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Zatolog

つれづれなるまゝに、日暮らし、硯に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂ほしけれ。

日々感じたことを、忘れずに、共有し、共感し、共生したい。

君の名は。@Amazon Prime Video


公開からすでに8年も経っていたとは。

新海誠の名前を一躍スターダムに押し上げた、代表作。


東京の男子高校生である立花瀧は、毎夜不思議な夢をみる。

そこでは、自分は同い年の女子高校生、宮永三葉として糸守町という田舎に暮らしているのだ。

その町が未曾有の大惨事にさらされることも知らずに。


とにかく、圧倒的な映像美で引き込まされる。

ストーリーとしては典型的な部分と、不可思議な部分、そして強引なところも否めない。

が、新海監督のその後の作品でもお目にかかれないような描写力で力技で捩じ伏せられる感がある。


公開時から感じていることだが、個人的には一度も「君の名は」というワードが出てこないことに不満を抱いている。

「君の名前は」という言い方がででくることで、その思いは一層強くなる。


目標まで、あと73本。

ある閉ざされた雪の山荘で@Amazon Prime Video 


劇団水滸の次回公演の最終オーディションに選出された7名の男女。

オーディション会場はとある山荘、そこで合宿をすることになる。

二日目の朝を迎えると、メンバーの1人が忽然と姿を消す。

劇団主宰の講じたオーディション課題だと思い、そのまま集団生活を続けるメンバー。

すると、翌朝にはもう1人いなくなり、彼女の部屋の壁には血糊が飛び散っており、リビングに残された花瓶には本物の血痕があった。

実際に殺人が起こっていることに気づく面々は、その犯人を探し始める。


東野圭吾原作の密室型ミステリー。

ストーリーラインはよくあるパターンのように思う。


残念な点は、登場人物たちが皆凄腕の役者であるように描かれているが、

実際の力量はそれに見合っていないところではないか。

画面から伝わる演技の熱が上滑りしている印象を受けた。

オーディションの過程で頭ひとつ抜きんでいた、であったり、

あなたに憧れてこの劇団に出たいと思ったといわれるようなキャラクターが登場するが、

はてそこまでの迫真の演技であろうか?という疑問が拭えなかった。

なにより、殺人が起こっているのでは?という疑義を、劇団の次回公演が台無しになるからという程度の理由で通報しないという判断に人間はならないと思う。


目標まで、あと74本。

おまえの罪を自白しろ@Amazon Prime Video 


内閣府副大臣である宇田清治郎の孫娘が誘拐される。

犯人からの要求は金銭ではなく、宇田が手を染めてきた罪を自白する会見を行うこと。

宇田は時の総理大臣を支えるために、清濁合わせ飲み、悪事に加担していたのだった。

自己保身、政権の行方を見据えて、自白会見を逡巡する宇田だったが、秘書の次男の働きもあり、罪を認めてすべてを話す。

ただし、その裏にはまだ隠された秘密があった。


主人公は宇田の次男である、晄司である。

中島健人が演じているのだが、いかんせん一本調子なのが否めない。

そして、その父の宇田清治郎は堤真一。

年齢的には合致するのだろうが、当人が若々し過ぎて孫がいるように見えないのも減点ポイントか。

他の配役も、一番手の希望通りに組めていないのではないか、というのが感じ取れる。

なにより、起こる事件も出だしの風呂敷の拡げ方からすると、見合うだけのスケール感に乏しい。


目標まで、あと75本。