初心者同志 -84ページ目

茄子 アンダルシアの夏。

【 茄子 アンダルシアの夏 】

原作 黒田硫黄 監督・脚本 高坂希太郎  2003年劇場公開作品


何を愛するかで見方も変わる、珠玉短編アニメ。



この作品をまったく見たことがない人でも、

その絵を見れば、あ!と、誰もが思うはずだ。


でも、きっと同時に、


「でも、こんな映画あったっけ・・・・・・?」


とも思うかも知れない。


「茄子 アンダルシアの夏」は、作品時間の

47分という短さも相まって、かなり、マイナーな作品という印象を

受けるが、実はれっきとした劇場公開がされた映画作品でもある。


にも関わらず、これだけ知名度が低いのは、

作品として扱われた題材に理由の一つがあるのかも知れない。


作品のストーリーは、主人公ペペが、自分の生まれ育ったアンダルシアの地で

ロードレースに参加している、というもの。


実はたったこれだけで説明が足りてしまうほどで、

もちろん、他にも様々な登場人物や、ドラマはあるのだけど、

そういったものも含めて、作品の内容のほとんどは

自転車レースとそこに参加する主人公ペペに集約されていく

構成になっている。


しかし、その自転車レースというもの自体が、

日本ではあまり、知名度がないと言っても

いいのではないだろうか。


ツール・ド・フランスくらいは聞いたことがある人も、

ステージレース、とか、ワンデイレースなんて言葉まで知っている人は、

本当に好きな人でもない限りは、皆無に違いない。


そんな自転車レースを、正面から、しかもマニアックに描いているのが、

この、「茄子 アンダルシアの夏」という作品であることを思うと、

若干の知名度の低さも、理解できる気がするのだ。


ただ、この作品自体は、決してロードレースに詳しくなければ

見られない、というわけではない。

私は特に、以下の三つのファンに強くお勧めしたい。



一つは、言うまでもなく自転車好きな人たちに。


この作品の中には自転車のペダルを漕ぐときに生まれるあの力強さと、

風を切っていく疾走感、

そして、タイヤが路面と接着する際に生まれる、

あの独特の唸り声までが、見事に再現されている。


個人的には、レース終了後にペペが一人で

日が沈みつつある道路を走っていくシーンは最高!

エンジン音も、機械の駆動音もない自転車だからこそという、

恐ろしいまでの静かな走行シーンは、

なぜか見ているだけで胸が詰まるような感動がある。



もう一つは大泉洋ファン。


主人公ペペを演じる大泉洋氏は、

当時は、北海道では知らない人がいないほどの人気者だったものの、

全国区としては、深夜のバラエティー番組に少し出演する程度で、

ほとんど無名も同然。


ただ、このときすでに「千と千尋の神隠し」、「猫の恩返し」という

スタジオジブリ作品に声優として参加していて、

そのときの縁で、監督の高坂氏から直々にお願いされて、

主役に抜擢されている。


本人も最初にそれを聞いたときは、そう言いながら、

実は茄子かなにかの役じゃないか、と最後まで疑っていた

というくらいの大抜擢ではあったものの、

そこに、声優が本職ではない人間がやることによって生まれる

違和感などいうものは感じられず、

とても自然な、等身大のペペを誕生させている気がする。


しかも、上で書いたように、この作品はあくまでも、

主人公ペペが自転車レースをする物語。


最初から最後までペペが出つづける、ペペの物語だ。

彼のファンであれば、間違いなく楽しめるはずだ。



最後はやっばり、アニメ映画のファンに。


他では決して見られないジャンル、テーマを扱っている

映画だというだけでも、充分見る価値はあると思う。


ただ、それでも、発売当初は、

あくまでも映画のセルDVD化であり、しかも、

この作品時間であることを考えると、

この価格はないだろう、と思っていた(当時4800円だった)のだけど、

今回、奇跡ともいえる本作の続編が発表され、

それを期に、価格が一新された廉価版の発売が決定している。


この価格であれば、上であげたどれか一つにでも

触れる人であれば、価格分は充分を楽しめるのではないだろうか。




茄子 アンダルシアの夏

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先回りハンター。

皆さんこんばんは。


今日も「実践ワナ講座」のお時間がやって参りました。


さて、すでにお気づきの方もいるかと思いますが、

モンスターの討伐を続けていると、気づくことがあります。


それは、モンスターたちにも、種ごとに

それぞれの行動規範というものがあるということです。


習性といってもいいですね。


たとえば、傷ついたり、疲れたりすると、

モンスターたちは自分の最も安心できる場所に逃げようとします。


帰巣本能で巣に戻ってくるモンスターもいて、

そういうことを事前に知っておくと、

先回りをして捕まえることもできたりするのです。


これらは決して難しいことではありません。


では、実演している映像を見ながら、一つ一つ、

手順を確認していってみましょう。




その①


狙っているモンスターの巣に先回りをして、

落とし穴を設置します。


足元にあるのが、その落とし穴です。


MHFss160


その②。


設置をしたら、あとは待ちます。

さあ、来いっ!


早く来いっ!

すぐに来いっ!


このとき、巣に帰ってきたモンスターが、

自分の姿をすぐに見つけられるような場所にいると、なおいいでしょう。


勿論、その対角線上にワナがあるようにします。


MHFss161


来ましたよーっ!


その③。


モンスターが飛び込んできますっ!


ですが、あなたは、ここで動揺してはいけません。

ジッとして、動くことなく、冷静に身構えているようにしましょう。



MHFss162


その④。


はい、成功です。

よく見ると、少し半目だったりして、近づくのが怖いかも知れませんが、

グッスリと眠っています。


では、次回は実践、成功例編です。


以上、提供は、

オンラインゲーム「MHF」 でお送りいたしました。



わけありの価格。

この話を人にするとき、いつも思うのは、

どうすれば、信じてもらえるだろうか、ということだった。


あまりにも必死になって説明をすると、

逆にウソのように聞こえてしまいそうだし、

かといって、いい加減に話しても、

とても信じてもらえないような、話だったからだ。


これは、私が小学生だったときのこと。


学校へ行く為に、必ず通らないといけない通学路の途中には、

中古車を販売しているお店があった。


お店の前に数十台の車が止められていて、

フロントガラスのところには、大きく値段を書かれたプレートが

貼られている。


どれも小学生にとっては、想像するのも難しいような価格だ。


子供といえば、無条件に乗り物には興味があるものだけど、

私は自動車にはまったく興味がなかった。

なので、毎日通る道にあったとはいえ、

そのお店にも、並んでいる車にも、

それまでは別段、気にも留めることはなかったんだ。


でも、あるとき、私と友人は、

そんなズラリと並ぶ車たちの中に、

一台、特別な車を発見したのだ。


それは、ブロック壁に今にも当たりそうなすれすれの場所

お店のスミのほうに隠れるように置かれていた車。


私たちが注目したのは、その車につけられていた

価格のプーレートだった。


というのも、そこには、


「5万円」


と書かれていたんだ。


それは一見すると、普通の車だった。


ボディがへこんでいるとか、傷ついているという様子はない。

フロントガラスが割れているとか、ミラーが外れている

なんてこともない。


車体の色は全体的にくすんでいて、

車のことを詳しく知らない小学生でも、明らかに古い車だと

わかる形をしていたけれど、

エンジンをかければ普通にすぐにも動き出しそうだった。


それにしても、「5万円」とはどういうことなんだろう。


その車を発見して以来、私とその友人は

ずっと様々な論議をつづけたのだけど、結論は出なかった。


だって、人気がない車だから、とか

ずっと売れずに残っているから、なんて理由で説明するには、

あまりにも安すぎるもんなあ。


一度なんて、お互いにお年玉を貰ったら、

それを出し合って買おうか、なんて話していたくらいだった。


いや、恐ろしいのは価格だけでいえば、

本当に買えてしまうことだった・・・・・・!


もちろん、本当に買うことはなかったけれど、

もしあのときに買っていたら、どうなっていたんだろう、

と今も少し思ってしまう。


きっと・・・・・・すごく、後悔しだろうなぁ・・・・・・。


当時小学生だった私の良識ある判断に、

ちょっと感謝したくなってしまった。


ちなみに、その車を発見してから、一年ほどたったある日。


もうほとんど、その車のことを気にするのも

忘れていた私は、ふと気が向いて車を見て、

そこについている値段を見て驚いた。


「4万円」


ね、値下げしてる・・・・・・っ!!


その後、その車がお店から消えたのは、

果たして、売れたからなのか、

それともスクラップになったからなのか、

私たちの間では、最後まで結論が出ることはなかったのだった。


襲撃ハンター。

オンラインゲーム「MHF」 の世界で、最も人が行き交う場所。


そこは、普段は商売人たちの威勢のいい声が飛び交い、

賑やかな様子を見せる、

ハンターたちが集まる村の中心地。


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そこがあるとき、いにしえのモンスターである龍に襲われて・・・・・・、



MHFss159

こんなことに。


店商いする者たちは相変わらず声を上げ、

気負って商売を続けているものの、

街人の姿は消え、守護兵たちは警戒を呼びかけながら、

仰々しい武器を片手に走り回っている。


そして、ついに。

観測所からは新たな一報が。


「龍、再ビ近ヅキツツ、アリ」


そしてついに、街のギルドに所属するハンターたちには、

そのモンスター迎撃の命が下される・・・・・・!

最後に思う。

自分で、自分自身の性格を完全に理解するなんてことは、

すごく難しいのだと私は思う。


だって、大抵の場合、私たちは

人に対してはどこまでも辛辣な評価をすることができるのに、

自分にだけは、どうしても甘い評価を下してしまいがちな

生き物だからだ。


他人を非難することほど、簡単なものはない

ということを、私たちは忘れてはいけないんだと思う。


なぜならそれらは、自分自身の感情や行動と照らし合わせて、

比較することができるからだ。


その上で、自分と相容れることが決してないものを

私たちは拒絶するのだし、非難というものは、

その延長線上にある行為のことなんだと思う。


他人への非難は、だから簡単にできてしまう。


でも、自分自身についてはどうだろう。


他人を非難するのと同じくらい簡単に、私たちは

自分自身のことも非難できるだろうか。


他人の場合は、自分を指針とすればいい。

すごく簡単だ。

自分にとって気に入らないことをする人は、

非難に対象にすればいい。


または、自分では認められないことを平気でする人を、

軽蔑すればいい。


でも、その自分自身は、一体なにを手本として評価を

下してあげればいいのだろうか。



両親?

家族?

友人?

学校の先生だろうか?


他人への評価は、それが気になったときにすればいい。

テレビを見ていて。

私生活の中で。

インターネット上で気になる発言を見つけて。


常に自分以外のすべての人間に気を配って

生きている人なんていないんだ。


でも、自分自身はどうだろう。

私たちは、常に自分自身と一緒だ。


手本とする人も、比較すべき何かもない中で、

私たちは、自信を持って自らを本当に正しく評価して

あげられているのだろうか。


私は、自信がない。

そこまで自分に厳しくして生きられる勇気もない。


だから、せめて。


他人を非難したい気持ちが沸き起こったとき、

私は自分に聞いてみるんだ。


あなたは、なぜ、今それを非難したいの?と、

ただ、相手に仕返しをしたいから?

自分が優越感に浸りたいから?

楽しいから?

楽になりたいから?


そして、最後に思うんだ。


じゃあ、あなたはそれと同じくらい、自分には厳しくできている?



ああ、できてない。

私もやっぱり、まだまだ未熟な人間だ。


そう思うと落ち込むのだけど、少し嬉しくもなる。

なぜなら、人を非難する気持ちも大抵は、

そのときにはもう、なくなっているからだ。


情けない自分を思い知って、

それでも他人を非難しようなんて気持ちに

なれるほどの図々しさは、私にはまだ、ないみたい。


うーん、でも、これって喜ぶべきことなのかなあ・・・・・・。

難しい問題だぞ。