「海程」創刊50周年記念大会は2012年の今日! @京王プラザホテル | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

「海程」創刊50周年記念大会、

 

2012年5月27日、28日。

 

個人の主宰で50年をむかえたのは「海程」とブログに書きましたが、

 

その創刊50周年の大会を記録として再掲載いたします。

 

 

 

2012年5月27日(日)

全国各地、北海道から沖縄、アメリカやハワイから


350人以上の同人・会友が集まり、壮観。


そこここで挨拶がかわされる。



総会、午後1時より、


主宰金子兜太の挨拶、など。


「海程」創刊は1962年、兜太42歳。


同人誌として始められ、


主宰制となったのは1986年66歳の由。

私が参加したのはその後、1989年のこと。

各賞の授賞式、新同人紹介など。


祝賀会はさらに参加者が増える増える。


現代俳句協会・俳人協会・伝統俳句協会をはじめとするたくさんの俳人の皆さま、


作家の嵐山光三郎、写真家の浅井慎平、役者の小沢昭一など


多彩な来賓の方々おられた。500名(!?)くらいとのこと。



戦地トラック島での西澤実(94歳)の乾杯から始まる。


たくさん方々のたくさんの祝辞で、会の進行も押せ押せに。


短い時間の祝辞にもそれぞれ個性がでる。



宇多喜代子の貫禄。

歌人の馬場あき子、白地に墨絵の着物で歯切れよく、


「<荒凡夫>は一茶の言であるが、すでに兜太のものになっており、


いかなる句でも下五に<荒凡夫>とおくと兜太の句になる」と。


役者の小澤昭一は「みなさま、万歳三唱を!」


と隅々にまで気をくばり、会場は一気になごむ。



女優の吉行和子、富士真奈美の華やかなこと。

各テーブル10名での着席のスタイルで中華が供される。

 

 

 

 

 

 




「海程」恒例、金子千侍社中による「秩父音頭」が


にぎにぎしく。


金子兜太の祖父が「秩父音頭」の歌や踊りを


いまの形にし、実弟で医者の千侍が継いでいる。


兜太も踊りの輪に参加。

(画像は金子兜太ブログよりお借りして)


28日(月)


記念俳句大会。

さらに希望者は「福島」吟行へ。