<知の巨人>松岡正剛(まつおか せいごう)氏、
2024年8月12日に旅立たれた。80歳。
1971年に雑誌「遊」を創刊、
編集工学を提唱され、
編集工学者、編集工学研究所所長、イシス編集学校校長、
角川武蔵野ミュージアム館長を歴任。
「千夜千冊」を2000年からwebで始められ、
一日一冊、5000字以上の評論をアップ。
千冊どころか、旅にだたれる直前まで書き、
1850夜に!?
日本文化、芸術、生命哲学、システム工学など
多方面におよぶ思索、
日本文化研究、日本論を展開。
<知の巨人>松岡正剛(まつおか せいごう)氏、
2024年8月12日に旅立たれた。80歳。
1971年に雑誌「遊」を創刊、
編集工学を提唱され、
編集工学者、編集工学研究所所長、イシス編集学校校長、
角川武蔵野ミュージアム館長を歴任。
「千夜千冊」を2000年からwebで始められ、
一日一冊、5000字以上の評論をアップ。
千冊どころか、旅にだたれる直前まで書き、
1850夜に!?
日本文化、芸術、生命哲学、システム工学など
多方面におよぶ思索、
日本文化研究、日本論を展開。
シェーンベルクのヴァイオリン協奏曲は
十二音技法でかかれた難曲。
この曲は
ユダヤ系のシェーンベルクが、
ナチスから逃れてアメリカに渡った時期に作曲された曲。
イザベル・ファウストのヴァイオリンは
その卓越した技巧は、
<無調>、<十二音技法ので書かれた難曲>ということではなく、
どこまでも<音楽>を<曲>を描き出す。
曲に深く寄り添ったその音色。
この曲をこんなに惹きつけられて聴くことができたのは初めて。
鈴木優人指揮
NHK交響楽団
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
【曲目】
ウェーベルン:パッサカリア
シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲
バッハ(ウェーベルン編):リチェルカータ
シューベルト:交響曲第5番ほか
【収録】2024年6月19日サントリーホール
井上道義『降福(こうふく)からの道』三修社 2023年刊
指揮者・井上道義(いのうえみちよし)氏、
2024年12月30日、この日をもって
引退されることを表明された。
井上<ミッキー>のエッセイ集
「芸術以外に生甲斐なんか残されていないぜ。
遠慮は芸術の敵だろう」
これはあとがきのことば。
エッセイは
仕事、音楽、社会、そして人との出会いが
直截な、嘘のない言葉・感性でつづられる。
5つのテーマに編集され、
書かれた年代、執筆時の年齢が付されている。
「人生の道」 自身の半生を振り返りつつ、日々の出来事の中で生きる意義を見つめる。
「音楽の道」 ショスタコーヴィチ等敬愛する作曲家についてや、
ミチヨシ流音楽鑑賞術などを記した。
「街から街へ」 ヨーロッパ、京都、成城などゆかりの地についての思い
「交差点」 巨匠たちへの追悼文や、エネルギーをくれた人々との交流を回想。
「舞台への道」 コンサートの舞台の上にだけ現れる世界について。
<「自分を最も生かせる道」として指揮者なった<みちよし>
自分を十二分に生きる、
自分に誠実に生きることに
欲張り(?)な随想と実行の記録。>と紹介されて。
◆井上 道義(いのうえみちよし)
1946年東京生まれ。桐朋学園大学にて齋藤秀雄氏に師事。
1971年ミラノ・スカラ座主催グィド・カンテルリ指揮者コンクールに優勝して以来、
一躍内外の注目を集め、世界的な活躍を開始する。
1976年日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会で日本デビュー。
1977~1982年 ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、
1983~1988年 新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、
1990~1998年 京都市交響楽団音楽監督・第9代常任指揮者、
2007~2018年 オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督、
2014~2017年 大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者を務め、
斬新な企画と豊かな音楽性で一時代を切り開いた。
これまでにシカゴ響、ハンブルク響、ミュンヘン・フィル、
スカラ・フィル、レニングラード響、フランス国立管、ブタペスト祝祭管、
KBS響、ベネズエラ・シモンボリバル、および国内の主要オーケストラを指揮してきた。
1999~2000年 新日本フィルハーモニー交響楽団と共に
マーラー交響曲全曲演奏会を取り組み「日本におけるマーラー演奏の最高水準」と高く評価。
2007年には、日露5つのオーケストラとともに
「日露友好ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」を実施し、
音楽・企画の両面で大きな成功を収めている。
このプロジェクト以降、日本におけるショスタコーヴィチの演奏会は一気に増加しており、
その最大の功労者とも言われている。2014年4月に病に倒れるが、同年10月に復帰を遂げる。
2015および2020年 全国共同制作オペラ「フィガロの結婚」(野田秀樹演出)、
2017年 大阪国際フェスティバル「バーンスタイン:ミサ」(演出兼任)、
2019年 全国共同制作オペラ「ドン・ジョヴァンニ」(森山開次演出)、
2023年「井上道義:A Way from Surrender ~降福からの道~」を、
いずれも総監督として妥協なく率い既成概念にとらわれない唯一無二の舞台を作り上げてきた。
1990年 ザ・シンフォニーホール「国際音楽賞・クリスタル賞」、
1991年「第9回中島健蔵音楽賞」、
1998年「フランス政府芸術文芸勲章(シュヴァリエ賞)」、
2009年「第6回三菱UFJ信託音楽賞奨励賞(歌劇イリス)」、
2010年「平成22年京都市文化功労者」、
社団法人企業メセナ協議会「音もてなし賞(京都ブライトンホテル・リレー音楽祭)」、
2016年「渡邊暁雄基金特別賞」、「東燃ゼネラル音楽賞」、
2018年「大阪府文化賞」「大阪文化祭賞」「音楽クリティック・クラブ賞」、
2019年NHK交響楽団より「有馬賞」、2023年「第54回サントリー音楽賞」を受賞。
オーケストラ・アンサンブル金沢桂冠指揮者。
2024年12月にて指揮活動の引退を公表している。
鈴木ヒラクの作品に目を奪われました。
「constellation」美術館の巨大な壁面を
黒地に銀で<描かれ>、<書かれ>ている作品
新たに5点、この美術館の収蔵作品なって。
昨年「今日の発掘」という個展をここで開催されたんですね。
その記録映像 https://vimeo.com/887244128
監督は杉本篤 音楽はFUJIIIIIIIIIIITA
群馬県立近代美術館、7つの展示室があって、
2室は日本と西洋近代美術で、
シャガール、ルドン、ピカソ、ロダンなど
美術の教科書でおなじみの画家・彫刻家の作品がずらり。
3室で新収蔵作品が紹介され、
4・5室でボタニカル特集の
花や植物の写真や絵画。
6室にブロンズ。
7室は日本画で<小室翠雲>。
この方の南画初めてで、
「春雨蕭蕭(しゅんうしょうしょう)」六曲一双屏風、
春雨にけぶる柳のさまざまな緑のがうつくしい。
8月25日まで。
あのピカソ(1881-1973)の「ゲルニカ」、
その「ゲルニカ タピスリー」が展示されています!
なんと<群馬県立近代美術館蔵>!
世界にたった3のヴァージョンあるだけで、
有名なのは国連の安保理。
その3番目のタピスリーがこの美術館に。
毎年この時期に展示されます。
油絵は1937年制作。
《ゲルニカ・タピスリー Guernica Tapestry》
圧倒的な迫力。
1983制作、
モノトーン、
素材はウールと木綿。
縦 328×横 680.cm の巨大画面。
死んだ子供を抱く母親、
叫ぶ女、
ちぎれた腕、
ありえない方向にひらかれた指、
折れた刀を持つ兵士、
息荒くいななく馬、
ひとの目をもつ牛、
阿鼻叫喚が生々しく聞えてくる。
しばらく釘づけになり動けない。
ピカソのエッチィング「フランコの夢と嘘 Ⅰ Ⅱ」も展示されて。
◆『暗幕のゲルニカ』の原田マハさん、
このタピスリーについて語った記事はこちら
https:/
諏訪哲史『昏色(くれいろ)の都』2024年 国書刊行会刊
この小説の舞台は、ベルギーの古都ブリュージュ。
全盲で生まれ幼少期に角膜を移植して視力を得た〈わたし〉は26歳。
1995年の秋の来日、再び失明しつつある今、来し方を回想し・・・
その眼裏(まなうら)にブルージュが、
小説や絵画の景が、
そして移植された角膜の記憶が、あざやかに浮かびあがる。
視覚そのものもこの小説では描かれる。
「――低い冬の陽が平原を黄金に透き、
雲と地平、幾百年変わらぬ廃都ブリュージュの翳を紅に焦がし、
日々わたしの眼裏に燃え落ちてゆく――」と、帯。
いまでは珍しい函があり、
表紙絵・扉絵はフェルナン・クノップフ。
初出時の3倍に改稿された耽美的・象徴主義的な表題作「昏色(くれいろ)の都」170枚に、極限地の中洲でただ独り夢現のあわいを行き惑う幻想紀行譚「極光」、零落散逸した古漫画の記憶に遠い幼少期を幻視する瘋狂小説「貸本屋うずら堂」の2編を併録。文体や世界観を全く異にする鏤刻の3編。《夜ごと悪魔の筆が紡がせた》畢生の記念碑的小説集。
――低い冬の陽が平原を黄金に透き、雲と地平、幾百年変わらぬ廃都ブリュージュの翳を紅に焦がし、日々わたしの眼裏に燃え落
ヴェルディ中期の傑作オペラ『リゴレット』を、
新国デジタルシアターで無料配信中です!
6月28日(金)より8月22日(木)12:00まで
名アリア「女心の歌」「慕わしき人の名は」「悪魔め、鬼め!」、
そして、アンサンブルの見事さ。
◆配信はこちらから
新国デジタルシアター | 新国立劇場 (jac.go.jp)
指揮:マウリツィオ・ベニーニ
演出:エミリオ・サージ
リゴレット:ロベルト・フロンターリ
ジルダ:ハスミック・トロシャン
マントヴァ公爵:イヴァン・アヨン・リヴァス
スパラフチーレ:妻屋秀和
マッダレーナ:清水華澄
モンテローネ伯爵:須藤慎吾
ジョヴァンナ:森山京子
マルッロ:友清 崇
ボルサ:升島唯博
チェプラーノ伯爵:吉川健一
チェプラーノ伯爵夫人:佐藤路子
小姓:前川依子
牢番:高橋正尚
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
美術:リカルド・サンチェス・クエルダ
衣裳:ミゲル・クレスピ
照明:エドゥアルド・ブラーボ
振付:ヌリア・カステホン