予測と空間認知のトレーニング

昨日午後は、

香川県立高松高等学校野球部の
トレーニング指導へ

チームからの課題として
状況や動きの予測
を指導してほしい。

という事で

予測をテーマにした
トレーニング

あらゆる状況変化の情報を
瞬時に予測して動作を行う。

まずは
感覚器による情報の入力
視覚・前庭覚・体性感覚に
外乱刺激を与え
体をコントロール

片脚立ち
・衝動性眼球運動
・追従性眼球運動
・輻輳開散運動
・頸回旋、頸側屈(開眼、閉眼)

ボール軌道予測
プラスチック製のボールを使用し、
ボールが投げられた瞬間に
眼を閉じボール軌道を予測しての
・ボールキャッチ
・バント
・バッティング

悪送球キャッチボール
相手が捕れる範囲で
悪送球を投げ、
瞬時にボール軌道を予測して
ボールキャッチ

ランダムボール回し
方向を示さず
フェイントを混ぜながら
相手の動きから
方向を予測してボール回し。

面白いことに
野球のプレーの中で
一歩で出遅れたり、
状況判断が遅れる選手と

前庭覚外乱で
バランスの崩れる選手とが
一致していました

できなかったことも
次第にコツや感覚をつかみ
できるように変化が見られました

感覚器からの情報を
脳で情報処理し
筋肉へ出力する。

その過程で、
自分自身の体が、

グラウンドという空間座標において、
どうなっているのかという空間認知

相手の動きやボールの動きが
どうなっているのかという空間認知

そんなことを考えてもらいながら
実施しました。

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