初心者同志 -33ページ目

人に言えないナイショの秘密(その①)。

私の本棚の一角は、いつもSF小説のコーナーになっている。


そもそも、私にとって小説といえばある時期までは、

ずっとミステリー小説のことだった。

中学生だった3年間などは、日本の作家、海外の作家を問わず、

ミステリー小説であれば、どんな小説でも読んでいた。


で、あるとき、飽きてしまったのだ。

というのも、作品の中では、いつも同じことが起きるから。


事件発生。

名探偵登場。

トリックの解説。

事件解決。


ほぼ、この繰り返し。


これは歴史上、最初に誕生した推理小説、と呼ばれている、

エドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人」でもまったく変わっていない。


つまり、


事件発生。

名探偵登場。

トリック解説。

事件解決。


ということが、やっぱり、この作品の中でも繰り返されているのだ。


もちろん、ミステリー小説といっても、その内容は千差万別。

決して、中身のない、同じような展開ばかりがつづく、

退屈な小説というわけじゃない。


のだけど、当時の私はまだ中学生。

ミステリーばかり読んでいたので、そろそろ違う作品も読んでみたいなあ、

と思っていたのだった。


そんなとき、学校の図書室の片隅で、

明らかに誰の手にもとってもらえずにいるらしい、

一冊の小説が、私の目に入った。


手にとってみると、表紙にはいかにも近未来な雰囲気が漂う街なみと、

そこを飛び交っているタイヤのついていない自動車。

宇宙服のような格好をした人と、今にもビームが出てきそうな拳銃。


あ、これだっ!


と思った。


それが、私のSF小説との出会いだった。


それ以来、私の中で、SF小説はちょっと特別な位置を占めるようになっている。


ちなみに、その本は、途中で読むのが辛くなってしまったくらい、退屈な作品だった。

衝撃的な出会いだったはずなのに、どんなタイトルだったか、

まったく忘れてしまっているくらいだから、相当のことだったんだと思う。

ちなみに、作家さんの名前は覚えているけれど、とても書けない。


書けない、よなぁ・・・だってさあ・・・・・・。

うーむ・・・・・・。



明日につづく。

人に慣れたノラ猫。

よく観察していると、ノラ猫にも2種類のタイプがあって、

人を警戒するノラ猫と、

まったく警戒しないノラ猫がいる。


さらに、警戒するノラ猫の中には、

人間にはぜったい近づこうとしないネコと、

警戒はするのだけど、比較的人間に興味を示して近づいてくるネコがいる。


それは、もしかしたら、その猫がノラ猫になった経緯が、

関係しているのかも知れない、と思う。


たとえば、ノラ猫たちの中には、

元は人間に飼われていて逃げ出してきた猫と、

生まれたときから、ノラ猫として生きている猫がいるはずだ。


だとしたら、元は人間に飼われていた猫たちは、

他の猫たちより、多少は人間に慣れていたとしても、

不思議じゃないのかも知れない。


帰宅する途中、ふと私に気づいたノラ猫が、

とたんにすごい勢いで走って逃げていくのを見ると、なんだか傷つく。


わ、私が何かしたっていうのかよーっ!


と思うのだけど、かといって、

まったく警戒心なく近づかれてしまうのも、なんだか、


「こいつは無害な生き物だな」


と猫に言われているみたいで、少しだけ悲しい・・・・・・。


で、実際、最近はどうか、というと、

Siro


逆に睨まれてしまったり・・・・・・。


Magari

もう、ほとんど無関心だったりする・・・・・・。


お祭りハンター。

いつものように「MHF」 の世界で

私たちがモンスターの狩猟に勤しんでいると、

所属しているギルドから、おおっと、ついにやってきたか、新たな指令!


さーて、今回の獲物は一体どんなやつなんだい?


と、思ったら、今回はただの指令じゃないらしい。

うーん?そいつは一体、どういうことだい?

それで詳しく話を聞いてみると・・・・・・。


なんと、今回は、指令じゃない!?

え?マカミだって?

なんだい、そりゃ。

ヤマツカミ の新しい略称かい?

え、ちがう?マカミじゃない、マツリ?

なんだいマツリて。

マツリ?

まつり?

・・・・・・祭?


祭だって・・・・・・!!!?


こ、こいつは、聞き捨てならないねっ。

こう見えて私は、「祭」て言葉を聞くだけで、胸が騒いで仕方がない

お祭り大好きっ子なんだよっ!

おおっと、こうしちゃいられないっ!

ほーら、みんな祭りだよっ!準備だ、準備!


で、その祭の詳細は?

ふむふむ、ハンター全員が、紅竜組と、蒼竜組に分かれて?

倒したモンスターから、魂を抜き取って?

それを担当の女性のところへ持っていって、入魂。

期間内にどちらの組が、より、たくさんの魂を収められるか勝負する?


へー、面白そうじゃないかっ!

え?勝ったほうには、褒賞もある?

そいつは、太っ腹だ。

ますます面白くなってきたねっ!


私たちは何組だい?

ん?蒼か。

ようし、それじゃ早速、まずは蒼組らしく、衣装を纏わないとね。

え?ただ、いつものようにモンスターを倒しにいけばいいんだから、

そんなのは関係ないだって?

バカだね、こういうのは、気分モノなんだ。

蒼組になったて言うのなら、青い服を着て盛り上がるんだよっ!


さあ、じゃ、祭りに出発するよっ!



MHFss233

祭り、祭りっ。


路上パフォーマンス。

旅行に出かけると、必ずやっていることがある。


その地域の駅前、あるいは繁華街、と呼ばれるあたりにまで

足を伸ばして、路上でパフォーマンスしている人たちを見に行くのだ。


この楽しい文化、私が生まれ育った地域周辺では、

これまでに一度だって見たことがない。

路上でなにかを披露する、という考えそのものが、きっとないからだ。


初めて見たのは、子供のころに連れて行ってもらった

北海道旅行でのことだった。


普通に一般の人たちがどんどん歩いている路上で、

やはり見た目は歩いている人となにも変わらない風貌の人たちが、

唄を歌ったり、サックスを吹いていたりする。

それがどれも、すごい音量で、初めて見たときは、

いったいこの人たちは、どんな理由があって、

こんなひどい嫌がらせみたいなことをしているんだろう、と

真剣に考えてしまったくらいだった。


よく見ると、そういった人たちの前には人だかりができていて、

みんながじっと耳を傾けてそれを聴いていたりする。

中には拍手をしたり、お金を投げ入れている人もいる。


もちろん、ほとんどのところでは人だかりどころか、

立ち止まる人さえいなくて、足早に通り過ぎていくの人たちを前にして、

ただ黙々と、自分のパフォーマンスに熱中している。


最初に見たときは、変なことしているなあ

もしくは、ちょっと怖いなあ、というくらいの印象だったのだけど、

その後も色々な場所で見かけるようになって、

そのバリエーションの豊富さが、だんだん面白くなってきた。


一度、延々と詩を朗読している人を見たことがある。

一人で道に立って、何も持たず、なにが特別な道具を用意するわけでもなく、

ただ黙々と、朗読をつづけている人だ。


詩、だったと思う。

聞いていると、ただの私小説というか、

最近のその人の近況を話しているだけにも思えたけれど、

詳しくはわからない。

その人の前には、誰も立ち止まっていなくて、さすがに私も、

長くいつづける勇気がなかったのだ。


もちろん、どうしてこの人は、道に立ってこんなことをしよう、

なんて思いついたんだろう、と思うのも楽しいけれど、

この人が全て終えて帰るとき、どんな表情で、

どんな気持ちで帰るのだろう、というのを想像するのも楽しい。


一体、路上でパフォーマンスする人たちは、

そこで何を得て、何に満足していくのだろうか。


荷物を持ってきてくれた宅急便の人と、

少し会話するだけで緊張してしまうような私では、

きっと、一生感じることのできない、感覚なんだろうなあ・・・・・・。



暖かくて、寒くて。

新聞によると5月に入ってすぐに、日中に30度を越えて、

真夏日を記録してしまったような地方もあるらしい。


うーん、まだ春も始まったばかりだっていうのに、すごいなあ・・・・・・。


私の住んでいるところでも、確かに少しずつ、

暖かくなってきているのを、最近感じるけれど、

でも、まだまだ油断できない。


何といっても、今からちょうど一ヶ月前には、

まだまだ、すごい量の雪が降っていたようなところなのだ。


今も、朝起きると外の気温は大抵、ひと桁。

暖かくても、9度。


む、今日は寒いなあ、と思うと、5度くらいということもある。


同じ日本では真夏日を記録しているというのに、5度だもん。

それでいて、日中には25度くらいまで、

一気に気温が上昇したりするのだから、ああ恐ろしい。


思わず、「一体どんな格好していけばいいんだよ!」と、

言いたくなってしまう。


結局、この時期私の部屋の洋服ダンスには、

春モノと、冬モノ、さらには夏モノまでが混ざりあって入っていて、

隙間なんてないくらい、いつもパンパンな状態。


その日の気温を教えてくる天気予報にも、常にクギづけだ。


YuGure



もちろん、朝でかけるときには、

今日はきっとこれを着ておけば大丈夫だな、と思って、

服装を選んで出かけるわけだけど、そんな予想も、

ときには、驚くほどアッサリと裏切られ、想像もしなかったくらい寒かったり、

信じられないくらい暖かい日になったりする。


で、翌朝、気づくのだ。


うーん、ちょっと体が変だなぁ・・・・・・。


熱を測ってみる。


「ええっと・・・・・・え?38.7度・・・・・・?」


ううっ、また、風邪だよお・・・・・・。