、

 

逆に、日本人から見て

 

「フランスの自由な気質が素晴らしい」

 

と思うようなところが

フランスにとって実はアダになっている

 

そういうのも見えてきますね?

 

短所に見えるものは、一面から見た見え方で

実は長所でもある。

 

長所は違う面から見れば短所になる。

 

 

わたしは30年日本に住んで

20年フランスに住んで、

 

結論は、

どっちもどっちだな!

 

どっちもいい面があり、トントンっていうこと。

 

その時の「自分」にとって

いい面=都合がいい面 なのか

よくない面なのか

 

その違いだけ。

 

 

ただ、恋愛もそうですが

強く心を惹かれる場合は

 

そこに自分の求めているものがある

 

求めているものは、

自分に欠けている、と感じているから

出てくるのですが

 

それを補えば、もっと完全になる

 

そういう感じがしているんだと思います。

 

日本にいると、

フランスに住みたい、フランス旅行に

行きたいという人に会う。

 

フランスでは、日本に行きたい、という人に。

 

 

その場所、その土地には、

それぞれのエネルギーがある。

 

「そこに行きたい」と思うことは、

 

自分が感じたいエネルギーがそこにある、

ということ。

 

行ってみれば、

今、理由が分からなくても、

あとでつながってくることがある。

 

そこは、自分の「こうしたい」

そう感じること、その欲求に

従っていければいいんじゃないかな、と思います^^

 

長くなりましたが、

何か、あなたの心に届いたとしたら幸いです。

 

 

自分の「感じる」ことに従って

いろんなエネルギーを融合して

 

より自分らしい、ありのままの自分に還り

満たされ、

あなたの光が輝くことを応援しています☆

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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