<夢の明るい鏡> 前橋文学館
三浦雅士と1970年代の耀き
「ユリイカ」「現代思想」の軌跡
展覧会初日対談 10月4日(土)14:00~
「1970年代から振り返る」―ネット社会における雑誌づくりの可能性を探る
三浦雅士(文芸評論家、「ユリイカ」「現代思想」元編集長、日本芸術院会員)
萩原朔美前橋文学館特別館長(「ビックリハウス」元編集長、映像作家)
三浦雅士さんの圧倒的なパワーが凄い!
「ユリイカ」は稲垣足穂による命名、
たとえば「谷川俊太郎」を知ろうと思うと特集を組む、
倒産寸前の雑誌を「萩原朔太郎特集」で立て直す。
それも25歳、たったひとりで、
企画、原稿依頼、入稿、校正、下版の段取り、
活字や写植やレイアウト、などなどをこなした!?
「あなたはこうだから、こう書きなさい」と
ひとを育てる編集者、だと萩原朔美さんは言う。
この展示の図録が素晴らしい。
「ユリイカ」「現代思想」の表紙がずらりと並ぶ。