"I'll Cry Instead" | タコさんの庭

タコさんの庭

ビートルズの歌詞和訳に挑戦

"I'll Cry Instead" 

Writers : credited Lennon-McCartney (by John Lennon )

Artist :  The Beatles

Recorded : Wednesday,1964/06/01, EMI Studios,

Released :  

Friday,1964/06/26(US)「A Hard Day's Night (United Artists)」A面3曲目

Friday,1964/07/10(UK)「A Hard Day's Night」B面2曲目

Monday,1964/07/20(US)「Something New」A面1曲目

Monday,1964/07/20(US)singleA  B-side "I'm Happy Just to Dance with You"

2009/09/09 「A Hard Day's Night」[Remastered]

 single

   

    <歌詞和訳>"I'll Cry Instead" 邦題 "ぼくが泣く" 

          代わりに叫んでやる

[Verse 1]

I've got ev'ry reason on earth to be mad
'Cause I've just lost the only girl I had
And if I could get my way
I'd get myself locked up today
But I can't, so I'll cry instead

    この世には 僕がおかしくなる十分な理由がある

    だって 僕が出会った最愛の人を たった今失ったところだ

    もし自分のやりたいようにできるなら

    今日は閉じこもっていたい

    だけど僕にはできない だから代わりに叫んでやる   

    

[Verse 2]

I've got a chip on my shoulder that's bigger than my feet
I can't talk to people that I meet
If I could see you now
I'd try to make you sad somehow
But I can't, so I'll cry instead

    僕の足より大きい木くずを僕の肩に乗せられたくらいにイライラしている

    会う人と話すことができない

    今君に会えたら

    どうにかして君を悲しませようとしただろう

    だけど僕にはできない 代わりに叫んでやる

 

[Bridge]

Don't want to cry when there's people there
I get shy when they start to stare
I'm gonna hide myself away hey
But I'll come back again some day

    そこに人がいる時は叫びたくはない

    彼女達がじっと見始めると はずかくなる

    いつもの僕が 隠れてしまいそうだ hey 

    それよりも僕はいつかまた戻りたいと思う

       

[Verse 3]

And when I do, you better hide all the girls
I'm gonna break their hearts all 'round the world
Yes, I'm gonna break 'em in two
And show you what your lovin' man can do
Until then I'll cry instead

    僕がする時 あなたはすべての女の子を隠した方がいいよ

    僕は世界中のその子達をがっかりさせるだろうから

    そう 僕はそれらを二つに分けるつもりなんだ

    そして あなたの愛している仲間がやる気がある事を 見せるよ

    それまでは 代わりに叫んでやる

 

[Repeat Bridge]

Don't want to cry when there's people there
I get shy when they start to stare
I'm gonna hide myself away hey
But I'll come back again some day 

    そこに人がいる時は叫びたくはない

    彼女達がじっと見始めると はずかくなる

    いつもの僕が 隠れてしまいそうだ hey

    それよりも僕はいつかまた戻りたいと思う

 

[Repeat Verse 3]

And when I do, you better hide all the girls
'Cause I'm gonna break their hearts all 'round the world
Yes, I'm gonna break 'em in two
And show you what your lovin' man can do
Until then I'll cry instead

    僕がする時 あなたはすべての女の子を隠した方がいいよ

    僕は世界中の彼女たちをがっかりさせるだろうから

    そう 僕はそれらを二つに分けるつもりなんだ

    そして あなたの愛している仲間がやる気がある事を 見せるよ

    その時まで 代わりに叫んでやる

 

 

情報提供元(著作権者)Weblio

参考辞書 英辞郎goo辞書

(引用できない英辞郎goo辞書を使って訳した場合は、その単語や慣用句を太字斜体にしてあります)

have got : 《★【用法】 (1) 話し言葉では have got は have の, また have got to は have to の代用になる

every : どの…もみな、ことごとくの、すべての、ことごとく…とは限らない、可能な限りの、あらゆる、十分な、毎…、…ごと、…おきに

on earth : 地上に(生きている)、およそ世にある、(君は)一体(全体)…?、全然、ちっとも

on earth :

be mad : 頭がどうかしている、気が違う、熱中する、怒っている、気が狂っている、正気でない、熱を上げる 

just : [完了形・過去形とともに用いて] ほんの今 (…したばかり) (cf. JUST now 【成句】 (2)) 《★【用法】 過去形とともに用いるのは 《主に米国で用いられる》 だが,現在では 《主に英国で用いられる》 でも用いることがある》.
   例文  He has (only) just come. 彼はほんの今来た(ばかりだ).
      The letter just came [has just come]. 手紙はきたばかりだ.

could : canの過去形、 (…することが)できた、…できる、…してよい、…できる(なら)、…できるだろう、…できただろうに、…できるだろうに、…したいくらいだ、…しているみたいだ

get one's way

keep oneself locked up

will : …だろう、…でしょう、…するつもりである、…しようと思う、…するつもりですか、…してくれませんか、…しませんか、…してくださる、(…しようと)欲する、(あくまでも)…しようとする

instead
get a chip on one's shoulder : 

sad : (悲しい、悲しそうな、(…に)悲しくて、悲しんで、(人を)悲しませる、悲しむべき、哀れな、(嘆かわしいほど)ひどい、けしからぬ、話にならない

somehow : 何とかして、どうにかして、何とかかんとか、ともかくも、どういうわけか、なぜか、どうも

shy : 恥ずかしがりの、内気な、はにかんだ、引っ込み思案の、恥ずかしそうな、(…を)恥ずかしがって、(…に)用心深くて、(…を)ためらって、ためらって、思い切ってできなくて

stare : (目を丸く見開いて)じっと見る、凝視する、じろじろ見る、(…を)じっと見つめる
hide away : (…を)隠す

myself : 私自身、私自身を、いつもの私、正常な自分

but : Eゲイト英和辞典での意味(話の流れを変えて)それより,とにかく;しかしながら

come back : 帰る、戻る、思い出される、復活する、返り咲く、言い返す、しっぺ返しする

some day : (漠然と)いつか、他日

break someone's heart : 

break one's heart : 泣かせる、悩殺する

all around the world

break : 切断する、(二つ以上または細片に)壊す、割る、砕く、(荒っぽく)引きちぎる、もぎ取る、折る、(…の)骨を折る、(…の)関節をはずす、脱臼させる

break : 〈そろったもの・まとまったものを〉分ける,ばらにする.

break ~ in two : ~を二つ[半分]に割る

'em : 《口語》 =them

show : 見せる、示す、(…が)見せる、(…を)見えるようにする、(…を)現わす、目立たせる、出席する、現われる、(共進会などに)出品する、展示する

can do : やる気のある、意欲的な

until then

 

 

2月7日に念願のアメリカ進出を果たし(1964年2月7日~2月22日)

イギリスへ帰国、映画「A Hard Day's Night 」の撮影(1964年3月2日~4月24日)後

休暇をとりました。ジョンとシンシアとジョージとパティは5月1日ハワイ・ホノルルに行きましたが報道機関のプレッシャーがあり、すぐにタヒチに向かったそうです。5月26日にロンドン戻り、6月1日、"I'll Cry Instead"を含む4曲をレコーディングしました。6月4日からは、デンマーク,オランダ,香港,オーストラリア,ニュージーランドを回るツアーが始まります。

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ウキペディアより

「ぼくが泣く」("I'll Cry Instead")は、レノンが映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』の脱走するシーンのために書いた楽曲。レコーディングは、1964年6月1日にAとBの2つのセクションに分けて行われ、映画で使える曲の長さになるように繋ぎ合わせて完成された。しかし、同映画の監督であるリチャード・レスターによって却下され、このシーンには「キャント・バイ・ミー・ラヴ」が使用された。

 

映画「A Hard Day's Night 」(邦題 ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!)の撮影で、鉄道の中でのロケが3月のはじめに行われました。そこに、アストリット・キルヒヘアという女性が、カメラマンとして帯同していました。

アストリットは、ビートルズがデビュー前に、ドイツ・ハンブルグ時代に巡業に行ったときに、知り合った写真家です。アストリットの恋人クラウス・フォアマンは、ビートルズが演奏しているカイザーケラーに彼女を連れて行き、ビートルズを紹介しました。クラウスの通訳がなければ話せなかった彼女は髪の毛が短く黒一色の洋服で、今までの女の子には感じられなかった気品がありました。彼女とメンバーの付き合いが始まります。アストリットが撮ったハイリンゲンガイストフェルト広場でのビートルズの写真は有名です。その写真撮影のあと、アストリットは彼らを自宅に招待し、ピート・ベスト(ドラマー)以外の4人は行きました。イギリスのサンドイッチやハムエッグが懐かしいと言っていた彼らの言葉を彼女は母ニールサに伝えていました。4人は彼女の母ニールサの温かいおもてなしに喜びました。ミルクと砂糖がたっぷり入った紅茶とバーコンやチーズやハムのサンドイッチがふるまわれたのです。ポールやジョージは子供のようにはしゃいだそうです。食べ終わったお皿を最初に台所まで運んだのはジョン、みんなもそれに続き食器を洗いだしたそうです。食後にアストリットは自分の部屋に彼らを誘いました。彼女の部屋は壁も天井も床のカーペットもベッドカバーも黒で統一されアストリットそのものでした。黒一色の部屋に彼らは驚きの声をあげ(のちに"Baby's in Black" という曲が作られています)、彼女の持ち物すべてに好奇心をもったそうです。ジョンは彼女が持っていたサドの本に「I want, I Want この本が読みたい」。そしてアストリットが履いていた革のズボンを指し「I want, I Want, わかるかい、僕も君と同じ革のズボンが履きたいんだ」と言ったそうです。ビートルズにとってクラウスとアストリットの出会いは、ドイツ人の印象を変えてしまう「事件」だったそうです。その後も4人はちょくちょくアストリットの家を訪れほど仲良くなりました。スチュ(ビートルズの元メンバー)とアストリットはお互いに惹かれ合い、スチュはバンドを抜けました。

(参考:「アストリット・Kの存在 ―ビートルズが愛した女―」小松成美さん著)

 

「アストリット・Kの存在 ―ビートルズが愛した女―」は小松成美さんが、150時間に渡たりアストリットにインタビューして書いた本です。その本の中に、映画「A Hard Day's Night 」の撮影の頃の、アストリットから見たジョンの様子が書いてありました。

ジョンは、アストリットがカメラを向けると、前髪にすき間ができて額が見えるのを気にして何度も指で整えた。彼女には笑顔を見せてくれたが、やはり疲れている様子は隠せなかった。普段は楽しげに振る舞っているジョンだったがアストリットには「僕たちは鎖につながれた囚人と同じさ」と言って近眼の目頭を押さえた。彼女は、自由を奪われたジョンの苦しみがさらに膨んでいることを知らされた。

300ページ

 その夜、アストリットはひとりでジョンとシンシアの豪華なフラットを訪ねた。彼女を出迎えたジョンは胸にまん丸の笑った顔がプリントされた可愛いトレーナーを着てソファに座り、ギターの弦を張り替え、チューニングをしてくつろいでいた。シンシアはアストリットとの再会を殊のほか喜んだ。アストリットは11カ月になるジュリアンを抱きあげて頬ずりをした。
 3人での語らいは楽しかったが、やはりジョンは元気がなかった。

<成功やそれによって得られた名誉がいかに自由を奪うものなのか、彼は気づいている。自由を何よりも望んでいたジョンにとって今の状況は本当に大きな負担になっているはずだわ>
 アストリットはジョンの沈んだ瞳を見るのが辛かった。

302ページ

 

ウキペディアの「ぼくが泣く」にも、その当時のジョンの気持ちが書いてあります。

本作について、レノンの当時の妻であるシンシアは「レノンが活動の初期のような自由や楽しさがなくなり、フラストレーションを感じていたことを表している」と説明している。レノンも「I've got a chip on my shoulder that's bigger than my feet(腹が立って腹が立ってしょうがない)」というフレーズが、当時の自身の気持ちを表したものであることを明かしている。

 

「人気が出て嬉しい」を飛び越えて「つながれた囚人」と感じてしまうような感情があるのに、自分の力ではどうしようもできないジョンのフラストレーションが "I'll Cry Instead" の歌詞につまっていると思いました。

 

I'll cry instead」を「代わりに叫んでやる」

cry」を「泣く」ではなく「叫ぶ」と訳したのは、ジョンは泣きたくても泣かない、自分から「泣くだろう」と言う人ではないと思ったからです。

 

ハンター・ディヴィス著の「増補完全版 ビートルズ 上」に、叔母のミミが、ジョンの小さい頃に好きだった唄を教えてくれている箇所があります。"Let him go let him tarry" と "Wee Willie Winkie" です。

"Wee Willie Winkie" の歌詞に「cry」が出てきます。ウィリー・ウィンキー街を駆け回って色々な家の鍵穴から部屋の中をのぞいて、「子供達はベッドに入ったかい。十時だよ」と「cry」するという歌詞があります。そこの「cry」は「叫ぶ」だと思います。

だから「cry」を「泣く」という意味だけを連想するのをやめました。

 

 

[Verse 1]

I've got ev'ry reason on earth to be mad
'cause I've just lost the only girl I had
And if I could get my way
I'd get myself locked up today
But I can't, so I'll cry instead

    この世には 僕がおかしくなる十分な理由がある

    だって 僕が出会った最愛の人を たった今失ったところだ

    もし自分のやりたいようにできるなら

    今日は閉じこもっていたい

    だけど僕にはできない だから代わりに僕が叫んでやる 

 

「mad」の意味はたくさんあり、選べませんでした。ジョンがその時に、怒っていたのか、気が変になっていたのか…特定して訳してしまうのが嫌でした。「僕がおかしくなる」と、ちょっと抽象的な訳にしました。

be mad : 頭がどうかしている、気が違う、熱中する、怒っている、気が狂っている、正気でない、熱を上げる

 

'cause I've just lost the only girl I had」は

「だって僕はたった今僕が過去にhadしていた最適な女の子をlostしたばかりだ」を

「だって 僕が出会った最愛の人を たった今失ったところだ」と少し意訳しました。

 

書くのをためらいましたが書かさせていただきます。私の誇大妄想うずまきです。

ジョンはアストリットの事が好きだったと思うのです。

小松成美さんが書いた本「アストリット・Kの存在 ―ビートルズが愛した女―」に、

ジョンがアストリットのことを好きだったとは一度も書いてありません。

でも、例えばジョンの妻シンシアから赤ちゃんが生まれたという手紙をもらった時に

 アストリットは、同封されていた愛らしいジュリアンの写真を見ながら温かい気持ちに包まれていた。

 そして、ジョンと友人のままでいたことは正しかったのだと思った。

271ページ

とあるのです。とても含みがあると思うのです。そんな箇所がいくつかあります。

ついつい、「'cause I've just lost the only girl I had」の「girl」は、映画「A Hard Day's Night 」の撮影に帯同したアストリットではないかと妄想してしまうのですアセアセ

 

 

[Verse 2]

I've got a chip on my shoulder that's bigger than my feet
I can't talk to people that I meet
If I could see you now
I'd try to make you sad somehow
But I can't, so I'll cry instead

    僕の足より大きい木くずを僕の肩に乗せられたくらいにイライラしていた

    会う人と話すことができない

    今あなたに会えたら

    どうにかしてあなたを悲しませようとしただろう

    だけど僕はできない だから僕はその代わりに叫ぶだろう

 

英辞郎の辞書で「get a chip on one's shoulder」を引くと

けんか腰になる、かりかり[イライラ]する【語源】昔、肩の上に木片(chip)をおいて「これを落としてみろ」と相手にけんかを吹っかけたことから。

とありました。

これまた、突拍子もない妄想なにですが「you」は、ビートルズのマネージャーのブライアン・エプスタインを思い浮かべてしまいましたアセアセうずまきイライラの矛先がマネージャーに向けられたと妄想しましたうずまきアセアセ

 

シンシア・レノン著の「素顔のジョン・レノン」154ページに以下が書かれていました。

ブライアンはマネージャー役と、仕事を掴む役に卓越していた。ブライアンは星のように輝き、大量の仕事を、魅力的にしかも謙遜しながらやってのけていた。非常に複雑な性格の人といえた。本当にやさしく親切で、こっちが恥ずかしくなるぐらい気の付く人だった彼は内気であるくせ、同時に話好きでもあり、また騒ぐのも好きだった。ジョンが何かをたまたま断ると、聞き訳けのない子供のように怒ったり、目に涙を浮かべ、イライラする足で床を叩いた。ブライアンをイライラさせることのできるのはジョンだけだった。ジョンはブライアンの気分を悪くしたり怒らせるのを、自分だけが持てる力として感じ、楽しんでいたようにも思う。それでもブライアンをマネージャーとして、息子のゴッド・ファザーとして尊敬していた。

 

[Bridge]

Don't want to cry when there's people there
I get shy when they start to stare
I'm gonna hide myself away hey
But I'll come back again some day

    そこに人がいる時は叫びたくはない

    彼女達がじっと見始めると はずかくなる

    いつもの僕が 隠れてしまいそうだ hey 

    それよりも僕はいつかまた戻りたいと思う

 

「あんないっぱいの人の前では歌いたくない。ジロジロ見られると恥ずかしい。いつもの自分でなくなる。でもいつかまたハンブルグの時のように、お客が食事したり、お酒を飲んだり、ダンスしたりしながらビートルズの歌をちゃんと聴いてくれて、お客とのやり取りを楽しみながら演奏していた頃に戻りたいと思う。本当に歌が好きで歌っていた頃に戻りたい」と言っていると妄想しました??

 

 

[Verse 3]

And when I do, you better hide all the girls
I'm gonna break their hearts all 'round the world
Yes, I'm gonna break 'em in two
And show you what your lovin' man can do
Until then I'll cry instead

    僕がする時 あなたはすべての女の子を隠した方がいいよ

    僕は世界中のその子達をがっかりさせるだろうから

    そう 僕はそれらを二つに分けるつもりなんだ

    そして あなたの愛している仲間がやる気がある事を 見せるよ

    それまでは 代わりに叫んでやる

 

「I'm gonna break 'em in two」の和訳に迷いました。

「僕がライブで歌うときは、女の子を僕の視界から隠した方がいいよ。僕の目が見える所には人を座らせて欲しくないんだ。それは世界中の彼女や彼らをがっかりさせるかもしれない。でも、僕はライブに来てくれる人達と僕らのステージを離して、二つに分けたいんだ。そして、ブライアンあなたが愛しているビートルズが、ちゃんと歌える事を見せてやるよ。それまでは叫んで歌うだろう」と妄想しました??

現実的な解釈アセアセうずまき色々な動画を見て、それまでのライブ演奏は観客との距離が近いと思いました。その距離は時には恐怖を感じるほど、ファンの熱狂はすごかったように思います。舞台の上のジョンに男性が握手を求め近づくシーンを何かで見ました。そして恥ずかしがり屋?のジョンはファンの女の子の視線を感じながら歌いたくなかった。舞台と観客との距離を話して二つに分けたかったのではないかと妄想しましたアセアセ

 

"Get Back" の和訳で「man」を「仲間」と訳しました。

"I'll Cry Instead" の 「man」も特定の人ではなくビートルズだと妄想しました。

他にも、仲間・親友という意味で使われる「my men」。主にHip Hop業界で使われ、日本語のラップ業界でも、仲のいい友達、仲間というときに「マイメン」と言います。

 

以下のサイトを見ると、撮影が大変だった様子がうかがえます。

 

映画の撮影が終わり、それぞれ休暇をとり、またこれから5か国を巡るツアーが始まる3日前に"I'll Cry Instead"はレコーディングされています。

この世には 僕がおかしくなる十分な理由があるけど、僕にはやめることはできない。その代わりに叫んでやるというジョンの心の叫びを妄想しました??

突拍子もない妄想ですみませんでしたアセアセアセアセ 

 

 

5か国を回るツアー

"I'll Cry Instead"を6月1日にレコーディングし、

6月4日からは、デンマーク、オランダ、香港、オーストラリア、ニュージーランドを回るコンサート・ツアーが始まります。

ところが6月3日リンゴが喉を悪くし、代りにジミー・ニコルがツアーの13日間を、ドラマーとして努めてくれました。リンゴはオーストラリアからの参加です。

"I'll Cry Instead"をレコーディングした6月1日、リンゴは"Matchbox"をレコーディングしています。きっと喉が痛いのに頑張ったのですねキラキラ音符

バリー・マイルズ著「ビートルズ・ダイアリー」松尾康治訳

1964年6月3日
 リンゴが朝、バーンズでの『サタデー・イブニン グ・ポスト』 紙の写真撮影中に倒れ、大学病院へと連れて行かれた。そしてひどい扁桃腺炎と喉頭炎のため、絶対安静を言い渡された。
 その晩、残ったビートルズたちはリンゴ抜きで自分たちの曲のデモを作った。 ジョージは「ユウ ル・ノウ・ホワット・トゥ・ドゥ」 (未リリース)を作り、ポールはシラ・ブラックに提供する「イッツ・フォー・ユー」を作り、ジョンはビートルズで使う前にトミー・クイックリーに提供した、「ノー・リプライ」を レコーディングした。

1964年6月4日
 お抱えの運転手"ビッグ"ビル・コルベットは、ビートルズのオースティン・プリンセスでジョン、ポール、ジョージそしてジミー・ニコルをデンマーク行きの飛行機に乗せるため、ヒースロー空港へと向かった。