「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ -269ページ目

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地球儀の平平坦坦なまこなり         掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海鼠(なまこ)・海鼠突き・海鼠舟・海鼠腸(このわた)



棘皮(きょくひ)動物、ナマコ類。


近海の岩礁などにすむ。


マナマコ、キンコ、オキナマコなどを食用とする。



冬の季語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポインセチア(猩猩木)

メランコリア(憂鬱)

ラビリンス(迷宮)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆()はすべてルビ。


カタカナ表記に漢字のルビの句。

 

 

 

◆ポインセチア・猩猩木(しょうじょうぼく)・クリスマスフラワー

 


トウダイグサ科の常緑低木、メキシコ・中南米産。


温室などで植栽され、クリスマスのころ


大きな苞が緋紅色に色づいて美しい。



冬の季語。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

層なせる鬱かかえおり降誕祭         掌

 

             (クリスマス)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマス・降誕祭・聖誕祭・聖樹・クリスマスツリー・聖花


クリスマスケーキ・聖夜・クリスマスイブ・サンタクロース



十二月二十五日、キリスト降誕祭。


聖夜(クリスマスイブ)は十二月二十四日夜の前夜祭。



冬の季語。


クリスマス、定番の句です(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「猫の数が犬を越えた」と新聞の見出しに。

「犬猫飼育実態調査では

犬は892万匹、

猫は952万6千匹で、

 

ついに猫の数が犬を超えた」とのこと。


かつては家にコリーを二匹(二人?)。

散歩させていると大型犬に会うことも多かったような。

いまでは小型犬を時おりみかけるくらい

(ま、人もあまりいませんが・・・笑)。


上を向いて星をご覧ください。

空には<猫座>。

こんなイラストがありました。どうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(オフィシャルサイトより)

 

 

 

 

ザルツブルク音楽祭2017 「アイーダ」(ヴェルディ作曲)を

NHK-BSプレミアムシアターを録画で観る。


今年の夏のザルツブルク(Salzburger Festspiele)、

ムーティ指揮、「アイーダ, Aida」(全4幕)話題の作品。



なんといっても初のタイトル・ロールを演じるネトレプコ。

充実した、熟成したその<声>。

どれほど強靭でいて、

なおかつ繊細な抒情をただよわせ、

深い役への読み込みのあることか。



そしてアムネリスのエカテリーナ・セメンチュク。

そのメゾソプラノの<声>の深さ、厚み。

これほどドラマティックなアムネリスはないのでは、と。

ネトレプコとの重唱は刃を打ち合うような、

白熱した歌唱とその演技。


演出は女性映像作家シリン・ネシャット。

洗練されたシンプルな美術。

白と黒をメインに一人アムネリスにブルー、

アムネリスは黄、赤、青、白、黒と衣装の色とで心情を表して。

光やプロジェクションマッピングが抽象的で、

それがこのオペラのドラマをくっきりと浮かび上がらせる。



そして指揮のムーティとウイーンフィルの

素晴らしさはたとえようもないほど。


オペラ「アイーダ」を堪能。



<出 演>
 王ファラオ  : ロベルト・タリアヴィーニ (Roberto Tagliavini)…エジプト国王

 王女アムネリス: エカテリーナ・セメンチュク (Ekaterina Semenchuk)

 アイーダ: アンナ・ネトレプコ (Anna Netrebko)…エチオピア王女で今は奴隷

 ラダメス: フランチェスコ・メーリ (Francesco Meli) …指揮官

 ラムフィス: ディミトリ・ベロセルスキー (Dmitry Belosselskiy)…祭司長

 アモナスロ: ルカ・サルシ (Luca Salsi)…エチオピア王


<指 揮> リッカルド・ムーティ (Riccardo Muti)

<演 出> シリン・ネシャット (Shirin Neshat)

<合 唱> ウィーン国立歌劇場合唱団

<管弦楽> ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団



収録:2017年8月9・12日 ザルツブルク祝祭大劇場(オーストリア)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

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『漆黒の翼』」山本 掌 第三句集
  
図書新聞刊 2003年 四六版 302頁
  
表紙の装画はアルブレヒト・デューラー

   http://kanekotohta.blog.fc2.com/blog-date-20120124.html


『銀(しろがね)の』 第一句集(1992年 オフィス フォーキャスト) 

『朱夏の柩』 第二句集(1995年 邑書林)、

この既刊の二句集も収めた句集。



編集は元小沢書店の長谷川郁夫氏。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E6%9B%B8%E5%BA%97

いまは評論、評伝『堀口大學』『吉田健一』、

田村隆一全集の責任編集、

大阪藝大の教授などをやっておられるが、

この句集を造っている時は日日、侃侃諤諤。

じつに面白かった。

本作りとは、言葉とは、などなど。

しごいていただいた。

そんな本。



◆いまでも句集をおいてある書店

煥乎堂(かんこどう) http://www.kankodo-web.co.jp/

フリッツ・アートセンター http://www.f-ritz.net/

ノイエス朝日 http://www.neues-asahi.jp/
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このごろの造形論的おでんかな          掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆おでん

昆布などでだしをとり、


醤油と砂糖などで味付けをし、だいこん、コンニャク、

 

豆腐、はんぺん、がんもどき、ちくわなどを煮込んだもの。
辛子をつけて食べる。

冬の季語。

 

 

◆金子兜太の「造形論」


造型論の目指すところは、


従来の 方法はいずれも対象と自己との


直接結としての素朴な方法であるとみなし、


これに対し『 造型』は、作品を創造する過程において、


対象と自己との中間に『創る自分』を設け、


その 意識活動を通して、


主としてイメージによって作者の内面意識を造型しようというもの」



◆金子兜太自身による「造形論」への講演(2009年) 関悦史
 http://haiku-space-ani.blogspot.jp/2009/03/blog-post_14.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あかつきの星のしずかに煮凝れる            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

煮凝り・煮凍(にこご)り・凝(こご)り鮒



魚の煮汁が寒気のために固まったもの。


また、魚を汁を多くして煮て、


ゼラチンや寒天質を補って固めた食品。



冬の季語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『月に吠える』の頃の朔太郎

 

 

 

 

萩原朔太郎、全集に未収録の直筆書簡が

昨日16日より前橋文学館で展示されている。


朗読劇「夜汽車の人」の公演に先立ち、

萩原朔美館長より「この空間を言葉を振動させ、

鼓膜を震えさせ、そして心を震わせる」と。

手紙とあの菊田一夫が萩原朔太郎と出逢ったことを

書いたエッセイを朗読という

役者の身体をとおしての言葉により、

より<生>な体感することができた。


この書簡通は二階の朔太郎の資料室に

2018年1月30日まで展示される。

お早めに、どうぞ。

 

 




 

未公開書簡の記事