"I Need You" | タコさんの庭

タコさんの庭

ビートルズの歌詞和訳に挑戦

"I Need You" 

Writers : George Harrison

Artist : The Beatles

Recorded : Monday Tuesday1965/02/15,16, EMI Studios

Released : 

Friday1965/08/06(UK) 「Help!」A面 4曲目

Friday1965/08/13(US) 「Help!」B面 5曲目

2009/09/09 「Help!」[Remastered]

 

ジョージ・ハリスン自伝 I・ME・MINE に "I Need You"は載っていませんでした

  <歌詞和訳>"I Need You" 邦題 "アイ・ニード・ユー" 

                      僕には君が必要だ 

[Verse 1]

You don't realise how much I need you
Love you all the time and never leave you
Please come on back to me, I'm lonely as can be

I need you

    君は気づいていない どれほど僕が君を必要としているかを

    君のことをいつも愛している 絶対君と別れない

    どうか僕ともう一度やり直してくれ この上なく寂しい

    僕には君が必要だ

    

[Verse 2]

Said you had a thing or two to tell me
How was I to know you would upset me?
I didn't realise as I looked in your eyes

You told me

    僕にちょっと話すことがあるのと 君は切り出した

    君が僕を動揺させるなんて どうしたら僕は知ることができたの?

    君の目をじっと見ていた時も 僕は気がつかなかったのに

    君は僕に言った

    

[Bridge1]

Oh yes you told me
You don't want my lovin' anymore
That's when it hurt me and feeling like this
I just can't go on anymore

    まさか君が僕に言うとは

    これ以上 僕の愛情は必要ないと

    その時のことが僕を傷つけた こんな気持ちは

    これ以上 どうしても続けることができない

 

[Verse 3]

Please remember how I feel about you
I could never really live without you
So, come on back and see just what you mean to me
I need you

    どうか思い出してくれ 僕がどんなに君のことを考えていたかを

    君なしでは本当に一日も生きていけない

    だからもう一度やり直してくれそして僕には君が大切だってことを少しはわかってくれ

    僕には君が必要だ

 

[Bridge2]

But when you told me 

You don't want my lovin' anymore
That's when it hurt me and feeling like this

I just can't go on anymore

    でも君は僕に言った

    これ以上 僕の愛情は必要ないと

    その時のことが僕を傷つけた こんな気持ちは

    これ以上 どうしても続けることができない

 

[Repeat Verse 3]

Please remember how I feel about you
I could never really live without you
So, come on back and see just what you mean to me
I need you

    どうか思い出してくれ 僕がどんなに君のことを考えていたかを

    君なしでは本当に一日も生きていけない

    だからもう一度やり直してくれそして僕には君が大切だってことを少しはわかってくれ

    僕には君が必要だ

 

[Outro]

I need you

I need you

    僕には君が必要だ

    僕には君が必要だ

 

 

情報提供元(著作権者)Weblio

参考辞書 英辞郎goo辞書

(引用できない英辞郎goo辞書を使って訳した場合は、その単語や慣用句を太字斜体にしてあります)

realise気づく、気付く、気ずく、気がつく、気が付く

           《主に英国で用いられる》 =realize.

how much

all the time : その間中ずっと、いつも、常に

never :  いまだかつて…ない、一度も…しない、決して…ない、一つも…ない、まさか…ではあるまい、…でない

leave :  

leave :  (人のところ)を〈…を求めて〉離れる,去る,〈for〉
             例文 She left her husband for a rich lawyer.
        彼女は夫と別れてある金持ちの弁護士といっしょになった
come on : (うまく)進む, 進行する; やっていく, 進歩する, 上達する.

back : 《口語》 繰り返して,もう一度

           例文 Read it back for me. もう一度読んでくれ.

lonely : 孤独な、ひとりぼっちの、(孤独のために)寂しい、心細い、人里離れた

as can be :   例文  I am as sad and lonely as can be.
                       私はこの上なくさびしく、孤独だ。

a thing or two : 多少の物事

    例文 have a thing or two to say about ~について一言二言口を挟む

       I know a thing or two. 私は少しは知っていますよ。

tell : 告げる、話す、語る、言う、述べる、(…を)告げる、伝える、(…と)言う、知らせる、命じる

how : どんなふうに、どんな具合に、どんな方法で、しかた、どうやって…するか、どんな状態で、どう、どんな意味で、いかが、どうして(まあ)

would :  〈ものが〉…する能力があった,…することができた 

upset : 〈人の〉気を転倒させる,〈人を〉ろうばい[動転]させる; 〈人を〉心配させる 

upset

as : [時を表わして] …している時,…したとたんに; …しながら 《★【用法】 when よりも同時性の意味が強く,while とほぼ同様に用いられる》.

look in : 中をちょっとのぞいて見る、ちょっと立ち寄る、ちょっと訪ねる、様子を見にちょっと寄る 

tell : 告げる、話す、語る、言う、述べる、(…を)告げる、伝える、(…と)言う、知らせる、命じる
Oh yes: 例文 "Oh, yes," 「まさか。」

yes : はい、いいえ、そうだ、さよう、然り、なるほどそうだが、え?、なんですか?、そう?、まさか?

want : 欲する、(…が)欲しい、(…を)望む、用事がある、用事で捜している、したい(と思う)、望む、ほしいと思う、もらいた(くな)い、(…が)望む

want : 〈話〉〔~が〕必要である、〔~を〕必要とする

loving : 愛情のある、愛のこもった、愛情を表わした、(…を)愛する

anymore : 今は、もはや(…ない、しない)

anymore

hurt : けがをさせる、(…を)痛める、けがをする、損害を与える、(…を)害する、傷つける、害する、差し障る、不都合である

feeling : 感覚、触感、知覚、感じ、印象、予感、意見、(喜怒哀楽などのさまざまな)感情、気持ち、(個人間などで生じる)感情

like this : これと同様に、このとおり、こんな感じ

like this

just :  まったく,本当に.

    例文 I'm just starving. まったく餓死しそうだ.

go on : (さらに)(…へ)進む、次の(約束の)場所へ行く、進む、移る、(行動・関係などを)続ける、続ける、さらに進んでする、(通例好ましくない) 態度をとり続ける、ふるまう、しゃべり続ける

anymore
remember思い出す、(…を)思い出す、思い起こす、(…を)覚えている、記憶している、(…を)覚えておく、心に留めておく、覚えている、忘れずにする、(…に)よろしくと言う

feel : 

never : いまだかつて…ない、一度も…しない、決して…ない、一つも…ない、まさか…ではあるまい、…でない

really本当に、実際に、本当に(…というわけではない)、より正しくは、本当は、実際には、実のところ、実際、まったく、確かに 

live : 住む、住んでいる、(…と)同居する、(…に)寄宿する、ふだん住む、平生使う、生きる、生存する、(死なずに)生きている、(…を)常食に生きていく

without : …がなく、…なしに、…がなければ、…せずに、…することなく、…の
so : つまり、だから、ですから、なので、従って◆文頭で用いられた場合の訳例

see : 理解する 《★進行形なし》: 

  〈…が〉わかる,〈…に〉気づく.

  〔+(that)〕〈…ということが〉わかる.

just : 〔命令を強調したり和らげたりして〕いいから,ちょっと

mean

 

 

????

"Don't Bother Me" を1963年9月にレコーディングして以来、ジョージの2作目の作品です。

"I Need You" のレコーディングは、1965年2月15日。

1943年2月25日生まれのジョージは、あと10日で22才です!若いですねーキラキララブラブ

 

1964年10月26日に "Honey Don't" がレコーディングされ、アルバム「Beatles for Sale」に収録された全ての曲のレコーディングが終わりました。

ビートルズはイギリスツアー、テレビやラジオの収録、クリスマスショーなどをこなし、

個々で休暇を取りました。

ジョージはパティ・ボイドと、クリスマス前にバハマで休暇。

翌年1965年1月にはパティとヨーロッパで休暇。

帰国しジョンの家でジョンと一緒に "I Need You" の作業。

1965年2月11日に、リンゴの結婚式に参列。

2月15日に"I Need You"のレコーディングをしています。

 

ウキペディアよると、"I Need You" は

ハリスンは、映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』を撮影していた1964年3月に出会ったパティ・ボイドを題材に「アイ・ニード・ユー」を書いた。ボイドとの交際は、ビートルマニアの熱狂の中でハリスンに落ち着きを与えていたが、ボイドはバンドのファンから嫉妬心を抱かれていた。本作の歌詞は、彼女がハリスンの元を去った時のことを歌っている。本作のレコーディングを行なう数日前に、ハリスンはウェイブリッジのジョン・レノンの自宅で、レノンと共に「アイ・ニード・ユー」と「ユー・ライク・ミー・トゥ・マッチ」の作業を行なっていて、1965年2月11日に行なわれたリンゴ・スターとモーリーン・コックスの結婚式の当日の早朝まで作業は続いた。

と、「パティ・ボイドを題材に書いた」のことでした。

 

ジョージは、1964年3月2日、映画「 A Hard Day's Night」の撮影の時に、パティに出会い交際を始めました。パティに出会った頃ジョージは、ブライアン・エプスタインが住んでいたワッドン・ハウスの階下にリンゴと暮らしていました。パティは友人マリーと暮らしていて、ジョージも遊びに行っていましたが、家賃は払うからもっと広いところにマリーと引っ越すよう勧めました。パティが引越した日に、ジョージはアメリカ・カナダツアーに出発してしまいます。パティは指折り数えてジョージの帰りを待っていたそうです。その後、ジョージはサリー州のイーシャーにあるキンファウンスという家を買いました。ジョージが家を買っても、パティは友人マリーとオヴィントン・ミューズに住んでいましたが、ジョージの家具探しは手伝いました。

パティと一緒に暮らしていたマリーが、更新のタイミングで引越します。寂しくなったパティはジョージと一緒に暮らし始めました。何月かはわかりませんが、1965年とのことです。

その年の12月25日に婚約し、1966年1月21日にエプソムの登録事務所での式典で結婚しています。

 

"I Need You" のレコーディングした1965年2月15日、その頃二人の仲はラブラブだと思いました。

 

なので、セカンドアルバム「With the Beatles」の"Don't Bother Me" (ジョージが作った曲)の続きを作ったのではないかと妄想し訳しました。

パティがもし家を出て行ってしまったらと想像して作ったかもしれません??

 

[Verse 1]

You don't realise how much I need you
Love you all the time and never leave you
Please come on back to me, I'm lonely as can be

I need you

    君は気がついていない 僕がどれほど君を必要としているかを

    いつも君を愛している 絶対君と別れない

    どうか僕ともう一度やり直して この上なく寂しいんだ

    僕には君が必要だ

 

"Don't Bother Me" の歌詞でも、「もう一度やり直す」と訳したラインがあります。

"Don't Bother Me"[Bridge]

I know I'll never be the same if I don't get her back again
Because I know she'll always be the only girl for me

    もし僕が彼女ともう一度やり直せないなら 僕は決して同じではいられないんだよ

    なぜってそうだろう 彼女はいつまでたっても僕にとって唯一の恋人なんだ

 

情報提供元(著作権者)Weblio

get her back again : 例文 Let's get back together again. 

              もう一度やり直そうよ。

 

 

参考:パティ・ボイド自伝 ワンダフル・トゥディ

   ジョージ・ハリスン自伝 I・ME・MINE