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ダンスと人との関わり方

ダンススタジオをやっていると、いろんな生徒さんが習いに来てくれます。
そういう生徒さん達とダンスとの関わりを見ていると、
いくつかのパターンに分類できるような気がします。
そんなに単純に分類できるものではないけれど、今日は敢えて
大きく4つのパターンに分けて考えてみたいと思います。

パターン1
世の中に1番人口が多いのは、体を動かしたい、ストレス発散したい、もしくは楽しみながらダイエットしたい・・・
といった方たちではないだろうか。
これはこれで立派な動機であり、その動機を満たすための手段として、ランニングや他のスポーツではなく、「ダンス」を選んでいただけるのであれば、むしろ嬉しい事であると思う。
こういう人は、うちのスタジオにはそれほど多くないですが、自分はもちろんウェルカムです!
皆さんと一緒にダンスを楽しみたい!!

パターン4
そして、一番人口が少ないのは、ダンスでいわゆるプロフェッショナルになりたいと考えている方。
これは全体からしたらかなり少ない人口かと思います。
こういう人達にはこちらの指導も自ずと厳しく、細かくなります。
1番の人と4番の人が同じクラスにいる事もしばしばあります。
自分の場合に限って言えば、それはそれで全く問題ないと思っています。
初心者だったり、深くダンスを追及していない方にはできるだけ楽しめるように、
そしてより高みを目指している人には、困難を乗り越えて、新しく何かを習得する
楽しさや、先に役立つ技術を教えたいと思っています。


では、1番と4番の間はどうなっているのか。
実はこの2番、3番に該当する人が、自分のスタジオには結構多いと思います。

パターン3
別にプロにはなりたいと思ってはいないけれど、単純に習っている中で上手くなりたいと思っている人。
このパターン3の人達は本当に素晴らしい!
ほおっておいても、自分なりに出来る努力をしてきます。
自分のクラスに来てくれる社会人の生徒さん達にはこういう人が結構多いです。
会社で残業や、飲み会などあったら来れない時もあるけれど、クラスを受けにきた時は真剣に練習するし、自分の課題をクリアしようと努力します。
日々の忙しい生活の中で、練習出来ない事も多いと思いますが、それでも頭の片隅にはダンスがあって、そして、レッスンに来た時は最大限の努力をします。
時間はかかっても、年単位で力がついていくさまを見ていると、自分も本当に嬉しいです。


パターン2
最後にあげるパターン2は、一番対応が難しい人達です。
上手くなりたいとは言うけれど、
もしくはプロか、プロに近い状態を目指しているとは言うけれど、
注意、努力、練習、探求が足りない人達です。

言動が伴っていないのです。

たかだか1時間から1時間30分の時間の中でも集中力、努力の足りなさが目立つ事が多いです。
人の話は聞かないで、自分なりの解釈でやっていたり、努力はしないけど成果だけを得ようとする態度が多々見受けられます。

習い事で来ている子供にはこういう態度の子が結構多いです。
努力している子と、努力していない子の差はどんどん広がっていきますが、それにも気づいていないように見えます。
同じ注意を何度受けても改善が見られない子は、このパターンが多いと思います。

前に生徒の子に言ったことがあります。

あのさ、
俺は魔法使いじゃないんだよ。
来てるだけで上手くなると思うなよ!
やるのは俺じゃなくて自分なんだからね。


つい先日も、約2年間同じ注意をし続けて、直らない子供に言いました。

俺はもう散々注意してきたから今後は一切注意しない。
治すのは俺じゃなくて自分だからね。

しかも、俺がしている注意は、その子もちょっと配慮すればすぐにでも出来る事です。
決して誰もが出来ないような難しい話をしている訳ではありません。



どうせクラスに来て、1時間なり1時間半の時間を過ごすなら、
出来れば何らか得るものをもって帰ってもらいたい。

それが、
音楽に合わせて体を動かすことの楽しみなのか、
1時間踊って体重が1kg減った、ウエストが1cm減ったという実績なのか、
出来ないことが出来るようになった自信なのか、
プロに近づくための技術を習得した成果なのか、
ダンスの深さに触れた喜びなのか・・・

どんな事でもいいから、
とにかくその人の目的に合った何かを持って帰ってもらう事が、
ダンススタジオをやっている自分の意味であると思っています。

そして、自分がやっているのはストリートダンス!!
ブラックミュージックにのせて踊るダンスの楽しさを出来るだけ多くの人と共有したいのです。

俺は、相手が子供でも大人でも、
「楽しいだけのダンスがしたい」という人を決して否定しないです。
それであれば、そういう対応をします。
逆に上手くなりたい人、ダンスの深さに触れたい人には、自分の持てる限りの知識と経験で指導をしております。

自分が時間をさけるのはこの1、3、4の3つの人達だけです。
上手くなりたいようなふりをして、
注意も聞かなければ努力もしないパターン2の人に費やす時間はありません。
それはお互いに時間の無駄というものです。

ある時、あまりに態度が悪い子供に怒って、
「お前は何がやりたいんだ」と言ったら
「サッカー」と即答されて笑ってしまったことがあります。
可愛そうになって、「じゃ、俺からお母さんい言ってあげようか?」
・・・と言ったことがあります。

子供には、いろんな経験をしてもらう事は本当に大事ですが、
あまりにやりたくない事をやらせるのは本当に考え物だなと思います。

保護者の方には
「うちの子は本当にダンスが好きで」と言う人が沢山います。
もちろん好きなんでしょう。
でもその「好き」がどのくらいかをよく計っていただきたい。
1か2の段階にも関わらず、3か4だと勘違いしているケースを多々見受けます。

本当にダンスが好きなら、ほっておいても踊ってます。
自分は歩きながらでも、電車の中でも人には分からないように躍っていました。
(ばれちゃったことも多々ありますが(笑))

自分の生徒には、怒られても踊ってしまう子がいます。
休めと言っても逆立ちしてしまう子がいます。
怪我をしていて体が痛いのに、泣きながら練習をしてしまう子がいます。
もちろんこちらから強制していないのにです。
こういう人達がパターン3、パターン4の人達です。

親に言われてやっている段階で、既にダンスが好きとは言えないでしょう。
仮に好きでも、それはパターン1の「好き」だという事だと思います。
パターン1とパターン3、4の「好き」は全く違います。
それぞれにあった環境でダンスに関わってもらうのが自分の一番の望みです。
そんなに好きでもないのに、無理やりやらされてしまってはダンスが嫌いになってしまうからです。

それが、スタジオフェイスが考える
「ダンスはそれぞれの中に」
というコンセプトでもあります。

ダンスに間違いはありません。
でも、残念ながら、
ダンスと人との関わり方には沢山の間違いを見受けます。

大事なのは中身!!


例えば、もしコーラを飲みたいと思った時、
それが、カンに入っていようが、ペットボトルに入っていようが、グラスに入っていようが、あまり関係ないのです。
大事なのはその中身が、コーラなのか、水なのか、お茶なのか・・・という事である。

ストリートダンスをする時に一番気にするべきはリズムである。
何故かって、それが一番大事な事だから。
リズムがあってその後に形がある。
形だけあってリズムがないダンスは、飲みたいものの中身ではなく、容器を気にしているのと同じだ。


究極のダンスは、曲の演奏と同じである。
自分の体で、その曲を演奏するのである。
本当に素晴らしいダンスを見た時、
音楽に合わせて踊っているのではなく、
この踊りに合わせて音楽が鳴っているのではないかと錯覚する事がある。


HIP-HOPやR&Bなどの楽曲は、リズムがあって、その上にメロディーが乗っている。
だから、常にリズムを表現しながら、メロディーも表現する必要がある。
例えメロディーを拾ったゆっくりな振り付けがあったとしても、その裏でビートが鳴っているのであれば、そのビートを感じて踊る必要がある。

その人が、リズムを感じで踊っているかどうかは、
不思議と見ている人には伝わるものだ。

ダンスを見ていて、こちらも踊りたくなるようなダンスは、リズムがあるダンスであると思う。
逆にリズムの無い、形だけのダンスは、体操と同じ。
ストリートダンスの本来の魅力が無いものになってしまう。
そして、残念ながら世の中にはリズムを取らないストリートダンスが蔓延している。


中身を取り払ったら、残るのは容器だけ。
どれだけ形にこだわっても、
空のペットボトルに魅力があるとは思えません。

ダンスは急に上手くなるんです!

このタイトルを読んで、

「そんなわけないだろう!」

と思う方、多数いるかと思います。
でも、これは本当の事です。
今まで何度も経験し、見てきました。


ただ、僕は、

「簡単に上手くなる」

・・・とは言っていません。

そこは誤解しないで下さい。
簡単には上手くならないが、急に上手くなるのです。


自分の経験からすると、これは、少なくとも身体運動全体に関わる真理ではないかと思います。ダンスも大きく分けるとこの身体運動のうちの一つです。

BREAKIN'はその意味ではとても分かりやすいです。
技があるからです。
でも恐らくは他のダンスも同じではないかと思います。


例えば「ウインドミル」という技を習得しようとした時、一般の人がゼロからスタートすると、ある程度までは順調に出来るようになります。
そして、しばらくすると停滞が始まります。
練習しても、練習してもなかなか上手く出来るようになりません。
そんな停滞時期をある程度過ごし、
それでも粘り強く練習を続けていくと、
ある日突然、1周回れるようになるのです。

上達する習熟度の過程をグラフにすると、それは決してなだらかな右肩上がりではありません。

急に何段階かアップし、そこから平らに近い線が始まります。
そして、ある時また何段階か急にアップするのです。


恐らくですが、それは体や脳がその運動を消化するまでの時間ではないでしょうか。消化して、自分のものにするまでの時間です。

だから、かかる時間は人によってだいぶ異なると思われます。
それは各人の運動神経や、理解力、練習の頻度などに左右されると思います。

ステップにしても、技にしても、日常生活で使わない動きは、それを脳と体に教えなければいけません。
1回やっても理解できない、2回やっても理解できない・・・
だから、理解できるまで何度も何度も繰り返し、教える必要があるのです。
それが練習です。


自分もいろいろな技に挑戦したり、生徒を教えてきて、出来る時は急激に出来るようになるという事実を肌で感じて来ました。

先ほど例に出した「ウインドミル」で言えば、
最速は、元オリンピックのメダリストである池谷幸雄氏。
昔、特番で韓国にダンスバトルに乗り込むという番組があり、そこで指導に当たらせていただきました。

驚くことに、池谷君は、教えたその場で出来ました。
これは恐らく、彼が自分の体のコントロールを完璧に出来るからだと思います。足がどうなっているのか、手がどうなっているのか、そういう事を逆さまになっても把握できるような優れた運動神経の持ち主だからでしょう。

逆に、僕の知る限りで一番遅い人間は、大学時代のサークルの後輩で、実に習得まで5年ほどかかっておりました。もちろんその間、ずっと死ぬ気で練習してきた訳ではないと思いますが、一応ちょっとづつ続けた結果の5年目です。
彼の場合、運動神経も、柔軟性も、正直
「もう、こいつは無理だな」
と思うようなレベルでした。

大変失礼だが、そんな彼が出来るのであれば、これは誰でも絶対出来るに違いないと思うようになりました。


大事なのは、自分を信じて継続する事です!!


先日、生徒の親が「2か月でウインドミルが回るようになった。」と喜んでいましたが、その子は既に2年ぐらいは練習をしてきました。確かにここ2か月ぐらいを詰めて、集中的に練習した事は事実です。でも、その前の2年が無かったら、おそらく出来ていなかったのではないかと思います。

別の生徒さん、小学生の女の子。
最近ウインドミルが回るようになってきました。
逆立ちのハローバックフリーズもかなり凄い形で止まります!
運動神経は悪くはないと思いますが、他の子と比べて突出している訳ではなく、やはり努力のたまものです。
時間がかかっても、一つ一つ出来ないことが出来るようになっていく事は、ダンスをやめたとしても、大きな自信と喜びの記憶として、彼女の人生に寄与するでしょう。


出来ないことが出来るようになるとは、
かくも素晴らしい事なのです。


僕がたまにする例え話です。


技を習得する作業は
自分の背丈よりも高い大きなドラム缶に
小さなコップで水をくんでいくようなものだ
いったいいつになったらドラム缶が水で満たされるか
まったく分からない

でも、
あきらめずに一杯づつ水をたしていけば
いつかはきっとあふれ出るものだ




自分の背丈より高いドラム缶の中は、上からのぞけないものだから、いったいどこまで水がたまっているかが全然分からない。
コップで一杯づつ水を汲んでいくのがわずらわしくて、我慢が出来なくて、途中で投げたしてしまう人が沢山いる。
なかなか水が溜まらない(ダンスや技が上手くならない)と、嘆く人もいる。


でも水は着実に溜まっていくのです。


間違ったドラム缶に水を入れていないか、
ドラム缶に穴があいていないか、
そういう確認は時々行う必要があります。
それは、指導者や先輩達に確認するという作業です。
時々確認をしながら、後は自分を信じてひたすら水をくんで行くしかありません。


あと一杯足せばあふれ出るギリギリの水位に来ていても、
その最後の一杯を足さなければ結局水はあふれてこないのです。


水があふれてこないという事実は、
水を一杯も入れていない人も、
あふれる寸前まで入れた人も、
残念ながら一緒なのです。


次の「一杯」が、最後の「一杯」になるかも知れません。
だから、あきらめずに「一杯づつ」水をくんで行きましょう!

水があふれた時(今まで出来なかった何かが出来るようになった時)
あふれた水は、あたなに
感動と、自信と、達成感と、
素晴らしい充実感をもたらします!

ダンスは何のために踊るんですか?

こちらの記事は再編集して以下にアップいたしました。
よろしければこちらのページでご覧ください。

http://s-faith.com/miyatatakeo/dance-theory/why-you-dance/

パリ ダンスディライト 渡航記 パート3

パリ ダンスディライト のジャッジの為、渡航した際のお話しパート3
今回はほぼくだらないネタの羅列です。
お時間ある方、お付き合いください。


まず、今回は日本から優秀なKIDS DANCER をフランスのダンサーに紹介したいとの事で、IBUKI、KYOKA、SHIGEKIXの3人をブルースが招待しました。
3人とも大阪で、子供だけだと心配なので、俺が東京から、彼らが大阪から乗り、韓国の空港で落ち合ってから一緒に現地入りすることになりました。


しかし、ブッキングされた俺のフライト 朝6:20羽田発!!
早い!! 
しかも4:20までに空港に着くには3:20には家を出ないといけないし、もちろん電車もない!!!


家にいて寝過ごすのも怖いので、自由が丘の後輩(タカシマ)の店に行き、一杯飲んでからTAXIで羽田に向かう事に!


タカシマの店にはSARA(知人のダンサー)も来て、また俺が好きな曲をかけながらのDJ飲みが始まる!限定2時間のDJ飲みだったのに、タカシマが何杯もテキーラを持ってくるので、結果ベロベロになる。



スタッフが呼んでくれたTAXIに乗って、いざ羽田へ!
酔っているのもあるが、眠くてあまり記憶無し!
4:30ぐらいに空港に到着!



無事チェックインするも、あまりの眠さに、搭乗ゲートのすぐ近くのソファーで爆睡
約1時間。
最終呼び出しで、「宮田健男様」と名指しで呼ばれて飛び起き、飛行機に駆け込みセーフ!!


韓国までの約2時間30分も、眠いが、気持ちが悪くてちゃんと寝れない。
うたた寝しているうちに空港到着!!


インチョンの空港をうろついていて、寝れるソファーを発見!!!
素晴らしい!!!
ここで2時間ほど爆睡!
だって、俺の飛行機朝10:00前に到着なのに、乗換の飛行機は14:00過ぎ。
子供達が着くのも13:00ぐらいだったからさ!



もそもそ起きだしたところにキョウカから連絡入る。
行ってみると、シゲキックスは部屋に軟禁状態(笑)
彼はまだ11歳だから、保護者のいない渡航は基本出来なくて、いない場合は航空会社の人間が付き添うというルールがあるらしい。
コリアンエアーの女性のスタッフがついて、部屋に入れられていたが、彼女は日本語はもちろん、英語もほぼ話せなかったので、室内はずっと沈黙だったらしい。(笑)


「俺が来たから大丈夫です」と言ったが、自分もついていくと言って、次の乗換搭乗口までずっとついてきてくれました。
いや、乗るまで遠くから見てたな(笑)

こんなに厳重なシステムだとは初めて知った。



パリに着くとブルースが迎えに来てくれていた。
そのままホテルにチェックイン!




シゲちゃんは小さいから大人といないといけないという事で、俺と同室。
2段ベッドの上をシゲちゃんが使用!!
隣の部屋をイブキ、キョウカが使いました。



着いて早々、皆で街を歩き、レストランに入ってピザとパスタを食べた!!
シゲちゃんはチーズ大好き!!
美味しかったね!!




次の日はまず俺のワークショップ。子供たちは仲良くスーパーなど周り、いろいろお買い物をしておりました。安全なエリアだったので安心でした。



仲のいい3人。
外は寒いからと、イブキはいつもシゲちゃんと肩を組み、暖をとっておりました(笑)
俺も寒がりだけど、キョウカはもう高2だから、セクハラになるので、肩組はあきらめました(笑)




午後はブルースのスタジオでバトル!!
生徒の1番と、子供たちがバトルをしました。
子供たちのレベルの高さに、生徒たちは大盛り上がり!!!
異常な熱気に包まれました。



ワックをやっている人がいないという事で、イブキはエキジビジョンでヴォーギングをする男の子と対決!!!!
彼、まだそんなに上手くないんです。
それでも一歩も引かないバトルの展開に、現場は超盛り上がりました!!



夜はイブキはWS。
その他の俺たちは、なんとブルースがサプライズでシルクドソレイユ、KOOZAに連れて行ってくれました!!
回るワッカのやつが本当に凄かった!!!
シゲちゃん、キョウカは大喜び!!
ありがとうブルース!!



土曜日はまた、イブキは昼間WS。
「大丈夫?」と生徒に聞いて、大丈夫だったら、日本語で「大丈夫」と答えろと言っているあたり、かなり面白い。
おもろいから、あえてあまり通訳しなかった。
通訳しなくてもそれなりに進んでいくから面白い!



WSの後はもうFREE。
子供達がディズニーランドに行きたいと言ってきたが、ちょっと遠いのでやめようと説得。(というか、ブルースが実は月曜日にちょっと連れて行ってくれるかも、と言っていたので)
そこで、地下鉄に乗ってまずは教会を見に行った!




教会はオゴソカすぎて、ちょっと場違いかと思いました。
フランス語なので一切わかりませんが、何か行事をしておりました。



その後は街で買い物!!
決断の早いキョウカにちょっと関心。
キョウカに値切り方を伝授して、ちょっと安く買い物できたよ!



お腹が空いた俺たちは皆でレストランに入り、ステーキを注文。

味が薄いからとコショウを振りかけると、コショウの容器のフタが外れていて、キョウカのステーキはペッパー山もりステーキに変身(笑)!!!


さて、いよいよコンテストの日。
ブルースが迎えに来てくれて、劇場の目の前のホテルに移動。
ここはまた素敵なところでした。



本番は夕方だったので、しばらくお買い物に!
俺は子供たちと別れて1人食事に出かけます。




どこの国の人がやっているか分からない店でチキン食べたいと言ったら出てきた食べ物はこれ。

クレープの間にチーズとチキンがはいっているような感じでした。
ここの店員、俺の注文を忘れていたので、オイラ、ちょっと怒る!



本番の会場。素晴らしい!!
なんて素敵な場所だろう。




子供たちのリハーサルを行ったが、ライティング、曲ありのリハーサルが出来なくてちょっと不安。




ジャッジが集まってきたので俺はジャッジルームへ移動!
最初知り合いが誰もいなくて、全員フランス人なので、フランス語。
ちょっぴり孤独なTKO。



そのうち、カペラとワリッドが来たので、ちょっと安心。
少し話しているうちに本番!!




最初のジャッジムーヴ。
年功序列という事で俺が最後に(笑)。ワリッドは俺の年を聞いてちょっとびっくり。
俺もワリッドよりだいぶ年上と知ってちょっとびっくり。
俺は体力きつくて最後はかなりしくった。
ゴメンナサイ。
カペラのジャッジムーヴはカッコよかったな!!



そしてコンテスト開始!
日本とは違ってコンテンポラリー的な振りをやるチームが結構ありました。
それはそれで面白かった。
俺からしたらだいぶ新鮮。

でも、音をはずしている人が結構多くて、それは逆に以外!!
俺の出した順位と、フランス勢のジャッジが出した結果はかなり違いました!


後でブルースと話したら、ブルースはだいぶ俺の見解に近かった。
音に対する意識が、他のジャッジよりは強かったのかなと感じる。


子供たちのショーも無事終了!
JAPAN KIDS の実力をREPRESENT出来ました!



優勝はフランスとスウェーデンの混合チーム Kaynix Supreme でした。
おめでとう!!
結構わかりやすい、見やすい展開の構成で、いろいろな要素が入ったダンスでした。
日本での活躍を期待しております!!




イベントが終わりロビーに出ると、WANTEDの面々!
BabsonそしてYUGSON!!
久々の再開にめっちゃもりあがった!
ホント、2000年代をともに戦ってきた戦友と言う気持ちがあります!



ミッチやムファサもいた!。
パリの有名ダンサーが集結していたが、この日の予定は以上で終了。


疲れすぎたシゲちゃんは部屋に帰るなりベッドに倒れこみ爆睡。
みると靴も履いたままで、片足がベッドから落ちている(笑)。
靴を脱がせてベッドに上げました。
幸い部屋はとっても暖かかったので、布団かけてなかったけど、そのままにしておりました。


しばらくPCに向かって作業していると、突然バタンという音!!!!

びっくりしてみたら、シゲちゃん、ベッドから転落(笑)
自分で起きだして、布団にもぐりこみ再び爆睡。
お疲れだったね、シゲちゃん!



さて、いよいよ帰国。
帰りは俺と子供たちは別便で、俺は割と早く、子供たちはゆっくりでした。
ブルースが迎えに来てくれて、全員で空港まで行き、ここでお別れ!
子供たちはブルースにディズニーランドに連れて行ってもらいました!!!




空港の出国審査の場所、液体物は持ち込めないので、右手に持っているペットボトルを捨てようとして、左手に持っているパスポートとボーディングパスを捨てる!!

もちろん、あわてて拾う(笑)



帰りは、俺は特に韓国には用はなかったけれど、行きの流れを汲んで、韓国でトランジットしなければなりません。
韓国行きの飛行機に乗ろうとすると、
「おい、どこ行くんだよ」って声をかけられる。
ブラジルのB-BOY、ペレでした。
BC ONE を見に行くという事で韓国に行くペレとコーヒーを飲み、飛行機に乗り込みます。


しばらく飛んだ後、トイレに立つと、トイレの前にいたペレが、「CICOが乗ってるぜ!」と言ってきました。
マジかといって二人で探したけど、電気が消えている飛行機の中では見つけられません。ビジネスクラスまで覗きにいって、いないから、

もしや、CICOはファーストクラスかな?

・・・とかいっていると、ペレのすぐそばの席におりました。
俺たち同じエコノミー仲間(笑)



3人でトイレの前のちょっとした空間でおしゃべり。
(主にペレが)シャベリ倒していたので退屈せずに過ごせました(笑)


ちなみにチコは右手を骨折してしまったという事で現在リハビリ中とのこと。
「いやートーマスはホント体重かかるから痛くて出来ないんだよね。」
という言葉の後に
「エアーはいけるんだけどね。」
だって(笑)
「なんでエアーは行けるの?」
という俺の質問に
「俺は回るの早いからほとんど体重かかる前に次に行っちゃうんだよね。」
・・・だってさ。
アホか(笑)
世界一のパワームーヴァーは俺の想像を超えてたな(笑)


ちなみに行きも帰りも、コリアンエアーの機内では、韓国人のスチュワーデスさんに韓国語で散々話しかけられて困りました。
俺は韓国人ぽいかな???



韓国でペレやチコと別れてトランジット。
日本へ!!!
帰りは何故か羽田ではなく、成田着!!

楽しく、いろいろ思う所のあったパリ珍道中は以上でございます。

呼んでくれた、ブルース。
一緒に行ってくれた、キョウカ、イブキ、シゲチャンの子供達!
アドヒップのマシーン原田さん。

ありがとうございました。

素晴らしいダンサーとは・・・

今回のフランス渡航でで感じたことパート2です。

ブルース(JUSTE DEBOUT/パリ・ダンスディライトなど、ダンスイベントのオーガナイザーであり、自身も有名なストリートダンサーである)のやっている専門学校でレッスンをさせていただき、また学内でのバトルも見学、ジャッジさせてもらいました。

学内の専門学校生は月に1回バトルをしているらしいです。
ジャンルはB-BOY、HIP-HOP、POPPIN'でした。
学生の中から、恐らく希望者がエントリーし、名前を呼ばれた順にサークル内で踊っていくというもの。
ここで、感じた事は、参加している彼らのダンスに対する姿勢です。
それほど、そのジャンルにおいて技術や経験が無くても、自分の出せる力を出来るだけ出してぶつかってくる姿勢がとても印象的でした。
日本人だったら、あんまり得意でなかったら恥ずかしくて、なかなか出てこないでしょう。
自分なりの全力でかかってくる彼らのダンスは、誰かに似ているわけではなく、どの生徒からもオリジナリティが感じられました。


続きは再編集して、宮田健男BLOG にアップされております
是非ご確認ください。

自分のダンスに対する考えが
革命的に変わった出来事
パート1

http://s-faith.com/miyatatakeo/takeo-dance-life/my-dance-revolution-vol1/



我々に出来ること!!

遅くなりましたが、フランス滞在の報告でございます。

今回パリで行われているダンスディライトにジャッジとして呼んでいただきました。
いろいろと予定が立て込んでいる最中だったので、行くべきか悩みましたが、周囲の皆さんのご協力のおかげで行く事が出来ました。
皆さん、ありがとうございました。

書きたいことはいろいろとありますが、まずは、一番俺が感じた事を書きたいと思います。

それは、日本人である、黄色人種である俺が、
海外で、黒人や、ヒスパニックの人達にダンスを教えたり、ジャッジをしたりする事の、ある種「違和感」というか、「そういう時代になったんだな」と言う実感です。


何度も海外でBREAKIN' BATTLE のジャッジをしてきたけれど、何故か今まではあまり感じませんでした。
多分それは、今回ヒップホップやポップなど、BREAKIN'以外のジャンルのジャッジもして、日本人を見るときと同じようにダンスに関する理屈と言うか、ダンスに関する真理は常に一緒だという事を実感したからのような気がします。

外国人でも、黒人でも、音をはずしている人は外してるし、
リズムをとってない人はとってない。
もし10年前の自分だったら、その踊り方に対して「そういうものなのか」と思ったのかもしれない。

音楽があって ビートがあって それに合わせて踊る。

何度も書いておりますが、それがストリートダンスの定義だと思っています。
だとすれば、それは黄色人種であろうが、ヒスパニックであろうが、黒人であろうが同じ事です。

リズム感の良いとは言えない自分だから、この事についてずっと考え続けてきました。
それが故に、今ようやく、そういう事を判断できるようになったのかなと思います。
ストリートダンスという事を考えると、人種的なコンプレックスはこれからも持ち続けると思います。
それは特に俺たちの世代の人間だったら当たり前かも知れない。

しかしながら、それを踏まえても、例え黒人に対してでも
「音をはずしているよ!」
とちゃんと言えるレベルにようやく自分が来たのだと思いました。

これは、決して自分がダンスが上手くなったという話ではなく(もちろん昔よりは多少うまくなっているとは思いますが)、しっかりとした真理に根ざした見る目が確立したという事だと思います。
同時に、音を大事にしている日本人のダンサーが、これからもっともっと海外で活躍できるという確信を持てました。


実際今回一緒に行った子供達、IBUKI、KYOUKA、SHIGEKIX。いずれも現場で高い評価を得ていたし、彼らのスキル、ダンスは素晴らしいものです。
日本人ダンサーの未来は本当に明るいものだなという気持ちになりました。



滞在中はオーガナイザーのブルースのやっているダンスの専門学校でもBREAKIN'を教えさせてもらいました。
教える生徒は、ヒスパニックや黒人、白人です。
BREAKIN'の成り立ちや、ラテンカルチャーからの影響について、ラティーノに説明している違和感が、皆さんに伝わるでしょうか?
例えるなら、日本人が黒人から盆踊りを習っているようなものです。

前にNY出身のダンサーにヒップホップの成り立ちについて質問されたことがあります。

歴史の伝承については結局世界的に同じことになっているようですね。
文化の継承は我々のカルチャーにとってある意味「生命線」だと思っています。
世界中どこでも、新しい世代に文化を伝承する役割を、それを知る世代はになっている訳です。
これはもちろんダンスに限った話ではありません。

「文化」を、
ただの「流行」にしないように、
知識としての伝承も忘れず行っていきたいものです。

答えです

スタジオでヒップホップを教えていて、なかなかダンスが上手くならないという現実に突き当たってきました。

なぜヒップホップのダンスが上手くならないか?
答えはシンプルです。
それはヒップホップダンスの根本を理解していないからです。

振付を覚えるのとダンスが上手くなるのは全く別の事です。
それが分からない人も沢山います。

「じゃーダンスが上手くなるってどういう事なんだよ!」
って聞きたい人いますよね。

残念ながら文章で表現するのは結構難しいです。
ですが、先日のBLOGの件もあるので、頑張ってちょと書いてみます。

ストリートダンスに関して言えば1番大切なのはリズムです。
リズムに合わせて踊ることです。
それもリズムをとっていればいいという話ではなく、ブラックミュージック独特のうねるようなリズムの取り方をする事です。
これが最も大事な事だと僕は考えます。

自分も含め、現代の日本人には基本的にこのリズムを持っていないと思います。
だからまず理解に苦労する。(とういか、ほとんどの人は理解をしていない)

次に理解しても、実践に苦労する。

この2段階です。


エアロビクスやチアリーディングでは、もちろんこのリズムの取り方をしていません。
より直線的なリズムの取り方です。
なので、そういう他ジャンルの人たちが、ヒップホップのステップを踊っても、
ヒップホップの世界の人とは同じにはならないのです。

これを人は、
「ノリが違う」とか
「グルーブが違う」とか
「あの人の踊りはファンキーだ」
というように表現しますが、それは基本、リズムの取り方の事です。

逆に関しても同じことが言えると思います。
我々、ヒップホップの世界の人が、エアロビクスやチアリーディングをやっても、同じにはならないでしょう。

それは、「どっちがいい」という話ではなく、それぞれの文化のあり方なのです。
前にも書いた例ですが、
「うどん」と「そば」
あるいは
「カレーライス」と「ハヤシライス」
ぐらいの違いがあります。

それが分からない人が、
「同じ麺類でしょ?」
・・・と言うわけです。

音楽に合わせて体を動かすのがダンスと定義するならば、
エアロビクスもヒップホップもダンスになります。
しかし、エアロビクスの美学をヒップホップに当てはめようとするのは文化に対するボウトクです。
逆に、ヒップホップの美学をエアロビクスに当てはめようとするのは、エアロビクスのカルチャーに対して失礼です。


それが分からないと、いつまでたっても

踊りが揃っているか揃ってないかとか、

大きく動いているかいないかとか、

笑顔で踊っていたかどうかとか

そういう事ばかり言うようになるのです。

全部大切かもしれませんが、全部根本の、幹の部分ではありません。
幹の事を考えないで枝や葉っぱの事ばっかり言っていても、立派な木は育たないです。

ヒップホップにはヒップホップの
盆踊りには盆踊りの
サルサにはサルサの
エアロビクスにはエアロビクスの

それぞれの美学、成り立ち、カルチャーがあるのです。

カルチャーをリスペクトしましょう!!

理解しようとせずに、自分の知っている形にはめ込もうとするのは止めましょう。


理解しないまま、ただやっているのは漂流している船と同じです。
どこに到着するか風次第になってしまいます。

問題です

問題です


ヒップホップやダンスについて質問される事が多々あります。
そんな時に、逆にこちらから聞くことがあります。

ダンスと体操は何が違うの?

ヒップホップとエアロビクスは何が違うの?

もしチアリーディングやエアロビクスの人達が、皆がおどっているのと同じステップや振り付けを覚えて踊ったら、それはヒップホップになるの?

聞く前に考えてみてください。
何が違うか分かれば、答えは自ずと見えてきます。

この答えを持たずして、ひたすらやっている人のなんと多い事か・・・
もし、自分がどこかに出かけようと思ったとき、
どこに行くか自分が分からないで歩いて行ったら、もちろんどこに着くか分からないでしょう。
着いた先で良しとするのか、
決まった場所に向かって歩いていくのか、
その違いは本当に大きいです。


分かるまで言い続けるしかないし、
分かるまで伝え続けるしかないけれど、
でも、こちらから提示するだけでは右から左に抜けてしまう人がほとんどです。

知っている人には、あまりにも当たり前すぎる答え。
でも、知らない人はまったく気づかない答えです。

答えが分からない人は一度じっくり考えてください。

なにしろ、ヒップホップのダンス、すべての根幹となるべき理解の部分だから・・・

子供のダンスと親の関わりについて。

昨日は、大阪堺市のダンスコンテスト

堺KIDS DANCE CONTEST でした。

小雨の中、出場者の子供達、保護者の皆様、スタッフ、関係者の皆様、大変お疲れ様でした。
ありがとうございました。

今回は、JAZZの参加者がいつもに比べてだいぶ多かったように思います。
そして賞をとったのもすべてJAZZ、もしくはそれをベースにしたチームと言う異例の結果となりました。



さて、

キッズダンスを見ていると、本当に考えさせられることが多々あります。

基礎的な事が全く入っていな子達もいれば、、
人から教わらずに、見よう見まねでやったんだなと言う人、
チームの振り付けばかりに行ってしまって、個々のダンスのレベルを上げるという事をしていないチーム、
正直そういうレベルにも達していない子供達もいます。


基本的に、全て間違いではないと思います。


同じ、ダンスという題材に対して、自分が、自分たちが、先生や、家族も含めた取り巻く環境全てが、どう取り組んでいるかという事が重要だと思います。

「ただ楽しくダンスをやりたい、そしてせっかく振りもあるからコンテストにも出てみよう!!」

これも、いいと思います。

「日々努力して頑張ってるから、コンテストで優勝したい!!!」

これも、いいと思います。

1番よくないのは、
コンテストに勝つことだけを目標に、練習をするようなやり方です。
これは、物事の本質を見ないで表面ばかりを気にするようなやり方だからです。

日々の練習の中、もちろんモチベーションは必要です。
コンテストを一つの目標に、それに向かって努力することはいいことだと思います。

でも、本来の目的を忘れて、

「こうやったら勝てるんじゃないか」とか、

「もっと派手な動きにしたらいいんじゃないか」とか、

そういう事ばかりが先立ってしまうと、本末転倒になってしまいます。



誰でも人から高く評価されたいし、もちろん勝った方がいいと思う。
でも、「勝つためのダンス」なんてやっていて意味が無い。
そういう事ばかり考えていると、表面だけの、形ばかりの事になってしまうと思います。
勝つために、ダンス本来の芯を磨く、テクニックを練習する。
こういう事はいいと思います。
それは、本道からブレていないからです。


子供たちのダンスは、保護者の方の存在なしでは成立しません。
レッスンの費用から、練習場所やスタジオへの送迎、衣装の手配など、
様々な雑多な事をこなしていただき、子供たちが輝ける場所があるのです。


しかしながら、時に保護者の方の過剰な反応や介入を目にすることもあります。


子供たちの踊りに対していろいろ言ったり、そこに自分達の価値観をはめ込んでいくというケースも多々見受けます。

ヒップホップを理解していないのに、ヒップホップの指導が出来るのでしょうか?
だいたいそういったケースでは、自分たちが分かる価値観をはめ込んでいるケースが多いです。

踊りがそろっているかいないか

とか、

笑顔で、もしくは、いわゆる「ドヤ顔」で踊っているか

とか、

そういう、本来の幹の部分とは関係のない、自分達の価値観だけを当て込もうとするケースをしばしば見受けます。
そうして間違っている方向にどんどん進んで行ってしまっている悲しいケースも多々見受けます。


保護者の方には是非お願いしたい。

はっきり言いますが、

「ヒップホップが分からない人にヒップホップの指導はできません。」

子供たちの物理的、精神的なバックアップに専念してください。

もしどうしても口を出したいなら、
自分自身もこのカルチャーを理解するまで、ダンスをやってみて下さい。

子供は親から受ける影響は甚大です。
「分かった気になている人」からの指導が一番怖いのです。
何故ならば、それは、本質をとらえず、表面的でしかないからです。

表面的な事だけを集めて形にばかりしていると、
本質を理解しようという気持ちが無くなると思います。

これは、ダンスに限らず、あらゆる事に対して、
子供たちのものの考え方を左右する重大な問題だと自分は思っています。

ダンスは、先生や、先輩たちから学んでください。
やっていない親が教えられるものではありません。

ご自分のお子さんに、ダンスに真剣に向き合ってもらいたいというお考えがある方は、
是非この事を忘れないでいただきたいと思います。

そして、大人として、親として、
子供達に、本質を学ぶ喜びを教えてあげていただきたい。
これは、大人にしか出来ない事だと思います。

子供には可能性と、未来しかありません。
1か月後のコンテストで優勝する事よりも、
5年後、10年後に心身ともに素晴らしく成長できる環境作りこそが、
我々親や先生達の責任だと思います。