映画の地上波放送における尺合わせについて
昨日…というか今日の明け方ですけれども、テレビ朝日で映画『ミスト』を観ました。この映画は私、大好きでしてね、DVDも持ってたりします。ただこの地上波放送は……う~ん、まぁ、それは後述するとして、まずは内容から。
この映画は「いきなり現れた霧の中からモンスターが出現」したことに端を発するパニックもので、スーパーマーケットでこの出来事に遭遇した主人公とその息子、そしてそこに居合わせた人々が、いかにこの危機から逃れるか…という感じで物語りが進みます。ただ、ありがちな「モンスターを倒してハッピーエンド」みたいな話ではなく、主眼は虫みたいな格好をしたモンスターとの戦いよりも、その恐怖でおかしくなっていく「人間の怖さ」のほうなんですね。頭のおかしい女が恐怖を利用して教祖みたいになったり、そこから仲間同士で殺し合いを始めたりと、つまり極限状態に陥った人間の脆さや怖ろしさみたいなものが、一貫して描かれているわけです。
しかもこの映画の凄い所は、視聴者にとって「唯一の希望」とも思える主人公もまた、最後の最後でそうした恐怖による「極限状態の生け贄」になってしまうってことなんですよ。しかもそれが、この主人公にとって最も最悪の形として現れる所に、この映画の面白さがあるわけで、原作者であるスティーブン・キングをして「執筆中にこの結末を思いついていれば、この通りにしたのに…」と言わしめたほど、壮絶な鬱エンドを迎えるのであります。
で、そんな鬱エンドを際立てるべく、映画の最初と最後に「ある女性キャラ」が出てくるんですけれども、なんとこの地上波放送、その女性が伏線として登場する最初の部分を、見事に全カットしちゃったのですよ! でもラストにはその女性は出てくるし、しかも意味深な感じで彼女の姿をカメラが追うもんですから、たぶん、これを初めて観た人は「あれ? これ誰だっけ? スーパーマーケットにいたっけ?」なんて思うハズなんですけど、出てません。なぜならその部分がカットされてるから。だから観てる人はモヤモヤするわ、しかもその「鬱エンドをさらに際立たせる演出」にも気付かずに終わってしまうのです。なんだかな~。本当になんだかな~。
もちろん地上波放送は大抵、どっかしらカットしないと放送できませんし、カットすること自体はしょうがないとは思うんですよ。でもね、この映画はあの前振りがあってこそのラストなので、そこは切っちゃいかんだろうと。観てない人も沢山いると思うので詳しく書きませんけど、その女性との出会いと、そしてその時に選んだ主人公の決断が、実は最後にとても大きなものとしてのしかかってくるんですよ。しかも、彼女も主人公も同じ「子供を持つ親」として行動する所がまた重要で、そこも含めてこの映画の魅力なんですから、そこを切っちゃうのはいくらなんでもこの映画を冒涜してるよな~と思ったのでありました。
なのでこの地上波放送を観てモヤモヤした人は、ぜひDVDを観てくださいませ…と言いたい所なんですけど、この映画、観てる側もかなり鬱になるので、そこは各自のご判断で(笑)。おしまい。
この映画は「いきなり現れた霧の中からモンスターが出現」したことに端を発するパニックもので、スーパーマーケットでこの出来事に遭遇した主人公とその息子、そしてそこに居合わせた人々が、いかにこの危機から逃れるか…という感じで物語りが進みます。ただ、ありがちな「モンスターを倒してハッピーエンド」みたいな話ではなく、主眼は虫みたいな格好をしたモンスターとの戦いよりも、その恐怖でおかしくなっていく「人間の怖さ」のほうなんですね。頭のおかしい女が恐怖を利用して教祖みたいになったり、そこから仲間同士で殺し合いを始めたりと、つまり極限状態に陥った人間の脆さや怖ろしさみたいなものが、一貫して描かれているわけです。
しかもこの映画の凄い所は、視聴者にとって「唯一の希望」とも思える主人公もまた、最後の最後でそうした恐怖による「極限状態の生け贄」になってしまうってことなんですよ。しかもそれが、この主人公にとって最も最悪の形として現れる所に、この映画の面白さがあるわけで、原作者であるスティーブン・キングをして「執筆中にこの結末を思いついていれば、この通りにしたのに…」と言わしめたほど、壮絶な鬱エンドを迎えるのであります。
で、そんな鬱エンドを際立てるべく、映画の最初と最後に「ある女性キャラ」が出てくるんですけれども、なんとこの地上波放送、その女性が伏線として登場する最初の部分を、見事に全カットしちゃったのですよ! でもラストにはその女性は出てくるし、しかも意味深な感じで彼女の姿をカメラが追うもんですから、たぶん、これを初めて観た人は「あれ? これ誰だっけ? スーパーマーケットにいたっけ?」なんて思うハズなんですけど、出てません。なぜならその部分がカットされてるから。だから観てる人はモヤモヤするわ、しかもその「鬱エンドをさらに際立たせる演出」にも気付かずに終わってしまうのです。なんだかな~。本当になんだかな~。
もちろん地上波放送は大抵、どっかしらカットしないと放送できませんし、カットすること自体はしょうがないとは思うんですよ。でもね、この映画はあの前振りがあってこそのラストなので、そこは切っちゃいかんだろうと。観てない人も沢山いると思うので詳しく書きませんけど、その女性との出会いと、そしてその時に選んだ主人公の決断が、実は最後にとても大きなものとしてのしかかってくるんですよ。しかも、彼女も主人公も同じ「子供を持つ親」として行動する所がまた重要で、そこも含めてこの映画の魅力なんですから、そこを切っちゃうのはいくらなんでもこの映画を冒涜してるよな~と思ったのでありました。
なのでこの地上波放送を観てモヤモヤした人は、ぜひDVDを観てくださいませ…と言いたい所なんですけど、この映画、観てる側もかなり鬱になるので、そこは各自のご判断で(笑)。おしまい。
- ミスト [DVD]/トーマス・ジェーン,マーシャ・ゲイ・ハーデン,ローリー・ホールデン
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やりすぎコージー&やりすぎピグライフ
昨日はテレビ東京の『やりすぎ都市伝説 2週連続2時間スペシャル 第1夜』を観ました。『やりすぎコージー』のスペシャルですね。
内容はまぁまぁ面白かったんですけど、やっぱ関のフリーメイソン都市伝説だけはつまらなかったですね~。てかフリーメイソンの話って、追究していけば行くほどつまらなくなるというのが、都市伝説マニアの常識。なぜなら元々「世界を裏で操る秘密結社」という、実に漠然とした噂を根拠にしているものですし、もっと言えば、調べれば調べるほど「昔は羽振りきかせてましたけど今は全然っすよ」みたいな、老舗旅館の三代目みたいな話になっちゃうので、結局の所、「○○の形がフリーメイソンのマークに似てるよね?」くらいでとどめておかないと、ただの痛い人になってしまうのであります。都市伝説マニアと痛い人の境界線は、ちゃんと守るのがマニアの最低限のマナーですよ。
で、この『やりすぎコージー』、実はもうすぐ終わるそうです。理由は視聴率の低迷らしく、まぁ、こんだけ海外取材に行くわ、タレントいっぱい出演させるわでは、そりゃそこそこ視聴率稼がないとやっていけませんわな。ただこの視聴率低迷の原因は、都市伝説が当たったことでの関プッシュと、それによる関の暴走が原因だと私は思いますね。だって関の話って、都市伝説系の本とかネットなんかではよく知られた噂を、さらに自分の推測で無理矢理、しかも上から目線で広げているだけですから、マニアは皆、「はぁ?」って感じですし、噂話好きの一般視聴者にしてみれば、「そこまでいくともう…興味ナイっす!」って感じですもんね。そりゃ、視聴率は取れないよな~と。まさに「やりすぎ」なのです。関の話は。
やりすぎと言えば、ピグライフもなんかもの凄い「やりすぎ」な感じになってまいりました。
以前書いた「バグの嵐」や「リア充お断りなネット中毒者限定のイベント」はかなり改善されたピグライフなのですが、ただその代わり、今度は「人が作った料理を食べる」というイベントクエストが出てきまして、クエストクリアのためにはピグライフ内で協力してくれるお友達を作るか、もしくは広場で皆に頼んで食べさせてもらうという、人としての誇りを傷付けるクエストを始めたのであります。恐るべし、ピグライフ。
でもま、複数参加のネトゲーですから、それはまぁ、良しとしましょう。嫌ならDSやらPSPでもやっていればいいのです。まぁ、私の場合、モンハン友達がひとりもおわず、ずっとひとりで孤独な戦いを続けるという荒行をやってきていますから、そんなものはね、全然問題ありませんよ。「ぼく、ひとりぼっちじゃないんだね…(涙)」ってなもんです。
ただですね、これにより何が起こっているかというと、まず、これまで簡単だったデイリークエストが、イベント以上に大変になってきているというね。今日も「小麦を5回お手伝いする」という、これまでなら余裕で終わっていたハズのクエストがでたんですけど、みんなトウモロコシ&裁縫素材でいっぱいいっぱいで、小麦なんか植えちゃいね~! しかもこういう簡単な(ハズの)クエストは、初心者の初期クエストにもいっぱいあるもんですから、これから入る人たちはもう大変。私なんかが始めた頃より、明らかに敷居が上がっちゃってるのですよ。
ではなんでこんな状況になっているのかと言えば、単純にスタッフの計画性の無さ、先見性の甘さですよね。前回の夏野菜イベントなんて、桃イベントがあまりにも非道だった反省から簡単になってましたけど(その修正は評価)、今回は「裁縫」「パーティー機能」「イベント」の3つが重なっちゃうというやりすぎぶりなので、まぁ、初心者は絶対についていけませんよね。喜ぶのは重度のピグライフ中毒患者だけであります。
そんなわけでですね、どんなこともやりすぎはいけないよと。視聴率が低迷したり、本当なら良きユーザーになってくれるであろう人々が、あまりの難易度に引いてしまったり、そういうことが起こるのだよ…と、ピグライフスタッフブログの荒れっぷりを見ながら思った私なのでした。おしまい。
内容はまぁまぁ面白かったんですけど、やっぱ関のフリーメイソン都市伝説だけはつまらなかったですね~。てかフリーメイソンの話って、追究していけば行くほどつまらなくなるというのが、都市伝説マニアの常識。なぜなら元々「世界を裏で操る秘密結社」という、実に漠然とした噂を根拠にしているものですし、もっと言えば、調べれば調べるほど「昔は羽振りきかせてましたけど今は全然っすよ」みたいな、老舗旅館の三代目みたいな話になっちゃうので、結局の所、「○○の形がフリーメイソンのマークに似てるよね?」くらいでとどめておかないと、ただの痛い人になってしまうのであります。都市伝説マニアと痛い人の境界線は、ちゃんと守るのがマニアの最低限のマナーですよ。
で、この『やりすぎコージー』、実はもうすぐ終わるそうです。理由は視聴率の低迷らしく、まぁ、こんだけ海外取材に行くわ、タレントいっぱい出演させるわでは、そりゃそこそこ視聴率稼がないとやっていけませんわな。ただこの視聴率低迷の原因は、都市伝説が当たったことでの関プッシュと、それによる関の暴走が原因だと私は思いますね。だって関の話って、都市伝説系の本とかネットなんかではよく知られた噂を、さらに自分の推測で無理矢理、しかも上から目線で広げているだけですから、マニアは皆、「はぁ?」って感じですし、噂話好きの一般視聴者にしてみれば、「そこまでいくともう…興味ナイっす!」って感じですもんね。そりゃ、視聴率は取れないよな~と。まさに「やりすぎ」なのです。関の話は。
やりすぎと言えば、ピグライフもなんかもの凄い「やりすぎ」な感じになってまいりました。
以前書いた「バグの嵐」や「リア充お断りなネット中毒者限定のイベント」はかなり改善されたピグライフなのですが、ただその代わり、今度は「人が作った料理を食べる」というイベントクエストが出てきまして、クエストクリアのためにはピグライフ内で協力してくれるお友達を作るか、もしくは広場で皆に頼んで食べさせてもらうという、人としての誇りを傷付けるクエストを始めたのであります。恐るべし、ピグライフ。
でもま、複数参加のネトゲーですから、それはまぁ、良しとしましょう。嫌ならDSやらPSPでもやっていればいいのです。まぁ、私の場合、モンハン友達がひとりもおわず、ずっとひとりで孤独な戦いを続けるという荒行をやってきていますから、そんなものはね、全然問題ありませんよ。「ぼく、ひとりぼっちじゃないんだね…(涙)」ってなもんです。
ただですね、これにより何が起こっているかというと、まず、これまで簡単だったデイリークエストが、イベント以上に大変になってきているというね。今日も「小麦を5回お手伝いする」という、これまでなら余裕で終わっていたハズのクエストがでたんですけど、みんなトウモロコシ&裁縫素材でいっぱいいっぱいで、小麦なんか植えちゃいね~! しかもこういう簡単な(ハズの)クエストは、初心者の初期クエストにもいっぱいあるもんですから、これから入る人たちはもう大変。私なんかが始めた頃より、明らかに敷居が上がっちゃってるのですよ。
ではなんでこんな状況になっているのかと言えば、単純にスタッフの計画性の無さ、先見性の甘さですよね。前回の夏野菜イベントなんて、桃イベントがあまりにも非道だった反省から簡単になってましたけど(その修正は評価)、今回は「裁縫」「パーティー機能」「イベント」の3つが重なっちゃうというやりすぎぶりなので、まぁ、初心者は絶対についていけませんよね。喜ぶのは重度のピグライフ中毒患者だけであります。
そんなわけでですね、どんなこともやりすぎはいけないよと。視聴率が低迷したり、本当なら良きユーザーになってくれるであろう人々が、あまりの難易度に引いてしまったり、そういうことが起こるのだよ…と、ピグライフスタッフブログの荒れっぷりを見ながら思った私なのでした。おしまい。
小さくまとまてる感が否めない『ハモネプ』
昨日はフジテレビの『カスペ! 青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ』 を観ました。
この番組はすでに10年目を数える人気シリーズなんですけど、なんでしょうかね、ここ数年、あんまり勢いが無くなってきているな~というのが私の正直な感想。第五回優勝の『じゃ~んずΩ』とか、第七回優勝の『Bam b crew』みたいな「圧倒的な歌唱力をもつメインヴォーカル」がいるグループもいけなければ、圧倒的なハーモニーで魅了するグループもいないので、なんというかほとんどが「うん。上手いよね」で終わっちゃうのであります。もっと「すげぇ~!!」みたいなグループを観たいんですけどね、えぇ。
あとですね、初期にいたような「イロモノ的なグループ」がいなくなったのも、なんだかな~と。こういうエンターテイメント性ていうのはやっぱ必要だと思うんですよ、バラエティですから。そこそこ上手いような子たちが延々続くよりも、すげぇ上手い子たちとすげぇ変な子たちが間にいたほうが面白いわけで、そこもダラダラしちゃってる理由かな~なんて思ったりもします。
ただメインのコンテストが年々、しょんぼりしていく中で、ボイパリーグだけはすげぇ進化してますね。面白さでは明らかにメインを食う勢いです。これとイロモノ系のグループがいれば、例えすげぇ上手い子たちがいなくても、緩急がより出てさらに面白くなるんですけど、いかがでしょう。
とはいえ、イロモノ系が減った最大の原因は、審査員がこういうのに高得点を入れないからなんですよね。イロモノじゃ優勝できないからみんな小さくまとまっちゃうのです。つまらないですな~、本当に。
なのでこの番組をさらに面白くするためには、審査員を大幅に変えるべきだと私は思います。それに、ここ数回続く「え? このグループが優勝なの?」っていう感じから考えても、それがいいんではないかと思う次第であります。おしまい。
この番組はすでに10年目を数える人気シリーズなんですけど、なんでしょうかね、ここ数年、あんまり勢いが無くなってきているな~というのが私の正直な感想。第五回優勝の『じゃ~んずΩ』とか、第七回優勝の『Bam b crew』みたいな「圧倒的な歌唱力をもつメインヴォーカル」がいるグループもいけなければ、圧倒的なハーモニーで魅了するグループもいないので、なんというかほとんどが「うん。上手いよね」で終わっちゃうのであります。もっと「すげぇ~!!」みたいなグループを観たいんですけどね、えぇ。
あとですね、初期にいたような「イロモノ的なグループ」がいなくなったのも、なんだかな~と。こういうエンターテイメント性ていうのはやっぱ必要だと思うんですよ、バラエティですから。そこそこ上手いような子たちが延々続くよりも、すげぇ上手い子たちとすげぇ変な子たちが間にいたほうが面白いわけで、そこもダラダラしちゃってる理由かな~なんて思ったりもします。
ただメインのコンテストが年々、しょんぼりしていく中で、ボイパリーグだけはすげぇ進化してますね。面白さでは明らかにメインを食う勢いです。これとイロモノ系のグループがいれば、例えすげぇ上手い子たちがいなくても、緩急がより出てさらに面白くなるんですけど、いかがでしょう。
とはいえ、イロモノ系が減った最大の原因は、審査員がこういうのに高得点を入れないからなんですよね。イロモノじゃ優勝できないからみんな小さくまとまっちゃうのです。つまらないですな~、本当に。
なのでこの番組をさらに面白くするためには、審査員を大幅に変えるべきだと私は思います。それに、ここ数回続く「え? このグループが優勝なの?」っていう感じから考えても、それがいいんではないかと思う次第であります。おしまい。