遥かなるゴルフ道 -4ページ目

遥かなるゴルフ道

一歩進んで五歩下がる。この険しい道がゴルフ道。
そんなゴルフ道をもう少し喘いでみようか。
はてさて、後何年の猶予か…
●2013年度カス罰金積み立て金(ボーダーライン93) = ¥5,100(8/5現在24ラウンド) 8/5現在の平均ストローク=92.3(34.6)

$遥かなるゴルフ道

新しい年がやってきました。
昨年は大変な年となりました。
個人的にも辛い出来事がありました。
生きていると、悲しい事が襲いかかってくるものです。
勿論、慎ましい歓びもありました。
無理に笑顔を作っていた感もありますが、涙ばかりでは生きては行けません。

さて、今年は笑顔で過ごせる日はどれ程訪れてくれるでしょうか…。
取り敢えず、今週末は笑い声の中で過ごせる筈です。
毎年恒例の「カス倶楽部新年会コンペ」が開催されます。
先月、厳しい寒波襲来と云うこともあり、情けない事に2回のラウンドをキャンセルしてしまいました。
まあ、同伴者達が私よりも年輩者と云うこともあり、安全第一との選択をしたまでです。
と云うことで、ひと月以上のブランクが生じてしまいました。

今年の私のゴルフ、きっと右往左往の内容となるのでしょうが、大いに楽しむつもりです。
昨年のラウンド数は22。
アベレージは96.2(36.1)
カス罰金¥7,300

まあ頑張った方だと、自らを誉めてあげましょうか。
今年の目標は、昨年を一打でも上回ることにします。
ラウンド数は月2ペースの24ラウンド。
さて、どうなることでしょうね。
健康を維持しながら、何とか目標をクリアしたいな~。

11月23日
お隣のイケメン先輩からお声が掛かり、先輩が新たにメンバーになった千葉の某ゴルフ場にお付き合いをした。
とても高級なゴルフ場に入会した先輩は、いつものお友達ではなく、私を筆頭に知的紳士三人とのラウンドをご所望されたのだ。
私よりも年輩者の会計士の先生、ファッション関係の会社経営者とのお二人とは初対面であったが、どちらも私と同じく紳士の方々であった。
きっと先輩も安心しての新クラブでのラウンドをと、この人選になったに違いない。

前半はいつものペースで、大叩きだけは避けたいなと云う気持ちでのラウンド。
後半はそこそこパットも決まり、ドライバーも安定してのラウンドとなった。
お初の両紳士から、「パッティングがお上手ですね~」との賛辞のお言葉を戴く程に、グリーン上では時々ナイスな感じでパッティングができたのだ。
その成果もあり、今年お初の80台ラウンドをゲットした。
今年はもう無理かなと、諦めの心境になっていたのだが、年内ギリギリで達成。
まあスコアも80台ギリギリのギリギリ尽くしだったが、とても嬉しかった。

23日のイケメン先輩の新たな倶楽部にての成績
OUT 47(18) IN 42(15) =89(33)

この調子で週末の大イベントを心地よく迎えられると、結構浮き浮きした気分でこの日を終了。


11月26日
早朝、新幹線で掛川を目指し、「くぼたろう」組長にピックアップして戴き、組長のホームコースに向かう。
組長は「私のコースは誰でも80台が出る、とてもイージーなコースです」と、出鱈目なガイドを述べるのである。
前回もこの言葉がプレッシャーとなり、80台は出なかった。
そんな簡単なコースな筈も無く、実力通りのスコアしか出ない、真っ当なゴルフ場なのだが、この日も同じ言葉を繰り返す組長の作戦なのだと、勘の良い私は悟った。
午前中、「kao」さん、「ななんじゃ」さん、そして私の三人の各ホールのベストスコア対「くぼたろう」組長との対戦が、昼食を賭けて華々しく火花を散らした。
何だか三人が寄ってたかって組長を苛めるようで、少々大人げないなと大人の私は感じたが、自信満々の組長が言い出しっぺなので渋々私は従ったのだ。
とても食い意地が張っている「kao」さんの懸命のゴルフのお蔭で、私達ビジター三人は各人お好みのお刺身膳、鉄火丼、ステーキを腹一杯堪能した。
ラウンド途中のお茶屋でも、「くぼたろう」組長はお好みの飲料をご馳走してくれた。
「くぼたろう」組長はサラリーマンではあるが、かなりの高給取りなんだろうな~と、卑しい私は想像した。
とても気分の良いラウンドではあったが、誰でも80台と宣言されたコースにての私の成績は、実力通りのスコアとなっていた。

26日の「くぼたろう」組長のホームにての成績
OUT 51(20) IN 47(17) =98(37)

ラウンド後、明日のカス倶楽部イベントの為に滞在させて戴く「のんぼー亭」に向かう。
到着早々、カスの華とも云える「とんべぇ」女王さまと「ももんじゃ」姫が晩餐の料理を準備して待っていてくれた。
さっぱりとした鶏の水炊き、タコの酢の物、九州の手羽先料理などなどに舌鼓を打ち、美味しいお酒で喉を潤し、そして今日のラウンドの話題で賑わった。

誰がと言う訳では無いが、夫婦揃って仲良くラウンドするのは結構難儀らしいと云う話題となった。
この日に調子の良いランドを果たした「kao」さんの奥方は「とんべぇ」女王さまで、常に仲睦まじいラウンド光景を私は目にしている。
夫婦揃ってのラウンドに恋い焦がれている私の理想的姿なのだ。
もう一方のご夫婦の「ななんじゃ」さんと「ももんじゃ」姫は、常に新婚とも云えるお互いの思いやりが感じられる理想的熱々夫婦なのである。
どんなに遠距離のドライブであろうと、「ななんじゃ」さんは一人でステアリングを握り続ける愛妻家なのだ。
そんな両カップルなのだから、夫婦とのラウンドが難儀などとの風評は関係ないのである。
時たま旦那のミスショットに「何であんなショットを繰り返すかな~」とか、「何と無駄な練習を繰り返すかな~」との女王さま、姫が発するお言葉に、両旦那は優しい笑顔で常に応えている姿を何度も観ている私なのだ。
本当に羨ましいご夫妻なのである。

それにしても、この日の旦那単独ゴルフの「kao」さんのショットは見事だったな~。
頼もしい姿も俺にだってあるんだぞと、愛する「とんべぇ」女王さまに「kao」さんのこの日のゴルフを見せたかっただろうな~。


11月27日
この日は年に1回の大イベント、カスミジ対抗戦の日。
カス倶楽部とミジンコ倶楽部の大多数のメンバーが集うコンペなのである。
場所は毎度お馴染みの浜シー。
私の相棒となってくれたのは、強力助っ人の「よし」さん。
私のゴルフのレベルとは異次元の頼もしい助っ人なのだ。
長身の体躯から放たれる弾道は力強い。
スタート前に「今日はカートの専属運転手となりますので、どうかカスの勝利に貢献してください」と、慇懃な態度で頭を下げた。
カートの運転に重点を置きながらも、私も精一杯のゴルフを心掛けた。
でも、ポッコンショットは出るは、ティフトン芝に沈んだボールのショットに悩むはで、思うに任せないゴルフとなったが、まあ私のチカラからすれば頑張った方だと思う。
勝負の結果は我々の組が負け。
まあ、相手が悪過ぎたと云う処だろうか。

と云う相手は「なんえ~」さん。
何度もご一緒させていただいている、私が勝手にゴルフの師匠格と決めてい「なんえ~」さんなのだ。
安定したフォームから繰り出す弾道に狂いは無い。
しかも、「なんえ~」さんが何気に繰り出す軽くもあり重くもある三味線とも云える冗談は相手の心にぐさりと刺さり、知らず知らずの内に影響を受けるのである。
そんな御仁に普段のゴルフをされたら敵う訳も無く、負けた。

そしてもう一方は「せい」ちゃんの奥方である愛くるしい「ミイ」ちゃん。
これまで「ミイ」ちゃんとは二度程ご一緒させて戴いているのだが、いつの間にか別人になっていた。
きっと「せい」旦那のコーチ宜しく、どんどんゴルフの腕前を上げて居られるのだ。
力強い低中弾道は、弱々しい草食男子を相手にしないゴルフとなるんだろうな~と想像した。
その力強いゴルフで「なんえ~」さんと仲睦まじくサポートし合っていた。
そんな関係を繰り広げていた「なんえ~」さんの顔は、ゴルフの腕前に反比例する程にだらしなかった。
でれ~ッとした男はみっともないな~と、嫉妬心からではなく心底そう思わせる「なんえ~」さんの姿だった。

本年の対抗戦はカス倶楽部の敗戦と相成った。
まあ、勝敗よりも楽しい集いが目的なので、負けた面々の表情も笑顔だけしか浮かばない。
終了後早々、来年もコースを予約しての散開となった。

さて、来年も浜シーに参ずる事ができるのか…
せいぜい健康に留意し、また楽しい時を迎える事を目標にさせて戴こうか。

今回もお世話になった「のんぼー亭」の翁「のんぼー」さん、本当にありがとうございました。
また楽しいお酒を酌み交わしながら、楽しいお話をしたいものです。

そして、今回も掛川駅まで送っていただいた「喜多八」さん、いつもありがとうございます。
浜シーでの同点スコア、お互いにもう少しレベルアップしましょうね。
話題のインスタントラーメンの価値観も同じだったことには笑いましたね。

27日のカスミジ対抗戦の成績(於 浜シー)
OUT 43(16) IN 49(19) =92(35)
昨日は、浜松から遠征の「イシカワ」さんを「とん・kaoご夫妻のホーム」へ迎えると云うことで、この私にも末席を汚す事を許され、シモベとして遠慮しながらの参加となった。

シモベとして、当然のことながらイヤと云う程の早着を果たし、玄関近くでお二人の主を出迎えようとしたのだが、こんなに早い時間に来る筈もないだろうと、ロビーでテレビを見ながら時間を潰していると「イシカワ」さんがやって来た。

「お二方は未だですか?」と問われたので、「真打ちはまだまだ来ないでしょう」と応えといた。

テレビも面白くないので、パッティングの練習に打ち込むことにした。
ここズ~ッと、パッティングが不調なのである。
いや、不調とは違う。
不調であればいつかは脱出可能の状態なのだろうから、私のは不調ではなく実力なのだと思う。
今年のパッティングアベレージは36.7。
目標は35なのであるが、1.7を縮めるのは厳しい。
今日は何とか35以下のパッティングをと、真面目な態度で練習していたその時、二階のレストランでご夫妻揃って優雅に食事をされているのが目に留まった。
シモベとしては急ぎご挨拶にと思ったのだが、テーブルの近くでご夫妻に向かってボーイさんがペコペコしている姿が目に入り、とばっちりを受けるのは嫌なので挨拶に馳せ参じるのは止めた。

雨中でのラウンドを覚悟していたのだが、好天と化した。
元来、私は晴れ男なのであるが、カス倶楽部の面々とラウンドする時には、何故か雨が多いのだ。
くせ者が多いカス倶楽部員と云うこともあり、控えめ且つ素直で心優しい私の晴れ男振りが発揮出来ないでいるのである。
が、今日は目立たぬように私の潜在能力を発揮した。
でも、この季節にしては少々暑過ぎた。

ラウンド内容は相変わらず変化なし。
何とか今年初の80台を目指したのだが、あと一打及ばずと云う結果に終わった。
あと今年も残す処2ヶ月、焦るな~。

この日のラウンド結果
IN 47(20) OUT 43(17) =90(37)

「イシカワ」さんの弾道は、チカラが満ち溢れている。
仕事のストレスを発散しているんだろうな~と、観る者をそのように想像させてしまうような力感溢れる弾道なのだ。
ショットの後、「アレッ!」とか「アララッ…」などの言葉を発しなければ、観る者達は「ビュ~ティフル・ショッ~!」と歓声を迷わずに発するのに…、惜しい。
尚、昨日の「イシカワ」さんとのご一緒ラウンドで発見したのだが、氏の得意技は、かなりの急斜面でのつま先下がりからのショットである。
みなさん、一見の価値あり。
昨日は、みんなの「素晴らしい」との絶賛の声に応えてくれ、二度迄も披露していただいた。
「イシカワ」さんは、とてもサービス精神に溢れた方だったのだ。

女王さまのゴルフには変化なし。
何のドラマも生じない淡々としたプレイ内容に、よく飽きないな~と私は感心するのが常なのだ。
シモベの「グッドショットです、女王さまッ!」の私のおべんちゃらに、
「今のはね~、ちょっと気持ち悪いショットなのよ、あんたにはナイスに見えるだろうけどね~」と凄まれた。
恐る恐る「何で?」と尋ねたら、
「ちょっとフェードしちまっただろうが…。フェードの弾道が気持ち悪いんだよ」と捨て台詞を吐かれた。
私の持ち球はフェード、しかもこの日はナイスなフェードを炸裂し続けていたのだ。
その後の私は、極力ストレートかドローボールを粉骨砕身心掛けたのだが、そんな技を私は持ち合わせて居ない事を途中で悟った。
この日、80台が果たせなかったのは、明らかに女王さまの恫喝とも云える一言に原因があるのであった。

Kaoさまのこの日のゴルフは悲惨だった。
ティーショットは、16ホールまで悲惨だった。
前日の練習ではナイスな感覚だったと寂しく嘆いていた姿は悲惨だった。
そんな旦那を尻目に、奥方のナイスな弾道を眺めなければいけないkaoさんは悲惨だった。
こんな日もあるんだな~と、観る者達に考えさせるゴルフは悲惨だった。
と言いつつも、上がり2ホールの連続ナイスなティーショットに皆で感動した。
何故に上がり2ホールだけなのか、私には理解の範疇ではないのだが、きっとゴルフの神さまがkaoさんにこの日与えた試練が厳し過ぎたと反省したのだろう。
神さま、悪戯が過ぎたと、最後に甘い飴をくれたんだろうな~。

とん・kaoご夫妻、ホームにお招きありがとうございました。
8回目の挑戦でしたが、80台は消えました。
また挑戦させてくださいね。

楽しい一日はアッと云う間。
帰路、ゴルフ場近くの酒蔵でお酒を購入してお開きとなった。
次回は来月下旬の浜シーとなる。
それ迄に80台出さねば…
昨日、「なんえ~」さんから声を掛けていただき、那須にある名門コースでのラウンドを楽しんだ。
「なんえ~」さんのお父上、そのご友人のM氏とのラウンドとなった。

当日、那須塩原駅にて「なんえ~」さんとお父上に出迎えられ、挨拶の後に那須ゴルフ倶楽部を目指した。
那須ゴルフ倶楽部に到着してクルマを降りると、標高900メートルに位置する高原特有の爽やかな空気に包まれた。
とてもこじんまりとしたクラブハウスが出迎えてくれる。
華やかさなど無縁と主張しているハウス内は、それこそ日本のゴルフ黎明期を想像させるような厳かな雰囲気を醸し出していた。

昭和11年に開場したコースは、名匠井上誠一氏の処女作であるとのこと。
当然の事ながら、人力によるモッコ担ぎでコースを作ったのだろうが、想像を遥かに越える雄大なコースだ。
開場の時代を考え、箱庭的ゴルフ場を想像していたのだが、かなりダイナミックなコースだった。
久しぶりの歩きのラウンド。
少々不安であったが、それ程の疲労感も無く、無事に18ホールを楽しむ事ができた。

ラウンド内容は特筆に値するモノは無いので割愛するが、嬉しい事に2つのバーディーがやって来た。
グリーンは固くて速く、毎度の事ながらグリー上を行ったり来たりして運動を楽しんだ。

「なんえ~」さんのお父上は、とても明るいお人柄だった。
お若い頃は、さぞや熱心にゴルフとお付き合いされていたんだろうな~と云うゴルフを披露して戴いた。
私の欠点にも簡単なアドバイスを戴いたのだが、その場で修正出来得る腕前を備えている筈も無く、その後もミスを繰り返した次第だ。
また、絶妙なタイミングで吐かれる軽い冗談は痛快で、「なんえ~」さんお得意の軽口のルーツを私は即座に理解した。
補足となるが、お父上の体型はスレンダーでナイスガイだった事を記しておく。
お歳は私よりもひと回り上との事であったが、還暦を過ぎた者にとっては同世代と同じと、肩肘張らずのお付き合いをさせて戴いた。

もう一方のお父上のご友人M氏も、朴訥としたお人柄がゴルフにも表われ、初対面の私にも緊張を解して戴いた。

楽しかった名門コースでの一日。
アッと云う間に過ぎ去ってしまった。
栃木県のもう一つの名門コースである日光カンツリー倶楽部には知人のメンバーが居るのでラウンド可能ではあるが、ここ那須ゴルフ倶楽部での再度のラウンドを可能にする伝が無い。
何とかもう一度ラウンドしたいものである。

この日のラウンド結果
IN 50(18) OUT 46(17) =96(35)

まあ、実力通りのスコアだ。
ここ暫く、90台のラウンドが続いている。
今年、残念ながら80台スコアが出ていないのだ。
もう無理なのかと少々焦り気味なのだが、まだ10月半ばだ。
何とか80台を叩き出し、アベレージゴルファーとしての意地を発揮したいものである。
出来得れば来々週の週末、カス倶楽部の入れ替え戦となるラウンドで果たしたいな~
毎度楽しいカス倶楽部のコンペ。
今回の倶楽部選手権の集いは、カス倶楽部のメジャー4戦の中の貴重な1戦なのである。
であるからにして、三重、愛知、静岡、神奈川、東京、埼玉から、遠路遥々長野のリゾート地に位置するゴルフ場へ皆が馳せ参じた。

いつも思う事なのだが、カス倶楽部の面々は、メジャー戦となると万難を排して集う事を至情の歓び、いやいや、何が何でも参加しなければと云う使命感さえ抱いているように思えるのだ。
今回も、密にお付き合いをしている倶楽部員の多くは、親睦を兼ねて密な時間を過ごそうと、前泊のスケジュールで集ったのだ。

宴席は相変わらずの盛り上がり様で、楽しい前夜祭はかなり深夜まで続いたようだが、加齢によるスタミナ不足の私は、早々に宴席を抜け出して床に就き、翌日のラウンドに備えた。
幹事役の「くぼたろう」組長から、私の恋人である「わるお」さんと同室と云う嬉しいプレゼントを受けたのだが、氏が寝床に就いた事を私は知る由もなかったのだ。
残念。

翌朝、前日から深夜迄降り続いた雨も上がり、高原特有の爽やかな晴天をプレゼントされた。
下界の蒸し暑さから解放されただけでも、この地を訪れた甲斐があるというものである。

この日の同伴者は、ここ最近ゴルフに目覚め、職を投げ打ってでもゴルフの真髄に近づこうとしている宇宙人アスリーター「わるお」さん、
わるおに負けた男リストには絶対に加わらないぜと、自信なさげに啖呵を切り続けている負け犬パチンカー「ヤン坊」。
そして、カス倶楽部内でも上級者スコアを軽々と叩き出したかと思えば、何でそんなスコアを出すのよと奥方からも不思議がられている、異様な程の優しさが取り柄の「ななんじゃ」さん。
こんな個性豊かなメンバーとのゴルフは楽しいものとなる事請け合いなのである。

予想通り、「わるお」さんは、しっかりゴルフをしていた。
同伴者全員、「わるお」さんが一心にゴルフに費やしている努力に、心から畏敬の念を抱いた。
グリーンを外してのチップインバーディーを容易く決め、その瞬間に天にも響く奇声を発しながら「バーディーだぜいッ」の一言にも、私ら同伴者は「お見事ッ!ナイスなバーディーだね」と歓びを共有した姿勢をとり続けたのだ。
絶対にわるおに負けた男リストには加わらないぜと決意している「ヤン坊」ではあるが、
「今日はドライバーのティーショットがイマイチだ。これさえ何とか修正すれば、自分のゴルフが出来るんだが…。それには¢÷※×♪¢△〒☆◯♯…」と続くのだが、そこまでは底知れぬ気の良い同伴者である筈も無く、愚痴には聞く耳を持たなかった。
この行為、きっとゴルフの神さまは許してくれる筈だ。

熱戦の結果、大きな怪我などあり得ない「わるお」さんと、結構やらかしてしまった「ヤン坊」は引き分けで終わった。
底知れぬ優しさが売りの「ななんじゃ」さんは、ゴルフ一直線の「わるお」さんに華を持たせたいと思ったのか、あっさりと勝ちを譲って差し上げていた。
私は高原の爽やかささえ戴ければ充分と、大人の判断で「わるお」さんに前回の勝ちを譲ってあげた。

同伴者皆、「わるお」さんのゴルフの上達振りを心から喜んだ。
ついこの前迄、「わるお」さんは何しにゴルフ場へ来るんだろうね~と云う単純な疑問を倶楽部員全員が抱き続けていたのだが、ようやくにしてゴルフ場では如何にして過ごすのかを理解した「わるお」さんの成長を同伴者の我々は心底喜んだのである。

がしかし、「わるお」さんはラウンド終了後、脱兎の如くゴルフ場を後にして、この夜に一人で過ごす温泉場に去って行った。
年輩者の私は、「温泉場への送迎バスはキャンセルして、後でタクシーで行けば良いじゃない」とアドバイスしたのだが、残念ながら「わるお」さんは温泉場への行程を優先してしまったのである。

そんな行動をとった「わるお」さんへ、年輩者の私だからこその敢えての苦言(口調も変えるよ)。

カスの面々が、万難を排して遠路遥々参集するのがカス倶楽部のコンペです。
幹事役は、数ヶ月前から段取りをして、メンバーの参集・散開迄の段取りを決めています。
「わるお」さんも幹事役経験者ですから、その内容は理解できるでしょう。
貴方が参加しなかったラウンド後のパーティーは、ただ単に懇談するだけの場ではありません。
いよいよお開きと云う段になって、参加者全員が幹事役の労を労い、感謝の言葉を贈ると云う大切な場でもあるのです。
この場こそ、大袈裟に言えば集う意味のある場だと私は理解しています。
そんな仲間に対して、軽々な態度をとる事は如何かと、頑固者の私は思います。
勿論、外せない所用がある場合もあるでしょう。
突飛な出来事が派生する時もあります。
決して最後迄居ろと云う事ではありません、誤解の無きように。
でも、どんな時でも大人であれば対処法がありますよね。
まあ、所詮遊びの場ですので、私の考えのように拘わる必要は無いとの声があるのも理解はできます。
今回のあなたの予定は、事前に自ら作った行動ですよね。
あなたが帰った事を知らなかった人が殆どでした。
でもね、親しい人程、礼を尽くすべきだと私は考えるのです。
親しい友人関係って、容易な努力では維持出来ないというのが私の人生経験からの率直な意見です。


とまあ、ちょっとかた苦しい内容となってしまいましたが、楽しいゴルフであったことは間違いありません。
言わなくても良い事を口にするのが私の癖ですので悪しからず。
「わるお」さんとの楽しいゴルフも、私の身体を考えると何時迄続ける事が出来るのか解りませんが、是非とも続けたいと願っています。
笑いっ放しの一日半、だらしなくなった私の腹の筋肉が鍛えれました。

楽しい時はアッと云う間に過ぎ去り、解散となりました。
皆と11月の再会を約し、楽しかったゴルフ場を後にしました。
帰路、とんkao号に同乗させて戴き、渋滞の中、都心へ舞い戻りました。
道中、ドライバーのkaoさんが睡魔に襲われないように、粉骨砕身、身を呈しておしゃべりし続けました。
そんな私の貢献的努力が功を奏したのでしょうか、無事に都心まで辿り着きました。
話し疲れた私と食事をお付き合いして戴いた後、来月のとんkaoホームでの再会を約してさよならしました。

立川駅から電車に乗った途端に蒸し暑さを感じ、ドッと汗が噴き出しました。
やはり都内の汚れた空気は、清らかな高原とは別世界だと理解しました。
来年のカス選手権は、ぜひとも下界とは別世界の高原ゴルフ場で開催してください。
参加できるその日迄、身体に鞭打ち、ゴルフを楽しめるように努力したいものです。
楽しい1日半をプレゼントしてくれた「くぼたろう」組長はじめ、参加者のみなさん、本当にありがとうございました。