音楽する写真—萩原朔美の前橋10年
Resonant Images: Sakumi Hagiwara’s Ten Years in Maebashi
萩原朔美館長として10年、
<スマホ散歩>で撮った前橋がずらりと並ぶ。
視点をかえることで立ち現れる、
「音楽する写真」。
巨大コーンにはあっと驚く仕掛けが!?
会場でたしかめてくださいな。
| 2026年05月30日(土) ~ 2027年01月24日(日) | |
| 9時〜17時(最終入館16時30分まで) | |
| 前橋文学館 3階オープンギャラリー | |
| 無料 |
皆川博子『ジンタルス』河出書房新社 2026
今日5月27日、刊行。
届きました!?
どっしりとしたこの重さがうれしい。
全480ページ。
装画は伊豫田晃一
装丁は柳川貴代
皆川作品にこのおふたりがあってこそ。
なかに暗雲を秘め、
なお静謐なうつくしさただよう造本。
背に置かれたことばは詩となってきらめく。
<沈んだ虹と
哀しみは
海底で
琥珀となる>
お手に取ってみてください。
◆本の紹介はこのように。
皆川博子でしか描き得ない世界がここにある。
希望と物語の歓びに満ちた傑作長篇、堂々刊行!
19世紀、弾圧的な帝政下のロシアで画業と詩作を志す農奴ミーシャ。
19世紀ロシア。伯爵に仕えながら絵画を学ぶ農奴のミーシャ。
館で「亡霊(プリーズラク)」と呼ばれている青年ステンカとの出会いから、
ペテルブルクで画才と文才を磨く道が開けるが――
13世紀バルト。
北方十字軍に故郷リヴォニアを侵略され、家族を失った少年ジンタルス。
貴族の息子マクシミリアンの従者として遍歴の旅に出るが、
復讐の念は彼を修羅の道へと導く。
圧政と戦乱――二人の青年が辿り着いた、自由とは、表現とは、生きるとは。
ミーシャの物語と、ミーシャが記したジンタルスの物語。
二つの物語を交錯させ、時代も国も越えて贈る、最新長篇にして最高傑作!
13世紀、北方十字軍に故郷と家族を奪われ復讐を誓うジンタルス。
自由とは、表現とは、生とは。時代と国を超えて描く圧巻の歴史長篇!
最後の「海程」全国大会 in 熊谷 <2日目>
「海程」全国大会 <二日目>
青天に恵まれというより暑い日。
会場の中はさらに熱い。
第二次句会への昨夕までに一句を提出してある。
9時から句会の開始。
その前、午前7時までに選句をしておく。
全150句。
特別選者18名の紹介があり、そのなかに私も。
それぞれ選者が五句を選句。
今回、特別選者が壇上にあがり、
この特別選者を中心に句会が進行する。
まずは、19点の最高点句から
はつなつの身体入江のようなハグ
評:映像が見える。
「入江のような」たとえかたで句の印象新鮮。
続いて14点句
蝶のもつれ海は程なく暮れるところ
評:「海程」を句におりこみ、しずかに寂寥をいう。上手い。
「暮れるところ」、この長いのがこの句のいのち。
この二句、私もいただく。
10点以上の句を取り上げ、司会がテキパキとさばいてゆく。
かなり突っ込んだ句評、活発な意見、
それぞれの<読み>で
句の印象がかわってくるのが興味深い。
くちなわが走り野鍛冶の火を囃す
評:野趣に富む。句に通底する力感がある。
「囃す」はどうか。
幼名で弟を呼ぶ柿の花
青ぶどう初対面ふといい波です
春悠い素直な木から動き出す
言葉になる前の手のひら青嵐
最後に兜太先生の評になる。
「<詩的体験>がどれだけ深いか。
それが句になる。
この句会のよう、いろいろの人が自由な発言があるのがいい。
司会が皆の発言をうながす。これが大会の良いあり方だ。
聞いていて私も勉強になった」と兜太先生。
3時間、密度の濃い、充実した第二次句会はこれで終了。
◆大会の画像はこちらへ
「金子兜太」ホームページ
http://
「海程」全国大会 in 熊谷 2017年5月20日
金子兜太主宰による「海程」終刊を語られる。
兜太先生、その翌年2018年に他界される。
「海程」最後の全国大会となりました。
そのブログをこちらに。
金子兜太主宰「海程」の全国大会が
兜太先生の地元熊谷で
5月20日(土)、21日(日)、22日(月)と催される。
私は20日、21日に参加。
国内外の「海程人」が熊谷に集まる。
海外はニューヨーク、シンガポール、ハワイそして中国から。
受付をすませるとすぐに総会、第1次句会。
海程4賞の授賞式、
各賞受賞者へは兜太先生の雄渾な句の色紙が贈られる。
それぞれにふさわしいものを選び、
どうしてこの句にしたか、
あたたかい言葉をそえて。
いよいよ句会へ。
申し込みのときにすでに二句投句してあり、
特別選者26名の特選、10句の秀逸が
選ばれた冊子が手渡される。全326句。
特別選者5名が壇上に上がり、
自身が選んだ句の講評。
それぞれの個性があって、面白い。
月球儀おそらく分母は蝶である 掌
この私の句を3名の方に秀逸、
2名からの講評をうける。
最後に金子兜太主宰選、特選5句、秀逸10句、佳作20句。
その後金子兜太主宰から重大な発表があった。
すでに新聞紙上、ネットでも取り上げられているとのこと。
ここでは内容を控えたい、とおもう。
その後、懇親会。
ここでにぎにぎしく秩父音頭の歌、踊り、
太鼓が鳴り響く。
大ホールに海程人の踊りの輪がひろがって。