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「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

岸惠子さん、2026年8月7日、旅立たれた。

 

女優として日仏など国際的映画に出演。

 

あのジャン・コクトーの戯曲『影絵ー濡れ衣の妻』1960年に出演、

 

ジャン・マレーとの共演を自伝で知ったばかり。

 

 

ベラルーシ・イランやイスラエルなど

 

最前線といっていい現場に立ち、

 

ジャーナリストとして取材。

 

襲撃を受けたこともあったという!?

 

 

そして作家。

 

「巴里の空はあかね雲」、「ベラルーシの林檎」エッセイ、

 

「わりなき恋」「愛のかたち」などの小説。

 

 

なんと果敢に人生を切り開き、活躍されたのかと

 

あらあためて思います。合掌。

 

 

 

◆岸惠子 プロフィール

 

女優・作家。横浜市出身。

『我が家は楽し』で映画デビュー。

『君の名は』『雪国』『おとうと』『細雪』と名作に出演。

四十年あまりのパリ暮らしの後、現在はベースを日本に移し、フランスと日本を往復する。

海外での豊富な経験を生かし、作家、ジャーナリストとしても活躍。

二〇一一年フランス共和国政府より芸術文化勲章コマンドールを受勲。

『ベラルーシの林檎』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、

『わりなき恋』『孤独という道づれ』『岸惠子自伝』ほか著書多数。

 

 

 

 

 

 

 

◆神谷光信『岸惠子」

 

岸惠子(1)パリのおばあさんの物語|神谷光信

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岸惠子『岸惠子自伝』岩波書店 2021

 

卵を割らなければ、オムレツは食べられない

 

 

岸惠子は卵を割ること選んだひと。

 

一度目は人気絶頂で映画を辞め、

 

イブ・シャンピ監督と結婚するためにフランスへ。

 

二度目はそのシャンピとの離婚。

 

三度目は一人娘デルフィーヌと離れ、日本へ。

 

 

<自分>を生きた88年の軌跡が闊達な筆で描かれて。

 

この本の装丁・装画は娘のデルフィーネ。

 

 

 

◆本の紹介

 

戦争体験、女優デビュー、人気絶頂期の国際結婚、

娘の逞しい成長への歓びと哀しみ……。

その馥郁たる人生を、川端康成、市川崑ら文化人・映画人たちとの交流や、

中東・アフリカで敢行した苛酷な取材経験なども織り交ぜ、綴る。

円熟の筆が紡ぎ出す渾身の自伝。

 


目次

第Ⅰ部 横浜育ち
 1 港町横浜
 2 「細い」というコンプレックス
 3 疎開の風景
 4 「今日で子供はやめよう」
 5 黒い太陽
 6 泥棒と痴漢
 7 恩師のひとこと
 8 「映画」という不思議

第Ⅱ部 映画女優として
 9 女優デビュー
 10 はじめての主役
 11 スターという怪物
 12 大俳優の役者根性
 13 美空ひばり讃歌
 14 『君の名は』の時代風景
 15 「にんじんくらぶ」の設立
 16 『凱旋門』と語学の特訓
 17 日仏合作『忘れえぬ慕情』
 18 『雪国』そして決別

第Ⅲ部 イヴ・シァンピとともに
 19 旅立ち
 20 パパラッチの襲来
 21 イヴ・シァンピ邸
 22 ちょっといい話――長嶋茂雄、王貞治、そして岸本加世子
 23 言葉ノイローゼ
 24 義父母に魅せられて
 25 復帰、そしてゾルゲ事件
 26 市川監督との出会い
 27 「にんじんくらぶ」の終焉

第Ⅳ部 離婚、そして国際ジャーナリストとして
 28 離婚
 29 学生街の新居
 30 サン・ルカス岬の想い出
 31 ジプシーの「ハンナばあさん」
 32 『細雪』の風景
 33 飲まなかったシャンパーニュ
 34 イラン「天国の墓場」
 35 ナイル河遡行
 36 『砂の界へ』と日本の知識人
 37 NHK・BSのパリキャスター
 38 イスラエル過激派の襲撃

第Ⅴ部 孤独を生きる
 39 遠い家族
 40 三度目の別れ
 41 帰郷
 42 「わりなき」ことども

 エピローグ

 終わりに
 
 岸惠子略年譜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えええッ、紫陽花が!?

 

この炎天下、ピンクがちらっと見えたので、

 

近くに行ってみたら、

 

なんと紫陽花!

 

この一輪だけ咲いています。

 

いきいきとして、みずみずしいこと♪

 

 

 

 

いまは枯れてこんな感じですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

門井慶喜『夫を亡くして 北村透谷の妻・ミナ』朝日新聞 2026

 

北村透谷、若くして自裁。

 

その妻はこんなにも活発で自在な女性だったのか!?

 

明治期にアメリカに留学、

 

その英語を生涯の天職として生き抜く。

 

 

 

◆本の紹介

 

「私は、奥様じゃないの。透谷の妻でもない。ただのミナよ」。

夫は自裁、小さな娘を抱え、

厳しい経済状況にめげず、向学心を持ち、

英語の教師という天職を得るミナ。

明治・大正・昭和を自由奔放に生き抜いた女性を描く長編小説。

 

 

装丁:柳沼博雅

 

装画:平野瑞恵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八月の裳裾のゆらぎ<死>よ急げ         掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前橋花火大会2026

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 遠花火ゆるく淋しく草の家        掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青山淳平『蝶墜ちて 評伝 富澤赤黄男』飯塚書房 2026

 

 

俳人・富澤赤黄男(とみざわ かきお)1902~1962

 

蝶墜ちて大音響の結氷期

 

富澤の代表句といってこの句。惹かれます。


その富澤の評伝が刊行されました。

 

 

富澤は早稲田大学卒の学士でありながら、

 

職をもとめ、貧困の生活をおくり、

 

中国での過酷な戦場を生き抜く。


 

鶴は鳴く雲の炎(ほむら)に身を絞り

 

銃眼によれば白鷺とほくとべる

 

翡翠よ白き墓標のあるところ

 

もくせいの夜はうくしきもの眠る

 

爛々と虎の眼に降る落葉

 

唖蝉(おしぜみ)や されば無音の地の渇き

 

寒雷や一匹の魚(うお)天を搏(う)

 

 

 

◆本の紹介

 

新興俳句の牽引者、富澤赤黄男。

その孤高に生きた生涯を詳細に紹介。

人間富澤赤黄男の家族関係、

中国大陸での凄惨な戦場、

俳人たちとの関わり等々をリアルにドラマチックに描いた、

読み物としても楽しめる評伝が出来上がりました。

 

写真:伊賀上賢治

装丁:片岡忠彦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凌霄花、いま真っ盛り!

この花が咲くといかにも<夏>、

暑さが、熱さが、いやましてくる(笑)。

 

凌霄花、なんと平安時代に中国から渡来していた、とか。





「ノウゼンカズラ(凌霄花、Campsis grandiflora)は

ノウゼンカズラ科の落葉性のつる性木本。

夏から秋にかけ橙色あるいは赤色の大きな美しい花をつけ、

気根を出して樹木や壁などの他物に付着してつるを伸ばす。」

 

                 とのこと。(ウキペディア)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『長崎原爆写真集』小松健一・新藤健一編

 

写真集を再掲いたします。


広島原爆投下の2015年8月6日刊、勉誠出版。


「81年前、8月6日8時15分、広島―

 

8月9日11時2分、長崎


未公開写真も含めた398点が、


人類史上かつてない惨劇を克明に語り伝える。

 

 

 

【本書の特色】
1.『決定版 広島原爆写真集』
 『決定版 長崎原爆写真集』
 ともに初公開作品を含み、
 合計で800点近い写真を収録。

2.配列順は、撮影された年月日順を原則とし、
 時間の経過とともにその後の推移をたどることができる。

3.写真キャプションは日本語と英語を併記し、
 多くの人に理解できるようにした。

4.巻末に、広島と長崎をともに撮影した林重男と
 松本栄一の対談「原爆を撮った男たち」を収めるほか、
 撮影者・撮影当時の様子を詳述した解説を付す」。
 

 


◆著者について

「反核・写真運動」
核兵器の廃絶と非核三原則の厳守を求め、
ジャンルを超えた写真家、写真評論家、写真業界の代表など
552名の呼びかけにより、1982年に発足。
広島・長崎を撮影した原爆写真の収集、ネガの複製保存、
出版物の刊行、展示などの活動を行っている。



◆ 小松健一(こまつ・けんいち)
1953年岡山県生まれ。
世界の厳しい風土の中で自然と共生する民族を
ライフワークに地球巡礼をしている。
また、日本人の近現代の文学、作家の原風景を切り口にして
日本人の暮らしと風土、沖縄、環境問題など
社会的テーマを追い続けている。

公益社団法人日本写真家協会会員、
協同組合日本写真家ユニオン会員。

主な著書に、『ヒマラヤ古寺巡礼』
(インデックスコミュニケーションズ、2005年日本写真協会賞年度賞)、
『雲上の神々―ムスタン・ドルパ』
(冬青社、1999年、第2回藤本四八写真文化賞)など。


 

◆山本掌個人俳誌「月球儀」6号の特集

 

「探検家 矢島保治郎」小松健一:写真・文


◆小松健一オフィシャルサイト
   http://www.kenichikomatsu.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小松健一『詩人を旅する』草の根出版会 1999

 

 

写真家・小松健一の<詩人>をめぐる旅。

 

その詩人たち

 

石川啄木・宮沢賢治・斎藤茂吉・高村光太郎・若山牧水

 

萩原朔太郎・立原道造・島崎藤村・室生犀星・佐藤春夫

 

与謝野晶子・峠三吉・中原中也・北原白秋・三好達治

 

 

作品の原風景の

 

文を綴り。

 

写真を撮る。

 

なかでも<水>の表情に惹かれる。

 

最上川・利根川・長門峡・・・

 

 

 

◆本の紹介

 

北海道から沖縄まで、

15人の詩人たちの生地や由縁のあった土地、

作品のふるさとを訪ね、

そこに息づく風土と人びとの暮らしをカメラとペンで綴る。

 

91年マガジンハウス刊「詩人たちの旅」を大幅に改訂。