「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ -4ページ目

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

北村薫「本と幸せ」新潮社 2019

 

 

あとがきにあるように

 

「 『本と幸せ』は、《ほんと、幸せ》を祈る声でもあります。

 

この本が、みなさんの喜びとなりますように。」

 

やわらかな語り口、

 

その本を手に取ってみたくなる・・・

 

本の達人・北村薫さんによる本の紹介です。

 

なんと作者による朗読CDがついています⁉

 

短篇「さばのみそ煮」「白い本」の2作。

 

 

さらにさらに、

 

近況のエッセイ、

 

高校生(⁈)の創作、のショートショート7篇、

 

自選短篇ベスト12発表、全著作リストも収録。

 

作家生活30周年記念愛蔵版。

 

 

装画:おーなり由子

 

装幀:新潮社装幀室

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

橋本麻里・山本貴光「図書館を立てる、図書館で暮らす 本のための家づくり」

 

新潮社 2024

 

 

図書館に住みたい!

 

とかつて思ったことがあります。

 

ほんとうに<本>のための

 

家を建ててしまった橋本麻里さん・山本貴光さんのおふたり。

 

その名も<森の図書館>。

 

その土地探しから家を建てるまでの生々しい記録。

 

もうスリリング!

 

蔵書もたっぷり、本への愛もたっぷり。

 

 

 

◆本の紹介

 

図書館に住みたい!
2019年末に建ちあがった、膨大な蔵書を収める家〈森の図書館〉。

2人の施主が、普請のプロセスや、

そこで過ごすなかで考えたことをつづり、

デジタルだけでは実現できない、「本のある空間」の効用をさぐる。

 

書架の写真はもちろん、建築家の寄稿や図面類も多数収録。

蔵書と家と人との関係をめぐる実践的ドキュメント。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咽喉(のど)熱し驟雨は北をめざしけり       掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆驟雨

 

急激に降り始めて短時間で止む雨。

 

夏の季語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凌霄花、いま真っ盛り。

この花が咲くといかにも<夏>、

暑さが、熱さが、いやましてくる(笑)。

 

今日はひさびさの雨でしたが

なんと平安時代に中国から渡来していた、とか。





「ノウゼンカズラ(凌霄花、Campsis grandiflora)は

ノウゼンカズラ科の落葉性のつる性木本。

夏から秋にかけ橙色あるいは赤色の大きな美しい花をつけ、

気根を出して樹木や壁などの他物に付着してつるを伸ばす。」

 

とのこと。(ウキペディア)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『長崎原爆写真集』小松健一・新藤健一編

 

写真集のご紹介。


広島原爆投下の2015年8月6日刊、勉誠出版。


「80年前、8月6日8時15分、広島―

 

8月9日11時2分、長崎


未公開写真も含めた398点が、


人類史上かつてない惨劇を克明に語り伝える。


決して忘れてはならない恐怖と悲しみの記憶。

 

 

この写真の展覧会

 

沖縄で、8月10日明日まで開催されています。

 


【本書の特色】
1.『決定版 広島原爆写真集』
 『決定版 長崎原爆写真集』
 ともに初公開作品を含み、
 合計で800点近い写真を収録。

2.配列順は、撮影された年月日順を原則とし、
 時間の経過とともにその後の推移をたどることができる。

3.写真キャプションは日本語と英語を併記し、
 多くの人に理解できるようにした。

4.巻末に、広島と長崎をともに撮影した林重男と
 松本栄一の対談「原爆を撮った男たち」を収めるほか、
 撮影者・撮影当時の様子を詳述した解説を付す」。
 

 


◆著者について

「反核・写真運動」
核兵器の廃絶と非核三原則の厳守を求め、
ジャンルを超えた写真家、写真評論家、写真業界の代表など
552名の呼びかけにより、1982年に発足。
広島・長崎を撮影した原爆写真の収集、ネガの複製保存、
出版物の刊行、展示などの活動を行っている。



◆ 小松健一(こまつ・けんいち)
1953年岡山県生まれ。
世界の厳しい風土の中で自然と共生する民族を
ライフワークに地球巡礼をしている。
また、日本人の近現代の文学、作家の原風景を切り口にして
日本人の暮らしと風土、沖縄、環境問題など
社会的テーマを追い続けている。

公益社団法人日本写真家協会会員、
協同組合日本写真家ユニオン会員。

主な著書に、『ヒマラヤ古寺巡礼』
(インデックスコミュニケーションズ、2005年日本写真協会賞年度賞)、
『雲上の神々―ムスタン・ドルパ』
(冬青社、1999年、第2回藤本四八写真文化賞)など。


「月球儀」6号の特集「探検家 矢島保治郎」の写真・文の
カメラマン小松健一氏の編著。


◆小松健一オフィシャルサイト
   http://www.kenichikomatsu.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 








 

 

 

 

 

 

「イエスタデイ」清水邦夫(1936-2021)

 

反戦への想いをえがいた戯曲。

 

長崎原爆8月9日にリーディングシアターで。

 

 

 

海鳴りの聴こえる古びた写真館。


 取り壊しの決まったその家にやって来る姉と弟。


 ふたりはかつて暮らした日々の想い出を訥々と語りだす。

 



 清水邦夫が多摩美術大学で学生の卒業公演のために書き下ろした本作は、

後に木冬社による上演を経て、

前橋文学館でもリーディング上演を重ねてきた。

2024年、清水が反戦の願いを込めた本作に、

演劇/微熱少年の加藤真史が新たな風を吹き込み好評を博した

新演出をさらにブラッシュアップ。

豪華キャストに新たな仲間も加わり、

80年目の長崎原爆の日にお届けする、待望の再演。

 

(「イエスタデイ」チラシより 前橋文学館)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沖縄で開催されています!

 

 

 

被爆80年 広島長崎写真展

 

2025.8.5 Sat.-8.10 Sun. 10:00~19:00

 

名護市立中央図書館 展示ホール

 

沖縄県名護市宮里5-6-1 TEL:0980-53-7246

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『広島原爆写真集』小松健一・新藤健一編

 

8月6日、80年前の広島がここに。

 

再掲いたします。

 

 

 

原爆投下直前から、エノラ・ゲイからの広島市街

あのきのこ雲、

直後の生々しい「ひろしま」が

記録されて、ここに写真集となりました。

図書館にも置いてあると思います。

どうぞ、手に取って、ご覧ください。


 

『広島原爆写真集』 勉誠出版 2015年刊

小松健一・新藤健一編


「80年前、8月6日8時15分、広島―

未公開写真も含めた398点が、

人類史上かつてない惨劇を克明に語り伝える。

決して忘れてはならない恐怖と悲しみの記憶」

 

本の紹介にある言葉です。


【本書の特色】
1.『決定版 広島原爆写真集』『決定版 長崎原爆写真集』ともに
初公開作品を含み、合計で800点近い写真を収録。

2.配列順は、撮影された年月日順を原則とし、
 時間の経過とともにその後の推移をたどることができる。

3.写真キャプションは日本語と英語を併記し、
 多くの人に理解できるようにした。

4.巻末に、広島と長崎をともに撮影した林重男と松本栄一の対談
 「原爆を撮った男たち」を収めるほか、
 撮影者・撮影当時の様子を詳述した解説を付す」。



◆著者について

「反核・写真運動」
核兵器の廃絶と非核三原則の厳守を求め、
ジャンルを超えた写真家、写真評論家、写真業界の代表など
552名の呼びかけにより、1982年に発足。
広島・長崎を撮影した原爆写真の収集、ネガの複製保存、
出版物の刊行、展示などの活動を行っている。


◆ 小松健一(こまつ・けんいち)
1953年岡山県生まれ。
世界の厳しい風土の中で自然と共生する民族を
ライフワークに地球巡礼をしている。
また、日本人の近現代の文学、作家の原風景を切り口にして
日本人の暮らしと風土、沖縄、環境問題など社会的テーマを追い続けている。

公益社団法人日本写真家協会会員、協同組合日本写真家ユニオン会員。

主な著書に、『ヒマラヤ古寺巡礼』
(インデックスコミュニケーションズ、2005年、日本写真協会賞年度賞)、
『雲上の神々―ムスタン・ドルパ』
(冬青社、1999年、第2回藤本四八写真文化賞)など。

 

 

◆小松健一オフィシャルサイト
  http://www.kenichikomatsu.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前橋よいとこ糸の町 8月5日は灰の町

 

「前橋空襲と復興資料館」

 

戦後80年 2025年という節目の年に、

 

「前橋空襲を風化させない」と4月28日に開館。

 

<戦争体験者が減少する中、

 

戦争体験の記録(資料の収集・保存)と

 

戦争体験の継承(展示)そして

 

亡くなった人たちに思いをはせ、常に考える場>と。

 

 

展示は6のコーナーからなっています。

 

1 会館までの歩み

 

2 資料でみる戦争とくらし

 

3 前橋空襲

 

4 復興

 

5 慰霊

 

6 図書室(町田文庫)

 

 

戦地から家族への何通もの手紙、

 

突き刺さって。

 

よくこの資料が残された、と。

 

 

 

 

 

 

 

そして今日、

 

「前橋空襲一斉慰霊」が神社・寺院・キリスト教会で執り行われて。