ひろし君は、1年半前までは
家で過ごすことがほとんどでした。
今は正社員として、営業のお仕事をしています。
ある日、商品をお得意様に配達する際、
車の荷台が汚れていることに
氣づかないまま商品を置いてしまいました。
すぐに氣づいて拭いたものの、
「もしかしたら、
商品に汚れがついたまま
届けてしまったかもしれない」
そのことが、ひろし君の心に残っていました。
その気持ちを、ひろし君はお母さんに話しました。
お母さんは話を聴きながら、
「考えすぎじゃないかしら?」
「以前のように、
不安が強くなっているのかしら?」
と、ふと心配になりました。
ひろし君の話をよくよく聴いていると、
不安に振り回されているのではなく、
自分の出来事を振り返り、
気持ちを整理しているように
感じられました。
そこでお母さんは、
答えを出そうとせず、
安心させようともしすぎず、
ただ、最後まで受け止めて聴く
ことにしました。
ときおり、
「そうなんだ、それは気になるよね。」
「きれいな状態で配達したいよね。」
と、ひろし君の気持ちに
そっと寄り添いながら、
話を聴き続けました。
すると、ひろし君は
気になっていたことを
一通り話し終えたあと、
「うん、まぁ大丈夫だな」
とつぶやき、自分の部屋へ戻っていきました。
以前のお母さんであれば、
「それほど氣にしなくていいんじゃない?」
「そんなに汚れてないと思うよ」
と、安心してほしくて
言葉を重ねていたかもしれません。
今回は、ひたすら受け止めて聴き
続けました。
受け止めて聴いてもらえたことで、
ひろし君は自分の中で納得でき、
心が落ち着き、安心して
眠りにつくことができたのです。
あれこれ言う必要はありません。
子どもが氣にしていることを、
評価せず、正そうとせず、
ただそのまま受け止めて聴く。
それだけで、十分なのです。
「受け止める」というと、
「言いなりになることでは?」
と、不安に感じる方もいらっしゃいます。
実は、受け止めるからこそ、
子どもは自分で考え、気持ちを整理し、
前に向く力を取り戻していきます。
お母さんも、
「受け止めて聴く」
ことの確かな効果を実感されました。
実感できたから、これからは迷わず
「受け止めて聴く」を大切にして過ごせます。
この積み重ねが、
子どもの安心感を育み、
親にとっては子どもへの信頼を
確かなものにします。
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