こんばんは!山田暢彦です。
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
さて、9/5/2011に投稿した
「【発音】that節におけるthatのフレーズの切り方について」
(http://ameblo.jp/beam-method/entry-11008192887.html)
という記事に関して、読者から下記の質問をいただきましたので、
ここで回答いたします!
----
<ご質問>
丁寧なご回答ありがとうございました。
謎が解けてすっきりしました。
気持ちと実際の発音は違いがあるのですね。
私はthatは導く合図だからSVの前に言うもんだと思っていたのですが、
ラジオやCDを聴くとthatをSVと合わせて話していたので、気になっていました。
この考え方は関係代名詞のwhoやwhichにも通じると考えてよいのでしょうか。
people who ~ のときは、気持ちとしては、people who まで言って、
「どんな人々かを今から説明するよ。」
といいたいけど、実際の発音では、people / who ~ と分けていう感覚なのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
---
<回答>
そうですね、このくっつけ方は、関係代名詞のwhoやwhichにも通じると考えてOKです。
This workshop is for businesspeople who would like to learn the latest techniques in management.
という例文の場合、businesspeople と who の間は切らずに発音します。
business / who ~ というフレーズで読みましょう。
ただ、会話していて、いい言葉が思い浮かばなくて時間を稼ぎたいときは、
とりあえずwhoまで言って(「続ききがありますよ」という合図のため)、
uh... などと間を埋めるようにするといいでしょう。
This workshop is for businesspeople who...uh....would like to learn the latest techniques in management.
という感じです。
その際、whoで少しトーンを上げるようにすると、
「これから続きがありますよ」
「ちょっと待ってくださいね」
という意図がはっきりと伝わります。
発音は、フレーズ感に加え、
トーン・抑揚も非常に大切ですね。
こんにちは、山田暢彦です!
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
昨日、今日と、東京はだいぶカラッとしてきましたね。
私はこの季節がとても好きです。今日は久しぶりに、
夕日の見えるお気入りの公園へ散歩しました。
(中目黒の西郷山公園)
さて、先日ここでも紹介させていただきました、
8月発売の私の新刊
「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」
ですが、
おかげさまで大変好評をいただいており、先日、
さっそ増刷が決まりました!
「基礎編」と「海外旅行編」、両方とも♪

(「海外旅行編」です)
この本は、1人称のイラストを使った、
私のこだわりのメソッドですが、
市場にはこれまでこのような本が全くなかったので、
皆様の反応が、正直、とても不安でした。
「これは絶対にイイ、絶対に役に立つ」と、
編集者も私も絶対的な自信がありましたが、
それが読者に受け入れてもらえたり、
売れるとは限らないからです。
でも、ジュンク堂のブックフェアで大々的に取り上げていただくなど(→こちらで紹介しました)、
発売直後からすごく反響があり、実際に売れ行きも「絶好調」とのことで、
本当に、安心しました。
「○○書店の売れ筋ランキングの上位にあったよ!」
と友人から報告があったりもして、本当に、嬉しく思っています。
このブログの読者の中で、
購入してくださった方がいらっしゃいましたら、
この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
さて、この「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」ですが、
先日、アマゾンで「なか見検索」ができるようになりました!
こちらです!
目次や使い方の説明などのあとに、
本文のトレーニング問題が載っています。
実際に問題を見ていただけると、
この本の目指すところがお分かりいただけると思いますので、
英会話に興味のある方は、ぜひ一度チェックしてみてください!
では、最後に、本書の「はじめに」をご紹介して
記事を締めくくりたいと思います!
-----
(以下、「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」より抜粋)
こんなに英語を勉強しているのに,どうして簡単な会話さえもできないのだろうか?これまでの英語教育には,何が足りないのだろうか?
僕は先生として,常にこのことを考えながら指導にあたってきました。そして,伸びる生徒さん,伸び悩んでしまう生徒さんを見る中で辿りついた答えの一つが,「気持ち」です。
英語は,文の語順や,文型・熟語の使い方など,数学の公式のようなルールがたくさん出てきますね。そのため,「英語は数学みたいだ」と思われる方も多いようです。確かに,英語を話せるようになるにはたくさんの型を暗記する必要があり,難しいパズルのような公式(=構文)も出てきます。
でも,英語と数学が決定的に違うのは,英語は常に「自分の気持ち」が出発点だということです。湧き出る気持ちを相手に伝えるために,文法や単語を駆使するのです。また,伝えたい気持ちがあるから,どんどん新しい表現も身につくのです。
日本のこれまでの英語教育で,使える英語がなかなか身につかなったのは,英語をあまりにもドライに扱ってきたからかもしれません。与えられた問題を解くため,受験に合格するための英語であり,「自分の言いたいことを言う」「相手とつながる」ための英語ではなかったのではないでしょうか。
もちろん,与えられた問題文を和訳したり英訳したりするのは,英語を正確に使いこなせるようになる上で大切なトレーニングです。だけど,それだけでは発話の回路は十分に育たないでしょう。英語を勉強する意味が「自分を伝える」「相手とつながる」ということだとしたら,自分の気持ち,自分の言いたいことを英語にしていくトレーニングも必要です。
そこで今回みなさんにお届けするのが,「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」です。本書の最大の特徴は,一人称視点のイラスト。自分でビデオカメラを持っているかのような視点のイラストを見て,言いたいことを言うトレーニングをしまう。英会話の主役は,あくまでも自分。イラストの場面を頭の中で想像して,自分の中に沸き起こる気持ちに注目してください。その気持ちが,発話の出発点です。
「ここは少し遠回しに表現したい…」「失礼なことを言ってはいけない…」「正直に,思っていることを言いたい」「感想を聞かれたけど,特に何もない…」実際に会話をしていると,こんな微妙な気持ちが生まれたりもしますね。そのようなものも含めて,英語で自分を伝えるトレーニングをしていきます。
また本書では,ふきだしの中の日本文は,日本語として自然な文にこだわりました。たとえば,閉店時間を尋ねるときは,「何時までやってますか?」が自然な日本語ですね。だけど英語では,「あなた方は何時に閉店しますか」と尋ねることが多いのです。日本文を一字一句直訳しようとするのではなく,「日本語としての自然さ」と「英語としての自然さ」のずれも楽しみながら取り組んでください。
今回は「基礎編」と「旅行編」の2冊をご用意いたしました。あらゆる場面で,あらゆる気持ちを伝える練習ができるようになっています。「自分」の気持ち,そしてそれを伝える「相手」の気持ちを大切にして,トレーニングに励んでくださいね。「んー」とうなりながら解くのではなく,パッと伝える感覚を楽しみましょう。
この本がきっかけで,言いたいことが言える楽しさ,英語で人とつながっていく喜びを,少しでも体感できたなら,著者としてこの上なく幸せです。
Nobu Yamada
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
昨日、今日と、東京はだいぶカラッとしてきましたね。
私はこの季節がとても好きです。今日は久しぶりに、
夕日の見えるお気入りの公園へ散歩しました。
(中目黒の西郷山公園)
さて、先日ここでも紹介させていただきました、
8月発売の私の新刊
「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」
ですが、
おかげさまで大変好評をいただいており、先日、
さっそ増刷が決まりました!
「基礎編」と「海外旅行編」、両方とも♪

(「海外旅行編」です)
この本は、1人称のイラストを使った、
私のこだわりのメソッドですが、
市場にはこれまでこのような本が全くなかったので、
皆様の反応が、正直、とても不安でした。
「これは絶対にイイ、絶対に役に立つ」と、
編集者も私も絶対的な自信がありましたが、
それが読者に受け入れてもらえたり、
売れるとは限らないからです。
でも、ジュンク堂のブックフェアで大々的に取り上げていただくなど(→こちらで紹介しました)、
発売直後からすごく反響があり、実際に売れ行きも「絶好調」とのことで、
本当に、安心しました。
「○○書店の売れ筋ランキングの上位にあったよ!」
と友人から報告があったりもして、本当に、嬉しく思っています。
このブログの読者の中で、
購入してくださった方がいらっしゃいましたら、
この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
さて、この「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」ですが、
先日、アマゾンで「なか見検索」ができるようになりました!
こちらです!
目次や使い方の説明などのあとに、
本文のトレーニング問題が載っています。
実際に問題を見ていただけると、
この本の目指すところがお分かりいただけると思いますので、
英会話に興味のある方は、ぜひ一度チェックしてみてください!
では、最後に、本書の「はじめに」をご紹介して
記事を締めくくりたいと思います!
-----
(以下、「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」より抜粋)
こんなに英語を勉強しているのに,どうして簡単な会話さえもできないのだろうか?これまでの英語教育には,何が足りないのだろうか?
僕は先生として,常にこのことを考えながら指導にあたってきました。そして,伸びる生徒さん,伸び悩んでしまう生徒さんを見る中で辿りついた答えの一つが,「気持ち」です。
英語は,文の語順や,文型・熟語の使い方など,数学の公式のようなルールがたくさん出てきますね。そのため,「英語は数学みたいだ」と思われる方も多いようです。確かに,英語を話せるようになるにはたくさんの型を暗記する必要があり,難しいパズルのような公式(=構文)も出てきます。
でも,英語と数学が決定的に違うのは,英語は常に「自分の気持ち」が出発点だということです。湧き出る気持ちを相手に伝えるために,文法や単語を駆使するのです。また,伝えたい気持ちがあるから,どんどん新しい表現も身につくのです。
日本のこれまでの英語教育で,使える英語がなかなか身につかなったのは,英語をあまりにもドライに扱ってきたからかもしれません。与えられた問題を解くため,受験に合格するための英語であり,「自分の言いたいことを言う」「相手とつながる」ための英語ではなかったのではないでしょうか。
もちろん,与えられた問題文を和訳したり英訳したりするのは,英語を正確に使いこなせるようになる上で大切なトレーニングです。だけど,それだけでは発話の回路は十分に育たないでしょう。英語を勉強する意味が「自分を伝える」「相手とつながる」ということだとしたら,自分の気持ち,自分の言いたいことを英語にしていくトレーニングも必要です。
そこで今回みなさんにお届けするのが,「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」です。本書の最大の特徴は,一人称視点のイラスト。自分でビデオカメラを持っているかのような視点のイラストを見て,言いたいことを言うトレーニングをしまう。英会話の主役は,あくまでも自分。イラストの場面を頭の中で想像して,自分の中に沸き起こる気持ちに注目してください。その気持ちが,発話の出発点です。
「ここは少し遠回しに表現したい…」「失礼なことを言ってはいけない…」「正直に,思っていることを言いたい」「感想を聞かれたけど,特に何もない…」実際に会話をしていると,こんな微妙な気持ちが生まれたりもしますね。そのようなものも含めて,英語で自分を伝えるトレーニングをしていきます。
また本書では,ふきだしの中の日本文は,日本語として自然な文にこだわりました。たとえば,閉店時間を尋ねるときは,「何時までやってますか?」が自然な日本語ですね。だけど英語では,「あなた方は何時に閉店しますか」と尋ねることが多いのです。日本文を一字一句直訳しようとするのではなく,「日本語としての自然さ」と「英語としての自然さ」のずれも楽しみながら取り組んでください。
今回は「基礎編」と「旅行編」の2冊をご用意いたしました。あらゆる場面で,あらゆる気持ちを伝える練習ができるようになっています。「自分」の気持ち,そしてそれを伝える「相手」の気持ちを大切にして,トレーニングに励んでくださいね。「んー」とうなりながら解くのではなく,パッと伝える感覚を楽しみましょう。
この本がきっかけで,言いたいことが言える楽しさ,英語で人とつながっていく喜びを,少しでも体感できたなら,著者としてこの上なく幸せです。
Nobu Yamada
皆さん、こんばんは!山田暢彦です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
さて、発音について、読者さんより以下のご質問をいただきました。
----
文の目的語となるthat節のthatは、動詞とともに発音するのか?それとも目的語の節とともに発音するのか?
を知りたいです。それとも、状況に応じて変化するのでしょうか。
例えば、
We often hear it said that (息継ぎ) S V.
なのか
We often hear it said (息継ぎ) that S V.
なのか
という違いです。
----
thatは、「これから内容を具体的に話しますよ~」と、
聞き手を導く合図のような表現です。
いわば前置き表現ですので、話す時の感覚としては、
前置き表現(that)でいったんフレーズを切ってから、内容(SV)を続けます。
ただ、実際の発音は、thatとSVの間には間は入りません。
むしろ、目的語の that+SV が一つのフレーズのように発音されることが多いです。
それは、that自体は内容のある語ではないため弱く発音され、
続く主語(内容語なので強く発音)とくっつくからです。
I recommend that you watch the movie.
の場合、
・気持ちとしては、I recommend that / you watch the movie.(thatで導く)
・実際の発音は、I recommend / that you watch the movie.(thatは弱く発音され、続く主語と自然とくっつくので、that+SVが一つのフレーズのように発音される)
I didn't know that you lived in Osaka.
なら、
気持ちとしては、I didn't know that / you lived in Osaka.
実際の発音は、I didn't know / that you lived in Osaka.
なお、上でスラッシュでフレーズを切っていますが、
これは「息継ぎ」をするという意味ではありません。
間は入れずに、音はできるだけつなげて発話しましょう。
フレーズの切り方は、発話するときの自分の中の「感覚」のことです。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
さて、発音について、読者さんより以下のご質問をいただきました。
----
文の目的語となるthat節のthatは、動詞とともに発音するのか?それとも目的語の節とともに発音するのか?
を知りたいです。それとも、状況に応じて変化するのでしょうか。
例えば、
We often hear it said that (息継ぎ) S V.
なのか
We often hear it said (息継ぎ) that S V.
なのか
という違いです。
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thatは、「これから内容を具体的に話しますよ~」と、
聞き手を導く合図のような表現です。
いわば前置き表現ですので、話す時の感覚としては、
前置き表現(that)でいったんフレーズを切ってから、内容(SV)を続けます。
ただ、実際の発音は、thatとSVの間には間は入りません。
むしろ、目的語の that+SV が一つのフレーズのように発音されることが多いです。
それは、that自体は内容のある語ではないため弱く発音され、
続く主語(内容語なので強く発音)とくっつくからです。
I recommend that you watch the movie.
の場合、
・気持ちとしては、I recommend that / you watch the movie.(thatで導く)
・実際の発音は、I recommend / that you watch the movie.(thatは弱く発音され、続く主語と自然とくっつくので、that+SVが一つのフレーズのように発音される)
I didn't know that you lived in Osaka.
なら、
気持ちとしては、I didn't know that / you lived in Osaka.
実際の発音は、I didn't know / that you lived in Osaka.
なお、上でスラッシュでフレーズを切っていますが、
これは「息継ぎ」をするという意味ではありません。
間は入れずに、音はできるだけつなげて発話しましょう。
フレーズの切り方は、発話するときの自分の中の「感覚」のことです。
こんばんは!週末はどのようにお過ごしでしたでしょうか?
私は、大変うれしい出来事がありました!
池袋にあるジュンク堂書店の本店に足を運んだのですが、
8階の語学のセクションに行ったら、
「英語本は先生で選んでみよう!」
というフェアが開催されていました。
そして、なんと、そのフェアで、
私「山田暢彦」が大々的にフィーチャーされていたのです!
大西泰斗先生(「ハートで感じる英文法」)
関正生先生(「世界一わかりやすい英文法」)
竹岡広信先生(漫画「ドラゴン桜」の英語講師のモデル)
Steve Soresi先生(「ネイティブなら子供のときに覚えるなるほどフレーズ100」)
安河内先生(「できる人の勉強法」)
など、そうそうたるメンバー9名のご著書に囲まれて、
「注目の一人」として紹介されていたのです!
しかも、エレベーターを上がった真正面!


感動しました・・・。
先日発売になって、おかげさまで大変好評をいただいている
「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」
や、
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」
「山田暢彦先生の英語」
など、私の代表作がずらりと並べてありました。
英語の本なんて、本屋さんにはそれこそ何千冊とあると思いますが
(特にジュンク堂の池袋本店はとてもつもなく大きい・・)、
その中で、注目の新人として「山田暢彦」たったひとりが、選ばれた。
そう思うと、感無量です。
担当者の方にもご挨拶をしたのですが、
「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」
が特に気に入ってくださっていたようでした。
この本は、一人称のイラストを使った、
瞬発力を鍛えるための僕のこだわりのメソッドなので、
そこに注目していただけて、とっても嬉しかったです!
そして、最後にいただいた「期待しています!」
というお言葉に、とても励まされました。
「英語教育をやっていて、よかった・・・。」
大学卒業後、就職をせずに、
テレビ局の夜勤アルバイトで生計を立てながら、
英語教室を軌道に乗せようと必死になっていた
7年前を思い出し、不安もあったけどこの道を選んでよかった、
と胸が熱くなりました。
今ではたくさんの生徒さんに恵まれ、
たくさん本を出させていただき、
また、その本が読者や本のプロにも評価されて、
英語家として、この上なく幸せです。
「日本の英語教育をよりよくする」
というミッションに、少しずつだけど、
着実に近づいてきている気がしました。
自分の18年のアメリカ生活や、
教えることへの情熱、英語への情熱。
また、これまでたくさんの素敵な出会い。
それらをすべて活かして、今後も、
自分なりの貢献をしていきたいと思っています。
ブログや書籍の読者の皆様、生徒の皆様、編集者の皆様、
本当にありがとうございます!
これからも、山田暢彦(Nobu Yamada)を
よろしくお願いいたします!
私は、大変うれしい出来事がありました!
池袋にあるジュンク堂書店の本店に足を運んだのですが、
8階の語学のセクションに行ったら、
「英語本は先生で選んでみよう!」
というフェアが開催されていました。
そして、なんと、そのフェアで、
私「山田暢彦」が大々的にフィーチャーされていたのです!
大西泰斗先生(「ハートで感じる英文法」)
関正生先生(「世界一わかりやすい英文法」)
竹岡広信先生(漫画「ドラゴン桜」の英語講師のモデル)
Steve Soresi先生(「ネイティブなら子供のときに覚えるなるほどフレーズ100」)
安河内先生(「できる人の勉強法」)
など、そうそうたるメンバー9名のご著書に囲まれて、
「注目の一人」として紹介されていたのです!
しかも、エレベーターを上がった真正面!


感動しました・・・。
先日発売になって、おかげさまで大変好評をいただいている
「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」
や、
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」
「山田暢彦先生の英語」
など、私の代表作がずらりと並べてありました。
英語の本なんて、本屋さんにはそれこそ何千冊とあると思いますが
(特にジュンク堂の池袋本店はとてもつもなく大きい・・)、
その中で、注目の新人として「山田暢彦」たったひとりが、選ばれた。
そう思うと、感無量です。
担当者の方にもご挨拶をしたのですが、
「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」
が特に気に入ってくださっていたようでした。
この本は、一人称のイラストを使った、
瞬発力を鍛えるための僕のこだわりのメソッドなので、
そこに注目していただけて、とっても嬉しかったです!
そして、最後にいただいた「期待しています!」
というお言葉に、とても励まされました。
「英語教育をやっていて、よかった・・・。」
大学卒業後、就職をせずに、
テレビ局の夜勤アルバイトで生計を立てながら、
英語教室を軌道に乗せようと必死になっていた
7年前を思い出し、不安もあったけどこの道を選んでよかった、
と胸が熱くなりました。
今ではたくさんの生徒さんに恵まれ、
たくさん本を出させていただき、
また、その本が読者や本のプロにも評価されて、
英語家として、この上なく幸せです。
「日本の英語教育をよりよくする」
というミッションに、少しずつだけど、
着実に近づいてきている気がしました。
自分の18年のアメリカ生活や、
教えることへの情熱、英語への情熱。
また、これまでたくさんの素敵な出会い。
それらをすべて活かして、今後も、
自分なりの貢献をしていきたいと思っています。
ブログや書籍の読者の皆様、生徒の皆様、編集者の皆様、
本当にありがとうございます!
これからも、山田暢彦(Nobu Yamada)を
よろしくお願いいたします!
先日8月3日に、
『絵で見てパッと言う英会話トレーニング』(学研)
という本が出ました!

「基礎編」と「海外旅行編」の2冊同時発売です!
簡単なことを、当たり前のように言えるようになる。
英会話の勉強では、まずは、これが大事だと思っています。
その助けになればと、この本を書かせていただきました。
「一人称のイラスト」を使った、
発話の会話を育てる新メソッド
英会話における積極性や瞬発力を鍛えるために
私がこだわっているメソッドです。
今回は、本書の「はじめに」で書いた文章をご紹介したいと思います。
英会話の学習において、とても大事なこと。
だけど、見過ごされることが多い点だと思います。
----
(以下、「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」より抜粋)
こんなに英語を勉強しているのに,どうして簡単な会話さえもできないのだろうか?これまでの英語教育には,何が足りないのだろうか?
僕は先生として,常にこのことを考えながら指導にあたってきました。そして,伸びる生徒さん,伸び悩んでしまう生徒さんを見る中で辿りついた答えの一つが,「気持ち」です。
英語は,文の語順や,文型・熟語の使い方など,数学の公式のようなルールがたくさん出てきますね。そのため,「英語は数学みたいだ」と思われる方も多いようです。確かに,英語を話せるようになるにはたくさんの型を暗記する必要があり,難しいパズルのような公式(=構文)も出てきます。
でも,英語と数学が決定的に違うのは,英語は常に「自分の気持ち」が出発点だということです。湧き出る気持ちを相手に伝えるために,文法や単語を駆使するのです。また,伝えたい気持ちがあるから,どんどん新しい表現も身につくのです。
日本のこれまでの英語教育で,使える英語がなかなか身につかなったのは,英語をあまりにもドライに扱ってきたからかもしれません。与えられた問題を解くため,受験に合格するための英語であり,「自分の言いたいことを言う」「相手とつながる」ための英語ではなかったのではないでしょうか。
もちろん,与えられた問題文を和訳したり英訳したりするのは,英語を正確に使いこなせるようになる上で大切なトレーニングです。だけど,それだけでは発話の回路は十分に育たないでしょう。英語を勉強する意味が「自分を伝える」「相手とつながる」ということだとしたら,自分の気持ち,自分の言いたいことを英語にしていくトレーニングも必要です。
そこで今回みなさんにお届けするのが,「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」です。本書の最大の特徴は,一人称視点のイラスト。自分でビデオカメラを持っているかのような視点のイラストを見て,言いたいことを言うトレーニングをしまう。英会話の主役は,あくまでも自分。イラストの場面を頭の中で想像して,自分の中に沸き起こる気持ちに注目してください。その気持ちが,発話の出発点です。
「ここは少し遠回しに表現したい…」「失礼なことを言ってはいけない…」「正直に,思っていることを言いたい」「感想を聞かれたけど,特に何もない…」実際に会話をしていると,こんな微妙な気持ちが生まれたりもしますね。そのようなものも含めて,英語で自分を伝えるトレーニングをしていきます。
また本書では,ふきだしの中の日本文は,日本語として自然な文にこだわりました。たとえば,閉店時間を尋ねるときは,「何時までやってますか?」が自然な日本語ですね。だけど英語では,「あなた方は何時に閉店しますか」と尋ねることが多いのです。日本文を一字一句直訳しようとするのではなく,「日本語としての自然さ」と「英語としての自然さ」のずれも楽しみながら取り組んでください。
今回は「基礎編」と「旅行編」の2冊をご用意いたしました。あらゆる場面で,あらゆる気持ちを伝える練習ができるようになっています。「自分」の気持ち,そしてそれを伝える「相手」の気持ちを大切にして,トレーニングに励んでくださいね。「んー」とうなりながら解くのではなく,パッと伝える感覚を楽しみましょう。
この本がきっかけで,言いたいことが言える楽しさ,英語で人とつながっていく喜びを,少しでも体感できたなら,著者としてこの上なく幸せです。
Nobu Yamada
『絵で見てパッと言う英会話トレーニング』(学研)
という本が出ました!

「基礎編」と「海外旅行編」の2冊同時発売です!
簡単なことを、当たり前のように言えるようになる。
英会話の勉強では、まずは、これが大事だと思っています。
その助けになればと、この本を書かせていただきました。
「一人称のイラスト」を使った、
発話の会話を育てる新メソッド
英会話における積極性や瞬発力を鍛えるために
私がこだわっているメソッドです。
今回は、本書の「はじめに」で書いた文章をご紹介したいと思います。
英会話の学習において、とても大事なこと。
だけど、見過ごされることが多い点だと思います。
----
(以下、「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」より抜粋)
こんなに英語を勉強しているのに,どうして簡単な会話さえもできないのだろうか?これまでの英語教育には,何が足りないのだろうか?
僕は先生として,常にこのことを考えながら指導にあたってきました。そして,伸びる生徒さん,伸び悩んでしまう生徒さんを見る中で辿りついた答えの一つが,「気持ち」です。
英語は,文の語順や,文型・熟語の使い方など,数学の公式のようなルールがたくさん出てきますね。そのため,「英語は数学みたいだ」と思われる方も多いようです。確かに,英語を話せるようになるにはたくさんの型を暗記する必要があり,難しいパズルのような公式(=構文)も出てきます。
でも,英語と数学が決定的に違うのは,英語は常に「自分の気持ち」が出発点だということです。湧き出る気持ちを相手に伝えるために,文法や単語を駆使するのです。また,伝えたい気持ちがあるから,どんどん新しい表現も身につくのです。
日本のこれまでの英語教育で,使える英語がなかなか身につかなったのは,英語をあまりにもドライに扱ってきたからかもしれません。与えられた問題を解くため,受験に合格するための英語であり,「自分の言いたいことを言う」「相手とつながる」ための英語ではなかったのではないでしょうか。
もちろん,与えられた問題文を和訳したり英訳したりするのは,英語を正確に使いこなせるようになる上で大切なトレーニングです。だけど,それだけでは発話の回路は十分に育たないでしょう。英語を勉強する意味が「自分を伝える」「相手とつながる」ということだとしたら,自分の気持ち,自分の言いたいことを英語にしていくトレーニングも必要です。
そこで今回みなさんにお届けするのが,「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」です。本書の最大の特徴は,一人称視点のイラスト。自分でビデオカメラを持っているかのような視点のイラストを見て,言いたいことを言うトレーニングをしまう。英会話の主役は,あくまでも自分。イラストの場面を頭の中で想像して,自分の中に沸き起こる気持ちに注目してください。その気持ちが,発話の出発点です。
「ここは少し遠回しに表現したい…」「失礼なことを言ってはいけない…」「正直に,思っていることを言いたい」「感想を聞かれたけど,特に何もない…」実際に会話をしていると,こんな微妙な気持ちが生まれたりもしますね。そのようなものも含めて,英語で自分を伝えるトレーニングをしていきます。
また本書では,ふきだしの中の日本文は,日本語として自然な文にこだわりました。たとえば,閉店時間を尋ねるときは,「何時までやってますか?」が自然な日本語ですね。だけど英語では,「あなた方は何時に閉店しますか」と尋ねることが多いのです。日本文を一字一句直訳しようとするのではなく,「日本語としての自然さ」と「英語としての自然さ」のずれも楽しみながら取り組んでください。
今回は「基礎編」と「旅行編」の2冊をご用意いたしました。あらゆる場面で,あらゆる気持ちを伝える練習ができるようになっています。「自分」の気持ち,そしてそれを伝える「相手」の気持ちを大切にして,トレーニングに励んでくださいね。「んー」とうなりながら解くのではなく,パッと伝える感覚を楽しみましょう。
この本がきっかけで,言いたいことが言える楽しさ,英語で人とつながっていく喜びを,少しでも体感できたなら,著者としてこの上なく幸せです。
Nobu Yamada