今回は亜鉛についてお話いたします
前にもお話ししましたが、とても大切な栄養素なので再度あげさせていただきます。
亜鉛はタンパク質と結合して機能が発揮され300種類以上の酵素と大きく関わってるとても大切な栄養素の一つになります
ART治療でも亜鉛必要不可欠なものとされています
亜鉛濃度低下によって
・酸化ストレスの上昇を引き起こして、卵胞に障害を与える
・受精率の低下、初期胚発育不良を起こさせてしまう可能性がある
・妊娠率の低下
を引き起こします
また、妊娠以外でも、甲状腺にも大きく関与しているので
甲状腺機能亢進症・低下症でも亜鉛欠乏になり、
バセドウ病や橋本病が起こる可能性があります
このように亜鉛は細胞分裂増殖をはじめ、タンパク質合成、生殖機能にも関与していて、
さらに亜鉛欠乏を防ぐことで、病気の予防も期待できます
今回も亜鉛についてお話ししましたが、他にも必要な栄養素はあって
過去のブログでその他の栄養素である、ビタミンDのことや葉酸などのお話させていただいています
ビタミンDの有効性について | 馬車道レディスクリニックのスタッフブログ (ameblo.jp)
妊娠中の鉄分について | 馬車道レディスクリニックのスタッフブログ (ameblo.jp)
葉酸摂取量や体内濃度の妊娠能への影響 | 馬車道レディスクリニックのスタッフブログ (ameblo.jp)
これから、妊娠に向けて、そして妊娠継続、出産、さらにそのあとにまで続いていきますので
これを期に、食生活の見直しや摂取しておくべき栄養素のチェックをしてみてくださいね