ペダルボー道43-① ARION SCH-Z改造
ARIONのコーラスペダル。ずっとやりたかったトゥルーバイパス化に挑戦します。
こちらのサイトを参考にさせていただきました。
http://lasen4413.seesaa.net/article/102016573.html
SCH-Zはモデファイされて販売されてますね。
特にトゥルーバイパス化をよくされているようです。
エフェクターをonした時の音量差があるのですよね、このペダル。
シールドをつないでも、電池を使わないと音が出ませんが電池なしでも音が鳴るトゥルーバイパスにします。
取り外したパーツ
配線を進めます。
スイッチへの配線をわかりやすくするために色を分けてやってます(白黒赤緑の伸びてる線がそれ)。
3PDTスイッチに取り付けし、音出し。
電池を繋ぐともちろん鳴ります。
電池を外しても(赤矢印)鳴りました。
ここまでは大成功。
ついでだから電池の配線(青矢印)も使わないので取っちゃいます。
LEDも赤から青に変更。奥に見えるのが、元ついていた物。
さてさて、ここまでは順調。
今度はケースに収めるための加工をします。
3PDTスイッチの穴を開けなければならない。
この出っ張りを削り取って、スイッチの穴を開けます。
ちょっと汚いけど、こんな感じ。
あれ、写真がないな…。
表側のケースにも穴を開ける。
3PDTスイッチですが、歯付きワッシャーとか色々ついてます。
ただ、これらを取らないとナットが絞められない。
おお、なんとか頭を出した。
音出し完了。
LEDもちゃんと光ってます。
と、ここまで順調のようですが、トゥルーバイパスの宿命。ポップノイズ(スイッチを押した時のノイズ)がなかなか消えない。
試行錯誤してます。スイッチとか抵抗を変えて調整予定。
これは第2弾に続く…。
では!
ペダルボー道42 ジャンクションボックス製作
前回、マルチエフェクターを購入したことを書きました。
マルチエフェクターを1軍ボードに入れることを画策中。
今はこんな感じ。
配置はこんな感じで検討中。
ペダルトレインのアプリではverocity effectが登録されてないので、同じくらいの大きさのMXRでシミュレーション。
ワウから入って、FLINTからアウト。
ただ、この配置だとFLINTのジャックが赤丸部分にあるので、アンプに向かうシールドを抜き差しできない。
抜き差しするのであれば、以下のようにFLINTを横向きに配置するしかない。
ボード下段は正直横向き配置はしたくない。
そこでワウの上に3cmほどの隙間(赤丸)があるので、ここにジャンクションボックスを置こうかと。
この3cmというのがまた悩みの種。
市販されているジャンクションボックスは、4cmくらいある。
所有しているL imetone Audio。これはスペース的に置けない。
自作のジャンクションボックス。これも両サイドにジャックがあるので置けない。
市販の物は置けないが、自作すれば置けそう。
という事で作るぞー。
横3.9cm、縦3cmのケースと、SWITCH CRAFTのモノラルジャックを購入。
ケースはハモンドの1590A。すでにグリーンに塗装済み。
さて、ジャックの位置ですが、この面に穴を開けるとスペース的に置けない。
ケースを横にした面だと、ギリギリ置けそう。
なので、この面に穴を開けます。
マスキングテープを貼って、穴の位置を確定。
SWITCH CRAFTの111xのボックスタイプ。
インプット2つとアウトプット2つをそれぞれワイアリングしておきます。
ケースに穴を開け終わりました。
ジャックも取り付け。
完成。
これが置ければ、ジャンクションボックスから入って、エフェクターを通り、ジャンクションボックスからアウトできる。
以前、ジャンクションボックスの比較した記事を書きましたが、意外に自作のジャンクションボックスも悪くない。
さあ、役者は揃ったので、組み込み開始します。
では!
ペダルボー道41 マルチエフェクター購入
またエフェクターを買ってしまったよ。
空間系はリバーブ以外は使わなかったんですよね。
ギターソロもディレイなし、クリーンのアルペジオもコーラスなし。唯一トレモロだけ使ってました。
なんせバンド活動してた時のボードがこれだからな。
ワウとコンプとトレモロとボリュームペダル。
あとはアンプHughes&Kettnerのチャンネル切り替えスイッチのみ。
このセッティングで色んな音出せたし、むちゃくちゃいい音出てた。
なので1軍ボードにもリバーブ以外は入ってません。
なのですが、最近アナログディレイは入れたいなと。
一応持ってはいます、アナログディレイ。
1軍ボードのコンセプトは汎用性。
なんでもできるボードを目指して、マルチエフェクターの導入を決意。
コンパクトサイズのマルチエフェクターだと1択。
ZOOMのマルチストンプ:MS-50G+
空間系のみのマルチストンプ:MS-70GCDR+も発売されたので、どちらにするか迷いましたが、汎用性高い方をチョイス。
ま、使うとしてもディレイとコーラスとフェイザーくらいかなと。
ZOOMのマルチはこんなの持ってたな。
全く良い音鳴らなかった記憶がある。
さて、使ってみた。
エフェクターでの設定はもちろんできるのですが、アプリを使ってスマホでもできます。
アプリでどんなエフェクターが入っているか確認できます。
プリアンプも入ってます。
歪み系はそれなりに入ってますが、クリーン系のプリアンプがないかな。
ツインリバーブなども入っているけど、歪みを下げた時の音量の落ち方が激しくて、いまいち自分には合わなかった。
エフェクターの追加や並び順を変えたりも楽にできる。
ノイズリダクションは使える気がします。
あと、ディレイ等はタップテンポを設定できるので、曲に合わせて即時変更が可能。
上画像の一番左の黄色のエフェクター。
コードに合わせたオクターバーも入ってるし、なかなか楽しい。
POLYPHONIC PITCH SHIFTERでノーマルチューニングのまま、半音下げチューニングの音を出すことも可能。
半音下げのパッチも作ってみた。
ブースターのみのエフェクターはないのですが、グライコが入っているのでブースターとして使える。
チューナーも入ってる。使用時は音をミュートできる。
チューニング合ってないぞ〜。
BOSSのマルチエフェクター:GT-1も持ってます。
違いはまず大きさ。
過去に練習用にGT-1を組んだこともありますが、ボードのサイズが大きくなりすぎる。
練習用ボード
それ以外だと、GT-1はルーパーが使えるんですよね。
ラインアウトも可能だし、ヘッドフォンも使える。
練習用としては利点が多い。
GT-1一台でライブも可能だと思うが、アンプでクリーンと歪みが切り替えできないと自分には少し厳しいかな。歪み系はあまり好みではない。
MS-50G+は足元の操作性を考えると、これ一台では厳しいかな。踏み間違え起きそう。
使いこんでいけば色々できそうな気はしますので、これからいじり倒します。
さて、スイッチやソルダーレスケーブルも新しいのを購入したし、役者は揃った。
1軍ボード入れ替え開始します。
では、また。
ペダルボー道40 フェイバリットスイッチ
いつになったら終わるのかペダルボー道。
ついに第40弾。
1軍ボードに若干のスペースがあるので、そこに何か置けないかと。
画像ではわかりづらいが。一番右のMORLEYのワウペダルの上にスペースがあります。
ワウを上にずらしてみる。3cmくらいのエフェクターであれば置けそう。
色々考えました。
ジャンクションボックスを自作するとか。
メルカリで小型のフェイバリットスイッチを発見。strymonのエフェクターに使えるようなので、購入しました。
トレモロ/リバーブのFLINTに繋いでみた。
小さいな〜。
strymonにはフェイバリット機能というのがあります。
簡単にいうと好みの設定1つを登録できるって機能。
例えば、通常設定で右側のリバーブのみを使用。浅めにかけておきます。右側のスイッチのみが赤く光る。
この時フェイバリットスイッチはオフ状態。
フェイバリット登録をリバーブ深め、トレモロ深めをしておく。
フェイバリットスイッチを押すと左側のトレモロは押してないのに赤のライトが光ってトレモロがオンになります。
もちろんツマミの設定は登録してある物なので、音はリバーブもトレモロも深めの音が鳴ります。
設定は簡単。鳴らしたい音にツマミを合わせて、右側のリバーブスイッチを長めに押すだけ(FLINT初期型の設定です)。
便利〜。
ほんとは純正のスイッチをつけたかったんです。何故ならタップ機能も使えるから。
ただ、スペースの問題で断念。
ただ、このスイッチを置くにしても、ワウペダルがボードから2cm弱はみ出てしまう。赤矢印。
この問題はパッチケーブルを変える事で解決します。
FREE THE TONEのソルダーレスケーブルを使ってます。エフェクターとパッチケーブルが触れる部分には薄いゴム板を貼ってます。
これを同じFREE THE TONEのソルダーレス:スリムバージョンに交換。
このパッチケーブルにすると5mmほど短くなる。
おまけにゴム製なので、エフェクターに触れても絶縁効果がある。一石二鳥。
このケーブルで1軍ボードを作り直します。
このケーブル、SにもLにも対応可能な万能型。
ん?あれ?
おい、また新しいエフェクターか?
…はい。またポチッてしまいました。
エフェクターボー道41がありそうだ。